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乙女のアニメ独り言 Vol.104 クロスアンジュ



今期スタートのサンライズのロボアニメです。しかし、この1話を見てビックリしました。



1話の構成は、アバン→OP→Aパート→Bパート→Cパート兼EDという流れだったんですけど、アバンで早々にロボのバトルシーンが展開されれるんですが、唖然とするくらいガンダムSEEDのコンテと酷似してまして、カット割すら激しい既視感。



そして、登場するロボは可変機なんですが、主役ロボが人型になった途端、それは紛れもなくフリーダムw 加えて”サンライズ立ち”でシャキーンっと見栄を切るんですから…w



いくらサンライズだからといって、ここまで酷似させるって…どういうつもりなんだろうっと、ちょっと困惑してる中、OPに開始。そして速攻吹いたw



だって、SEEDのOPそのまんまと言っていいほどの類似コンテ連発www


えぇぇぇぇ?これはどういうこと?自社作品をパロディしたおちゃらけ路線?でもアバンでは結構マジな路線の雰囲気だしてたんだけど?っと更に困惑してると、OPのクレジットにクリエイティブプロデューサー:福田己津央さん(SEEDの監督さん)の名がw



これ、本人主導で確信犯的にやってるじゃんw



つまり、これは似てるとか似てないとか、パロってるとかパロってないではなく、”サンライズ立ち”や”シャフト角”のような、古い例えを出すなら”板野サーカス”とか”宮崎走り”みたいなのと同じで、いうなれば”福田コンテ”なんですね。うむ、納得ww



アニメに詳しくない方でも、SEED見た人なら、この1話のどこのコンテを福田さんが切ったか直ぐわかるはずです。それくらい”福田コンテ”炸裂しまくりですw



御本人も「OPがSEEDに似てるとか。そんなん当たり前じゃない、どっちも俺」「やはりロボットのカッコ良い見せ方というのはそうはありませんから。一つのスタイルとして確立していきたいと思ってます」と発言されてますので、今後も”福田コンテ”は炸裂していってくれるようです。



こういった自己主張をする制作陣が最近全然出てこなかったので、最初は驚きましたけど、そういうことならOK。了承しました。目一杯カッコ良いコンテ切ってくださいって感じです♪



個人的には1話のアバンのバトルシーンも好きですが、OPの悪ふざけ感(いい意味での)の方が好みなので、あぁいうのを随所に入れてくれると、違った意味でワクワクして見れそうですw



あと、ネット界隈で色々言われてる1話のラストシーンについてですが、正直何がダメなのかcocにはわかんないです(・_・;)


あぁいうのって、物語を作る上での記号的な様式として沢山使われてる手法じゃないですか。ネタバレしないように書いてるからイマイチ伝わりにくいでしょうけど、女性のアイデンティティを180度ひっくり返すフラグとして、定番中の定番な手法ですよね。



俺のことは構うな!お前たちだけでも先に行け!っといった、俺の屍を越えて行け的な様式と同じくらい定番な演出だと思うんですが…。


だからといって、女性があぁいう風に扱われるのを擁護する人だとか、容認する人なんだっていう解釈はやめてくださいねw



あくまで物語。創作のお話の中の様式として言ってるまでですから。つまりサスペンス物が好きなら、殺人容認派なのかってことですよ。名探偵コナンが好きな人が殺人容認派な人なわけじゃないように、あくまで物語の様式の話として、クロスアンジェの1話のラストシーンは何も衝撃的ではないし、2話以降の彼女に起きるであろう人としての変化の度合いに説得力を持たせる上で、非常に明瞭で分かりやすい演出だったと思うわけです。



って、こんなこと言うまでもないようなことなんだけどねw



ところで、余談なんですが、アバンに登場した可変機のギミック、超好きです。めっちゃ格好いい!



けど、人型に変形する前の状態。あの状態でパイロットが嘔吐したり、失神したり、圧死しないのは何で?なんて思ってしまうcocは無粋なんでしょうか?w


特に主人公機が被弾して急降下したりするところなんて、良くてブラックアウト、普通なら心停止しても不思議じゃない感じなんですが、あれは剥き身に見えて、何か不思議ベールみたいな物で包まれて、減圧処理とかされてるのかな?うん、きっとそうなんだ!そうに違いない!



ファーストガンダムみたいに、突然お腹のポケットから「たぁいねつふぃるぅむ~♪」っと、どら焼きを片手に持ちつつ、片手間でピンチを凌いだかのような不思議設定が有るに違いない!w



ノーマ(主人公の人種的性質の呼称)特有な超パワーかもしれないね。そこらへんも今後注目していきたいです。



っとまぁ、色々見所が沢山ある作品です。ロボットアニメが嫌いじゃなければ、是非見てみてください。それでは今回はこれにて。

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