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乙女日記 Vol.1834 気になる存在

昨日、PSPの【激 戦国無双】について書きましたけど、歴史物とい
う意味の繋がりで数年来ずっと気になってるというか、手出しした
いような気になっていたのですが、結局食わず嫌いのままなのが【
三国志】です。

そもそもcocさんは歴史にそれほど興味があったわけではありませ
ん。寧ろ無関心でした。

でも、以前書いたように、ファミコンブームの中期にナムコから【
独眼流政宗】がリリースされ、それよりも先んじて光栄(当時は漢
字の社名でしたよね)から今尚も続く人気シリーズ【信長の野望】
がリリースされていたことで、歴史物というジャンルを意識はして
いました。

一番最初に歴史物で意識したのは【信長の野望】かもしれません。
しかし歴史が気になって意識したのではなく、そのソフトの定価に
ビックリしたのが意識するキッカケだったと思いますw

確か定価が9800円でして、当時(1988年)のFCソフトの相場は5000円
~5900円でした。専用周辺機器との同梱販売タイトルではなくソフ
ト単体で6000円台の価格のソフトが初めてリリースされたのが【信
長の野望】リリースから数ヶ月後に発売されたナムコの【三国志
中原の覇者】だったようで(wikipedia調べ)まだまだ主流価格帯は
5000円台でしたので、9800円という価格にえらく衝撃を受けたので
す。

折りしも時代は、空前の大河ドラマブームでした。1987年に放送さ
れた【独眼流政宗】が今現在をもってしても破られないNHK大河ド
ラマ最高の視聴率を叩き出し、その翌年に放送された【武田信玄】
も大ヒット。

ゲームソフトが時流に敏感なのは昔も今も同じです。前述したタイ
トルの他にも幾つも戦国時代や武将にスポットを当てたタイトルが
数多くリリースされました。

そんな中、ファミコンブーム真っ只中な当時、子供達の強い見方は
ソフトのレンタル。そして任意のタイトルを告げると安価でマジコ
ンでコピーされたソフトにしてくれて売ってくれていた怪しげな御
兄さん達でしたw

今の中高生は知らないだろうけど、マジコンってのは最近出てきた
ものではないんです。

「なぁ、○○屋の近くにさ、500円でソフト売ってくれるとこあ
るらしいぜ」「ほんとにー??」っと盛り上がった少年少女達がお
小遣い握り締めて大挙して押し寄せたりしてたものですw

ソフトのレンタルも普通にレンタルビデオ店で行われていました。
無論正規の手続きなど取ってなかったでしょうが、子供はそんなこ
と考えもしませんし、時代がまだゲームソフトを著作物と認める空
気が出来てなかったのも紛れも無い事実です。

そういった子供達の強い味方でもあった安価手段でのソフト入手経
路を使って、ファミっ子の現役真っ只中だったcocさんは信長の野
望と独眼流政宗の2タイトルをレンタルしてきて遊んでみたんです

しかし、遊んでみても何のこっちゃわからないw

数字ばっかり並んでて、難しい漢字とかも多かったし、こんなソフ
トに9800円も出していたら号泣ものだよっと子供ながら冷や汗を拭
ったものですw

この2タイトルの面白さの意味が理解出来なかった事と、大河ドラ
マの政宗と信玄を見ていなかったことが合わさって一気に歴史物(
)嫌いになりましたw

しかし、それから二年が経過した1990年にcocと歴史物の関係に大
きな転機が訪れました。当時の少年少女達の愛読書としてダントツ
の支持率を得ていた週刊少年ジャンプに【花の慶次 -雲のかなたに
】という作品が登場したのです。有名な作品ですから説明は不要で
しょうが、1988年まで同誌で【北斗の拳】を連載していた原哲夫氏
が商業的に失敗に終わった【CYBERブルー】を挟んで連載に至った
歴史活劇作品です。

この【花の慶次】を読んだ途端、一気に前田慶次郎利益というキャ
ラに惚れてしまいまして…w(昨今の武将ブームでワー!キャー!
言ってる女性達と根底は同じですね…)

トラウマのように避けてきた歴史物、戦国物であったにも関わらず
、毎週発売されるジャンプの一番の楽しみになってしまったのです

余談ですが、同氏の最大のヒット作【北斗の拳】はあまり好きでは
ありませんでした。修羅の国(修羅の人?)だかなんだかでってとこ
ろまでは何となく読んだんですけど、当時のcocさんには終始暴力
に明け暮れる内容が生理的に合わなくなり途中離脱しました。

閑話休題。

この【花の慶次】という作品に出会った後、SFCで【スーパー信長
の野望 武将風雲録】というソフトが1991年の暮れに発売されまし
た。

凄く気になって購入も考えたのですが、二年前のトラウマが脳裏か
ら離れず、購入は回避となりました。しかし、1992年のNHK大河ド
ラマが【信長】だったのです。【花の慶次】で秀吉やら前田利家や
らといった安土桃山時代を駆け抜けた戦国武将も多数登場していま
したし、花の慶次の前日譚的なものだと勝手に解釈して第一回の放
送から視聴することににしたのです(これが初めての大河ドラマと
いうことになります)

ドラマも面白く(戦国時代の知識が皆無に等しいオコチャマ的にね)
、緒方直人さんの信長にも特に違和感を覚えることもなかった(そ
もそも織田信長という人物の固定概念がまだ植えつけられてなかっ
たw)のも手伝い、【花の慶次】と【信長】の2つで一気に【戦国
時代】というキャラクターの宝庫でもある【一大スペクタクル活劇
】の世界にハマってしまったのです。

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さて…、コラムではなく雑記なのですが、まさかまさかの2分割で
のアップとなりますw

いやね、結構長くなっちゃって^^;

1回だと長すぎる、でも2回にするほどの量でもないし、内容も…

うーん、どうしようか…っと悩んだ結果、分割を選んでみました。

つーことで、後半は明日に続きます。

それでは今回はこれにて。
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*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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