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乙女のXbox360ライフ Vol.88

一部では日本での配信が危ぶまれていたXBLA(XboxLiveArcade)のCrimson Allianceが予定通り、9月7日に無事に配信されました。

早速、デモをDLして遊んでみました。そしてすぐにMSポイントを買いにコンビニに行きましたですw

結論から言えば、面白いです。いや、ちょっと違うかな。もっと適切に表現すると"大好き"ですね。

ゲームの大まかな概要は俯瞰見下ろしタイプのアクションRPGで、ディアブロ風のガントレッド風です。

洋ゲーに馴染みの薄い方はガントレッドと言われてもピンとこないかもしれませんが、邦ゲーに置き換えて例えるならダンジョンエクスプローラーやエイリアンシンドロームなどが、ソレに相応しますね。

で、ディアブロ色とガントレッド色のどちらの色合いが強いかといえば、ガントレッド色の方が強いですね。特にマルチプレイだとガントレッド風味が強まります。

ソロで遊んでると、戦闘のテンポなどが自分次第なのでじっくり構えて進めていくと、なんとなくディアブロの香りが漂い始めます。

トレハン要素に関しては、ディアブロのような膨大なさはなく、ドロップしたお金を貯めて装備品を購入していくのと(ここらへんはガントレッドと同じですね)、ダンジョンの中に置かれている宝箱から入手する2パターンですが、宝箱の数は決まっていて、その中身にランダム制は無いっぽいです。

ゲームの流れの基本は、ステージクリア型です。ワールドマップから各ダンジョンエリアを選んで、そこをクリアすると、先のポイントへのルートがアンロックされるといった感じです。

そして、ステージには、4つ集めればライフゲージが1つ増えることになるハートの欠片が数個、必殺技の威力を高めるアイテムが数個(こちらもいくつか集めれば必殺技が強化されていく)と、宝が数個あります。(それらの数はステージによって決まっています。)

そして、その宝にはクラス(職業)ごとに用意され、ステージの詳細に宝が二個あると表示されていれば、各クラス専用の宝箱が2つづつあるということです(操作キャラのクラス以外の宝箱は開けられない)

で、クラスですが、3つのクラスが用意されています。
 
戦士、アサシン、魔法使いの三種類です。

個人的な印象としては、戦士は初心者向け、アサシンは中級者向け、魔法使いは上級者向けのように感じました。

しかし、魔法使いがそれほど難しいわけではなく、撃たれ弱いのと、敵との間合いの調整が必要になってくるという点で、戦士のように接近戦でガシガシ攻撃するよりかは扱いが少々難しいかなって程度です。

この3クラスの中でcocはアサシンがとても気に入りました。

各クラスにそれぞれ3タイプの攻撃手段が用意されています。

戦士なら、基本攻撃、強攻撃、遠距離からの突進攻撃があるのですが、アサシンは通常攻撃とスタン攻撃と投擲攻撃の3タイプになります。

で、アサシンで特筆すべきはスタン攻撃です。

ボタンを押せば、すぐさま姿が消え、自分の周囲に居る敵の背後に現れ斬りつけます。この攻撃で敵は一定時間気絶(昏倒状態)となり無防備にふらふらと棒立ちになるのです。

しかも、そのスタン攻撃は複数の敵に効果が及びます。最大で何体までは確認が取れてないのですが、cocがプレイで確認したところだと3体は確実にいけます。

なので、敵が近づいてくれば、スタン攻撃でシュババっと消えて、背後から斬りつけて気絶させ、昏倒してる間に通常攻撃や投擲攻撃でとどめを刺すって感じになります。

そして、これがマルチだと、かあんり重宝します。気絶攻撃でどんどん敵を昏倒させ、他のプレイヤーがタコ殴りするというw

魔法使いにもスタン攻撃に相当する魔法と、足止め魔法(凍結魔法)があるので、マルチはアサシンと似たような戦いかたは出来るのですが、魔法の発動時間は少し遅いので、連続で敵を足止めする場合は、手数が間に合わなくなる場合もあります。

しかしアサシンのスタン攻撃はディレイが短く、キャストも早いので、どんどん足止めが出来ます。

ですが、アサシンは一撃の重さがありません。更に戦士よりかは打たれ弱いようですので、接近戦の機会が多いキャラとしては、安定感にやや難がありますね。

ま、どのタイプが扱いやすいかは個人差の問題ですし、どのクラスが強い、弱いという大きな差はないと考えて良いと思います。

さて、そろそろ総評という形にしていこうと思うのですが、まず良い点から。

・操作性が良い
・ハクスラのツボをキチンと押えてる
・ステージクリアのスコアアタックが熱い。
・価格が安い(1200MSP)
・システムが明瞭。しかし安易では無い
・気軽にマルチプレイは楽しめる。

