関西で感染者数が拡大している新型インフルエンザ。大阪では高校、大学が何校も休校となり、集団があつまる催し等も中止、延期などの告知が飛び交い慌しい状態となってます。
そして、ドラッグストアからマスクが姿を消しましたw
昨日の時点で、京都でもあちこちのストアが売り切れ、購入数制限(一人二枚まで等)が行われており、今日に至っては殆どのところで在庫が切れたそうです。
そんな中、デパートや大型量販店では、シルクのマスクなども完売したらしいですw
マスク探してもないし、高いけどこれしか見つからないからいいやっと、正にインフル特需です。
テイクアウトの食料品店に勤める知人からのメールでは「客から商品余分に買うから、あんたら付けてるマスクを分けてくれ」と言い出すお客さんも現れたとか…。
ま、毒性が低いとはいえ、世界中で流行している伝染病ですからね。用心に越したことはないですけど、あまり急に加速しすぎて冷静さを失うというのもどうかと思います。
それに、関西での感染数がドカンっと跳ね上がってから慌て出すっても、なんだかなぁって…。
なんでもそうですけど、ギリギリになってから慌てて動き出す人多いですよねぇ。
前もってとか、余裕を持ってとか…なんでそういうことしとかないのかなぁ。
しかも、インフルなんて、新型であろうが既知なタイプのものであろうが、毎年流行するものだし、それに自分が感染しないなんて誰も断言できないんだから、マスクって数枚は備蓄というか買い置きしておきません?
流行したときに感染るのが嫌なのは勿論、自分が風邪を引いて(インフルではなく発熱性疾患の方)咳が出始めた時とかは周りに迷惑をかけないようにマスクするし、いつ風邪引くかもわからないし、インフルが流行するのかもわからないから、何枚かは常に置いておくものだと思うのですが、世間様はそうじゃないんでしょうか?
今回の新型に関しても、直ぐにマスクの買い置きの数を確かめて、日本に入ってきた場合のことを考えて少し買い足しておくかって感じで一週間以上前にcocさんは補充しておきました。そんで大阪に上陸しちゃった事が確定した翌日から、外出時はマスク着用しています。
だって、空気感染するんですもん。大阪全体が閉鎖された刑務所みたいなところならまだ猶予もあるだろうけど、近隣県の人間が沢山出入りしてるし、最初に感染認定されたのが高校生だったでしょ。若い人は行動範囲広いから、確実にあちこちでバラまいてる可能性高いでしょ。
すると、いつ自分の周りにきても不思議ではないですから、さっさとマスク付けて最低限の防衛策を講じるのは至極当然な行動だと自分で思ってるんですけど、ここ2~3日前まではマスクしてる人なんて殆ど居ませんでした。
それが昨日、今日で凄い変わり様w
どこいってもマスク、マスク、マスクな人、人、人w
今のところ、京都では感染認定を出された人は居ませんけど、毒性が低めであるという点と発熱相談センターや市の検査機関で検査後に認定された人らが感染者数にカウントされてるという現状を考えれば京都に入ってきてないなんてことは言えないわけです。
大阪、兵庫で認定出てるんだしね。特に京都は観光地ですし。
さて、近畿以外に在住の方で関西圏での感染パニックを対岸の火事と思ってる方が居たら、考えを改めておいたほうがいいですよ。
大阪、兵庫は日本の物流の中間点で、人も物も沢山出入りします。既に日本全土にその感染の可能性は広まってると考ええるのが普通です。
もっと端的に言うなら、メキシコ→日本が実現したのに、大阪→東京が実現しないほうが不自然でしょw
新型インフルは、まだワクチンの製造が間に合ってませんので、全ての人がこの新型インフルに対しての免疫を持ってないということになります。なので空気中に漂うソレを吸い込んだ時点で感染はほぼ確定です。
毒性が統計的に弱めであることから、自覚症状的に軽度の風邪と思い込み、それで完治まで気付かないケースも多いでしょうが、毒性が弱めであるという点はあくまで統計としてのデータであり、毒性が弱いという性質の確定ではありません。
死者が出ているという点で、毒性が弱い、毒性が強くならない、症状が重くならないというわけではないことに注意してください。
あなたが感染しない保証は一切なく、あなたの住む町にウイルスが入ってこない保証も出来ない上に、感染して症状が重くならない保証もない。マスク一枚でそれらの不安を全て払拭することはできないですけど、随分と感染へのリスクは減らせます。
あなたの街のストアからマスクが消えない内に、買い置きの確認しておきましょう。じゃないとシルクのマスクを買うなどという馬鹿げた結果を招き兼ねませんw。
感染症予防用途のマスクって使い捨てが大前提なんですけど、シルクのマスク買った人は使い捨てるんでしょうか?
一枚4~6千円するマスクを使い捨てるなんて、なんてブルジョア!?w
もしかして洗って使いまわす?
それしちゃったら、感染症予防としての効果は0になるわけですけど、効果0に4~6千円?
つまり付けても、付けなくても同じという無駄な行為に4~6千円ですか…。それなら5千円札を殺菌処理して、両サイドに穴を開けて紐を通し、その殺菌済みの5千札をマスク代わりにしてたほうがまだマシですね。笑いも取れて一石二鳥ですし。
つーことで、感染症予防用途のマスク取り扱いの基本のおさらいをしときましょう。
使用したマスクは紐の部分だけを摘んで剥がし、そのままビニール袋などに入れ、袋の口を縛って廃棄です。紐以外のところを触って捨てたらダメです。マスク部分に菌が付着していた場合、それを手で触ってしまうわけですから全く持って意味がなくなります。
洗って使い回すなんてのは論外。目的がホコリなどの不快物から呼吸器官を守るという用途なら洗浄して使いまわすのもアリですけど、相手が感染病の菌の場合、洗ったところで菌は退治できませんし、菌を余計にばら撒く結果になります。
インフルエンザをまだ風邪と表現してしまうことが当たり前のように蔓延ってる日本では、それほど神経質にならなくてもっと考えてる人が多いようです。
でも、風邪とインフルは違いますし。死人が出ている感染症相手なんですから、自己防衛としてキチンとした把握に努めるのが懸命です。
ま、それでもやらない人はやらないし、感染しない人は感染しないし、感染しても死なない人は死なない。でも、対策をやらないで、感染して、死んじゃうという見事な3段落ちで、幕を下ろしちゃうハメになるような悲惨な人もいるわけですから、世の中怖いものです。
自分がどっち側の人間か知りませんし、悲惨な3段落ちを炸裂する側にだけはなりたくないのでcocさんはキチンと早目からマスク防衛してる派です。
つーことで、皆さんもマスク、手洗い、うがいの3つの基本くらいは行い、感染症の感染者にならない最低限の防衛に努めて下さいませ。
くれぐれも、日本での新型インフルの死亡者第一号という超ハズレくじをひかないようにね。
それでは今回はこれにて。
*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。