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乙女の『うるちま』見聞録 其の四

ここ3日ほど、
サーバー障害が多発していまして
接続を見合わせていました・・・。
(昨日は少し繋ぎましたが)

まっ、どのネットゲームにも
サーバートラブルというものは
切っても切り離せない問題なので
仕方ないですね・・・。

で、その障害で一番驚いたのが
障害発生の告知の早さです。

やっぱ、老舗のネットRPGのサーバー管理は
さすがですね。

まず、最初に米国のメーカーからの
障害発生速報が、日本のサイトに原文のまま
アナウンスされます。

その後、日本のスタッフからの告知に
切り替わるって感じです。

でね。その速報が早い早い。

恐らく、10分以内じゃないかな?

まさに速攻でアナウンスされます。

こういう姿勢って、プレイヤーにとっては
嬉しいものです。

自分が、回線を切断されて、再度ログインを
試みても、繋がらない理由が即座に判りますからね。

ああだ、こうだって迷わなくて済みます。

さて、それはそれとして・・・

今回の度重なる、サーバー障害って・・・
一体、どうしたんでしょうね・・・(^^;

アカウント認証&決済サーバーの同時に
問題が発生してるし・・・

ちと、気掛かりでする。

特に日本では今「連休」の真っ只中ですから
この休日を利用して、プレイをしようと
計画させていた方には、辛いですよね・・・。

ま~。でも、とやかく言ってる間に
直るでしょう(笑)

さて、前回の「うるちま見聞録」から
始めました、2部のロールプレイダイアリー。

今日は、早速、その2部へと移りまする。

にしても・・・このロールプレイダイアリー、
結構、書くのが難しいです(-_-;)

「REGA」というウルチマの世界に
存在している、別のあたしの視点から
書くわけですけど・・・。

何て言うか・・・物語性を出すのが・・・
非常に難しいです・・・。

今のところ、色々、迷いつつも・・・
書いてますが・・・。

続けられるかな・・(-_-;)

もし、アドバイスなんか有りましたら
是非、お願いしまする・・・。

それでは、2部スタートです。

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ブリタニア暦XXX1年 4月28日

私は夢を見ていた。

魔物の大群に囲まれ、私の身体が鮮血に染まる
夢だ・・・。

夢の中の恐怖は、ベットに横たわる
私の身体をも硬直させていた・・・

目が覚めても、その後味の悪い夢が、
私の身体を重くした。

昨日の南西の森での戦いが、
よほど堪えてるのだろう。足取りも重い。

少し躊躇いが脳裏を霞めはしたが、
今日は「ブリティン」の北に有る「墓場」へと
出向くと、昨日、決めていたので、自らの課題
を放り出すのは、私の生き方に合わない・・・

部屋の扉を開け、宿屋の主人に挨拶をし
外に出た。

すると、今日のヘブンの街は、いつもと少し
雰囲気が違っていた。

やけに人が多いのだ。

祭りでも行なわれるのか!?っと
思わんばかりの人の多さである。

その溢れる程のざわめきの中で、
私は少し雰囲気に酔うことにした。

人々の内から溢れる活気とは凄いものである。

先程まで沈んでいた私の気持ちを、
途端に弾ませてくれた。

どうやら、私が眺めている、この人の群れは
ブリタニアに転生してまだ間も無い者達の
集団であることが、漏れ聞こえる話の内容で
判った。

彼らの希望に満ちた弾む声を聞き
少し迷いが出てきていた自分を見つめ直す事が
出来た。

彼らの賑やかな談笑に後ろ髪を引かれながら
私は銀行へと足を運んだ。

墓場へ行く準備の為で有る。

銀行への道すがら、私の前に一頭の葦毛の馬が
横切った。

常々、私は馬を飼いならしたいと
思っているのだが・・・残念な事に今の私の
調教技術では、馬に全く相手にされない。

それでも、折角、出合ったのだ。
私の調教の経験の足しにでもさせて貰おうと
思い馬に近づいた。

いつもなら、調教を試み様とした途端
馬にそっぽを向かれ、調教の余地すら与えて
貰えないのだが、この馬は私の呼びかけに
耳を向けてくれたのだ。

私は、とても嬉しかった。
そして、この馬に運命を感じた。

何度も何度も声をかけ、その張りのある馬体を
優しく撫でた。

幾度目かの、私の囁きに、
馬が首を向けてくれた。

私の顔をジッと見る、この馬の無垢な視線に
何故か照れ臭さを感じてしまった。

ずっと、私の顔を見つめる馬に声を掛けた
「君に名前をつけてもいいかな?」
「そうだ。君の名前はDOM。どう?逞しそうで、良くない?」

私は、そのDOMと名付けた馬から少し離れた

DOMはジッと、私の動きを目で追い掛けていた。

緊張した心が、声を振るわせるのでは無いかと
注意をしながら「DOM come」と声を掛けた。

DOMはゆっくりと私の元へ歩み寄ってくれた

そう、私とDOMのパートナーシップの誕生である。

DOMの顔を一擦りして、私はDOMの背に
乗り跨いだ。

馬の背から見る世界がこんなにも違うとは
正直、私は胸が踊った。

初めての騎乗。その行き先は・・・
八百屋である。

まずは、DOMにニンジンを買ってやらねば!

