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乙女日記 Vol.1588 実は未だに少し納得してない(執念ぶかっw)

本日はチョコレートの日ということで、チョコレートのお話を一つ

お送りするのはcocさんの幼少の頃【ミルクチョコレート事件】勃
発についてです。

父親が出掛けるついでだからっと「何かお菓子でも買ってきてやろ
うか?」っと言ったものですから、欲張りなcocさんは頭の中で沢
山のお菓子を思い浮かべては、にへら~っと佇んでいると「早く決
めろ」っと急かされたので、大慌てで思い浮かべた物を取捨し「ミ
ルクチョコレート!」っと、さもゴキゲン様な顔で答えたのでしょ
う。父が母に「なんか、こいついちいち可愛いな」っと母に萌え萌
え宣言してたのを何となく覚えてます。

まぁ、娘としては、しかも幼少の際に出来る父親孝行といえば、萌
えさせることだと思うので、不肖な娘ながら、最低限の父親孝行が
出来ていたようであるということは幸いです。

しかし、帰宅した父親に待ち構えていたのは、突然泣き出し喚き散
らす娘の暴れる様でした。

父親からチョコレートを渡され「いっぺんに食べちゃだめよ」とい
う母の横槍に内心で「うっさいやい!」っと悪態を付きつつ、嬉々
とパッケージを破って食べようとしたcocさんですが、アルミのフ
ィルムを破った瞬間「ちがう!これちがーーう!」っと叫びだし「
え?だってお前ミルクチョコレートって」っという父の問いかけと
被るくらいの勢いで「ちがーーう!」っと喚き、大泣きw

何が可哀想って、父ですよ。幼子の娘が喜ぶだろうと買ってきたチ
ョコレートにいきなり駄目だしをされてしまうんですから。

俺は娘のお菓子も満足に買ってきてやれないのかと…、さぞ落胆し
たことでしょうw

本域で泣いてしまった為に通称"泣きしゃっくり"が止まらず、何が
どう違うのかの真意を娘から聞きだすのに暫くの間待たなければな
らなかった父。言われたとおりの物を買ってきたのに母に「期待さ
せておいて違うのを買ってきたら可哀想でしょ!」っと咎められて
る父w

「いや、確かにこいつはミルクチョコレートって…」っと呟きつつ
、オロオロしていた父よ。

あの時は本当にすいませんでした。

事の次第はと言いますと、cocさんはホワイトチョコレートが食べ
たかったんです。

で、3~4歳のcocさんの知能では、ホワイト→白という理解は出
来ず、ミルク→牛乳→白という解釈しか出来てなかったんですw

ようやく収まった嗚咽がまだ少し余韻を残す中「白いのが欲しかっ
たの」っと言うと「それはお前、あれだ!ホワイトチョコレートっ
て言うんだぞ」っと父。

しかし、この一言が余計だった。

ちがーう!ミルクだもん!ミルクーーー!!!っと大泣き再開w

まぁ、それからの聞き分けの無さは、今にも通じるほどの頑固さで
…w

ミルクチョコレートを指差し、これは黒だもん!っと言えば、黒っ
て、それは別にブラックチョコレートってのがあってな、これは黒
じゃなくミルクなんだっと父が説明するも聞き入れない。

ちがう!黒!ミルクは白だもん!!っと譲らないcocさん。

チョコレートにはホワイトとミルクとブラックの3種類があって、
これはミルクなんだっと真っ当な説明をする父に、ミルクが黒でブ
ラックも黒なの?っと問いかけるcoc。

いや、ミルクは茶色でブラックは黒だっと父が言えば、茶色いミル
クなんてないもん!コーヒー牛乳味じゃないもん!っと、意外と的
を得た反撃を繰り出したcocに父は言葉を失ってましたw

たぶん、父もそこで、ミルクを混ぜることでまろやかな味になって
る、そういったマイルドな味のチョコレートをミルクチョコレート
って言うんだって言いたかったのでしょうね。でもそんな事を言っ
ても目の前のガキンチョに理解できるわけないことは明白ですから
、父も黙るしかなかったんでしょう。

「判った。じゃぁ白いの買ってきてやるから待ってろ」っと言い残
し、父は再び出掛けたのです。

しかし、運悪く最初に訪れたお店にはホワイトチョコレートは置い
てなかったようで、別のお店へと足を伸ばしたりして帰宅した父に
待っていたのは、あれほどヒステリックに否と喚き散らしていた娘
がミルクチョコレートを平らげきって満足そうに眠りこけている姿
だったのですw

母の証言では、手からホワイトチョコレートの箱を床に落とし呆然
と立ち尽くしてた父が「娘に俺は弄ばれたのか…」っと呟いたそう
な…w

数年後、父とその時の話になったとき「あの歳にして、もう完全に
母親の血を色濃く受け継いでるなぁって思い知らされたんだよ」っ
て言ってました。

つまり、母もそういう人なのですw

cocさんの自由な生き方っぷりは、母のソレに習ってるわけでw

母も時折とてつもなく無茶なことを表情一つ変えずに言い放ち、周
りがそれに対して否を唱えることの方がおかしいのではないかっと
思ってしまう妙な空気を作り上げて、我が道に敵無し!みたいなこ
とを仕出かすのです。

あの無茶振りを放ってる時の母の神々しさは、確かに尊敬に値しま
すもの。なのでそれが我が家の家風ということでcocさんもそれに
準じてるわけです^o^

しかし、けっして我侭ではありません。自由なのです。そこらへん
の境界線は難しいようですが、当人はキチンと線引きできてるので
問題ありません。

まぁ、周囲の人らにとっては問題大有りなのかもしれませんがw

つーことで、何かと不憫な父に申し訳ないことをしたものだと、昔
を反省するcocさんなのでした。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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