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乙女日記 Vol.2108 やっぱり、犯人判っちゃうんですかね?w

10月に、TBSであの【ケイゾク】の続編っというか、新キャストの新シリーズという形で【ケイゾク2】が始まるそうですね。

主演は戸田恵梨香と加瀬亮のW主演ってことらしいです。

10年前のドラマを今更…って感じもしないでもないですが、やはり少し期待してしまいます。

けど【ケイゾク】って、個人的に脚本の展開が残念だった印象強いんですよねぇ。サイコサスペンスだぞって散々伏線張っておいて、結局オカルトでオトしたでしょ。

そういうのって…ムカつくんですよw

放映当時は、そのオチにかなりガッカリした覚えが…。途中までは良かったんですよ。途中まではね…。ただ、その途中らへんからドラマの方向性っていうか、どういう着地点に行こうとしてるのか、判らないというか、ドラマの色にバラ付が出始めたんですよね。

当初はガチのサイコサスペンスな色合いで進めていたのに、中盤で中途半端にコメディタッチな色を出し始め…、でもそれが浮いてるんですよ。ドラマの空気からね。取って付けた感じのコメディ色が変な空気を醸し始めた後に、あのオカルトなオチでしょ。

当時はかなり話題になってたドラマですが、個人的に「どないしたいねん!」って思ってたりしました。

で、その一年後に、局もスタッフも違いますが【アナザヘブン】ってドラマが映画とメディアミックスして展開する作品があったんですけど、こちらも猟奇殺人をテーマにしたサイコサスペンスと思わせておいてオチはオカルトという…、正にケイゾクの悪夢再びってやつですよw

それが強く印象に残ってるもので【ケイゾク】そのものの評価も個人的にはあまり芳しくないのです。

まぁ、主演の中谷美紀は当時クールな役柄が殆どだったので、その彼女にすっとぼけた役柄をやらせたという点については高評価してますけどね。

あと【ケイゾク】にあまり良い印象を持ってない理由としてもうひとつ述べるとすれば、【アナザヘブン】の放送終了後の時期に放送が始まった【TRICK】を見て、演出家が【ケイゾク】と同じ堤幸彦であることを知り、【ケイゾク】が事実上の【TRICK】のパイロット版だったんだと確信してからは、さらに【ケイゾク】の中途半端さが鼻に付くようになってしまったんです。

まぁ、堤さんは、この【ケイゾク】を起点として、沢山のパロディを各作品に散りばめてるので、パイロット版という表現はちょっと乱暴かもしれまsねんけど、ちろあえずcocはそう感じたんです。

しかし、そんなことを言いつつもTVシリーズ全話、TVSPに映画と全てダビングして手元に置いてあるんですけどねw

いや、自分の中で評価が変ったら再度観てみようと思ってたんです。

けど、2が作られるというなら、それを機会として観直してみようかなって思ってたりもします。

でも…心配なのが、今のTBSにちゃんとしたドラマ作れる力残ってるんでしょうか?

資金も無いし、人材も流出しまくりで、果たしてどれだけの完成度で製作されることやら…

ま、過剰に期待せず、ゆる~く放送開始を待つくらいが丁度良いかもしれませんね。

それでは、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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