記事一覧

乙女日記 Vol.984 たぶん彼は青春国道をまだ走ってるだろうね


世間では【一発屋】という認知で納得されてる、あの【愛は勝つ】
のKANさんが今年になってフランスから帰国、音楽活動を再開され
たんです。

cocさん、かなり前に書いた覚えはあるのですが、改めて書きます
ね。KANさん大好きなんです^^

初期の頃は、ビリージョエルをオマージュし過ぎて、酷似な感じだ
ったんだけど、元々ビリージョエルに心酔していたcocさんは、邦
楽、つまり歌謡極風味を混ぜ込んだビジージョエル節というのが滑
稽なんだけど、どうしても気になるって所からKANさんに興味を持
ったのです。

最初に彼の曲を聞いたのはFMから流れてきた彼の2枚目のシングル
曲【BRACKET】だったと記憶してます。

聞いた瞬間に、ヤバイっと思い、それからずーと彼に惚れ続けてる


あ、一応彼のファンとして【愛は勝つ】のヒットについて少し語り
ますね。

あの曲は確かにヒットした。でも降って沸いたようなヒットじゃな
いんですよ。もうね、いい加減ヒットしろよって言いたくなるくら
い【愛は勝つ】がリリースされる三枚前のシングルから、怒涛の名
曲ラッシュが続いてたんですよ。

デビューシングル【テレビの中に】は残念ながら殆ど注目されなか
ったんだけど、2枚目の【BRACKET】はFMで結構扱っても
らえていて、3枚目の【だいじょうぶ I'M ALL RIGHT】で【BRA
CKET】から取り込んだファンを自身の世界に更に引き込む事に
成功したんだけど4枚目の【OVER YOU】が、あれ?あれあれ?って
感じの不発w

当時、シティーポップスという奇妙な代名詞でジャンル分けされて
いたソングライター陣の中で、やや注目されたけど、そこどまりか
!?っと思わせたんだけど、5枚目から一気に爆発。【東京ライフ
】【REGRETS】と今尚も名曲と言われる2枚をリリースし、次に【
健全 安全 好青年】で密かにプチブレイクしてたんです。

この頃は業界受けのほうが良かったのかもしれません。ラジオは元
より、TV番組のBGM等に結構使われはじめていたんです。

そんな過程があって【愛は勝つ】
ようやく来たかって感じでもあったけど、わかり易い段階を経ての
ヒットなので、売れて当然って思いました。

ま、その後が問題なんですけどねw

残念なことにタイミングが悪かったのです。なにせ【愛は勝つ】が
ヒットした頃というのは、彼自身が丁度転換期に入ったころで、【
愛は勝つ】も収録されてるアルバムが、デビューからの第1期の集
大成みたいな作品だったので【愛は勝つ】以降は迷走しながら次の
音を探し出したので【愛は勝つ】で彼を知った人達の期待に添った
音は発表されなかった^^;

で、世間では【一発屋】と認知されて、今に至るって感じです。

ただ、売れようが売れまいが、正直彼の作り上げる音の完成度は常
に高いですし、コンポーサーとしての資質もあるのでファンとして
は心配はなかったのですが、結婚、渡仏と、暫く日本のシーンから
姿を消してたのは正直淋しかったです。

でもその分、帰国してから、全国ツアー、コンポーサーとして楽曲
提供、新曲発売と珍しく勢力的に働いていらっしゃるので嬉しいか
ぎりです。

後は、待望のフルアルバム発売が一日でも早く訪れることを願うば
かりです。

もし、これを読んで「KANって愛は勝つ以外はどんなの?」みたい
な興味を持たれたならば、第1期の頃のアルバム【テレビの中に】
【NO-NO-YESMAN】【GIRL TO LOVE】【HAPPY TITLE ?幸福選手権?
】【野球選手が夢だった】のどれかを探して買うなり借りるなりし
て聴いてみてください。ポップスって何だろう?という自問を真剣
且つ無責任に模索しつつ、好き勝手やってますって感じの痛快さに
聴いてると理屈抜きで楽しい気分になってくるような楽曲が満載で
すから^^

それでは、cocさんも好きな事を好き勝手書いたまま、終わりとし
ますw

ではまた次回の更新でお会いしましょう。


備考

KAN オフィシャルサイト-www.kimuraKAN.com-
http://www.kimurakan.com/


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

プロフィール

リンク集

過去ログ