DOMのお腹を、軽く踵で小突いて
私の行き先を、DOMに感じさせた。

DOMが走り出す、私の頬には、心地よい
森の香りが掠めていく。

宿屋の前を風のようにDOMと共に通り過ぎる

痛快だった。胸が踊った。
DOMの蹄の音も楽しげに聞こえた。

八百屋の主人に得意げな顔をし騎上から
「ニンジン下さいな♪」と声を掛け
DOMのご飯を、カバンの中に納めた。

暫らく、DOMと森を駆けて戯れていた時
私は思い出した。

そうだ、今日は墓場で魔物狩りをするんだった

その為に銀行へ向かっていたのに、
忘れてしまっていた事に気付き、急いで銀行へ
DOMを走らせた。

手早く荷物も整え、ムーンゲートを
DOMとくぐり「ブリティン」に向かった。

街を見て回ろうかとも思ったが、
今日はこれ以上、寄り道するのは控えて
墓場へDOMと共に直行することにした。

やはり、以前来たときと同じ様に
沢山の戦士が魔物を狩っていた。

割りこみで、魔物に手を出すのは
いけないと思い、別の標的をさがす事にした。

墓場を2周ほどしたころだ。
私とDOMの目の前の地面からゾンビが
涌き出てきた!!

即座に私は呪文書を開いた。
焦るあまり。目的の呪文が書かれてる章を
通り越してしまったほどだ。

私の魔法攻撃と、ゾンビの呻き声を聞き付け
近くにいた戦士たちが数人、駆け寄ってきた

本来なら「私の標的だ!」と宣言の1つでも
掲げるべきなのかもしれないが、
私はそのような宣言をするほど、戦いに熟練
していない。

助太刀してもらえる方が有りがたいのである。

その戦士たちの助太刀によって、魔物からの
反撃の心配は消えた。

それを好機と思い、私は呪文書を開き直し
日頃、唱えてない呪文の章に目を運んでいた。

そうこうしてる内に、誰かに呼ばれた気がした

よく周りを見渡すと、そこには
「kagriN」と「nobunaga」の2人が
返事をしない私を不思議そうな顔をして
見ていた。

慣れていないのである・・・。

戦いの最中、呪文書に目を運び、
敵との距離を考慮し、周りの戦況に目配る・・

それら基本的なことに、まだ慣れていないので
声を掛けられてることにも気付かなかった。

改めて挨拶をして、仲間として合流を果たした

パーティーを組んでから、
途中、秘薬が底をついたので、買い物に出かけ

準備を再度整えて、墓場へと乗りこんだ。

戦いは順調だった。昨日の孤独な戦いとは
うってかわっての、有利な戦いだった。

しかし・・・墓場は多数の戦士たちが
魔物狩りを目的に集ってくるため
魔物不足に陥る・・・

暫らく、ジッと、魔物が現れるのを
待っていたのだが・・・シビレが切れてしまった。

そして、各自、魔物探索に散った。

それがいけなかった・・・。

3人で交戦していたから、余裕をもてていたのだ。

私は敵を見つけ、すぐさま先制攻撃をした。
そして、2人を呼んだ。
居場所も伝えた。

しかし・・・間が悪過ぎた・・・

nobunagaもkagurinも交戦中だったのである。

焦る私をあざ笑うかのように魔物の触手が
私の身体を襲う・・・。

一撃だけで、かなりの深手を追わされた・・・

時間を稼ごうと逃げた・・・。

DOMを走らせ逃げた・・・。

しかし、魔物に巧みに進路を塞がれ・・・・
私の身体に魔物の触手が突き刺さる・・・。

助けの声を上げる間も無く・・・
私は・・・肉体と魂が切り離されてしまった。

・・・・気が付けば。そこは「ブリティン」の
治療院だった・・・。

急いで、治療院を飛び出し、墓場へと走った。

「DOM・・・DOM・・・無事でいて・・」

私はひたすら走った。

墓場の入り口が見え、飛びこむように
先程、私が身体を切り裂かれた場所に向かった

「いない・・・DOMが・・・」

私はDOMを呼んだ・・・
「DOM come」「DOM come」

何度も呼んだ・・・

しかし、私の声に答える声はどこからも
聞こえてこなかった・・・。

暫らくして仲間に聞くと、
私が殺められた方角で、馬が襲われていたと
聞かされました。

DOM・・・ごめん・・・。
私がトロ臭いばかりに・・・
君を置き去りにしてしまった・・・。

私はDOMの亡骸を探したが・・・
何故か、亡骸は・・・どこにも・・・

信じたい・・・DOMが、
どこかに逃げ延びていることを・・・

いや、DOMは生きてる・・・
生きてるんだ・・・。

彼と再会したときには、もっと強く
そして、逞しい自分を見せるんだと
DOMと別れた西の森の入り口を眺め
滲む涙をこぼさぬよう、西の開けた空を見上げ沈み行く太陽に誓いをたてた。

