一時期、やたらとマスコミに持ち上げられ、最近になってまた意味不明な感じで話題として息を吹き返しつつある”ガラホ”
ガラホとは、ガラケーを踏襲したデザインのデバイスにAndroidOSを搭載して、一部のAndroidアプリが動作するという妙ちくりんな端末のことで、今年の春モデルで各キャリアが猛プッシュしていたやつです。
そして、やたら鼻に付く提灯記事が春頃にあちこちで書かれてました。仕掛けたい側の気持ちと、その思惑を利用しようとする業界の企みが最初から丸出しで、気持ち悪かったのですが、最近になって(春モデルの余剰在庫の明暗がハッキリした頃)、またもやガラホを押す内容の記事が目立つようになってきました。
auでは早々に一括0円端末になってしまっているのに…。
そもそも、ガラホなんて売れるわけないのにね。だってガラケーを契約してる人の殆どの人が、契約してる理由に挙げるのが維持費の安さとバッテリーの持ちの良さでしょ。
なのに、ガラホにすれば、各キャリアが用意してるバカ高いスマフォのプランで契約しなきゃいけないし、バッテリーの持ちもガラケーと比べれば格段に短くなる。
そんな物に、ガラケー契約者が飛びつくわけない。かといってスマフォユーザーがわざわざスマフォより使い勝手が悪くなるAndroid機にダウングレードするわけもない。
つまり、誰に売ろうとしてるのか、そして誰が欲しがってるのか全くもってわからないのがガラホなわけで…。
電話として特化した端末なら、今尚もってガラケーが一番でしょ。軽くてコンパクト、バッテリーも1週間とか平気で持ってくれて、更に維持費も安い。
仕事なり、プライベートなりで電話を頻繁に使う人なら、スマフォとは別にガラケーを契約してる人は多いです。そんな人らに、ガラケーの利便性を全部捨てて、形だけガラケーっぽくした、Android機に魅力を感じるなんてこはまずあり得ない。
だから、売れない。売れてない。案の定見事に大コケです。
そんな現実があるにも関わらず、さも売れてるような、時代はガラホだ!みたいな記事で必死に情報操作してるのは、滑稽を越えて、ただの下品なバカとしか思えません。
やるなとは言いません。どうせ電通も絡んでるんだろうから、そういうことをするのが彼らの生業だし、それが悪いことだとともいいません。けどね、もうすこし知性的且つ戦略的なやりかたというのを考えるべきです。
いくら、ガラホだからと、スマートじゃないからといっても、手口が下品で頭悪そうな臭いが漂いすぎてます。
一般人に提灯記事が煙たがれるようになったら、終わりです。そして、言葉は悪いですが、騙そうとするなら、せめて騙せるだけどの素材で騙しにかからないとね。
ガラホなんて、誰が見てもゴミなんだから…。せめて維持費だけでもガラケーと同じ価格帯だったら、まだ少しはやりようはあったと思いますけど…。
なんにせよ。市場在庫が深刻なレベルなようで、それをなんとかするために息を吹き返しつつある提灯記事が、どうにも破廉恥すぎてて、こうして書きたくなった次第です。
成らぬものは成らぬ!(意訳含み) 以上。ではではまた次回です。