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乙女日記Vol. 2323 端々に皮肉めいたものが。



パタパタママという曲ご存じでしょうか?



なんでも1976年にひらけポンキッキで披露されたのが最初とのことなので、随分と昔の曲になりますが、童謡として永らく愛され、今尚もどこかで耳にすることも珍しくはない曲です。



曲のタイトルから想像できるように、忙しいお母さんの1日を追った内容の歌詞なんですが、改めて聴き直すと、これ…専業主婦を若干ディスってますよね?w



では、その歌詞を確認してください。



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パタパタママ パタパタママ パタ パタ

パタパタママ パタパタママ パタ パタ



6じ あまどパタパタ うるさいな

7じ おなべケロケロ だいどころ

8じ パパのくつを ピカピカ くつみがき

9じ おそうじスイスイ ぼくじゃまさ

10じ せんたくポイポイ スイッ チオン

11じ おふとんポカポカ ふとんほし

12じ おけしょうパタパタ ママ きれいだよ



パクパクママ パクパクママ パク パク

パクパクママ パクパクママ パク パク



1じ おかしパクパク つまみぐい

2じ テレビチラチラ いねむりさ

3じ となりのママと ペチャクチャベランダで

4じ かいものブラブラ ぼくいっしょ

5じ おふろをピュクピュク わかしすぎ

6じ パパをうきうき おでむかえ

7じ ゆうしょくパクパク ママよくたべる



パタパタママ パクパクママ

もう8じ そろそろぼくパジャマをきておやすみさ

(作詞:高田ひろお)

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無邪気な子供目線から見た母親の情景を独特な擬音を混ぜてコミカルに描いてるというのが大前提ではありますけど、冒頭からいきなり”うるさいな”とはw



つまり、早起きするのはいいが、朝っぱらからうるせぇぞ!ってことですよねw



まぁ、子供目線で言えば、朝早く大きな物音で起こされて、単純にうるさいなぁってことなんでしょう。そこから歌詞は微笑ましい情景を綴っていくのですが、二番で一気に専業主婦へのディスり大会が開幕しますw



二番を要約すれば、テレビ見ながら食っちゃ寝してるかと思ったら、隣人とべちゃくちゃべちゃくちゃしゃべり続けた挙げ句、お風呂の支度を失敗しつつも夕飯バクバク食べてんじゃねぇ!ってことですw



勿論、”悪意の意訳をすれば”ですけどねw



ただ、一番の母親の姿を追いかけた歌詞は非常に分かり易く、微笑ましい内容なのに、二番で明らかに目線が子供からの純粋なものでなく、ちょっと俯瞰的になってますよね。しかも専業主婦というステレオタイプを通した上での俯瞰のように感じられなくもないかなぁっと。



だって、うるさいから始まって、摘み食いに居眠り、井戸端会議を経て、よく食べるで締められてるんですもんw



まぁ、概ね正確で詳細な描写ではあると思いますけどねww



事実、専業主婦という存在に皮肉を含めたステレオタイプをそのまま上書きするよう内容ですし、まぁ…そうなんでしょうw



にしても、冒頭からうるせぇ!って酷いw



っという意訳をしてみましたというテストなのでした。それでは今回はこれにて。

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