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乙女日記 Vol.423 また会える日の約束を♪

なんか『目覚ましTV』見てたら、懐かしいBGMが
流れて、青島刑事が写ってました。

踊る大捜査線が映画でまたまた復活するようです

cocさん、あの作品は好きなので嬉しかったです

でもね。『踊る』でいつも思うのは、なんであん
なに人気出たんでしょうね?

いやね、これまでの刑事ドラマとの比較云々では
なく、単純に、急に人気出たでしょ。

TVシリーズの7話辺りまでは、殆ど話題に上るこ
と無い作品だったですよ。

放送当時、友人とかに「面白いよ」って散々言っ
てたのに「ふーん」って感じだったんですTT

なのに、8話辺りからかな?とにかう最終話近く
なって、やたらメディアに取り上げられるように
なって、急に人気出ました。

正直、はぁ?なんで今更って感じました。

で、3度のTVSPを経て映画化になり、それが大ヒ
ットでしょ・・・

何か解せないのよねw

だって、確かにTVシリーズの最初の頃って、視聴
率そんなに良くなかったんですよ。

だから、映画化された時の周りの様子を見てる時、
内心は「踊るの煽りに踊らされて、やれやれ・・
・」って皮肉ってました。w

ま、認知されたという結果は嬉しいですけどね。

で、実は、cocさんは結構、織田祐二さんが好き
です。

正確には俳優:織田祐二さんの作品作りの姿勢が
好きです。

そして「踊る」は認知後に色々と既存の刑事ドラ
マとの比較などで、その新しさや斬新さを解説す
るメディアが多かったのですが、cocにはそうい
ったイメージでなく、織田さんのドラマ作りの集
大成というか、あの時期に織田さんが今までやっ
てきたことの結晶のような気がしてました。

彼は非常に小道具に拘ります。
演じる役柄毎に固有のアイテムを設定し、そこか
らキャラを作り上げて演じわけていくという手法
を良使う俳優さんです。

「踊る」はその手法の織田さん的、1つの答えの
ような作品だったと強く感じます。

青島刑事というキャラはいつも、あのコートを羽
織ってます。

そして、アメリカンスピリットというマイナー
(だと思う。タバコ詳しくないから詳細は勘弁)な
タバコを愛飲し、同僚から貰った腕時計を大切に
使っています。

それらのキャラをイメージする要素をさりげなく
、要所々々に挟みこんで青島刑事というキャラは
TVシリーズの最終話でようやく完成したキャラに
なったと言えると思います。

これらの手法は織田さんがいつもチャレンジして
きた手法を一気に詰め込んだ感じです。

見ていて、織田さん気合入ってるよ、今度のドラ
マは!って思ってました。

で、後に知ったのですが、織田さんからの刺激な
のか、スタッフから織田さんが刺激を受けたのか
は定かではありませんが、スタッフもかなり気合
入ってたそうで、踊るのセットは、天井まで作っ
てたそうです。

通常、TVドラマでは天井までセットは作りません
何故なら写らないから、そして照明が当てにくく
なるからです。

勿論、天井を写す必要の有るシーンがあれば、
そのときだけ天井をセッティングします。

だけど、踊るの美術さん、写らないのに天井まで
作ってたそうで、そういうのは一見無駄に思える
んですが、やはり現場ではそこまで気合入れられ
ると、相当な影響を出すと思います。

そういった出演者とスタッフの拘りぬいた作品が
認知されたというのは、個人的に好きな作品だっ
ただけに嬉しいですね。

しかも、あの続編を嫌う織田さんが、TVSP込みで
数えると今回の映画化2弾目で5作の続編に挑ん
でるのも異例です。

有名な話しを出すと、織田さんの初期のヒット作
『振り返れば奴がいる』のTVシリーズ最終回で、
彼は自分が演じてる医師を自らの希望で絶命させ
ました。

何故なら、あまりにも強烈なキャラで、キチンと
1つの作品の中で完結させたいという想いから、
脚本家に自ら願い出て、殺してもらったそうです。

ただ数年後に、実は死んでなかったという一番格
好の悪い設定でTVSP版が製作さえ放映されてしま
ったのは大人の事情ってやつなんでしょうね・・・。

さて、得意の脱線が始まってきてますので、今回
はここらで終わりにしておきますw

とにかく、踊るの映画第二弾は楽しみです。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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