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乙女日記 Vol.1891 放置されてる矛盾


yahooで【低視聴率にあえぐ中居「婚カツ!」 なんと録画ランキングでは大人気】という記事がアップされており、内容は視聴率で低空飛行を続ける月9の【婚カツ!】が録画ランキング調査では上位にランキングされ、ドラマの内容についても結構好評であるという内容の記事です。

その記事の中で、視聴率が既に意味を持たない数値で、録画率というデータをもっと表面的に出すべきだみたいなことが書いてあるんです。

そんな記事を読んで、凄く共感したというか、概ね同意なんですよね。

必ず見たい番組ほど録画してみる人って多くありません?

cocの場合、必ず見たい番組は100%の確率で録画します。オンタイムで見れたとしても、録画してから観るんです。

その理由としては、自分の都合の良い時に観れる。観てる最中に不足の事態(来客、体調不良など)で観れなくなったり、中座してしまわなければならなかったりする可能性もあるからです。

録画しておけば、急な来客が来ても、突然の腹痛に襲われても途中で止めて、後で見れるから安心でしょ。

だから、大抵の人は見逃したくない番組ほど録画するんじゃないかなって?って昔から思ってたんで、視聴率って果たしてどうなんだろうって感じてたんです。

まぁ、自分の視聴スタイルが世間の大半と同じだろうと勝手に決め付けるつもりはありませんし、実際のところはわからなかったからそういったことは口に出した事ありませんけど、今回取り上げた記事と関連した別の記事の中で視聴率ランクと録画率のランクを比べてるところを読んで、世間もやはり同じような視聴スタイルが大半なんだなぁって実感しました。

リンク先が消えてしまうのを考慮して、そのランキング比較の部分だけ転機しますと、以下のようになっています。

視聴率TOP5

1位/ネプリーグ
2位/はねるのトびら
3位/NHKニュース
4位/首都圏ニュース
5位/ぐるぐるナインティナイン
(04/27~05/03/ビデオリサーチ調べ。関東地区)

録画率TOP5

1位/鋼の錬金術師
2位/けいおん!
3位/婚カツ!
4位/BOSS
5位/アイシテル
(04/27~05/03/TVガイド調べ)


録画率のランクの1位と2位がアニメということで、その録画率の数値の信憑性はやや疑わしいですけど、注目すべき点は双方のランキングで1番組すら被ってないということです。

繰り返しになりますけど、録画率の信憑性はあまり信用はできませんけど、全く被ってないというのは、やはりオンタイムで流し見する番組と録画して見る番組というのがハッキリ分かれてるというのは事実としてキチンと存在することがわかりますね。

TV番組にとって視聴率というのはホントに大きな意味を持つ数字であることは周知の事実です。視聴率が良ければスポンサーも付きやすいし、TV局としてはスポンサー料の上げ下げの基準にもなります。制作側も製作者全般のスタップ、出演者のギャランティにも影響しますね。

そんな重要な事柄の基準にしてる視聴率というのが、既に形骸化されてしまっていて、その数値に殆ど意味がなくなってるのに関わらず、未だに視聴率基準でアレコレと話題が動くのはナンセンス極まりないかと思う次第です。

マスコミという時代の先端を担う団体の一部でもある視聴率調査というのが、時代遅れ甚だしいってのはちょっと問題だと思います。

これほどまでに録画機器が普及し、TVの電波自体もアナログからデジタルへと移行しようという時代にオンタイム視聴の比率だけを番組の人気のバロメーターとし続けてるのは、高齢者養護施設を量産しておきながら、介護師育成と、その待遇の問題に全く手を付けてないという矛盾と同じくらい矛盾してますね。

なんで、世の中って、そういったバカげたことばかりが平気でまかり通るんでしょうね。

ま、結局世の中の仕組みを作ってる輩なんて…、いや、これ以上書くのはやめておきますわ。

書かなくても、言わんとすることは伝わってるでしょうしw

そんじゃま、今回はこのへんで終わっておくとしまする。

また次回です。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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