記事一覧

乙女のサカつくヒストリー 第14節 サカつく6を始めました #10



中村、名波、伊藤の3選手の世代交替を意識しつつ、シーズン序盤に駒野を獲得するも、決め手になる選手獲得に至らないまま18年目の終盤を迎え、一先ずの手を打っておこうということで、シーズン終盤に更にもう一人獲得しました。



遠藤です。名波と伊藤の引退時期が重なりそうでしたし、DMのバックアッパーが木内という選手しかいなかったのがキツかったので、10億6660万円の移籍金を投じて遠藤を獲得してみました。獲得時は24歳で、成長タイプは【安定】ですので、上手く行けば8年は実働戦力としてDMで頑張ってくれそうです。

こうして、ダブルボランチの世代交代に手を打ちつつ、19年目のシーズンに入っていきました。

布陣は以下です。



十分な戦力だとは思うんです。名波が衰えてサブに回った穴を遠藤はシッカリと埋めてくれてたし、中村と舞薗はまだ衰えは見えない。カズもLSMのポジションで活躍してくれてますし、得点に多く絡んでくれます。アンリと久保のツートップの安定感と爆発力は凄まじい。

なのに、前年に発生した原因不明の得点力不足が、この19年目に更に悪化…。18年目と同様にJ1では勝ちまくるんです。現にこの19年目のJ1で残した成績は30勝1負3分です。ブッチギリで優勝です。

しかし、Wプレミア1では急に勝てなくなったのです。前年で初の連覇が途絶え、2位に甘んじてしまったので、是非とも巻き返したいと挑みましたが、結果は全く付いてこず、最終的に8位でシーズンを終えることになってしまいました。

しかも、この年は代表召集がなかったんですよ(代表が前年の予選で敗退した為に、本選出場がなかった)

だから、常にフルメンバーで戦えたんです。なのに8位…。

かなり焦りましたよ。なにせ原因が見えてこないんですから。

選手を獲得しようにも、既に23人枠は一杯でしたので、これといった対策を講じれるままに20年目のシーズンに突入していきました。

そして、5月まではそのままの体制でJ1を戦って常勝を続けてたんですが、Wプレミア1の開幕が近づいてくるにしたがって不安が大きくなり、何か手を打たねばと焦り始めました。

丁度、その頃にサブに回って久しく、能力の衰えも更に著しかった名波に移籍のオファーが舞い込んできました。



申し入れは8億円です。既に控えとしても能力に問題があった彼ですから、選手枠を1つ空ける為にと、その移籍オファーを承認。

しかし、空いた選手枠に誰かを入れるという判断は先送りにしました。とにかくこの20年目のシーズンはこのままの戦力で戦い、Wプレミア1でどの程度の成績が収められるか。前年の8位はたまたま時の運が悪かっただけなのか?

そして、その結果如何で、来シーズンの補強の方向性を見出そうと思ったんです。

で、現行戦力のまま挑んだ20年目のWプレミア1は何故か3位に浮上。前年と何ら代わらない戦力なのに、5つも順位が上がりました。

逆にこれで補強の方向性が見えなくなったと…困ってしまったシーズン終了後に、まさかの出来事が…。

円熟期に入ってたとはいえ、あと2年は戦力として戦えそうだった中村が、突然の引退宣言をしてきたのです。

これは誤算でした。少なくともあと1年は彼にレギュラーとして働いてもらうつもりでしたしね。

これによって、常勝期間を支えてきた中盤の2枚看板である名波と中村がチームから去り、中盤の選手層が一気に手薄になってしまったのです。

こうなってしまえば、中盤に大型補強をするしかありません。

OMを任せてる舞薗の選手寿命も、成長タイプが【早熟A】なだけに、いつ急激に衰え始めるかわかりませんので、それらも見越した上の大型補強を実施するのが、21年目に課せられた課題ということになりました。

俄かに緊急事態の様相とチーム崩壊の危機を抱えつつ、21目に突入していくことになったランクヴァイン京都なのでした。

それでは今回はこれにて。




*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

トラックバック一覧

コメント一覧