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乙女のアニメ独り言 Vol.113 Gのレコンギスタを見終えて



後れ馳せながら、レコンギスタの最終回を見終わりました。



そして、全26話を総括させて頂きます。



「は?」以上ですw



いや、だってそうしか言いようないっしょ。なんですか?あの突発的衝動に任せて部屋の掃除を始めたのに、全く片付いてない内に掃除をやめて、他人には分からないだろうけど、これで整理はできたんだっとゴミの隙間に寝そべって鼻ほじってるようなクズ野郎みたいアニメw



何が駄目、そこが駄目、あそこも駄目とか、指摘していく以前でしょ。



物語を始めたのなら、なぜその物語が始まったのかという大前提、そしてその後の…、いや書くのもバカらしくなってきた…。つまりさ、内容がツマらない、面白いは別にして、起承転結という物語の大原則くらい守ろうよ…。



富野アニメでは、昔からあったことですけど、話数を跨ぐだけでキャラの感情描写がピーキーに暴れ出すというのがあるんです。



例えば、1話で桜を見て、「わぁ、きれいな桜」と和やかに笑みを浮かべてるキャラが居て、そのキャラが2話で突然「咲くだけでチヤホヤされて、めざわりなんだよ!燃やしてやる!」とガソリンを桜の木にぶっかけてZippoを着火して放り投げちゃうような豹変ぶりで唖然とさせられるみたいな…w



今回はそういうのが多すぎて、誰がどこを向いて、誰を誰が見てるのか、わからないw



人間ドラマを描く上で、そのピーキーさは独り善がりすぎでしょ。



元々、富野さんは物語作れない人なんですよね。作れないというか、とにかく下手。言葉選ばずに言うなら、お話を紡いでいけない人なんです。書きたいこと、表現したいことを最初にダァーって書いちゃう。だからすぐ失速しはじめる。でもそれだと不味いから、最初に書いたことを表現や描写を変えたり、状況を逆転させたりして、また同じことを繰り返す。繰り返せば繰り返すほど、言葉がこねくり回されて、最終的に何言ってるのかわからなくなる。そういう傾向の強い人です。



この人の小説読んだら、その下手さ加減がよくわかります。



で、レコンギスタは、そういう富野さんの悪い部分だけが凝縮したような作品で、物語の全体像も、その中で繰り広げられる人間ドラマもすべて起承転結崩壊。



結局のところ、イデオンと∀を混ぜてまとめようとしたけど、収拾つかなくなったのでとりあえず、全員が戦ってワーってなってバババーンって決着付けて主人公は旅立っていって終わりw



特権独占とそれに群がる利権、科学技術の否定とその矛盾などの物語上重要な要素だった物は尽く何も決着付けずに終わっていくんですから、一体今までは何だったのかと…w




しかも、最後の最後にサラっと親殺しさせたりして…。変人富野というより、これじゃもう異常者富野ですよ…。



ってかさ、もう70歳をとっくに超えたおじいちゃんにTVシリーズの監督をやらせるというのがね、そもそも無茶なんです。そりゃ話の辻褄も合わなくなりますって。



70歳を超えて、新しい物なんて作れませんよ。侮辱とかそういうことじゃなく、現実はそういうものです。



ただ、見る側にそういう配慮を押しつけられても困りますし、そんな配慮などしません。なのでフラットに評価するのです。



そうした結果、下せる評価は「は?」ですw



これでも、最大限言葉選んでるんですよ?w



ゴミだとかカスだとかクズだとか言わずに、「は?」で済ませてるんですからお察し下さいませ。



そんなわけで、まだ一回も見てない方には絶対見るなとここで強く注意喚起しておきます。ガンダム好きであろうとも、ガンダム知らなくても、アニメ好きであろうとも、アニメあまり見ない人だろうとも、とにかくどこの立ち位置に居るかというのは全く関係なく、すべての人に忠告します。見るだけ無駄です。





しっかし、ここまでヒドいと、ムカついたり、憤慨したりといった不満すらも生まれないものなんですねw



そういう意味では貴重な体験させてもらったのかもしれません。などと思ったりもするcocさんなのでした。



それでは今回はこれにて。また次回です。

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