ウクライナ東部でのマレーシア航空撃墜事件、あれってどういう決着を付けていくんでしょうね
今のところ、ロシアから武力援助を受けてる親ロシア派の犯行という線で物事が進んでますけど、このままそういう結論として固まるなら、ロシアはテロリストの片棒を担いだという風にみなされるから、そうなると世界各国は逆にその後の対応に困りますよね
これが、不幸な誤射であり、親ロシア派とロシアが共同で遺族の方々に陳謝し、親ロシア派は武装を放棄、ウクライナとの和平交渉と同時に遺族の方への賠償責任に取り組むという流れになってれば、まだ先の見通しはあるんですけど…。
現状は親ロシア派の蛮行であるという証拠があちこちから出てきて(信憑性云々の話は別として)、ロシア側はうちらじゃない、ウクライナ側の陰謀だと主張するも、事故調査団や、遺体回収などを親ロシア派が妨害してるということで、更に世界の反感を買っている状況…。
こういう状況になってしまっては、オランダ、マレーシア、ロシアの当事者間での問題解決というのは難しいだろうし、アメリカも当然黙ってはいない。
かと言って、テロリスト支援国家のロシアと、国連軍が戦争するという道筋は余りにも無茶だし…。
落とし所が難しいですよねぇ。
国連軍にしろ、多国籍軍にしろ、派兵という形になれば、アメリカとしては多大な戦費を割かないといけなくなるどうし、現状のアメリカとしてはソレは避けたいというのが本音なはず
しかし、相手は仇敵ロシア、叩く機会として、大義名分を振りかざせる大チャンスとも言えるわけで…。まぁそんなバカげた動機でロシアと事を構えるほどアメリカも落ちぶれてないだろうから、そうはならないと思いますけど。(ウクライナ紛争で既に小競り合いを起こして軍事衝突してますけど…)
でも、もしそうなったら、かなり大きな戦争になりますよね。
中国はロシアに付くだろうし、中国がそう動くなら北朝鮮も当然ロシアに付くだろうから、確実に日本も巻き込まれそうで…怖い。
そうならない落とし所って考えると、ロシアという国家をテロ支援国家にせず、責任の所在をハッキリさせて、怒りの矛先を誘導するしかないかな…。
っと、なると、その生け贄として有力なのは、プーチン大統領ということになるのかな。親ロシア派への武力援助は彼の独断と圧力で行われたもので、彼がウクライナ紛争の元凶、マレーシア機撃墜に関しても彼の指示があったといったシナリオで、彼に全ての責任を被せて投獄。
その後、ロシアの新政権がウクライナとの融和政策を実施という流れにするしか、大火は防げない気がするんですよね。
正直、事が事だけに、実行犯はどいつだっとか、指示があったのか、親ロシア派の独断かと,そういった真相は探っても意味ないんですよね。
真実なんて出てくるはずなんてありませんから。
問題はどうやって決着を付けるか。そこに付きます。
ウクライナを支持するEU加盟国、そしてマレーシアにアメリカが鮮明に表した怒りと不信感を納める理由に足る結論をどう絞り出すかがロシアの命運を分けることになりそうです。
集団自衛権の拡大解釈が変更され、それこそ時勢と流れ次第では、いくらでも解釈を代え、戦場派兵も可能性として有り得そうなキナくさいことになってる日本としては、今回の事件はあまりにもタイミングが悪すぎますね。
亡くなられた大勢の方には申し訳なく、忍びないのですが、これ以上血は流さず、穏便に物事が決着していくのを願うばかりです。
ましん 2014年07月21日(月)05時28分 編集・削除
最近ブログ更新しまくりだけど、なにがあったの?w