記事一覧

乙女日記Vol. 2279 ドンブリ!?



そういえば、昔に大きなカルチャーショックを受けたことがありまして…っという主旨が今回のテーマです。



それは納豆に関してのことなんです。関西では今でこそ納豆を食べる人が増えてきましたが、cocの子供の頃はスーパーへ行っても、2~3種類のメーカー品銘柄しかおいてなかったように記憶してます。



添付タレにカツオだしベースの物が付くようになってからかな、関西で需要が伸びたのは。



で、cocさん家では、物心つく前から納豆が食卓に出されていて、cocさんには記憶にないのですが、納豆との初遭遇から好きだったそうです。



そんなわけで、小さい頃から納豆を好んで食べていたcocさんですが、友達には食べれない子が多く、それが不思議でなりませんでした。そして、小学校に上がった頃に、納豆は関東の物で、関西の人は苦手な人が多いというのを知ったのですが、それとたぶん時期を同じくして、TVでちょっと衝撃を受けたんです。



それは、いわゆる今は絶滅したともいえる、純ホームドラマの1シーンでした。それを見たのは、ドラマとして見てたのか、何かの特集番組でそのドラマが取り上げられていたのか記憶が定かではないのですが、衝撃を受けたシーンというのは、一家の朝食のシーンでした。



純ホームドラマですから、めちゃくちゃ昭和丸出しの風景で、広めの和室の居間にドカンっと大きいテーブルが置かれ、そこに祖父、祖母、父親、母親、息子、娘、末っ子みたいなホームドラマとしての様式美とも言えるような一家が全員揃って朝食を食べるというシーンだったのですが、その食卓に納豆が出されていました。おそらくドラマの舞台は東京の下町か、それに準ずる関東の下町だったと思います。



で、その食卓に出されてる納豆が、なんとドンブリに山盛りでドカンと出されていて、その納豆が盛られたドンブリを父親が手に取り、自分の茶碗に流し入れた後、息子にドンブリを手渡すのです。そして息子も父親と同じようにドンブリがら納豆を自分の茶碗に流し入れ、そのドンブリ納豆が家族間でリレーされていくのです。



え?。納豆ってドンブリで回し食べするくらいの量で食卓に置かれるものなの?っと衝撃を受けたんです。



関東ではそういう食べ方を本当にするんですか?これ、いつか確認したいなって思ってて、未だに確認し忘れてたんです。なので、教えてください。関東では納豆を30グラムや40グラム程度のスーパーで売られてる1パック程度の量で食べるんじゃなくて、ゴワッサー!って食べるものなの?



それとも、cocが見たそのドラマのシーンは、そのドラマにおいての家族間の関係図とか力関係とか、ドラマ自体の雰囲気を端的に表現する為に数多く散りばめられてた演出の一つで、実際のところ関東でもそんな食べ方しないよって感じですか?



じっちゃんの名に賭けて、cocの子供の頃の疑問を解いてくださいませ。



ちなみに京都では、鯖の半身をそのまま使う棒鯖寿司という押し寿司が祝い料理として振る舞われるというのは本当で、今でもその風習は結構残ってます。お正月や、節分、ひな祭り、端午の節句、誕生日、お祭りなどに今でも棒鯖寿司は用いられ、特にお正月やお祭りの時には棒鯖寿司は沢山売れるそうです(知人のお寿司やさんからの伝聞)




尚、京都府には京都市を始め、亀岡市、宇治市、福知山市、舞鶴市、向日市、城陽市などを始め15の市で構成されていますが、根っからの古い京都人は京都市以外(昭和中期に京都市に編入された伏見も含む)を京都だと認めてない節があるというのも、悲しいかな本当です。(貴族階級の人が古くから多く住む土地柄のせいか、未だにそういう差別的な意識がうっすら残ってるというキナ臭い土地の卑しき風習ですね)



っと、納豆なだけに京都のマメをついでに少し紹介してみました。



では、ドンブリ納豆、よろしくです。



それではまた次回です。

トラックバック一覧

コメント一覧