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乙女日記Vol. 2280 バカ市長



今回は、とあるニュース記事から。



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埼玉県所沢市で、小中学校にエアコンが必要かどうかの是非を問う全国で も異例の住民投票が行われています。所沢市は航空自衛隊入間基地の近くに あるため、夏場でも窓を閉められるよう騒音対策として29の小中学校にエア コンの設置を決めていました。しかし、市長が変わり、財政悪化などを理由 に計画を中止したため、設置を求める保護者と対立が続いていました。*テレビ朝日ニュースより。





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この所沢市だけってわけでなく、色々な市町村の自治体などで、学校のエアコンについてどうこうという話題って多いけど、まだこんなこと言ってる組織があるということに愕然とする。



特に小中学校なら、義務教育の場でしょ。義務教育とは国家が児童に教育を行う義務があるという意味です。昨今の日本の気候が数十年前と違うのは誰もが体感で理解してるのに、なぜ子供にだけ過酷な環境下で勉強をしろと強いるのか…。



教育に適した環境を整備できてないという時点で、義務を怠ってると思うんですけど?



いつまで帝国日本の時代の美意識を引きずるつもりなんでしょうね。耐え忍ことが精神の鍛錬になり、同時に身体も鍛えられるという論法は間違いではないです。間違いではないんですよ。ただね、その論法を当てはめる場所が時代や環境の変動などで大きく変化してるということが何でわからないんでしょう?



学徒動員はとっくに終わってるんですよ?欲しがりません勝つまではって、もうとっくに負けが確定してるんですよ?



精神論でどうにかなりましたか?どうにもならなかったでしょ。いつまでそんな風潮の名残の思考で物事を捉えてるんだか…。



まぁ、精神論は別に良いんですよ。正しいですもの。精神鍛えず強靱な身体は育ちません。けどね、その精神論を持ち出す場所が違うってこと。



国家が児童に行わなければならない義務を科せられてる教育現場に、えぇそうです、国語や数学などの教育を行い児童に勉強してもらう場に、なぜ”我慢”という要素が介入する必要があるんですか?



昨今の季節毎の気候の変動の激しい中、暑さや寒さに耐えながら勉強させて、成績があがるんですか?



我慢や忍耐といった精神論はそういうとこじゃなくて、別のところで使うべきでしょ。例えばスポーツとか、そういった競技に関して精神論はある程度必要でしょう。



あんなに苦しい練習をやり遂げたんだから、これくらいの苦しさなんて何でもない!っと奮起することで、陸上の長距離選手のタイムは延びる”かも”しれません。



で、あんなに暑い中、あんなに寒くガタガタ震えながら勉強した数学なんだから、かならず次のテストでは100点…ってなわけないでしょ。



勉強を教える義務を科せられてる教育現場ならば、なによりも勉強をする上での環境作りを優先しなさい。取り出す箇所も、ぶつける場所も取り違えてる精神論なんか二の次です。



今回の所沢の一件は市長が言い出しっぺです。こういう人がバカという生き物の典型ですね。これは中傷でも侮辱でもありませんよ。サルを見てサルだ。象を見て象だというのと同じで、紛うことなきバカにバカと言ってるだけです。



そして、財政難だからという理由も含めていうのであれば、エアコンを学校から排除する前に、まず市の施設から全て撤廃していけばいい。次に市の条例を制定し、企業、工場、小売りなど事業体に対して、エアコンの使用に制限を設けるか、エアコン税なるものを徴収すればよろしい。それでもダメという段階になって学校から”も”撤廃というのであれば話はわかりますけどね。



単純な話、まず大人が子供に手本をみせろ。そして子供を守るのが大人の義務だから、その義務はギリギリまで捨てるな。大人も我慢して頑張ってるんだけど、どうしても財政が厳しい。だから子供にも我慢してくれ…っというのが真っ当な順序ってもの。



そんなこともわからない市長はバカ以外になんと形容しようがあるでしょう。



我慢、忍耐という精神論ベース、市の財政難というのがベース、そのどちらが発端となって起きてる問題かは知りませんけど、そのどちらでも論外です。



無能ならまだしも、バカに市長なんてやらせてちゃマズいですって。





っとまぁ好き勝手書いてみましたが、何か間違ってますか?



cocとしては、子供だけに我慢を強いるような恥ずかしい 大人にはなりたくないので、このバカ市長に対しては、大人として叱ってやらねばと思った次第です。



それでは今回はこれにて。

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