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乙女日記 Vol.1973 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~  ポニョ!

昨日、大河ドラマについて書きましたが、その繋がりで1つ思ったことを今回は書いてみようという思いつきです。

最近の武将ブームを発端として、ゲームキャラなどで登場する美形の武将キャラのファン達を【歴女】などと呼称したりするのが目に付いたりしますよね。

歴史好きな女性という意味でならcocさんも【歴女】だったりするのですが、この【歴女】という括りで思ったんですけど、日本って特定のサブカルフリークをやたらと特定の呼称を立てて区別したりするのが好きな国ですよね。

コレって人間の業みたいなものが関係してるように思えるんです。

結局、歴女だからどうというわけではなく、他にも色んな呼称で括られてるサブカルってあるじゃないですか。

【ヲタク】もそうだろうし【ダムオタ】とか【ゲーマー】とかもそうでしょ。

昭和の頃は、そういうのに●●族なんて言い方をして、色んなサブカル集団を個別認識の立て札のように使われてたりするんですけど、これって結局、区別の先にある差別を生む要因になってたりするんですよね。

人って、個であることを望み、個を否定されるのを嫌うのに、自らが脱集団していない立位置であるかどうかを重要視して、脱集団、または少数派の者達を区別の対象として、その先に差別を生み出すのが好きな生き物でしょ。

そうであるという証明が、上述したサブカル集団の区別などが日本で盛んに行われてるということでハッキリすると思うんです。

日本って、人種問題、民族問題、宗教問題とは殆ど無縁の国じゃないですか。単一人種の単一民族で(厳密に言うと違いますが)、宗教観念も比較的自由でオープンでしょ。

そういった区別と差別に都合の良い事柄に縁遠いのが日本なわけですけど、人は先ほど書いたように他者を区別し、そして差別しなければ安定を計れない生き物なんでしょうね。

だから、サブカルで区切って、意地でも少数派の存在を定義付けして、自らは多数派であるという規制事実を自己確認して安定を得ているんじゃないかと思うのです。

人種、民族系統で区分けできないストレスをサブカルチャーという文化路線で対価発散してるように感じます。

なんで、そんな風なことを思ったかというと、やはり【歴女】ですね。

歴史好きな女性。ただそれだけなだけでしょ?
わざわざ固有名詞まで作って区別する必要はないっしょw

なんか、無理やり新しい区別の対象を作ってる感じがしたのです。

つまり、【歴女】・・・だから?ってねw

なので、人って結局のところ差別しなきゃ生きていけない生き物で、差別対象をわざわざ作ってまで少数派の対象を区切ってる必死さが、人間の下卑た性分を如実に現してるなぁって感じたわけです。

だからって、それについてどうだこうだと、尖った文体で喧嘩を売るつもりもありませんし、どうでもいいんですよ。

でも、そんなことを思いついてしまったんですから、それはテキストのネタに転用しなきゃ勿体ないじゃない?w

つーことで、思い付いた事をそれなりな言い回しで味付けして一回分のテキストに仕上げてみたというのが今回の真相です。

ちなみに、こういうのを口からでまかせって言うんです。覚えておいてくださいw

でもね、世の中の主義、思想、理念、風俗文化なんて、殆どが口からでまかせみたいなのもんでしょ。

言って、そして目立って、流布したもん勝ちみたいなw

え?そんなことを言い張って大丈夫か?

大丈夫でしょ。だって、所詮はこれもでまかせなんですからw

そんなわけで、ビシっと人間の性について新しい切り口で迫ってみた風に見せたまま、アクビとアクビの合間のそれこそ片手間で仕上げたテキストを放り投げたまま、後片付けもせずに終わらしてしまうcocさんなのでした。

では、また次回です。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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