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乙女日記 Vol.1922 7もコケたら…

ふと、思ったんです。近い将来のWindowsってどうなってるんだろう…っと。

現状って結構異常事態というか、近年のMSの開発力の低下って深刻だと思うんです。

なにせ、未だに圧倒的なシュアを誇ってるOSが【WindowsXP】じゃないですか。斯く言うcocさんんもXPを使ってます。

先日もどこかのニュースサイトで次期Windowsである【Windows7】のビジネスベースでの導入は世界的な不景気が影響して、見送り、または先送りされる傾向が強まっているってな感じの記事を見かけました。

いくら不景気とは言え、ビジネスベースでOSのアップデートを回避するなどというのは…、ちょっと考えものです。まぁ、そのビジネスベースというのが、どの程度の規模のことを指してるのかわかりませんけどね。

で、世界中で未だに圧倒的なシェアを誇ってるのがXPなわけですけど、XPがリリースされたのは2001年です。もう8年も前です。

8年も昔のOSが未だに世界のスタンダードシェアって…、どう解釈すべきなんでしょう?

XPが奇跡的な出来栄えの傑作OSだったと捉えるべきなんでしょうか?

確かに、XPというOSは非常に優秀な名OSだと思います。所謂win95、win98などで知られるwin9系の汎用性と、NTや2000で知られるNT系の堅牢さを融合させた結果がXPというOSを生んだとも言えると思うんです。

XPは汎用性、安定感、堅牢性、親和性において非常にフレキシブルな使い勝手を実現していて、これといって目立った弱点というか、ユーザー間で統一意識の名目に祭り上げられるような欠点はありません。

だから、これほど長い間ユーザーに指示されてると…、そう言ってしまえば簡単ですけど、問題は既にそういった次元を超えた所で深刻化してるような気がするのです。

XP良いね。使いやすいねってだけで済まされたのは、2005年くらいまでだったりするんじゃないかなって感じるのです。

で、深刻化してる問題というのは、あくまでもcocの勝手な推論なのですけど、XPのリリースから8年を経ても、OSを根本的に進化させることが出来てないという現実は、MSの開発力の限界を示してるのではないかと思うのです。

幾らXPが名作OSであろうとも、8年の間にそれを超える名作を出せてないというのが、WindowsPCの崩壊を予見させてるような気がするのです。

事実、ブラウザ開発でも後手を踏み続け、IEの不評は言い訳出来ないものおなって今、WIndows7ではIEがパンドルされないことになりましたし。

あの、圧倒的なシェアを誇っていたIEですら、もう他のOSに立ち打ちできなくなっていて、正に敗北宣言に等しいパンドル除外です。

使用するOSをユーザーが自由にチョイス出来るようにした。なんて言ってますけど、本当に自信があるならパンドルすべきでしょう。

OS自体もXPに不満は無いけど、どうしても新しいOSに入れ替えたい
って思ってもらえるようなOSを作り得なかった。

VISTAも決して悪いOSではありません。しかしXPユーザーがXPであることにジレンマを覚えるほどの魅力はVISTAにはなかったっと現実が物語ってます。

そして【7】。流石にこれまでユーザーに無視されてしまうと、windowsPCのメインOSは10年間ずっと【XP】のままだったという、技術開発の時間を止めたままの結果になってしまいます。

そうなってしまっては、もうMSに他社の追随に対抗できる力は無くなってるしまってるでしょうね。

今後どうなるか、それはわかりませんが…、【7】がコケたらMSの天下はひっくり返って、再びOS戦争が勃発するかもしれませんね。

そうなると、近年はずっとWinという統一規格でPCが動いてきたけど、Winが倒れてOS乱世の時代がまたやってくるとしたら、OS毎で動くソフトに大きな違いが出たりして不便になっちゃいそうですね。

ま、そうなったら、そうなったでcocはXPで充分ですけどねw

ってなわけで、本末転倒風味に閉じてみた今日のテキストなのでした。

ではまた次回です。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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