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乙女のスマートなエトセトラ Vol.3







前回の【乙女のスマートなエトセトラ Vol.2】でIS11Tのモッサリ感に関して"しかしコレに関しては使う人の工夫というか、カスタマイズの仕方で随分と軽減されるんですよ"っと書きましたが、今回はソレに関連した話題を書き進めていくとしまする。



っと言いつつも、結局のところ、端的に言うと世間のスマフォへの認識力と理解力の低さについてなんですけどね。



グーグルマーケット(現在はPlayストアという名称)でアプリのレビューを見ると、ゾッとしません?日本人のPC音痴ぶりに。



まぁ、PC音痴以前に、ただの馬鹿ってのも多いんですけどw



レビュー(評価)を書く場所に「英語でわかりません」とか「設定の仕方が分りません」とか、評価に全くなっていないコメントを書いて、評価を最低で送信したりしてる阿呆が散見してます。



逆に「面白い」とか「ハマる」とか「使える」とかも多いけど、これも同じ。評価になってない。何がどうして、どういう風にという部分が無ければ評価なんて意味が無いという所に思考が届かないんでしょうね。そして語彙が少なすぎる。



Twitterが"馬鹿発見機"なら、Playストアのレビューは"馬鹿博覧会"と言ったところでしょうか。



でも、そういう馬鹿には何言っても通じないというか、そもそも言語を介さない感覚で生きてるだけの退化猿人(語彙の少なさという意味でも)なんで仕方ないんですが、cocが最近危惧してるのは、先にも書いたとおりPCの認識力と理解力の低さです。



大学生とかでも、そのほとんどがPCやスマフォをまともに使いこなせない人が多いというのは本当に怖いです。



ここらへんをもっと真剣に憂慮すべきなんじゃないでしょうか?



なにせ、今後は今より確実に生活にPCやそれに準拠したシステムが生活空間に入り込んできますし、その操作に関しても高度な物になっていくのは必定じゃないですか。



その進化速度と介入速度は予測する人によって大きな差があるでしょうけど、確かに言えることはPCやそれに準拠した技術、そしてそれを前提とした機能というのは今より絶対に劣って行くことはないでしょう。



つまり、現在の大学生が、現在のPCやスマフォを使いこなすことが出来なければ、10年後、働き盛りとなる30歳半ばの頃のPCやモバイル端末が使えないということになります。



更に10年経てば40歳代です。経済産業の中心世代になっていますが、PCがろくに使えませんし、モバイル端末も使えません。



こんなんで日本の経済は大丈夫なんでしょうか?





もう、時代的にPCやそれに準拠した技術に関しては、生活への介入速度を考慮すれば、習得必須なものだと思うんです。趣味や娯楽の分野で興味のある人だけが詳しい。っという時代はとっくに終わってると思うんです。



現在、義務教育でもPCの扱い方に関しての授業をしていますが、全然結果に繋がってない現状を考えると、もっと専門的に教え、必修割合も高くするべきだと思います。



じゃないと取り返しつきませんよ。



現に今の大学生達は取り返しつかないでしょ。



無論、社会に出てから必死に勉強してPCの扱いに長ける人になる人もいますが、そういう個々のケース云々で語るレベルじゃないとcocは考えるわけです。



実際、現状でも家電にPCに準拠した機能、そして操作する上でPCを理解していないと、その機器をまともに動かせないという段階に入りかけてるでしょ。



PCなんて使わないから、関係無いからっといって関わるか否かを選べてた時代は既に終わりかけてるんだと思うわけです。



しかも、それらに対しての理解力を育ててないと、自己の利益を損なうどころか、実害を被る時代になってるでしょ。



スマフォだって使い方をろくに知らないでテキトーなことばっかりさせてたら、個人情報を抜かれてアボーンです。



抜かれる情報が些細なものなら構いませんが、金銭に関与したアプリをインストールする機会って結構多いですから、クレジットカードや銀行口座の情報が抜かれないとも言い切れません。



各任意加入サービスのIDが抜かれれば、それを使って成りすましが発生し、その先には身に覚えのない商品の支払い請求書が待っていたりするわけですよ。



先進国でこれだけPCに対しての理解力が浸透してない国って珍しいです。



で、今の子供たちにもそういった分野の教育は浅く、短くしかされてないわけですよ。



その子らが将来の日本の経済を担っていくわけですが、海外に太刀打ちできますか?



現状で言うなら、スマフォもろくに扱えない20代が溢れてる世代で、どうやって世界の先進国の同世代と経済戦争をして勝つのでしょう?



経済において、情報処理というのはとても重要なファクターであるのは今更言うまでもなく、その情報という媒体をどれだけ効率よく処理し操作するかで、情報を競争する現代の産業社会での勝負が決まるといっても大袈裟でないでしょう。



40代、50代の人らが扱えないというなら、仕方ありません。かれらの世代ではそもそもそういう教育自体がなかったのですから。



でも、20代でそういうのが珍しくないという光景は、ほんとにゾっとします。まぁ、彼らは後の"出来ない40代、50代"になるわけですから、言い方は酷いですが"捨てる"しかありません。



肝心なのは今の子供らです。



掛け算が出来ないで社会に出る。割り算の概念すら持たずに社会に出る。そんな状態で現状の社会で通用しますか?



けど、それに等しいレベルでPCやそれに準拠した分野の知識は必要になってきますよ。驚くほど早くね。



それこそ、電卓レベルに…です。



ATMや駅の券売機の前で立ち往生してるお年寄りを見て、イライラしてる場合じゃないです。50年後の日常に、どれだけPCやそれに準拠した分野の技術が入り込んでくるか考えれば、ATMや券売機どころの騒ぎじゃないですよ。



今、出来ない20代は、出来ない60代になるならまだマシです。けど恐らく、"何も出来ない60代"という将来が待ってるのではないでしょうか。



自動販売機だってどう進化するかわかりませんよ?



30年後の自動販売機にはコインや紙幣の投入口はないかもしれません。



駅には券売機すら無いかもしれませんし。スーパーやコンビニではプライスタグ化が進み、店の出入り口にセンサーが置かれ、パーソナルデータの口座から自動的に支払いが行われ、レジすら存在しなくなるかもしれません。



何がどう変化していくのかは分りませんが、確実なことはPCとそれに準拠する分野の技術は退化しないってことです。



そして、それらが今よりもっともっと日常生活に入り込んでくるのです。



スマフォを未だに携帯電話だと思って使ってるとか、PCで物を調べられないとか、そんな大学生が溢れてる日本は、ほんとに…危うい。そう思うcocさんなのです。


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