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乙女日記 Vol.1745 偉大さを改めて実感



ドラクエ9の公式サイトで、TGS2008で公開されたプロモーション
動画がアップされました。


それを見てみて改めて思い知ったのが、あのドラクエのテーマ曲の
偉大さ。

あの曲をバック、ドラクエでは珍しくアニメーションで作品のイメ
ージを描いてるんですけど、たった一曲、あのオープニングが流れ
出すだけで、そのアニメが神々しく見えてしまうんですから凄いで
す。

正直言って、あの曲がドラクエの全てを表現しきってると思います


オーケストラ音源でフルコーラスを聴いた事のある人も多いと思い
ますけど、あの曲が全ての冒険を物語ってる。そんな風に感じてし
まえるくらい偉大な曲だと改めて思ったわけです。

スクエニの2枚看板でもあるもう一方のFFの曲も悪くはないんです
けど、その存在感という意味においては随分と霞んでしまいます。

劇中楽曲と言うべきか、要所の場面に流れる曲(王宮や街、フィー
ルド、戦闘など)もドラクエは非常に印象に強く残ってますが、FF
はチョコボくらいかな^^;

あくまでcoc個人の独断的な印象ですけどね。

ただ、加えて書くなら、ドラクエの曲って全シリーズが組曲なんで
すよね。(1作品毎))最初から組曲として構想し作曲されてる。だか
らCDで序曲から終曲までを全部通して聴くと、納得できちゃう説得
力がそこにあったりする。


でも一曲だけ切り出して聴いても、確かな存在感がある。

個人的には【4】の組曲構成がとんでもなく見事で圧巻だと思って
ます。1~3作と製作されてきた【組曲】ドラゴンクエストは4作
目にして、その旋律性は芸術の域に到達した。cocはそんな風に思
ってます。

【3】の組曲も悪くはないんだけど、途中が少し重厚過ぎ、後半に
待ち構えてる開放感とのギャップが大き過ぎるために、ちょっとド
ラスティックな印象が強く残りすぎてしまいます。

【4】はゲーム自体がシリーズ初とも言えるほどのシナリオ重視型
の、所謂キャラゲーとしてのドラクエの可能性を実験した作品でも
あるので、その物語性は1~3作と比べて明確でしたし、それを組
曲として表現する上で練られた旋律性の高い抑揚に満ちた構成は劇
付随音楽としての立ち位置を貫き、そのクオリティを作品毎に高め
てきてた【すぎやまこういち】氏の執念が実ったとも言えるのでは
ないかとさえ思っていたりする次第です。

ただ残念なのが、余りにも完成度が高かった為に、それ以降のシリ
ーズでの組曲では4を凌ぐものは現れてません。でも5~8の組曲
が悪いというわけではありませんよ。

個人的な思い入れとかも考慮すべきですしね。

ところで、結局お前は今回何を言いたいのだ?って思われてるかも
しれませんけど、その結論は【ドラクエ9のサイトで暫く振りにド
ラクエの序曲の素晴らしさを改めて痛感したので、まだ聴いたこと
のない人はCDの組曲を是非聴いてほしい。損はしないから】ってこ
とを言いたいわけです。

そんなわけで書きたいことを書ききって満足したので、今回はこれ
にてw



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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