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乙女のらぶらぶサッカー Vol.122 鼓動が高鳴ってきてます


さぁ、いよいよです。日本対パラグアイの試合がキックオフされるまで約1時間という段階でこれを書いています。

気になる勝敗の行方ですが、正直もうわかりませんw

ですが、あくまで状況を冷静に分析すれば、パラグアイ6に対して、日本が4という力関係ででしょう。

そして、波乱の起きにくいベスト16対決というセオリーと、今大会のベスト16対決ではそのセオリーどおり、波乱は起きてないという点を加味すれば、パラグアイが有利ということになります。

なぜ波乱が起きにくいかと言いますと、ベスト16というのは、各グループリーグの1位と2位がそれぞれ異なるグループリーグで組み合わされ、全ての試合がグループリーグを1位で通過してきたチームと2位で通過してきたチームで組まれる為に、力関係が比較的ハッキリした状態で戦うからなんです。

そもそも、グループリーグ1位通過と2位通過には見えない壁と言うか、自力の差というのがハッキリ出ちゃうんですよ。

例えば、3戦全てに引き分けて、勝ち点3だったとしても、同グループの他の3カ国の潰し合いなどの結果如何では、その勝ち点3で2位通過できてしまう場合もあります。

しかし、1位となるとそうは行きません。やはり確実な強さがないと早々1位通過はできません。

勿論、例外はありますけどね。

計8試合行われるベスト16対決は、現時点まで6試合が行われ、1位通過のチームが破れ、2位通過のチームが勝利したのは僅か1試合。アメリカ(C組1位)対ガーナ(D組2位)でガーナが勝利したのみです。

ただ、アメリカの1位通過は、本来C組を1位で通過してくるはずだったイングランドの不調と自滅が招いた結果で、力関係でアメリカが1位の力を持っているかと言うと、何とも微妙なのです。勿論、アメリカは弱くは無いですよ。中堅クラスでも上位に位置する自力はありますから。

しかし、1位通過という立ち位置であるチームではないかなっとね。

そんなアメリカと、アフリカ勢唯一のベスト16進出チームガーナとでは、地元の圧倒的な支持を背景しているガーナが有利でしたし、試合もそういった背景がガーナの勝利に結びつきました。

そういう意味で、2位のガーナが1位のアメリカを破りはしましたけど、今のところ波乱はないという表現になるのです。

ドイツ対イングランドも、あの因縁めいた誤審ゴールの件が、もしイングランドのゴールインだと判定されていても、それがイングランドの勝利に繋がっていく流れを作れたかと言われると、あのドイツの勢いからしてむりだったろうなって思いますし。イングランドのグループリーグでの不甲斐無さを思えば、ドイツの勝利というのは出るべくして出た結果という気がします。


ですので、日本対パラグアイは、大会の流れとしては、パラグアイの勝利の可能性が高いという結論になります。

しかし、日本には勝ってほしい。南アフリカという遥か遠方の大地で開かれた大会の主役が日本になるというのも悪くは無い展開です。

ただ、正直言って、ベスト16からは、優勝を常に狙える強豪国でないかぎり、勝ち負けはそれほど重要ではないというか、とにかくその場で試合が出来ているということを楽しむだけで十分だと思うんです。

決勝トーナメントでも波乱は付き物ですしね。

ちなみに現在のトーナメントの状況はこのようになってます。



波乱が起きると可能性を考えた場合、ウルグアイ対ガーナの勝者がオランダ対ブラジルの勝者と戦う準決勝で起きるか、日本対パラグアイの勝者がスペイン対ポルトガル勝者と戦うベスト8戦くらしか無いです。

そう考えると、世界を驚かせる覚悟を持ってやってきてる日本の出番のような気がしますw

ま、とにかく日本タイパラグアイ戦を見守りましょう。そして今夜27:30から行われる、スペイン対ポルトガルは大会屈指の好カードですので、また眠れない夜になるわけです。

さぁ!世界を驚かす準備は出来てる。まずはベスト16突破というジャブを世界に繰り出してやりましょう!

では、明日のテキストが歓喜で染まる事を願いつつ、今回はこれにて。






*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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