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乙女日記 Vol.1830 困った時のダム頼み


例の如くお疲れなのです。ネムネムなのです。

そしてネタがないのです。

つーことで、今回は動画を3+1本を埋め込みます。

以前、PSPの【ギレンの野望 アクシズの脅威】及び【アクシズの脅
威V】についてのテキストの中で、アニメを題材にしたキャラゲー
でムービーシンーンがどれほど大事か、ファンがそれをどれほど望
んでるかが判ってないといったようなことを書きました。

で、今回最初に紹介するのは、PS2【機動戦士ガンダム TACTICS
BATTLE】のオープニングムービーです。

UC(宇宙世紀)シリーズの中で、俗にファーストガンダムと呼ばれる
【機動戦士ガンダム】が描かれた宇宙世紀0079年と舞台を同じくし
たスピンオフ作品(OVA、ゲームオリジナル)の有名どころの主人公
達とその搭乗機が揃い踏みというファン感涙の豪華なアニメーショ
ンムービーです。

コアなファンでない方には、このムービーの良さは理解しにくいで
しょうが、キャラゲーはファンに向けて作られてる作品ですので、
そういった一般層は考慮せずに突っ走って良いのです。

ムービーのカット割りもファンをニヤリとさせる作りになっていま
すし、このムービーだけの為にゲームソフトを買ってもいいとファ
ンは思ってしまうのです。そして、そう思わせなければキャラゲー
としては御粗末だと思うんです。




さて、次に埋め込むのはバンダイにとってPS2の処女作であった【
機動戦士ガンダム】の続編にあたる【機動戦士ガンダム めぐりあ
い宇宙】のオープニングCGアニメーションです。(この二作は連作
で、2作でファーストガンダム(劇場版)の全てを収録した)

前作【機動戦士ガンダム】の中でもオープニング及び、短めでした
が要所要所にCGムービーが挿入されていました。しかし、この【め
ぐりあい宇宙】のオープニングCGアニメーションは圧巻物です。

アニメの有名なシーンをCGで完全再現したともいえるロングタイム
ムービーに、制作側のガンダムに対しての愛情が滲み出ています。



そして、続いて見てもらうのはダムゲームービーの傑作【ギレンの
野望 ジオンの系譜】のオープニングアニメーションです。



このような新作アニメーションの流れで作られた【機動戦士ガンダ
ム TACTICS BATTLE】とは違い、こちらのの2作品はアニメの名場
面をGCで再現するというコンセプトでムービーコンテが切られてい
ます。

まだガンダムの映像作品の中でもフルCG化が模索段階だった時期で
もあり、劇中の名場面をCGに起こすという演出はファンにとって非
常に魅力的なものでした。とくに【めぐりあい宇宙】のオープニン
グの再現度とCGのクオリティは発売から5年を経た今に於いても色
褪せることない出来栄えです。

こういったように、キャラクターゲームにとって重要なのは、ファ
ンが望んでるであろうというものを、変に斜め上を狙わずストレー
トに提供することなのです。

無論、"ゲーム"ですから、ゲーム部分が面白くなくてはいけません
。しかしそれと同じくらいに、キャラゲームは原作を"なぞる"こと
も大切な要素です。

本来、ゲームにとって"なぞる"という行為は天敵です。例えば攻略
本を見ながら、その手順をなぞってゲーム進めたりするのは愚の骨
頂でしょう。しかし、事がキャラゲームに至ると、話は変わります
。いかにファンの期待を裏切らず、そして違和感を感じさせないよ
うに原作をなぞらせて楽しませるかが重要になってきます。

ここらへんを吐き違えてしまうと、ファンにも見捨てられ、一般層
にも当然のことながら見向きもされない愚作となってしまうのです


そして、その愚作の道を辿ったのが、【アクシズの脅威】及び【ア
クシズの脅威V】なのです。

さて、最後は今日のダムゲーの繁栄のキッカケとなったと言っても
過言でない、ダムゲーのエポックメイキング的なセガサターン版【
ギレンの野望(ジオン軍ヴァージョン)】のオープニングアニメーシ
ョンです。(続編のジオンの系譜にもそっくりそのままま収録され
ていますが)

これが以前書いたファーストガンダムの前日譚である【ルウム戦役
】の初映像化であり、ガンダムのエピソード0に相当するものです


発売当時、このムービーを見る為だけにサターンとソフトを買った
人が続出したほどの伝説的なムービーなのです。

個人的にダムゲーで、サターン版のギレンを初起動させたとき以上
の衝撃を超える作品は未だにないと思ってます。



それでは、今回はこれにて。


追記

ダムアレルギーな方がいらっしゃいましたら、すいませんです。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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