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乙女のスマートなエトセトラVol.20 影響ないのかな?



前回の【乙女のスマートなエトセトラVol.19 情報の欲しがりさがちょっと下品になってきてると感じます。 】の最後にチラっと書いた”困ってる”ことについて今回は書き進めていきます。



ピュアAndroid5.0.1では起動したアプリが全てタブ化して、どんどんバックグラウンドに格納されていくんです。



で、それを一気に全て終了する機能がないんです。Android5.0.1以前にいうところのタスクマネージャーが撤廃されてるという感じです。



Google的にはAndroid5.0.1が動く端末ならスペック的にRAMは1GB以上有るはずだから、ユーザーが意識的にタスク管理をしなくても、OS側でメモリの負荷を調整し、RAMが厳しくなれば自動でタスク終了などの処理を行って最適化するから、タスクマネージャーは無くしましたよってことらしいのですけど、Android2.3.4なんていう古いOSを乗せてる貧弱な端末をずっと使ってきた身としては、タスク切り替えボタンをタップして表示されるバックグラウンドタスクの多さは精神衛生上あまり良い感じがしませんw



一括終了ができませんが、個別に終了させていくことはできるんです。けどそれをやろうとするとその多さに疲れるほどですw



30個くらい平気で貯まりますから。



ただ、気になるのがRAM的に問題ないとしてもバッテリーには影響しないのかどうかです。少なからずバッテリーに影響するのであれば”全て終了”という機能はなくさないで欲しかったなぁっと…(ここらへんはまだ調べ尽くしてないのでなんとも断言できません)



OSにタスクマネージャーが無いのであれば、アプリで処理すればいいじゃないかと思われるでしょうが、タスクキラー系のアプリというのはちゃんと端末に合わせた設定をしっかりしてやらないと、端末の動作を軽くするどころか、逆に端末の動作を不安定にするんです。



タスクキラー系のアプリの話題では必ずといっていいほど出てくるのが”ゾンビアプリ”という文言で、俗語でなくちゃんとした表現に置き換えるとプリインストールされてるアプリの挙動というものです。



タスクキラー系アプリの一番多い間違った使い方が、このゾンビアプリを無効化指定してしまうことです。自分が使わないアプリが常にバックグランドで立ち上がってるというのをタスクキラー系アプリを開いて認識するや否や、即座に無効化に指定してしまう人が大変多いそうです。



しかし、ゾンビアプリと称されるそれらは、端末にプリインストされてるものであって、その端末が正常に起動してるクリーンな状態という”状態”の中に、それらのプリインストされてるアプリが起動しているという条件が含まれてるのです。



つまり、それらのプリインストアプリの中で端末起動直後からスタンバイ状態として起動するように設定されてるアプリは、それらが動いているという状態が端末的に最も安定した状態であるというふうに調整されてるのです。



なのに、それらのアプリを無効化してしまうと、端末のバックグランドでは、プリインストアプリがタスクキラーアプリに強制終了処理され、すぐさまプリインストアプリが立ち上がり、それをタスクキラーアプリが終了させるという動作が延々行われることになるのです。



しかもPC使ってる人なら常識ですけど、アプリケーションは起動処理が端末に一番ストレスをかけるのです。次に大きいストレスは終了処理。もっとも端末に負荷をかける動作を、バックグランドで自動で延々と繰り返し行わせるなんて正気の沙汰じゃありません。



無論、Android機ならroot権限取得という状態、つまりは端末のプロテクトを解除すれば、それらのプリインストアプリの根本的削除も可能ですけどね。ただRoot化した端末でタスクキラー系アプリ使ってる人なんていないっしょ。意味ないですしw



なので、タスクキラー系アプリを使ってる人はRoot権限を取得せず、端末は正規の状態で使ってる人らということになります。



で、そんなタスクキラーの正しい使い方は、まずゾンビアプリの見極めをキチンと詳細に実施することです。見極めたら、ゾンビアプリを絶対に無効化指定しないこと。これがタスクキラーの正しい使い方です。



ただ、この詳細に見極めるというのが、かなり手間がかかります。まず電源を入れ直してからの起動直後に動いてるアプリはバックグランドを確認すればすぐにわかります。それが起動直後の初期状態で起動してるゾンビアプリ(プリインストアプリ)です。



しかし、それだけじゃないんです。特定のアプリを起動させたときだけ、端末が特定の条件を満たしたときだけ自動でバックグラウンドでスタンバイ状態になるアプリがあります。なので、あらゆるパターンを想定して、どのタイミングでどのアプリがゾンビアプリとして裏で動き出すのかを把握しないといけないのです。



それをせずに安易に適当に無効化リストにゾンビアプリ化するアプリを指定してしまうと、そのアプリが動き出す特定の条件の際、端末が著しく動作不安定になったり重くなったりします。



そんなわけで、世間では広く使われてるタスクキラー系アプリですが、ハッキリいって、殆どの人が間違った使い方をして、自身の端末の動作を不安定にさせてしまってるというのが実情です。



で、話を戻しますが、ピュアAndroid5.0.1でタスクの一括終了がないのなら、タスクキラー系アプリで代用しようかなとも考えてるのですが、上述したとおり、見極め作業が結構大変なんです。キチンとした無視リスト(タスク終了処理の除外指定)を作らないと、全く持ってデメリットしかありませんから…。



そこに時間をどれだけ割けるか…。そこが悩みどころですね。バッテリーにも影響しないなら、何10個開いてようが構わないんですけど、果たしてどうなんでしょうね。



けど、先ほど書いたように、やはり何10個もバックグランドでタブ化して待機してるというのは精神衛生上あまり好ましくないのです。所詮人が使うものなんですから、人が気持ちよく使える配慮というのは(動作的に意味がなくとも)考えてほしかったなぁっと思ったりするcocさんです。



それでも、NEXUS5は気に入ってるんですよ。もう世代落ちに相当するのに、その動作の軽やかさと、パワフルな処理能力に脅かされてます。microSDが使えないのもOTGでどうにでもなりますしね。



え?MediapadM1ですか?うん、画面が大きいね。他には…えっと…。あぁ!Android4.4.2だからタスクの一括終了はできます。うん。できます。そこは精神衛生上良いかもです。



他には…、うーん。あんまり使ってないからわかりませんw



そんなわけで、どんまい!MediapadM1なのでした(オチに使ってあげないでw)



ではでは、とりあえず今回はこれにて。また次回です

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