記事一覧

乙女のAndroidGame通信 Vol.1


11月下旬に発売されるWiiの【ゼルダの伝説 スカイソード】を考慮して、中々手を付けられずに放置していた諸々の用事(PC作業)を終わらせてしまおうと、頑張っているのですが、その作業量の多さに"継続"という部分で早くも挫け気味になっているcocさんです。こんばんは。

で、そんな中、些細な気紛れで、オーダー&カオスオンラインという、スマートフォンのゲームを始めてみたんです。

まぁ、気紛れと言っても、それなりに起承転結が明確な理由があるんです。そもそもガラケーからスマフォに機種変更したのは、ガラケーの不調とキャリアの周波数切り替えに伴う旧機種への排他政策が機種変更の理由の大部分ではあるんですが、そういった仕方ない理由を下地にして、ついでといった感じで目的の中に加えてたのがゲームです。

ここで何度も書いてる【Dungeon Hunter Alliance(邦題:ダーククエスト)】というゲームをプレイする最後の手段という理由がスマフォに機種変更をする決め手になったのも事実です。

しかし、以前書いたように、機種変更したIS11Tでは、ダーククエスト及びダーククエスト2はまだ対応機種に入っておらず、パブリッシャーのゲームロフトのサイトにIS11Tで飛べば、"お使いの機種では遊べません"的な文言で門前払いされるわけです。

ですが、いつ対応機種に入るかはわかりませんし、ほぼ毎日と言っていいほどの頻度で確認しに行ってるんです。

で、その度に、IS11Tに対応してるタイトルとしてオーダー&カオスオンラインが表示されてたんです。

けれど、cocはケータイやスマフォのオンラインゲームって、眼中に無いんですよ。誤解を恐れずに書きますと、基本的にガラケーやスマフォのゲームって見下してるんです。

所詮はカジュアル側に目一杯傾いた、お手軽暇つぶしゲームというのが大前提で作られてるだろうという、まぁ言うなれば偏見ですね。そういう偏見でcocはガラケーやスマフォのゲームを捉えてます。

中には稀に、そうじゃないゲームもあるようで、それは勿論理解しています。現に、cocが遊びたいと散々喚いてる【Dungeon Hunter Alliance(邦題:ダーククエスト)】だって、そもそもはiPhone用にリリースされたゲームですしね。

それがPS3に移植されたんですから、例えベースがカジュアルであっても、傾き加減によってはゲーム専用機というコンソールに持ってきても、そこそこ楽しめる作品ってのは存在するわけです。

だから、ダーククエストで遊んでみたかったのです。しかし機種が新し過ぎて対応していない。今日も対応してない、明日も対応はしてないんだろうっと、来る日時も分らないのに、待ち人を待つ切なさというかね…、そういう時って、ふと自暴自棄になったりすることって珍しいことでもないでしょ?w

そうです。こういう経緯という意味での"理由"はあるわけですが、結局のところは気紛れなんでしょうね。毎日、ダーククエストの対応を確認しに行くと表示されるオーダー&カオスオンラインにフラフラと気の迷いで足を踏み入れてしまったわけです。

まぁ、通常は800円のところ、android版(元々はiPhoneで配信されていた)ではauが先行配信されてるということで、先行配信キャンペーンといったような形で半額で購入できるみたいだったので、400円くらいなら別に良いかなっとポチったわけです。(半額は10月14日まで)

で、遊び始めてすぐにプレイをやめましたw

第一印象は非常に悪かったです。何が悪かったかと言いますと、操作性です。これは機種による差が大きく影響すると思いますので、すべての機種で言えることではありません。そういう大前提を理解してもらった上でもう一度言います。操作性がサイテーだったのです。

そもそも、感圧式でなく、静電式のタッチパネルに慣れてないというcocの個人的事情もそこには含まれるんですけどね。

で、操作性の悪さに耐えきれずにすぐにプレイをやめたんですが、数日後にPC作業に疲れ、集中力も皆無に近い状態に陥った際、これまた気まぐれで、また遊んでみたんです(アンインストしてなかったのが奇跡ですねw)

しかし、やはり操作性が悪い。でも我慢してみたんです。どうせ完成度なんて低いんだし…っと、やや冷やかな意識でダラーっと寝そべりながら遊んでいたら…、ハマったww

っということで、ようやくここでオーダー&カオス(以下"O&C"と略記)がどういったゲームなのか御紹介。

ゲームシステムは3DタイプのMMORPGで、戦闘はクリックでターゲット指定後は自動アタッキング、各習得スキルをクリックで発動させ、リキャストタイムの管理調整で戦闘においての優位性をクリエイトしていくという、言うなればMMORPGの基本系スタイルです。

PCのMMORPGを遊んだ経験がある人なら、スムーズにシステムの大部分を理解できると思います。

キャラクターは種族で3、職業で4つ用意され(戦士、レンジャー、魔法使い、モンク)、性別も選べます。そしてビルドは基本的に経験値集積によるレベルアップと、そのレベルアップに伴って得られるスキルポイントを使って、任意でスキルを取得、強化していきます。これもよくあるタイプです。

