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乙女のXbox360ライフ Vol.86

海外ではとっくにサービスが開始され、日本でのサービス開始は遅れに遅れて約一年?それ以上かな。とにかくkinectに対応させる為に本体のFWがアップデートされたそうなんですが、そのついでにといった感じでようやく始まった映像コンテンツの有料配信サービス【Zune】

なんでも欧米では結構な収益を出していて、成功してるようなんです。まぁ、欧米の360マーケットは日本とは比べ物にならないほど巨大ですから、そこでの成功と言われても、日本的に判断材料にはならないんですが…

まぁ、簡単に言えばXbox360で映画やTV番組のアーカイブなんかやらを有料配信してますので見てくださいなってサービスです。

で、日本で始まったわけですが、その料金にビックリ。

SD映像のコンテンツが210MSP~280MSP、HD映像のコンテンツが350MSP~420MSPなんです。

1MSPは1.5円として計算してください。

そうです。高いです。上記の価格を円に直して書きますと、SDコンテンツが315円~420円。HDコンテンツが525円~630円となります。

DVDの新作レンタルでも100円で借りられるところが珍しくないこの時代に630円も出して映画等々を見る人がいるのでしょうかw

しかも、このコンテンツはレンタル販売方式で、購入後(DL後)14日間以内に再生しないといけない上に、最初に再生をしてから視聴できる有効時間は24時間しかありません。

つまり、完全なレンタルなのです。あちこちの有料配信サービスをやってるところと同じですね。ただ方式は同じで値段だけは割高ですw

ちなみに、Zuneにコンテンツを配信する業者はワーナー・ブラザーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、20世紀FOX、パラマウント・ピクチャーズ、バンダイチャンネルの5社で、現在総計で117作品がエントリーされています。

そのどれもがレンタル店で準新作、旧作のラベルが貼られてるようなものばかりです。

まぁ、オンデマンドな映像コンテンツのレンタルというのは、多少高くてもそれなりに売り上げは期待できるそうですが、果たしてどうなんでしょうねぇ。

個人的には、誰得?な印象ですがw

これが1タイトル100円ってなら、凄く嬉しいですけどね。

つーかさ、こういうオンデマンドの映像コンテンツレンタルって何で微妙に高いんでしょうね。サーバー設置やらなにやらの設備投資、システムの開発費などを償却しなきゃいけないのは当然ですけど、レンタル店みたく1タイトル毎に減価償却を気にしなくても良いんだから、ガツンと値段を下げて回転率上げた方がもっと儲かると思うですけど?

折角、物理的な"貸し出し中"という回転率を停滞される宿命からサヨナラできてるのに、なんでソレをもっと活かさないんでしょうね。

まぁ、DL数に応じたマージンというか、配給会社の取り分がどうのこうという、利権のせめぎ合いの結果ってやつなんでしょうけどね。

けど、配給会社もそこの単価を抑えて、回転数で稼ごうとしてくれれば、サービスを提供するポータル側も価格は落せるわけですし、結局、がめつくガッツいてる人らが多いから、こんな価格になってしまうんでしょう。

それこそ、10タイトルDLしてくれたら、500円で良いよって感じになれば、ガンガン回転率上がるから、かなりの利益になると思うんだけどなぁ。

視聴に時限規制掛けてるんだし、手元に残せないだから、安くすれば気に入った作品を2度、3度とDLしてくれる機会も増えると思うし。

価格で人を惹き付けてしまえば、こんなボロい商売ありませんよ?w

だって完全な設置商法でしょ。メンテナンスなどは必要だけど、基本的に設備とシステムさえ作ってしまえば、後は放っておくだけで利益になるんですもん。利用料を安くしとけばガンガン回転率あがるし。1タイトル50円とかだったら、バカみたいな勢いで繁盛すると思うです。

ってかね、そもそもXboxLiveって有料なんだから、そこらへん考慮しろってのw

ゴールドメンバーなら、一ヶ月3本まで無料とかさ、それくらいしてくてもバチは当たらないと思うデス。

もしくは…ゴールドとか無くそうよ。無料でいいじゃん。接続料は取る、コンテンツ料金は取る、ゲームソフトからも勿論取る。取られてばっかりでイヤーンな感じです。

ま、PS3も有料になるそうだし(もうなったのかな?)、搾取されるのは仕方ないのかね。

つーことで、恐らく一度も利用することは無いであろうサービスにあれこれ言ってみるテストでした。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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