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乙女のモンスターハンター探険記Vol.147



前回の【乙女のモンスターハンター探険記Vol.146】の最後には、次回でそろそろ総括をっと記してましたが、総括の前に書きたいことがありましたので、まずはそちらからです。



MH4やMH4Gの話題の中で良く目にすることが多い【ギルクエ】。正式には【ギルドクエスト】というものについて、ちょっと簡単に説明をしておきます。(基本的にMH4やMH4を遊んでない方に向けてのテキストですので)



ギルクエは一言いうならば、4から導入されたエンドコンテンツです。



従来のシリーズでは、村クエ、集会所下位クエ、集会所上位クエ、集会所G級クエといった段階でコンテンツが用意されてました。



しかし、どのシリーズでも言えることですが、各ランクのクエに突入した頃は装備品が狩猟対象モンスターの強さに適しておらず、厳しい戦いを突破していかなければなりません。ただし、それを突破して素材がある程度揃えば、適正な装備品に身を包むことができ、苦戦した相手との戦いが楽になります。



具体的に言うと、集会所下位クエをやり出した頃は、貧弱な武器、防具しかなく下位クエストで出現するモンスターの攻撃を受けると大ダメージを受けたり、攻撃するにしても武器の切れ味ゲージが低く、やたらと攻撃が弾かれて難儀するのです。ですが、下位クエを進めていき、下位で用意されてるクエの6~7割をクリアした頃には素材も豊富に揃いますので、それなりの武器、防具を装備できるようになります。



すると、下位クエで登場するモンスターとの戦いは、かなり楽になります。無論、装備品が貧弱だった頃に苦戦しながら戦った経験もそこに加味されますから、数値化されない経験値と、数値的に明確に上昇する装備品の性能向上が相乗効果となって狩りが楽になるという意味です。



ただ、下位を卒業し、上位に行くようになれば、また同じような手順を踏むことになります。モンスターの攻撃力、体力は跳ね上がっており、場合によっては狩猟環境も下位よりキツい状態になってる場合もあります。



なので、適正外である下位装備で上位クエストを突破していかなければならないというサイクルなわけです。G級も同様です。



そして、装備が整う頃には、そのランクのクエの半分以上はクリアしてるという流れがモンハンの基本です。



この流れの良い点は、装備品が適正外の頃には力押しが出来ませんので、モンスターの行動パターンの観察、攻撃チャンスの見極め、回避の徹底など、アクションゲームとしての基礎を修練することができ、後にそれが数値化されない経験値として還元されていくところです。



逆に難点は、苦労して集めたモンスター素材で作った装備品の活躍期間が短いというところです。自分の納得できるスキル構成を実現出来る組み合わせの防具を揃えられた頃には、その時点のランクのモンスターの驚異は著しく低下してます。



先に書いたように、下位でそれなりに納得できる装備品を揃えたとしても、その装備品で上位を戦い抜くのはキツいです。特にシリーズを重ねるごとに、既知モンスターには新モーションが加わり、シリーズ毎に登場する新モンスターの攻撃は複雑で激しい動きのものが多くなっています。



原則としてモンハンは回避ゲーで、モンスターの動きを完全に把握してしまえば、全ての攻撃が回避出来るようになっており、極論でいえば防具は何も装備しなくても理論上はクリア可能となってます。しかし、その文言に説得力があったのは、MH、MHG、MHdos、MHP、MHP2くらいまでで、それ以降のシリーズ作では俗に言うところ"プロハン"(プロハンター)と呼ばれるくらいの腕がないと実現出来なくなってきてます。



ですので、防具を作ります。防具には戦闘を有利に運べる多種多様なスキルが備わっており、自分のスタイルにあったスキルで絞り込み、防具を揃えていくというのが一般的な流れとなります。



しかし、その防具も上のランクに行けばゴミとなり、作品毎の最終ランク(シリーズ作毎に上位またはG級が最終ランク)に到達し、そのランクで集められる素材で作った防具のみ、比較的に長めに稼働することになります(クエクリアだけを目的とし、それが終わればプレイしなくなるという人は例外ですが)



この従来の流れはそのままに、MH4からは新たなエンドコンテンツして追加されたのがギルドクエストです。





さて、本題に入る前の前フリだけで随分長くなってしまいました…。ここから本題に入ると、更に長文化していき、1つの記事としては余りに不格好になってしまうので、数回に分けてアップすることにしました。



そんなわけで、次回の【乙女のモンスターハンター探険記Vol.148】では、今回のテキストで大仰に前フリしたギルドクエストについて書いていきます。



ではでは、また次回です。

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