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乙女日記 Vol. 2297 数多くの種が淘汰されていく中。



そういうものなんだってことで、なんとなく知ってるつもりなことって結構あると思うんですけど、改めて考えると不思議だよねってのが今回のお話。



いや、別に大仰な新説を唱えるわけじゃありません。あと、取り上げるものが、あまり宜しくないものなので、考えるのイヤだって人は読まないでくださいね。



つーことで、今回取り上げるのはゴキブリですw



ゴキブリって、そりゃ~もの凄い勢いで人に嫌われてるじゃないですか。そしてもの凄い勢いで駆除されてます。



色んな薬剤でスプレーされ、餌に思わせておいて毒殺なんてのもあるし、そういった薬剤を使わずとも、新聞や雑誌などでバコーンって叩かれ粉砕されたり、熱湯をかけられ全身大火傷で殺されたり、最近だと、殺虫剤の類で、凍らせて退治するというのもありますね。



とにかく、いろんな手段を用いられて人間に殺されまくってるのが彼らの実状です。



しかし、それだけ忌み嫌われ、姿を見られただけで殺されるという過酷すぎる境遇に置かれているのにも関わらず、奴らは絶滅しません。



人間によって莫大な数が殺されてるのに、奴らは死滅しない。



それは、やつらの繁殖能力が凄まじいからだと、誰しもそういう理解で認識してはいますけど、人の駆除数もかなり凄い量だと思うんです。



そして、ゴキブリは人間が誕生する遙か以前の大昔から、その姿、機能をほとんど変えずに生きてきてるそうで、そうなると人間が駆除してなかった分、もっともっとエグい数で生息しまくってたって感じなんでしょうか?



勿論、人間が存在してない時代には、ゴキブリを補食してた生物も沢山いたでしょうから、そういった存在との戦いもあったでしょう。でも、それすらも乗り切ってきたわけでしょ。



繁殖力が凄いなんて一言で片付けられる存在じゃない気がします。



そして思うんです。そこまでの繁殖力が何故必要なのかってね。種の存続の為といっても、種の個体数が膨大に増えるという状態は、種の存続という観点から言うと最終進化なわけです。



別に身体の変化や知性の発達だけで進化ではなく、生物として種を繁栄させるというのも全うな進化なわけです。そして、広く理解されてるように進化の極地は”死”なわけですが、ゴキブリのあそこまでの繁殖力は、種の繁栄として大成功だと思うんです。



思うんですが、あの繁殖力を要して、進化の極地に到達しなかったのも不思議です。



一つの昆虫種としては、原始的且つハイブリッドな存在でもある奴らは今日も沢山殺されてるはずです。殺されても殺されても絶滅しない…、そしていつか人間が絶滅し、補食ではなく、ただ気持ち悪いからという理由で無闇矢鱈に虐殺してくる相手が居なくなったあと、奴らはどういった数の進化をしていくのか…、想像するだけで狂気の沙汰です。




ちなみに何で今日はこんな話を書いたかですが、cocさんにもわかりませんw


ただ、こんな風なことをフト思ったので、思ったまま書いてみた次第です。



気分を害してしまった方にはすいませんでした。



それでは今回はこれにて。また次回です

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