今、話題の【Google日本語入力】
その脅威の変換力は多くのニュースサイトで取り上げられており、β版だというのに既に辞書変換ソフト実力ナンバー1という評価をしてるところもw
その脅威の一発変換力は実際にインストールして頂ければ、その効果は一目瞭然。MS/IMEなどがゴミの様に感じるでしょうし、ATOKすら霞んで見えてしまうでしょう。
ただ、このソフトの素晴らしい点は、長年培った検索エンジンという事業をデータバンクと位置付け、ネットの日常の中でやり取りされる用語をまとめ上げるという、非常に効率の良い方法論に基づいたソフトという点です。
正直言いまして、なんで今までこういうコンセプトで辞書ソフトが作られなかったんでしょうね。しかも【Google日本語入力】では一発変換できなかった語句も指定変換を一度行えば、自動的に辞書登録され、変換候補にズバっと入ってきてくれるのですから素晴らしいです。
ただ、あくまでβ版で、日本語入力に特化し過ぎてるので英語変換候補や記号などの取り扱いに関しては弱いです。極端に言うと英数字を打つだけの場合にもネットスラングの変換候補が出てきたりするので邪魔ですね。
あと、指定変換したものが自動的に辞書登録されますので、使い始めの頃はその脅威の一発変換力に関心させられて優秀なソフトだと思いがちなんですが、使えば使うほど変換候補が増えていってしまうので、動作が重くなったり、逆に煩わしくなったりします。
それに、入力した文字がGoogleに送信されてしまいます。(入力した文字や文章がGoogle に送信されることはありません。っと詠ってるけどそれを鵜呑みにするのは余りにも無防備すぎます)設定でOFFにも出来ますが、おそらく裏側でコソっと送信されたりするでしょうね。フィードバックという名の合法手段でね…
そこらへんの事情を考慮して使うなら面白いソフトですが、メインの辞書ソフトとして使うというのにはオススメできません。なにせβ版ですしw。
でも、検索エンジンが抱える膨大なキーワードのデータベースと辞書ソフトとの連携というスタンスは今後の辞書ソフトの進化の1つの可能性であることは、使った人全てが感じるのではないでしょうか。
ちなみに、この【Google日本語入力】、Google社には勤務時間の20%は好きなことに使ってもOKという"20%ルール"というものがあるそうで、その20%ルールの範囲で、3人の社員が開発をスタートさせ、社内、社外のエンジニアの協力などを得て今回のβ版公開となったそうです。
つまり、片手間で開発して、この性能w
正式版がリリースされ、検索や再変換などIMEソフトとして必要不可欠な機能が拡充されれば、メインのIMEとして使ってみてもいいかなって思ってます。
さぁ、ATOKさん。どうします?負けてられないですよw
で、ATOKも躍起になって性能が上がればユーザーの思う壺ってところですよねw
切磋琢磨。大歓迎です。でも正式版が出て1万5千円とかだったら…やだなぁ。
なにせ、ゴミIMEのMS/IMEを使ってるくらいですからww
だから、誤字脱字が多いんですよ(いや、それは違うだろw
そんなわけで、IMEの話題なんて書いたものですから、今回は念入りに校正してアップしなければ…っと変なプレッシャーを感じてるcocさんなのでした。
それでは今回はこれにて。
*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。