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乙女のらぶらぶサッカー Vol.134 喜べない現状



順当に、アジアカップのグループリーグを首位通過した日本代表ですが、そんなの当たり前なわけで…。



勝負に絶対はないですが、ブラジルW杯のアジア予選を勝ち抜き、W杯に出場した主要メンバー(っというより、そのまんまw)でやってるんですから、アジアカップのグループリーグで躓くわけがない。



ただ、釈然としないです。その時にベストなメンバー、つまりその時に一番巧くて強い選手を揃えるのが代表チームですから、ザッケローニ体制のメンバーを越える人材が殆ど居ないなら、そのままのメンバーでチームを作るというのは、論法としては非常に全うではあるんです。あるんですが…、やっぱ希望がね…。



ザッケローニの作ったチームの平均年齢があと4年若ければ、例えW杯で惨敗したメンバーであっても、同じメンバーで屈辱という経験を生かして次のW杯で雪辱を晴らすんだっていうのにも希望は見いだせるんですけど、現状、このメンバーで4年後は厳しすぎるっしょ。



ギリギリ行けなくもないだろうけど、おそらく選手としての能力は確実にブラジル杯の時点より落ちていくわけですし。惨敗した頃より能力が劣ってる状態でW杯に行っても…。



一応,武藤や柴崎といった新戦力の台頭もありますけど、二人程度の世代交代程度ではどうにもなりませんし。



まぁ、アギーレ監督の身辺がザワついてるし、おそらく解任になるだろうから、1からチームを作る時間もないということで、ひとまず計算の出来る前体制のメンバーを揃えてアジアカップだけは取りにいっておこうという日本サッカー協会の思惑が裏にあるのは明白ですが、アジアカップ以降に新監督の元で1から再スタートというのもキツい。




そういった点が気掛かりですから、アジアカップのグループリーグを突破しても、それがどうした?ってな感じで、手放しに喜べないのです。



大会一つ無駄にしちゃってるようなもんですしね…。



そんなわけで、アジアカップ以降の前途多難にため息がこぼれるcocさんなのでした。



それでは今回はこれにて。

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