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乙女日記 Vol.1836 フェティシズムの被害者面をしてみるテスト

今更わざわざ書くことでもないのは自覚してるんですけど、ここ数
日の間に"女って損だなぁ"ってしみじみ思ったり、痛烈に響いたり
ってことが立て続けにありまして、かなり不貞腐れてるのです。

当然、男性にも"男性だから"とか、"男性ならば"という固定観念(
民族文化をベースにした性別の価値観)があるのは承知してますけ
ど、"女性なんだから" "女性ならば"と向けられる無言の圧力の方
が圧倒的に多い気がするのは被害妄想なんでしょうか?

例えば"男らしい"という概念。これって結構アバウトっていうか、
はっきりと何がどうでっていうのは不明瞭な気がするんです。

でも"女らしい"という括りになると、一気に項目が明瞭且つ具体的
に変化して、それからはみ出そうものなら直ぐに"女らしくない"と
いう裁定が下ってしまうような感じがするんです。

事実、男性が女性に求める"女性像"って細かいし、明確でしょ。で
も女性から男性に求める"男性像"って結構振り幅が広いし、男性は
理想主義傾向が強いから、思い描く女性に対しての理想像が大きく
膨らんでますけど、女性って現実主義傾向の強い人が多いから、過
剰に男性に対して"男性"という固定概念をベースにした想像図に当
てはまって欲しいとかって思う人は少ないと思うんです。

ちょっと棘のある言い方ですけど、男性の現実なんて、所詮こんな
ものだよっていう着地点が判ってるから、色んなタイプの男性が居
て当たり前で、理想なんかに固執するのなんて無駄というか、ハナ
っからそういう観点では男性に期待してないというか諦めてるとい
うか^^;

あ、別に男性への悪口でも恨み言でもないですよ。

表現が少々辛辣っぽいから批判してるように読み取れてしまうかも
しれないですけど、そういう意図ではないんです。

なんて言えばいいのかなぁ…。そうだなぁ。例えば男性って極論い
つまでも子供っぽいところあるじゃないですか。無論それは女性の
観点から見ての場合ですけどね。

理想を妄想にまで飛躍させた場合(女性が夢見る少女時代に抱く幻
想という意味)、いい歳した男性が子供染みた趣味に走ってるのは
"NO"なわけですけど、現実の男性は何かしら子供染みた趣味に傾倒
しがちだという現実を知っているし、それを理解してるから気にな
らないと。っていうか諦めるわけです。やっぱり男の人ってそうだ
よねって。

でも、男性は女性になかなかそういうスタンスにはなってくれない

常に"女性"であることを最優先にして対峙しようとする。そこで放
たれる無言のプレッシャーは女性から少なからず自由を奪ってるし
、抑圧にも繋がってる。

でも、それを我慢したり、受け入れて"女性"としていう男性の妄想
の中の理想のフィルターに納まるように努めてしまう。そんな自分
が無性に腹立たしく思え、なんで女性であるだけでこうも損な役回
りに努めなきゃいけないのかっと…

更に深く掘り下げて言うなら、男性も女性も同じ人間で、男性に生
じる問題は女性にも同様に生じていても当たり前です。でも男性は
女性を何か特別な生き物のように捕らえがちでしょ。あれがムカつ
くというか面倒くさいというか…

再三記述してる"男性""女性"という名称で共通してる"性"という部
分なんかを例えるとそれは顕著ですよね。

例えば男性がHしたいと言った場合と、女性が同様のことを言った
場合とでは明らかに女性に冷たい視線が注がれますよね。まぁこれ
はあくまで固有の具体例ですけど、それと同じような差が日常の中
、職場の中、人間関係の中で平然と横たわってるし、その中で女性
は生きなきゃいけないというストレスに常に晒されてるって言って
も言い過ぎじゃないと思うんです。

疲れるんですよね。そういうのに。時折無性に「うっせーんだよ!
」って叫びたくなります。はしたないでしょうが本音です。

でもね、こうして"はしたない"と思ってしまうんですよ。普通にね
。何の疑いもなく思ってしまうんです。でも、その思ってしまうこ
とに腹が立つ。なんで"うっせーんだよ"って言っちゃダメなのか?
なぜ言っちゃダメだと思ってしまうのか、そしてなぜそれをはした
ないと感じ自重してから作り笑顔に変えて自分を隠すのか…

そんなことを思ってしまうと、つくづく嫌になってくる。

だけど、矛盾もあるんですよ。男性が思い描く女性、現実主義の女
性の本音の中の更に本音の更に深い所の本質では、それに唾を吐き
かけてやりたいなんて思うこともあったりするのですが、それなの
に男性の思い描くソレに成ることに楽しみや喜びを見出したりする
のも女性のもう一つの真実として存在してたりするから…

つまり、女として作り込んでいく過程と結果の一連の流れなんかに
居ることが楽しいとか幸せを感じるとか、そういう側面があるのも
認めるところだったりするんで、結局はお前ら女が自ら望んでやっ
てることだろっという弱みもあるわけです。

つまり"うっせーんだよ"って叫びたいと言ってるけど、"うっせー
んだよ"なんて言いたくないと思ってる自分もいるわけです。言い
たけりゃ言えばいいじゃんって言われてしまえば黙るしかないわけ
です^^;

そういうジレンマも内包せざる負えないのが女性で、それらを総括
して損だなぁって思うわけです。

まぁ、これも女の勝手な言い分で、男性には男性の中でしか成立し
ないジレンマっていうのもあるんでしょうけどね…

とりあえず、何がキッカケでそんなにストレスってるのかは具体的
に書けませんけど、とにかくここ数日でかなりキツキツなところま
で溜まってきてしまっいて、こういった愚痴を書いてしまいました
。すいませんです。

ちなみに"具体的に書けませんけど"の理由ですが、女性だから…で
す。

あーー!くそー!結局最後までそれか!なんで気にする!気にしな
いで書いちゃえばいいのに、何で自分で線引きしちゃうかなぁ!

とりあえずさ…

とりあえずだけどさ…

うっせぇーーんだよ!!

……。ちょっとスッキリしたw


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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