他には裁縫、皮加工、鍛冶の生産スキルがあり、1キャラクターでひとつの生産スキルを任意で選択し覚えることができます。

後は、競売所が設けられ、PC間でアイテムの売り買いが行え、特定のエリアなどではPvPもできます。(通常フィールドでもPCに申し込み、受理されれば、どこでもPvPが行えます)

まぁ、いってしまえば、非常にオーソドックスなMMORPGです。

強いて特徴を上げるとするなら、経験値の稼ぎ方ですかね。基本的に経験値はクエストで稼ぎます。モンスターを狩ることでも経験値は得られるのですが、クエストクリアでもらえる経験値の方が圧倒的に多いので、原則、狩りで経験値を稼ぐということは滅多にしません。

で、そのクエストの数が多く、新しい街に到着する→受けられるクエストを受けまくる→それらをクリアする→レベルが上がる→レベルが上がることで新たなクエストが出現する→それらをクリアする→レベルが上がる→次の街を目指す。といった流れで進めていきます。

逆説的に言うと、クエをスルーしてると、レベルが上がらずに詰んでしまいます。

なので、クエは取りこぼさずにクリアしていくことが順調なレベルアップを維持する要となります。

そして、これらのクエはソロでクリア出来るものがほとんです。クエもモンスターも自分のレベルを基準にした相対性で適正なら黄色、無謀なら赤といった感じで表示されます(クエならクエ受注リストのクエネームの表示色、モンスターならモンスターのLV表示色)

仮に受けたクエが赤く表示されてた場合、クエの取りこぼしが有った可能性が高く、辿ってきた道筋を遡り、取りこぼしたクエを探してレベルを上げてくれば、赤く表示されていたクエも黄色く表示されます(一部例外もあるようですが)

なので、PTを組んで狩りをする、クエをするといった趣旨が強いゲームではありません。現在レベルキャップは60なんですが、ソロで60まで上げれるそうです。

ですから、PTは必須ではないのです。無論、PTを組んでやったほうが、クエのクリアも早くなりますし、何かと心強いです。しかし、そこらへんはプレイヤーが任意で決めて行動すればよいだけですので、PTを組まないと進められないと言った縛りはありません。

現在、cocさんは戦士でLV23ですが、ずっとソロで進めてきてます。いくつか苦労する場面があり、PTでの活動を欲する機会もそれなりにありましたが、キャラを作成したサーバーがasiaサーバーで、周りのキャラネームは殆どがハングルか中国漢字ですので、PTを組みようがないし、組みたくないしw(サーバーは現在iPhoneとandroidとでは別になってるそうです)

幸い、日本人オンリーのギルドに拾って貰えたので、本当に行き詰まったら、助けてもらおうとは思ってるんですが、未だにそういった旨で救援を出したことはありません。(レベル差が結構あるし、あまり精力的にギルド的な活動をしている集団でもないみたいなので…)

ですから、淡々とクエを見つけてはそれをクリアし、生産スキルに使う材料アイテムを集めて、それを競売にかけてお金を稼いだりと、MMOの中で黙々とソロゲーをやってるという感じなのです。

で、それのどこが楽しいのかって思われたかもしれませんが、これが、意外に面白いのですw

先にも述べたとおり、オーソドックスなMMORPGを掌の中で淡々と遊べるというのが、なんとも快感というかねw

あと、ソロ活動でも進められるというのも、海外産MMORPGの基本スタイルじゃないですか。cocはそういうのが好きなんですよね。

PT必須系は、目的の為にPTを組むのか、PTを組むから目的が生れるのか。つまり卵が先か鶏が先か…みたいな矛盾を感じるんです。

ソロ活動ベースでPTも可といった海外産MMORPGのスタイルなら、仲間が集まった時や、ソロではキツイ場面だからといった目的が必ず先にあってのPTプレイとなるでしょ。それの方が遥かに自然なスタイルだとcocは思う人なんです。

ですけど、MMOですから、ソロで進めていても他人の介入はあります。狩場で邪魔されることもあるし、野良で助太刀してくれて助けられることもあるし(PCがタゲを取ってるモンスに野良で横槍を入れることが可能で、戦利品などはタゲ取った人のものになるので、横槍の助太刀は可能で、横取りは出来ない仕組みです)

あとは競売でもMMOの恩恵を受けれますね。相場の流れを読んで、高く売れそうな時に出品するといったようなこととかね。

ただ、個人的に余計なシステムだなぁって思ったのがPvPです。

PvPは通常時、申し込み制なんです。街中でも街の外でも、PCからPCへ直接申し入れて、相手が受理をすれば決闘開始です。ハングルや中華はやたらと決闘を申し込んできますが、それらを拒否しとけばPvPをしなくてもOKなんです。

それだけなんだろうと…思ってたんですが、つい先ほど、クエストで出向いた新規のエリアがなんとPvP可能エリアだったのです。

これには参りました。普通にクエをクリアする為に、フラグモンスターを倒したり、フラグアイテムを集めてたりするだけなんですが、ハングルと中華は、出会えば、脊髄反射のように攻撃してきます。もうね、意味不明。

PvP可能エリアは可能エリアであって、PvPをしなければいけないエリアじゃないんですけどね?

