前回の【乙女のスマートなエトセトラ Vol.3】の最後らへんで"スマフォを未だに携帯電話だと思って使ってるとか"という一行がありました。
そこを今回ピックアップしようかなっという趣旨のテキストです。
さて、スマフォが携帯電話で無いとするなら、何か?
答えは至って簡単です。出来損ないのPDAです。
使ってると、心底実感しますね。まるで10年前のPCを扱ってるみたいですもん。
なので、使用に関しても10年前のPCに対してのケアが必須だったりします。
重要なケアは3つ【リソース】【再起動】【シングルタスク】です。
リソース、懐かしい言葉ですね。けれどスマフォ時代の創世記ともいえる現状ではタイムリーな言葉です。つまりはメモリの管理ですね。
常にメモリを意識した動作を心掛けないと、簡単にハングアップしてしまうのが現状のスマフォの実情です。
そして次は再起動。これは必須です。win95やwin98を3日間も連続起動なんてさせてたら、ソフトの強制終了の嵐ですw
それと同様に現状のスマフォも、最低一日に一回は再起動するのが望ましいです。なにせ出来損ないのPDAですからw
そして、シングルタスクです。これは非常に重要ですね。最近のスマフォはCPUのパワーが上がったと評されることが多いですが、正直いってCPUのそのポテンシャルをどれだけ引き出せてるのか大いに疑問を感じます。
そこにはandroidOSという、発展途上なOS。言いかえれば非常に不安定なOSで動かしているという前提がありますので、幾らCPUのパワーが上がったところで、さほど劇的な変化は望めません。
それよりも、そういったパワーアップを鵜呑みにして、幾つも常駐起動型アプリを動かし、ブラウザやゲームアプリやらを起動させ、ホーム画面には幾つもlive系のウィジェットが動いてる様な使い方をしてれば、安定した動作など見込めるはずもありませんw
こういったことはPCの知識があればすぐにわかることなんですが、前回の【乙女のスマートなエトセトラ Vol.3】で書いたように分ってない人が沢山いますから、ホーム画面を見ただけで苦笑してしまうような使い方をしてる人が非常に多いですね。
基本はシングルタスクで使い、マルチタスクで使う場合は、マルチタスクで使う用事が済んだら、キチンとシングルタスクに戻して、メモリをリフレッシュさせておく。なんなら再起動しても良いくらいです。
面倒ですが仕方ありません。だって、出来損ないのPDAですからw
ですから、コレを携帯電話だなどと思って使うのは根本から間違ってるわけですよ。
ラグビーボールでサッカーをやるとか、インターフォンカメラのモニターで3D映画を見ようとか、軽自動車でパリダカに出ようとか、ピザが韓国発祥だと言い張るとか、そういうのと同じくらい無茶なわけです。
なので、ネットに溢れてるスマフォの機種毎の使い勝手云々の情報は鵜呑みに出来ません。
デジモノ系ライターの記事なら話は別ですが、一般の人の情報はその背景に、そりゃ動作も安定しないだろうにっていう使い方をしてる可能性がありますから。ってかその可能性が高いw
そして、結論言っちゃえば、現状のスマフォは繰り返しになりますが、出来損ないのPDAなんですから、どの機種も大差なく不安定ですw
なので、物理的な特色で機種選びをした方が賢いですね。cocの場合はフルキーボード付きでしたが、常時点灯のサブ液晶付き(時計やメールの着信などを表示する)や、テンキー付きとか、あとはディスプレイサイズや端末自体のサイズ。
そういった側物で判断したほうが今のところは自分にあったスマフォに辿りつける可能性が高いですね。
まぁ、だからといってIS11Tの内臓ストレージの少なさは大失敗でしたけどねw
取り敢えず、あと3年くらいはこういった状況が続くのではないかなっとcocさんは考えてる次第です。
それでは今回はこのへんで。
かぶ 2012年07月22日(日)21時52分 編集・削除
次の候補として。
http://www.sharp.co.jp/products/is01/index.html#prContent
その頃には次期機種が出てそうだが。