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乙女日記 Vol.1946 未だにあの速さが信じられないw

先日行われたF-1ベルギーGPでまさかのポールポジションを獲得し、決勝では見事2位でフィニッシュしたフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラが、負傷欠場中のフェリペ・マッサの代役として2戦の出走をしつつも結果を残せてなかったルカ・バドエルの公認としてフェラーリのレギュラーシートに乗ることが決定したそうですね。

まぁ、何と言うべきか…、判り易い展開ですね。

10年のテストドライバー生活を経て、グランプリレーサーに復帰したバドエルは充分すぎる経験を活かしきれず低迷、そんな中、フォース・インディアという下位チームでドライバー人生の最終章に入っていた、イタリア人ドライバーフィジケラのまさかのポール獲得、そして2位フィニッシュ。

だったら、次戦のモンツァ(イタリアGP)にはフィジケラにドライブしてもらおうっという流れでフェラーリ、フォース・インディア、フィジケラの間で話し合いが持たれ、シーズン中の移籍が実現したわけです。

フィジケラにしては、まさかまさかの展開でしょうね。

つーか、ベルギーGPを見ていたこちら側としても、まさかまさかの展開でしたしねw。

フォース・インディアというチームイは血筋を辿れば、スパイカーで、その前はミッドランドで、その前はジョーダンというチームでした。

80年代に参入してきた進行チームでは成功した部類に入るジョーダンですが、後期はかなり低迷し、ミッドランド、スパイカーとそれぞれ買収先を変える毎にチーム力は落ちてました。

で、そのスパイカーを買収して、F1発のインド系コンストラクターとして誕生したのがフォース・インディアだったのですが、当然の如く最下位が定位置なチームだったのです。

それがです。何がどうなってそうなったのか、未だに謎なんですが、いきなりベルギーでポールを取っちゃったわけです。

しかも、予選が天候不順で、ドライタイヤだ、レインタイアだ、トラフィック悪すぎるっといった大混乱の予選の中で運良く、タイヤのコンディションとトラフィックに恵まれてポールを取れたというような、どさくさ紛れのポールではなく、予選は天候の問題も無く通常通り行われたんです。

なのに、フォース・インディアのフィジケラがポールですから、大事件ですw

別のことで例えるなら、セガが突然ドリームキャスト2を発表し、電光石火で発売して、僅か半年で全世界で5000万台普及しちゃうくらい有り得ないことが起きたのですw

しかもポールを取っただけでなく、決勝レースでも速かったんですよw

正直、何がなんだか…w

レースが終わってから、車両規定違反がありました。フィジケラのタイムは抹消されますといったオチになるんじゃないかっと思ってたりもしたんですが、そういった事態にもならなかったし…

一体、あのベルギーのフォース・インディア、そしてフィジケラのマシンには何が起こっていたのでしょうね…

でも、まぁ、その奇跡の2位フィニッシュを決めた事で、フェジケラは念願のフェラーリのシートを獲得出来たわけですし、地味だけどテクニックもあるし、安定感のある走りには定評もあるドライバーですから、そういうベテランの引退前にもう一花咲かせるぜ!的な展開は嫌いではありませんから、基本的に喜ばしい結果になったと感じてます。

しかし、個人的にはバドエルが可哀相だなぁって…ね。

ヨーロッパGP、ベルギーGPの二戦で結果は出せなかったけど、次戦はモンツァ、フェラーリの本拠地ですもん。

10年のフェラーリテストドライバーの経験が一番発揮できるコースなだけに、それを目前にしてフィジケラにシートを譲らなくていけなくなった彼の心中を察すれば、非常に悲しいです。

とことん日陰の道を歩む人。そういう星回りの元に生まれた人なのかもしれませんね。彼にとって最後のチャンスだっただけに、モンツァまではバドエルのまま行ってあげて欲しかった…、それがcocさんの正直な感想です。

ま、どれだけテクロジー最優先という傾向が強まろうが、結局はモータースポーツの主役は人であって、笑う人、泣く人、悲喜交々の人間模様がそこにあることを改めて実感させられた一連の展開でしたね。

つーことで、そろそろ中島一貴のクビも決まりそうな時期になってきましたし、来年のシート争いがどうなるのか楽しみです。可夢威は来年トヨタでF1デビューかな?

って、そういう時期に近づいてきたとはいえ、ストーブリーグの話はまだ時期尚早ですね。そして、そこらへんの話はまた次回にでも書くとしましょう。

それでは今回はこれにて。

追記

【Game&Anime BBS】に書いてるモンハンのプレイ可能日時の予定を更新しておきました。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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