ブリタニア暦XXX1年 5月1日

ここ数日、ブリタニアへの転生が上手くいかず

三日ぶりの転生で、少し興奮気味に目が覚めた

この日、一人の友人が、このブリタニアに
新しく転生を行ない、入植した。

彼の到着を待つ間、私はヘイブンの港で
機械仕掛けの人形の様に、ひたすら釣り竿を
穏やかな海面に垂らし続けた。

魚が食べたいわけではない・・・。

お金が無いのだ・・・

本来なら「ヘッドレス」でも狩って
お金を増やしたいところなのだが・・・
その「ヘッドレス」と戦うにも・・・・
肝心の秘薬が全く無い・・・

この状態では、とても戦いに出向くのは
無謀である・・・。

戦うのにも、費用がかかる・・・
それが、魔法使いの難点だ・・・

かくして、私は、安全且つ、安定した収入を
魚を吊り上げ、その魚を売却することにした。

しかし、私は魚釣りの経験が全くなかった・・

だから当然と言えば当然なのだが・・・
糸を垂れても、垂れても・・・
一向に魚を吊り上げられない・・・

それでも、人間、辛抱が肝心である。

根気良く何度も何度も糸を垂れる内に
とうとう、当たりがきたのだ。

一度コツを掴んでからは、今までの鬱憤を
晴らすかのように続々と釣れ始め、
あっと言う間に、持ちきれないほどの魚を
吊り上げることに成功した。

獲物が手に入れば、後は売るのみ!

「売る」と言えば・・・
やはり、大都市ブリティンだ!

迷うことなく、私は一目散にヘイブン中央に
開いてる「ムーンゲート」へと向かい
ブリティンに向かった。

手元に有る地図で「魚屋」の位置は調べ済みだ

迷うことなく、素早く店先まで行くことが出来

勢い良く店内に駆け込んだ。

しかし、店内には、まばらな人影しかなく・・
店員も留守のようだ・・・。

仕方ないので、暫らく待つ事にした。

そんな退屈してる時に「kagrin」がやって来てくれた。

店員の不在について、暫らく話し込み
別の買いとってくれそうな店を探すことに!

酒場、宿屋と、回ってみたのだが・・・
どこも、私の盛ってる魚に興味を示してくれる
店員はいなかった・・・。

仕方ないので、私は、そのまま「ヘイブン」に
戻る事にした。

「kagrin」に
「ヘイブンの漁師には売れない?」ときかれ
以前、私は、ヘイブンに滞在している
コンパニンの方に聞いた話を思い出し
「ヘイブンでは、買取不可なのよ・・・」っと
返答した。

しかし、少し気になっていたのだ・・・。

その疑問を解く為に「ヘイブン」に戻ってすぐ
私は、港の漁師を呼びとめた。

「あの~~。魚買いとって貰えます?」

すると漁師は、表情1つ変えず
事務的に魚の買取を始めてくれた。

灯台元暗しとは・・・このことだ・・・。

しかし、売れたのだから、そう落ち込む事も
無いと思ったのだが・・・・。

次の瞬間、私は別の事実で驚かされることに。

買取価格が、あまりに低いのだ・・・

1匹、1ゴールド・・・。

これでは、とても、財政を潤すには至らない。

あっけなく、私は釣りを止めた・・・

手に持っていた、釣り竿をたたみ
バックにいれると、急に今日、この地へと
転生してきた友人の「SIDO」の事が
気になった。

街の中、そして、街の外の近辺の森を探したが
見つからない・・・。

諦めて、街に戻ると、そこには・・・・
衛生士から配給される、クランケコートに
袖を通した、彼が立っていた・・・。

魔物に不用意に戦いを挑み・・・
魂と身体を裂かれたそうだ・・・

これは・・・ほっておくのは危険と
私は感じた。

取り敢えず、彼と共に銀行へ赴き
私が使わない、装備品を渡し、
狩りのセオリーを森でレクチャーすることに。

このブリタニアでの生き方の基本でもある
狩りを彼に教え、私は少しだけ、
彼をこの世界に呼び込んだ責任が果たされた感じがした。

無論、これからも、私の知る限りの事は
彼が必要なことだとするなら、どんどん教えて
いくつもりだ。

こうして、私の三日ぶりのブリタニア転生は
過ぎていった。

最後に「SIDO」と共に宿屋へ向かい
これから待つ、過酷な毎日の為に
早目に休むことにした。

仲間は良いものだ。
それを、再認識する出来事が、
これからドンドン起きてくるだろう。

そんな近い未来を脳裏に浮かべながら
宿屋の洗い立てのシーツに顔を埋めた。

瞼の裏には、恐らく明日にでも
新たに、この地に転生を図る更なる友人の姿が
逞しく映し出されてた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は多くを語らず・・・です。
一言「結構、疲れた(笑)」です。

では、今日はこの辺で。

それでは、また明日です。
御機嫌よう。

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