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乙女日記 Vol.2162 一夜明け


さて、TVが永眠してから一夜明けました。

時間が経過して思ったことが幾つかあります。

まず、皮肉だなぁっていうか、余計な事をしたのかもなぁって思ったのが、永眠の2~3日前に、ファミ通のサイトで"MHP3をREGZAで"といったような見出しの記事がトピックになっていて、そういえばTGSでも出展ブースの殆どが、試遊台やデモ再生に使っていたモニターがREGZAで、ゲームに向いてるTVとして、製作側の人達がこぞってREGZAを選んだっという話題を思い出したので、なんとなくその記事を開いて見てたんです。

PSPを繋いで遊んだ場合、拡大して映してるのにジャギらないのかぁっと感心しつつ、東芝のサイトも開いてREGZAシリーズのスペックを見たり、アマゾンで各モデルの相場を確認したりしつつ、やっぱ高いなぁっと溜息を付いてたりしてたんです。

その数日後にTVが永眠でしょ。なんかそういうのを見たのがマズかったかなぁっと、まぁ、気分的な問題でしょうけど、そんな風なことを思ってしまったりするのです。

そして、壊れたからこそ思うんですが、本当にアナログ放送終わらすの?

だって、2011年の7月でしょ。もうあと8ヶ月しかないよ?

地デジ化政策を行った国で、最初の期限でそのまま完全移行した国はまだ1つもないんですよ。延期の延期、更に延期といった感じで延び々々になっていってばかりなんですが、日本はまさか…持ち前の真面目さという民族的素養が発動して、見る側も、放送する側も期日を守ってしまいそうで怖いんですけど…。

海外では「なんでアンタの都合でこっちがTVを買い替えなあかんようになるじゃ!ふざけんなボケ!」っていうスタンスがユーザーの大半なんですが、日本ではそういう声は異様に少なく、大勢の方が素直に買い換えてらっしゃる…。

こういうところに、民族性というか、国家の真の姿って垣間見えますよね。

つまり、与えられた民主制の弊害というかね。65年前まで日本は国家が強者であり、国民は弱者でした。民衆がなにを言おうが、国家がこうだと決めれば、それに従わなければいけない【お上のお言葉】という絶対的な権威に服従してきてたでしょ。

それが、日本人の血の中に染み付いてるんだなぁって思ったりするわけです。

なんだかんだ不満があろうとも、結局泣き寝入りというか従ってしまう。どこかに国家が強者であるという恐れと言うか、諦めがあったりする。でも海外は全くの逆。

大衆こそが強者であるという意識が強く、行政が無理強いを行えば反発は速乾性の接着剤のように民衆の共通意識として共有され固まってしまいます。だからこそ、内政においてもズル賢く、姑息で狡猾に物事を進めないといけなくなります。けど、そこで培われる政府高官の指導力、先導力、交渉術などは内政でなく外交にもいかんなく発揮されるわけです。

けど、日本は大衆が素直で、行政が無理強いをしても、反発は揮発性のトルエンのように瞬間的に異臭を立ち上らせますが、行政が更に強固な姿勢という大風を吹かせてしまえば、すぐに異臭も飛散し、反発そのものが無かったかのような状態になります。

ですから、日本の内政はそういう意味では楽であり、その楽が政府高官のスキル向上を阻害し、外交では後手々々にまわってしまい、どれだけ足掻いても風下から抜け出すことができないような幼稚さという愚鈍性を他国に晒すという醜態を見せ続けることになるんです。


さて、TVが壊れ、それを題材に民族の気質の問題にまで話を膨らませてみましたが如何でしたでしょうか?w


まぁ、民族気質の話まで広げるのはやりすぎですが、そういった状況を背景に考えれば2011年7月の地デジ完全移行というのは、そのまま施行されそうな感じはします。

故に、今TVが壊れられては困るわけです…。

まぁ、いつであろうと壊れたら困るものですが…。

ビデオが壊れ、テレビも壊れ、録画も出来ず、リアルタイムで見ることもできなくなったというこの状況。

これだけ畳み掛けるように追い込まれ続けると、抵抗というか対応すらできませんです。

貯まるのはお金でなく、ストレスばかりですw

どっかでストレスを円に両替してくれませんかね?w

交換レートがとんでもなくベラボウでも、結構な額の円と交換できる自信ありますよ?w

ま、そんなわけで…、星回りがズンドコで、尚も継続中なcocさんなのでした。

それでは今回はこれにて。







*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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