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乙女のアニメ独り言 Vol.114 黒子のバスケ 第3期ー23話



表題のとおり、黒子のバスケ第3期の23話を見たのですが、思わずここに書きたくなったほど凄いシーンがありました。



それは、17分30秒から40秒までのシーン(時間はTV放映時のCM込みのカウントであると同時に、録画環境によって若干の秒数の差異が生じる場合もあります)



たった10秒ですけど、一瞬で鳥肌経ちました。それほどアニメに精通してると公言できるほどの知識はありませんし、制作の技術的なアレコレはさほど詳しくはありませんが、あのカメラワークとカット割…尋常じゃない出来映えだと思います。



動作的に言えば、パスカットからの反撃でダイレクトパスをアリウープで決めるってだけの何でもないシーンなんですけど、なんて言ったらいいのかなぁ…。バン!ってなって、きゅぅーーーーんって回転して、ぎゅいーーーーんって迫って、ずばん!そしてブファーー!みたいな感じ(お前伝える気ないだろ?w



技術的にアニメ史上初めてなものではないと思うんですけど、あの10秒の完成度は会心の出来なんじゃないかな。空間演出の立体感、躍動感、疾走感、爽快感らが凄く高いレベルで融合されてて、たぶん一生心に残るシーンかもです。



1期の頃から、おぉ!って感じるシーンは結構あったシリーズだけど、今回の10秒は個人的に群を抜いて興奮したし、大袈裟ですけどちょっと感動したです。ここまでやってくれるんだってね(制作の熱の入れようという意味)



黒子のバスケという作品その物の内容は、典型的な少年マンガのスポーツ物ですし、各選手の特徴が必殺技化してしまい、それらの数値化的表現がいかにも少年マンガだなぁっと(悪い意味で)感じられるし、物語の展開も目新しさはないし、織り交ぜられるエピソードにも斬新な点はない作品で、優秀な凡作(真剣な誉め言葉)ですけど、アニメは演出からカメラワークから、とてもハイレベルなのでずっと見続けてきました。


今回のその10秒を見て、今まで見てきて良かったなぁって思いましたです。



あの10秒を見るだけの為に見続けてきたのですっと変な言い回しをしたくなるほどですw

もし、あんなシーンを中学生の時に見たりしてたら、感極まって「将来は絶対アニメータになる!」と魘され、それを拗らせて大変なことになってたかもしれませんよw



よかった。良い歳ぶっこいててw



そんなわけですので、黒子のバスケ第3期の23話。機会があれば是非御覧になってくださいませなのです。それではまた次回です。

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