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乙女のXbox360ライフ Vol.83


最近、気になってるタイトルがあります。

それはXbox LIVEアーケードで配信されてる【LIMBO】という作品。

なんでもデンマークのデベロッパーが製作したそうなんですが、とにかく個性的な作品なんです。

スクリーンショットを見てもらえば、あぁ、これか!って思い出す人も居るでしょう。



モノトーンで描かれた世界で主人公の少年を操作して遊ぶ2Dアクションゲームです。

しかし、2Dといっても普通の2Dではなく、最近、結構目立つようになってきた物理演算処理を組み込んだ2D作品で、まだ勢力は大きくないものの、今後確かな規模でジャンルとして成熟していくのではないかと期待してる新2D作品です。

操作性はシンプルでジャンプボタンと、その時々に動作が変化するアクションボタンの二つだけを使って主人公の少年を操作していきます。このシンプルな操作形態にも関わらず、ゲームの中に仕掛けられた仕組みの豊富さでプレイヤーを惹き付けてくれるのが本作の特徴ですね。

それに加え、作風が個性的なんです。画面からまず感じられるのは悪意です。主人公に向けられてる悪意。それが主人公に牙を向いたとき、主人公の少年は凄惨な最期を遂げます。

なんで、そこまで残酷な表現をする必要があるのか?しかも少年という子供に対して…。そういう疑問を感じたりするんですが、度を越えるとバカバカしくなってくることってあるでしょ。正にそういう感覚になってくるんです。

落下死、溺死、圧死、轢死、感電死等、単にアクションをミスしてリトライになってしまうだけのことに、凄惨な死が付き纏うのです。モノトーンだから、流血エフェクトなどはありませんが、逆にモノトーンだから余計に不気味さと悲惨さが強調され、予測してない仕掛けに少年が引っ掛かって死んでしまった時のショックはかなり大きいです。肩がビクン!って跳ねちゃいますw

ゲームの中の仕掛けは様々で、時には結構知恵を絞らないといけない場合もあるようです。モノトーンの画面の中で立ち往生しつつ、その限られた画面の中の情報でトラップなどを説く謎解きをやっていき、先に進んでいくといった感じのゲームです。

ですので、一度仕掛けを解いてしまうと、それまでなゲームであることは確かです。

しかも、プレイボリュームは3時間~6時間程度らしいので、長時間遊びつつ、やり込みプレイもしたいとかっていうプレイスタイルには全く向かないタイトルのようです。

ただ、配信専用で価格も1200マイクロソフトポイントとお手頃ですし、新鋭デベロッパーの実験作というスタンスも考慮すれば妥当なボリュームではないかと思います。ちなみに体験版も配信されてます。その体験版をやったことで魅了されてしまったのがcocさんです。

ただ、手持ちのマイクロソフトポイントが1000しかないので、完全版は購入できてません。だけど、非常に欲しいと思ってますし、体験版をプレイした限りでは安心してオススメ出来る良作だと感じました。

尚、【GAME Watch】では更に詳しいレビュー記事がアップされてますので、合わせて御覧になって下さいませ。


■GAME Wathc"LIMBO"レビュー記事
http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20100721_382071.html

■Xbox JAPAN マーケットプレース公式サイト内【LIMBO】
http://marketplace.xbox.com/ja-JP/Product/LIMBO/66acd000-77fe-1000-9115-d802584109d1?cid=SLink


それでは、今回はこれにて。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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