そしてね、PvPに勝利しても、何も恩恵ないんですよ。いや、ここらへんは断言できません。もしかしたら何かメリットあるのかもしれませんが、少なくともLV23の時点でPvPの勝利でメリットを受けるような事柄には遭遇してないので、恐らく勝っても何も意味はないと思います。

で、負けると死ぬわけです。キャラクターが死亡すると、各エリアに存在する墓場からリスタートになります(モンスターに倒されればデスペナでお金が減るのですが、PvPではデスペナはありません)

クエやってる最中にPvP仕掛けられて死ぬと、墓場に戻される。もうね、すんげーウザいわけです。面倒くさい。

だからcocは人にそんな面倒な思いをさせたくないので、PvPエリアであっても攻撃を仕掛けません。そもそも攻撃を仕掛ける理由がcocにはありませんら。だってクエやってるだけだしね。

けど、仕掛けられたら、応戦します。攻撃されたんだから、応戦するのは当然です。中にはしつこい人もいまして…、同一レベルのレンジャーだったのですが、仕掛けてきたから応戦し、そしてcocが勝ったわけですよ。そしたら墓場から一目散にその場に戻ってきて、また仕掛けてくるんです。

そして、またcocが打ち負かすのですが、また戻ってきて仕掛けてくる。これを7回繰り返され、cocはただクエに必要なアイテムを集める時間をロスしただけというね…。心底ウザかったなぁ、あの中華。

ちなみにcocはキャラネームを英字にしてるんで、こちらが日本人かどうかは向こうには分りません。でも、中華電波か何かわかんないけど、こっちが日本人だと思ったんじゃないかな。とにかく必要に粘着されてウザかったです。(ちなみにキャラネームには平仮名、カタカナ、日本漢字も使えます。)

こんなPvP可能エリアがあるんて知らなかったけど、念の為にとキャラネームを日本語で付けなくて良かったよ。ハングルと中華は、とにかく日本人を目の敵にしてるからね。

一度、野良でPTを申し込まれて、キャラネームが英字だったので、日本人かなって思って、PT申請を受理して「日本人さんですか?」ってPTチャットで聞いてみたら、即効でPT解散されて、PvP申し込んできたしww

まぁ、そのPvP可能エリアはUOのフェルッカと思えば、それまでなんですけど、システム的に相手を倒しても、何のメリットもリスクもないとうのが、どうにも承服し兼ねないんですよね。

殺人を行えば、略奪というメリットがあるけど、街に入れなくなるとか(NPCガードにぬっ殺される等)、全エリアで全PCから攻撃対象になるとか(犯罪者フラグが立つという意味)そういったリスクもあってのPvPシステムなら全然良いと思うんですけど、ただ他人の邪魔をするだけというPvPを組み込む意味がわかりませんね。

でも、これからずっとそういうPvP可能エリアばっかりとかじゃないと思いますし、今やってるクエをさっさと終わらせて、そのエリアとは早くサヨナラするつもりです。

さて、長々と書いてきましたけど、基本的に良く出来たゲームだと思います。最初にプレイした時に感じた操作性の悪さも機種が違えば随分と差は出るでしょうし、cocはもう慣れてしまったので気にならなくなりました。

これが、PCゲームだったり、据え置きコンソールのタイトルだったら、低評価という結論しか出せませんけど、スマフォゲームとして評価すると、非常に頑張ってるなぁっていう印象に変わりました。

なんちゃってMMOじゃなく、ちゃんとMMORPGに仕上がってるしね。一緒に遊ぶ人が居る場合なら、更に高評価になるんじゃないかな。何せクエをクリアしていくことでレベルが上がりますから、PTでクエを消化していけばサクサクとレベルは上げるでしょうし。

ちなみに、プレイ料金は月額100円。3ヶ月200円、6ヶ月300円が別途必要になります(価格は全てandroid版です)

尚、初回起動から3ヶ月感は無料で遊べます。

それ以外にもゲーム内通過等をリアルマネーで購入可能(一部課金専用アイテム有り)なのですが、無課金プレイでもコレといった不便はありません(お金を稼ぐのが少々苦労するかなって程度です)

秋の夜長、ベットやソファーに横になりながら、黙々と掌の中でMMOに興じるというのも、案外良いかもね。

ってか、進めなきゃいけない作業を丸投げして、ここ数日O&Cばっかりやっちゃってます…。ちょっと自重しないといけないってくらいにです^^;

さて、それでは最後にO&Cの紹介記事のリンク等を貼って、本日は終わりたいと思います。それではまた次回です。

GAME Watchレビュー記事

4gamer紹介記事

トラックバック一覧

コメント一覧