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Xbox360ライフ Vol.33

フェイブル2のメインクエスト進行不可風味のバグ発生に遭遇した
旨を先日書きましたが、結局は最初からプレイをやりなおしました

で、とりあえず、バウワーレイクという地域を抜け、バウワースト
ーンという最初の街まで到達し、そこで土地転がしでお金稼ぎして
ます。

直ぐにバグ発生地点まで言って、メインクエストを進行させようか
とも思ったんですけど、どうしてもメインクエスト以外のことをや
りたくなってしまいます。

あと、再び善人プレイで進めるか悪人プレイにするか悩んだんです
けど、悪人プレイはやはり本格的な2週目の楽しみに置いておくこ
とにしました。

でも、バウワーレイクで、あたしが所有し貸し出してる家の中で、
貸し出してる相手に「さっさと出て行け!」とか暴言吐かれたとき
はムカついて…思わず殺してやろうかと…w

就寝時間が迫ってるとはいえ、大家に向って出て行けとはなんだよ
!って思って、居座ってやったら衛兵呼ばれて不法侵入の罪で捕ま
りましたw

ちぃ、この世界でも占有権ってのがあるのかw

つーことで、善人プレイのつもりなのに、早々に前科持ちになって
、邪悪か善人かのパラメーターは若干邪悪の方に振れてしまってる
cocさんです。

まぁ、そのメーターが邪悪側に若干振れてしまってるのは、その不
法侵入の前科だけが原因ではないんです。

お店の営業終了時間に転売品の仕入れに向ってバウワーストーン旧
市街を走ってた時に、10人くらいのNPCが道の真ん中でたむろして
いて通れなかったんです。

迫る閉店時間!おのれーー!っ少しキレちゃったcocさんは、街中
で範囲魔法の詠唱開始w

「きゃーー!」「やめてーー!」「殺されるわ!!」「恐ろしい!
!」っと数々の悲鳴が飛び交い、たむろってたNPCを尽く怯えさせ
てその場から逃げ出すように仕向けたんです。

それで一気に邪悪度があがったみたいですw

ほんと、どこが善人なんだか…。

ところで、ガーゴイル!(ゼルダで言うところのスタラチュラ)あい
つらの悪態にはかなりカチンコチンきます。

世界のあちこちに点在するガーゴイルの頭部をかたどった石像があ
るんですけど、それを狙撃して破壊していくと、その破壊数によっ
て宝をゲットできるんですが、そのガーゴイルの石像が喋るんです
よ。

死角に設置されてたりするんで、存在を知らせるために喋るんでし
ょうけど、そいつらの悪態に真剣にムカつきました。

「よー!お前、スナイパーって言うより、クルクルパーだな!お前
に俺が撃てるのか?おぉ怖い。怖いよー助けてー!ママー!げへへ
」とかって言いやがるのです。

スナイパーって言うより、クルクルパーだなって…

誰に向ってjhsdfgbdjvbウェr塩dfhdふぃおgぶdふぃ8bひお3!

判りやすい煽りですし、ムキになる方がおかしいのですが、どうに
も腹が立ちます。とくにあの口調が…。

ま、そういう風に腹が立ったりしつつ、街の中をウロウロしてるだ
けで面白いんですから、このゲームはcocさん的に大当たりのよう
です。

こんなことしたらどうなるんだろう?とか、この人の行動をストー
キングしてみようとか、壊したら?買ったら?口説いたら?売った
ら?ってな興味に全て応えてくれるから、街の中でウロウロしてる
だけで楽しいし、有り得ないくらいの長時間を街の中で過ごせてし
まうw

進行不可バグや細かい不具合も多いので、優良な作品とは言えませ
んけど、RPGを長編の物語を読むと考えるような見当違いを求めて
おらず、長編の物語を作れるというRPGの本来の意味と接したいと
思ってる人には強くオススメできるソフトです。

まだ序盤ですけど、強制的に2回目を遊んだ分、随分と作品の色合
いが理解できましたし、まだ最終評価は下せませんけど、現時点で
は9点に跳ね上がる瞬間が各所に点在する7点ベースの作品って感じ
です。

ただし、RPGに対して常に受動的な姿勢で接する人には向いてない
作品だと思います。

あと付け加えて特筆するなら、従来のRPGにありがちな、主人公を
中心点とした会話システムでないところが素敵ですね。

街の雑踏ではうるさいほどに行き交う人々の話し声が聞こえてきて
、色んな話題が飛び交います。

そしてシステム上、明確に【話す】という行動コマンドがないとい
うのも斬新です。主人公はNPCに対して興味を惹かせることはでき
ますけど、そこから具体的に会話をするという行動が選べません。
そのNPCの好みとかにそぐわないパラメーターの時に興味を惹いて
も殆ど何も話してくれません。

ある程度好みの範囲のパラメーターだと、興味を惹く(ゼルダで言
うところのZ注目)ことで、何かを話してくれます。

メインクエストに関わる重要なNPCはこちらに興味が有ろうと無か
ろうと饒舌にベラベラ話してきますけど、一般人にいきなり声を掛
け、悪の組織がどうだとか、魔物の住処がどうだとかという改めて
考えてみれば不自然な会話というのは発生しません。

一般人の話題の中心点は日々の生活ですし、日常の些細なことが一
般人の悩みのタネですから、話掛けて(興味を惹いてという意味)返
ってくる反応もそういった主旨の内容が殆どです。

故に、街に居るという実感も湧くし、街から外に出て存在する非日
常的な出来事(山賊に襲われたり、モンスターに遭遇したり)に特異
感を感じられ、自分が冒険者であることを実感できるベースとして
、そういった違和感の無い日常をNPCの音声、そして行動などにス
ケールアウトすることで非日常の緊張感が上手く表現されているよ
うに思えます。

こういったゲームがセールスという意味において、少しづつでも成
功の方向に動いていってくれれば、日本製の作品でもこういうスタ
ンスのゲームが作られるようになるでしょうし、cocはそれを強く
望んでる人です。

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長文化したので、この続きは次回(Xbox360ライフ Vol.34)に掲載し
ます。

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*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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