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乙女のらぶらぶサッカー Vol.108 南アフリカW杯 アジア最終予選 対カタール戦

一日遅れたけど、書かねばなるまいってことで、カタール戦。

つくづく勝負はやってみないと判らないもんだねってのを実感させ
られた試合でした。

バーレーン戦で3-0で終われた試合を3-2で終わる大失態。ホームに
最下位ウズベキスタンを迎えて自滅な1-1

仮想カタールして組まれたシリアとの親善試合ではシリアが全然本
気を出さずに楽勝で勝ってしまい、何のトレーニングにもならなか
った上に中澤の故障離脱、俊介の左膝の古傷再発。

勝てる要素なんて皆無と思えるほど最悪な状況で迎えた様に感じて
カタール戦でした。

しかも近年凄まじい勢いで強さを増してるというのはサッカーファ
ンの間では周知の事実だったカタールですし、勝ち点4で並んだ2
位争いの直接対決ですしね。更に言えばカタールは既に4試合目で
日本と並んでるわけだから、3試合目の日本に負けると勝ち点争い
で大きく後退してしまうわけですから、必死さは日本のソレとはま
た違った鬼気迫るものがあったはず。

そんな相手に対して、勝ちきれない、最期まで集中力がもたない。
オフェンスもピリっとしない日本が勝てるなんて思いませんよ。

しかもアウェーだし。

良くて0-0か1-1のドローで、順当な結果が出れば0-1か1-2で負ける
だろうなって思ってたんですから、3-0の快勝はそりゃ驚きますで
す。

そして、スコア以上に驚いたのが試合内容。岡田体制になってから
一番の出来じゃない?

まぁ、今まで執拗にサイド攻撃に拘ってきたから、そこを潰すとい
うプランで挑んできたカタールを中央突破で崩したという、まぁジ
ャンケンの駆け引きみたいな感じで、まんまとそれが上手くいった
感じではあるんだけど、ゲーム中に中央突破とサイド攻撃の切り替
えを頻繁にやったのが功を奏しましたね。

カタールの守備陣はプレスでいくのか、ラインディフェンスでいく
のかという躊躇が再三発生して、故に守備の殆どが後手々々になっ
てしまってました。

その象徴が玉田のゴール。相手FW、しかもレフティーなFWをあの位
置でフリーにしてしまってるという時点で守備の統制が崩壊してる
証拠。

あれだけフリーで、レフティーとしてこれ以上ないってくらいの好
角度でパスを貰ったら、いくら玉田であってもゴールしちゃいます
って。

でも、内心は枠に飛ばないんじゃないかって心配したけどねw

しかし、あれはキーパーのポジショニングに随分助けられたゴール
だよね。コース消されてキチンと構えられていたら、あんな甘いコ
ースのシュートは確実に防がれていたね。

そこらへんが、玉田らしいというか何と言うか…w

でも、サッカーは"枠"の中に"シュート"を打たなければ、永遠に得
点は入らない競技ですから、あれはあれで良いのです。

さてこれで日本は単独2位になりました。

現時点での順位表は以下。

┌──┬───────┬─┬─┬─┬──┬──┬──┬──┐
│順位│  国名   │勝│分│負│勝点│得点│失点│得失│
├──┼───────┼─┼─┼─┼──┼──┼──┼──┤
│1 │オーストラリア│3│0│0│ 9│ 6│ 0│ +6│
├──┼───────┼─┼─┼─┼──┼──┼──┼──┤
│2 │日本     │2│1│0│ 7│ 7│ 3│ +4│
├──┼───────┼─┼─┼─┼──┼──┼──┼──┤
│3 │カタール   │1│1│2│ 4│ 4│ 8│ -4│
├──┼───────┼─┼─┼─┼──┼──┼──┼──┤
│4 │バーレーン  │0│1│2│ 1│ 3│ 5│ -2│
├──┼───────┼─┼─┼─┼──┼──┼──┼──┤
│5 │ウズベキスタン│0│1│2│ 1│ 1│ 5│ -4│
└──┴───────┴─┴─┴─┴──┴──┴──┴──┘

特筆すべきは、やはり圧倒的な強さのオーストラリアですね。
3戦3勝。しかも失点0です。

勝負はやってみないことにはわからないのですが、やはりオースト
ラリアの1位通過は堅いでしょう。

そして、2位通過狙いの日本としては、やはりウズベキに分けたの
が痛すぎますね。

でも、2位を争うカタールが既に2敗してくれてますから、余程の
大差で負けて得失点差で危うくならないようにすれば、日本はあと
2回負けれるんです。

つまり、オーストラリアに2敗して2位通過というプランはまだ生
きてるわけです。無論、0-1で負けるとは限らず大敗すればその分
得失点差でカタールに抜かれる可能性は充分あるんで、危ういプラ
ンではあるんですけどね。

え?勝負はやってみないとわからないなら、オーストラリアに一回
でも勝つという可能性の計算はしないのかって?

またまた御冗談をw

机上論では奇跡は含みませんってw

今回カタールに快勝した誤算とは次元が違う話ですからねぇ>対オ
ーストラリア

おとなしく2敗しとくほうが賢い選択ですw

無理して怪我や過度な疲労を抱え込んで、後の格下を取りこぼすこ
とにでもなったら、それこそ危ういです。

国家対戦ですから、卑怯大いに結構。W杯出場という結果さえゲッ
トできれば過程はどうでも良いのです。

つーことで、次戦(2009/02/11)の対オーストラリア戦では0-1で無
難な負けを喫するだけで、大きな痛手を負わないように願いましょ
う。

お願いだから、0-3とか0-5とかで負けないでね…

で、もし勝負のあやっての発生して引き分けれたとかなら尚のこと
良し!です。

っとまぁ、あくまで現実論重視で、単独2位だワショーイ♪なんて
気分は微塵もないcocさんなのでした。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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