前回の【乙女のモンスターハンター探険記Vol.147】において、今回取り上げる【ギルドクエスト】に入る前のモンハンのコンテンツの大前提を前フリとして書いてますので、なるべくそちらを読んでから、こちらを読み進めてください。尚、ここからは前回の前フリを読んで頂けてるという前提で書いていきます。
それでは本文を開始します。
従来のエンドコンテンツであった最終ランクのクエの欠点である、変化しない難易度を補う形で導入された感じなのが【ギルドクエスト】です。
このギルドクエストというのは、別途用意されてるコンテンツ【探索】というものをプレイすることで入手出来る独立クエストです。
このギルクエを入手するためにプレイしなければいけない【探索】というものは、時間無制限、死亡カウント無制限で狩猟、採取が行えるコンテンツで、MH3ーtriーで初登場した【モガの森】をベースに作られています。
探索の主な特徴は以下の5点。
・フィールドは探索独自の物が使われ、エリア構成はランダム。
・登場モンスターは毎回変化する。
・探索フィールドでしか入手できない素材がある。
・集会所クエなどには登場しないモンスターが出現する。
・狩猟成果によって貰えるギルドクエストの内容が変化する。
この探索の中で大型モンスターを倒してクリアする度に、ギルドクエストが入手出来ます(モンスターを倒さなくてもクリア可能)
例えば探索でリオレウスを倒してクリアすれば、狩猟目的がリオレウスなギルドクエストが入手できます。複数の大型モンスターを倒してクリアすれば、その倒したモンスターのメンツから抽選で組まれた二頭討伐が目的のギルクエが貰えたりします。
そして、ギルドクエストの特徴として、【レベル】と【発掘装備】というものがあり、レベルは文字通りクエストの難度を示します。このレベルはそのギルドクエストをプレイし、クリアする毎に一定の条件でレベルが上がっていきます。
レベルが一定数を越えれば、モンスターのランクカテゴリーが変化します。つまりレベルの低い内は下位のリオレウスが登場していますが、一定数のレベルを越えれば上位のリオレウスが登場するようになり、更にその先はG級のリオレウスの登場という流れになっていきます。ちなみにレベルが上がれば、モンスターの基本能力も上がっていくので、3段階にモンスターが変わるだけというわけでありません。
そして【発掘装備】というものが入手できます。これはギルクエでしか入手できないもので、従来シリーズの錆の塊や太古の塊のようなものなのですが、取得機会毎にその装備品の性能は変化します。最終的には、武器なら自分の求めてる攻撃力、属性、切れ味ゲージ、スロット数など、防具なら防御力、スキル、スロット数などを目標に理想の武具を求めるといった射幸心を刺激する要素となっています。
尚、探索クリアで取得出来るギルクエには討伐モンスターの指定以外にも、上記発掘武具の入手傾向も付随します。
例えば、【発掘武具傾向:大剣/太刀 ドスシリーズ腰】といった感じで発掘で入手出来る武器と防具の傾向が設定されます。
そして、ギルクエのレベルを上げることで、それらの発掘で入手出来る武具の性能の基本値は高くなります。
ここまで説明すれば、もう御理解されてると思います。つまり通常のクエ(集会所など)を全て終わらせた後も、その最終ランクのクエで作った装備品を活かして遊べる機会としてギルドクエストが新たなエンドコンテンツとして追加されたというわけです。
ただ、純粋にエンドコンテンツだけの存在かと言えば、そうでもなく、別の側面もあったりします。
探索の特徴を説明したところで書いていますが、集会所クエストなどでは登場しないモンスターが登場するという要素は下位クエストなどを行ってる段階でも有用に活用できます。
例えば、モンハンのスキルで、ベーシックで汎用性の高いものとして広く一般的なのが【高級耳栓】【風圧(大)無効】です。この二つのスキルは攻撃機会を格段に増やすと同時に、生存率も飛躍的に上がることで重用されてるスキルです。
そんなスキルを実現する上で非常に有用なのが、イャンガルルガというモンスターの素材で作成出来る防具なのです。しかし、MH4やMH4Gにおいてそのイャンガルルガは集会所といった通常のクエストでは出現せず、旅団クエ(村クエ)で、ある条件を満たせば一度だけ出現し、そのクエをクリアすることで、探索で登場することになります。
あとは上述してきた探索とギルクエの仕組みを理解して頂けてれば、イャンガルルガのギルクエを入手し、素材集めが出来るというわけです。
このように、エンドコンテンツ以外の有用性も持ち合わせているのがギルクエです。
さて、これでギルクエの大まかな説明は終わりました。今回はこれで終わるのですが、実は次からが本当の本題でして…w
それを書きたいが為の、2回に渡っての前フリだったのです。とにかくエンドコンテンツであるという大前提を理解してもらった上で読んで頂きたかったので…。
っそんなわけで、次回に続くのです。
それではひとまず今回はこれにて