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乙女のスマートなエトセトラVol.8 狭まる選択肢 前編



1月28日付けのテキスト【乙女日記 Vol. 2270 SIMフリーの使い勝手】で、タブレットに関心を向けてるという趣旨の事を書きましたが、結局それは今使ってる機種のスペックではWEB閲覧、アプリの動作適応などで結構厳しくなってきてるというのが根本の問題なのです。



ただ、ここで何度も書いてるように、cocがその利便性から絶対に譲れない要素として、qwertyキーボード標準搭載モデルという基準がありまして、qwertyキーボード標準搭載の新機種が出ないことで、ズルズルとIS11Tを使い続け今に至ってるのです。



勿論、Bluetoothの外付けキーボードで代用出来るよっという事実も認識はしていますが、qwertyキーボードが標準搭載されてないモデルは、そもそも外付けキーボードを繋いで使うということを前提にUIが作られていませんから、スマフォのモデル、OSの種類によっては、そういった外付けキーボードを使った際に、文字種変更が出来なかったり、カーソルキー反応しなかったりと、お世辞にも使い勝手が良いとは思えません。


加えて、Bluetooth接続の不安定さという問題も大きなネックです。突然接続が切られ、延々と再接続が出来なくなるなんてことは珍しいことではないし、接続が切れないまでもBluetoothキーボードでは、その宿命とも言えるチャタリング(突然単一キーが入力信号を出し続け、他の操作を一切受け付けなくなる現象)の問題も抱え込まないといけません。



その点、qwertyキーボード標準搭載のモデルでは、そういった不安定さは全くなく、UIもキーボード標準搭載というのを前提に作られてますから、文字入力以外にも、物理キーをを活用し、ホットキー登録で様々な動作をコントロールできます。加えていうなら、タッチパネルではシビアな操作が難しいアクションゲームなどの操作も、各種キーに操作キーを割り振ることで、難なく遊べます。



つまり、ショッピングサイトなどのBluetoothキーボードやBluetoothゲームパッドのレビューで溢れてる多くの不満、問題点はqwertyキーボード標準搭載というモデルで全て解決するわけです。



そういったqwertyキーボード標準搭載モデルの優位性は圧倒的ではあるのですが、いかんせんIS11Tのスペックでは今時のWeb閲覧や、今時のアプリの動作に対応しきれなくなってきてるというのが現実。



ならば、機種変更もやむなし…という決断をしなければいけないのですが、いかんせん4Gモデルのスマフォだと機種変更にしろ、新規契約にしろ、毎月の支払い額がとにかく高い。



世間的に3Gスマフォを現役で使ってる方はすくないでしょうけど、そういう人らから見れば、DOCOMO、au、ソフトバンクの大手三社の4Gモデルの料金形態は、悪態を付きたくなるほど割高に感じるはずです。



各社、若干の差異はあるものの、機種変更にしろ新規契約にしろ、4Gモデルで加入可能な利用料金は、端末代金を24回の分割支払いにし、割引を適用させた上で利用料金の一番やすいコースを選んだとしても、毎月8000円~10000円くらいになります。



3G機種が選べた頃に同様の条件で契約した場合、5000円~7000円くらいだったので、かなりの値上げ率です。



こうなってしまった理由は、スマフォの普及を背景にLINEなどのアプリに代表される無料インターネット音声通信が広く使われるようになり、通話料で利益を上げれなくなったキャリアが利益確保の為に、基本使用料を値上げした為です。



そして、今年の上半期末には、更にそれらの料金が値上がりします。全社、原則SIMフリーが定められ、それが施行されるからです。



今までは、他社に乗り換える際は機種を変更しなければいけないというハードルがあることで、各社は顧客の獲得に関して、他社で取り扱わない機種を揃えたりして、端末で顧客の興味を惹くやりかたをしてきましたが、今後は原則SIMフリーになることで、独占供給端末で顧客を呼び込み、さらにその顧客を期間縛りの契約で囲い込むというのが難しくなっていきます。



そうなると、現状では端末代金のかなりの割合で割り引いて、その分を負担してきたキャリア側として、その割引率を下げるようになるでしょう。



すると、単純計算で、24回の分割で支払う毎月の端末代金が上がるわけですから、ますます毎月の支払い額は増えて行くことになります。



そうならない為の措置として、また高額な端末代金の未払い問題などを防ぐといった条件付きで、SIMロックを一定期間有効にしてもいいという緩和措置も認められるようですので、それらのルールを上手い具合に調整した上で、大幅な料金の値上げにならないように各社は調整をしているそうですが、確実に言えることは、今よりは安くならないということです。



携帯小型端末の運用の仕方は個人差が勿論ありますから、現状や今後値上げされる分も含めて、妥当だと折り合いを付けられる人も要れば、そんな料金を払ってまで…という使い方をしてる人も要るでしょう。



cocは後者です。基本的に仕事中にスマフォを私的目的で使用する時間などありませんから、3G通信すらオフにしています。



キャリアメールが届けば、メールが着たけど受信出来ませんでしたという告知が入るので、その度に都合の良いタイミングで3G回線を開いてメールの受信をしています。



それ以外で回線を必要とする動作は必要に迫られることがありません。仕事柄複数のアプリを活用してはいるんですが、それらは全てオフラインで使えるものですし。



なので、通信に関しては、自宅のwifi通信オンリーという状態です。



外出時の空き時間の暇つぶしにも、それ用のコンテンツを予め入れてありますので(小説、ゲームなど)、無為な時間潰しに、必要に迫られてるわけでもないのにパケット通信を行うなどということはしません。



ちなみにパケットに付いては二段階上限設定式の定額サービスに入ってるので、必要な際には外出先でもパケット通信を行いますが、まず殆どそういう必要に迫られることはありません。



なので、cocさんの毎月の利用料は3800円程度です。(端末の分割払い終了済み)


そういう使い方、そして現状支払ってる利用料金の額からして、4G契約の料金は現実味がないほど高く感じてしまうのです。



そんな4Gの利用料金の高さに加え、前述のqwertyキーボード標準搭載モデルの優位性も加味され、4Gモデルへの機種変更に二の足を踏み続けているというわけなのです。





さて、コラム形式ではないのに、まさかの分割アップですw



個人的な通信端末の運用の仕方と料金云々に関しての不満を二回に分けてアップしてどうすんだって自分でも呆れてますが、そうなってしまったのですから仕方有りません。



そんなわけで次回に続いちゃうのです。それではまた次回です。

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