そして、残念点も幾つか上げておきます。

・マルチでのPC募集の条件設定が事実上無い
・マルチでは一画面に全員が納まってないといけない。
・トレハン要素の濃度が薄目。

残念な点の3つを解説しますと、まず最初の【マルチでのPC募集の条件設定が事実上無い】ですが、ゲームルームに参加するなり立てるなりする場合の条件設定の欄にキャラの強さに関しての制限が設けられてません。

このゲームはライフゲージの量と装備品の性能でキャラの強さが決まるのですが、そこらへんの制限が指定出来ない為、ものすごく強いキャラが揃ってる部屋に初期状態に近いキャラが紛れ込んでしまうケースが頻繁にあります。

その逆も然りで、初期状態に近いキャラが揃ってる部屋に強いキャラの人が入ってくるというのもよくあります。

まぁ、ライフゲージの量はどうしようもありませんが、装備品はクエストの最中でも変更可能なので、自分が周りよりも強いなっと、パワーバランス崩すかなっと思えば、装備品を性能の低いものにしてゲームに参加すればバランスはとれるでしょうね。大抵はそのままのアンバランスなまま、一人が俺様TUEEEEEEE!で暴れまくって終わりということになるんですがww

で、強いキャラばかりの部屋に弱いキャラで紛れ込んでしまった場合。これはもうどうしようもありません。そういった部屋が行こうとしてるクエの敵の強さに対応出来ない可能性が高いので、自主退出するか、それともホストが気を利かせて、ステージを楽なところにしてくれるか期待するしかないでしょう。

そこらへんは割りきって、気長にキャラの強さが似通った人が集まるまで何度もマッチングすれば良いかなっと。

次は【マルチでは一画面に全員が納まってないといけない。】についてです。

これはゲームの仕様上、オンラインマルチだけでなく、ローカルマルチプレイも出来る仕様となっているので仕方ないのです。

なので、そこはネトゲーが普及する前のローカルマルチオンリーだった頃の感覚を思い出して遊ぶしかありません。

っていうか、1画面に全員が納まっていないといけないというのは、プレイの足枷に思えるかもしれませんが、そもそもそんなにキャラ同士が離れて戦うことはありません。遠距離攻撃もそんなに長距離で当るわけではありませんし。

なので、ゲームを始めてしばらく様子を伺えば、誰がフロントを取って行動するのかがハッキリしてきますので、このPTではこの人がフロントを取るんだなって感じたら、その人とあまり離れないように行動してれば画面の外に追いやられることもないでしょう(画面の外に自キャラが消えてしまった場合、一定時間でが円中央に自キャラが強制ワープしてきます)

最後は【トレハン要素の濃度が薄目。】について。

これはガントレッド風味である点と、ライブアーケードのソフトということもあり、そこまでガッツリ本格的な内容ではありませんし、価格相応の内容と理解するのがベターでしょう。

ただ、個人的には価格以上の遊びごたえがあると感じましたし、海外サイトのレビューでよく書かれてる"ディアブロ3までの繋ぎとして最適"という評価をそのまま信じてOKな完成度です。

海外のレビューサイトでは軒並み高得点ですし。cocも10点満点で採点するなら7点は付けますね。ローカルマルチプレイのアクションRPGを求めてた人なら+1加点して8点は堅いでしょう。

ってか、フルプライスソフトして販売されてても全然おかしくない出来栄えですし、何の心配もなく人に勧められる良作だとcocは感じました。

ちなみに、価格が1200MSPだと文中で記載しましたが、1クラスのみ限定で遊ぶなら800MSPだけで遊べます。

3クラス全て使える完全版が1200MSPで、1クラスオンリーなら、1クラスに付き800MSPだけで遊べます。

無論、お得度を考えれば全クラス使える完全版の1200MSPが一番ですけどね。

尚、マイクロソフトポイントはプリペイドなら700MSP(1050円)、1400MSP(2100円)、3500MSP(5250円)

クレカ購入なら、500MSP(740円)、1000MSP(1480円)、2000MSP(2960円)、5000MSP(7400円)です。

ちなみにプリペイド700MSPはショップによっては取扱してない場合もあります(コンビニでは取り扱ってます)

そして、更にちなみにですが、一番お得なのはプリペイドの3500MSPです。定価では5250円ですが、amazonなら1000円くらい安く購入できます。

っと、フォローも完了ということで、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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