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乙女日記 Vol.2223 続く訃報







大瀧詠一さんに続き、やしきたかじんさんと訃報が続いてますね。



大滝さんは世代的にリアルタイムで全盛期を知らないのですが、それでも邦楽においての近代ロックの金字塔とも言える名盤【はっぴいえんど】は持っていましたし、ソロ名義作も何枚も持っていましたから、あまりに突然の訃報に昨年末に茫然としちゃいました。



こういう言い方は適切かどうかわかりませんが、病死では無い分、悔しさと残念さが大きいです…。



たかじんさんは関西圏以外の方にはあまり知名度は高くないと思いますけど、関西では物凄く有名な方で、人気と知名度で例えるなら、家族の不祥事が表に出る前のみのもんたさんと同等かそれ以上といった感じの方です。



たかじんさんとは昔、仕事でお会いしたことがあって、実際にお会いする前までは怖い人だと思ってたんですが、実際は物凄く細やかな気を使われる優しい方で、私はたかじんさんの番組に出演される女性タレントさんの1人に付いてる1スタッフなだけだったんですが、たかじんさんの方から声を掛けて頂いて、周りのスタッフが緊張してるのにも関わらず、話しかけられた事でテンションの上がったあたしは、恐縮なんて微塵もせずに軽口などを交えて談笑してしまうという失態を演じてしまったのですが、とても温和でにこやかに話しに付き合って下さったのを良く覚えてます。



それから半年ほどして、別の放送局の仕事で局の廊下を移動してる時にすれ違ったことがありまして、その時も、たかじんさんの方から声を掛けて頂き、しかもちゃんと名前まで覚えて貰ってたという思い出もあります。その時に「タレント事務所入りぃや。なんやったら口きいたげようか」などと言ってくださったりしてオロオロさせられたのも良く覚えてます。(困惑してるあたしを察し、すぐに謝ってこられたのにも驚きましたが)



残念ながら、その2回しか面識を重ねる機会がなかったのですが、とても紳士的で感じの良い方でした。



長らく闘病を続けられていて、影ながら快癒を願ってましたが…、とても残念です。



たった二回しかお会いしてないとはいえ、実際にお会いした方が亡くなられるというのは、やっぱキツいですね。



ただただ、御冥福をお祈り申し上げる次第です…。

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