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乙女の『うるちま』見聞録 其の八

前回の「うるちま見聞録」でお伝えした
バグデータから起きた、所持品ロストからは
なんとか再起することが出来ました。

nobunagaさん。kagrinさん。NISENさん。
路頭に迷う、ボロを羽織ってあたしに
暖かい援助、有難う御座いました。

ようやく、秘薬も揃い、装備品も購入が出来
これで、本当の意味でヤング卒業を迎える事が
出来ましたでする。

しかし、しかしです・・・

また、問題が出ました・・・(T-T)

3D、2D共に、再インストールを行なったにも
関わらず・・・・またもやトラブルです・・・

なんと・・・アイテムの売却が出来ません・・

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の店員に
アイテム等を売却しに行くと
「貴方の要望に応えることが出来ません」と
表示され・・・売却出来ないんです・・・。

で、知り合いに、わざわざお店に来てもらい
アイテムを知り合いに渡して売ってもらうと
ちゃんと売却出来るんです・・・。

お、おのれ~~。客を選ぶんかい!この店は!
などと・・・「ムキ~~」ってなりましたが
むき~~ってなっていても解決しないので、
調査することに・・・

結果は・・・どの店でも、どのアイテムでも
売却できないんです・・・(-_-;)

かなり、へこみました・・・。

で、このままだと財政の潤いが見込めないので
「カウンセラー」を呼びました。

カウンセラー?な方は↓
(日記過去ログ2000 05/07参照)

25人程の順番待ちを耐え、ようやく現れた
カウンセラーに事情を話しました。

すると、最初に返ってきた返答は
「それはNPCがお金を所持してないか、在庫が沢山ダブついているとそうなります」でした

しかし、それは有り得ない・・・・
だって各種のアイテムを各所の店舗に出向き
すでに実験済み・・・

その旨を伝えると、カウンセラーの方も
「う~~ん」っと唸った後
「しばらくお待ちを」と発言して
あたしの前から消えました(笑)

あ!逃げた!・・・ってのは冗談ですけど(笑

暫らく待たされました。

2分程して、再び、あたしの前に姿を見せた
カウンセラーさんは、現れるなり
「では、実際に売りに行ってみましょう」

な、なんと・・・
行くなり・・・か?

う~ん。散々時間かけて、実験済みにゃのに

・・・ちょっと、面倒でしたけど(笑)
改善されないと、あたし的にも困るので
行きましたさ。

で、結果は・・・NO。

全くもって売れません(-_-;)

色々な方法を指示して頂き試しましたが・・・
無理でした。

それで、結局出てきた答えは・・・
「あなたは3Dでプレイされてるようですね」
「それでは2Dで試してみてください」
「もし、それでも駄目なら、再度コールしてください」っと、言う事でした。

試しました・・・。

すると、あっさり・・・売れました(-_-;)

う~~~~ん。微妙に困った事態です(笑)

いやね・・・なぜか、あたしのマシンでは
比較的なめらかに3Dが動くんですよ。

それで、個人的には3Dの方が
システムコンソールや、
つまりインターフェースの使い勝手が
良いんですよ・・・。
(あくまで、個人差によるものですけど)

それを、急に2Dにしろと言われましても・・

英語表記も2Dの方が多いですし・・(-_-;)

で、思いついたのが、アイテムの売却を
する際にだけ、2Dで、行動して
それ以外は3Dで行動するって事でした。

しかし、その思いつきも・・・
僅か、数秒で打ち砕かれました・・・。

知り合いのアドバイスで、あまり2Dと3Dを
行き来しないほうが良いそうなんです。

なんでも、その方の経験によると
2Dと3Dを行き来した後に所持品及び
銀行に預けておいてアイテムが消えたそうなんです。

む~~~。それは困ります。非常に・・・。

3回ほど、その2Dと3Dの行き来で
消失現象に合われたそうで・・・。

それを知らされると、やはり行き来は
止めておくのが、ベターな選択です。

ですから、必然的に2Dプレイに移行せざる
おえなくなりました。

これが、地味に辛い(笑)

ずっと3Dでしたかね。

にしても、あたしのデータって・・・

なめらかに動くけどアイテムの売却が出来ない
3Dモード(笑)

ぎゃふん!って感じです。

ま、結局、3Dはまだ完成して無いんですよ。

PCゲームっていうのは、家庭用と違い
完全な完成形でリリースされないんです。

大体、80~90%くらいの状態で
リリースされて、あとは、不具合報告を元に
修正プログラムをアップロードして
徐々に完成していくんです。

あたしの場合、そういう事前知識が
有りましたから、受け入れることも
容易でしたけど・・・(-_-;)

そういう暗黙の風潮みたいな事を
知らない人には、有る意味で酷な環境ですね。

ですから、まだまだ、ウルチマの3Dは
未完成なゲームって事です。

事実、沢山の問題が、
日々、発見されてるそうですし(笑)

とっいうことで、3Dが完成を見るまで
2Dプレイで、遊ぶことにしました。

それでは、前回休ませてもらいました2部の
「ロールプレイダイアリー」の再開です。

あいかわらず、ヘタッぴですが・・・(笑)

しばし、お付き合いをして下さると
嬉しいです。

それでは、スタートです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブリタニア暦XXX1年 5月6日

宿屋の窓から差し込む強い日差しに
前日の不毛な転送が夢と現時とを
交差させながら、うなされてた私の瞼を
ノックした。

その強過ぎる日差しを、私は恨めしく感じた。

まるで、追い立てられてるようだ・・・。

しかし、そんな、厳しい目覚めの歓迎も
今日の私は、対して怯える材料にはならない。

昨日は、確かに不毛な転生だった。
だが、その不毛な転生の幕を閉じかけた時に
朗報は飛びこんできた。

「ラットがゴールドを持ってる事を発見!」

それは、まさに喉から手が飛び出すほど
求めていた朗報である。

慢性的な財政難に苛まれ。日々、あがいていた
私にとって、これとない有益な情報だった。

そうだ、今日の強い日差しの追い立てにも
臆することが無いのは、私に活路が見えている
からだ!。

勇んで、宿屋を飛びたした。
勇みすぎて、部屋にマントを忘れてしまう程。

挨拶も早々に、賭け出ていった私の
バツの悪い、帰宅に、宿屋の主人は一旦
顔を傾げたが、私が部屋からマントを
持ち出してくるのを見て、宿屋中に響くような
高笑いを私に浴びせた。

「力むのも構わんが、空回りはいかんぞ」

まるで、自分の娘にでも言い聞かせる口調で
宿屋の主人は、私の背中を一叩きした。

私も照れた顔で、挨拶をしなおし、宿屋を出た

これからの「ラット狩り」で得た資金で
いつも世話をしてもらってる、宿屋の主人に
ブリティンで土産でも買ってようと、
足取りは、意気揚々で、ムーンゲートを
潜った。

ブリティンに到着し、最低限の装備を整え
「ラット」の情報をくれた「kagrin」と合流
更に「nobunaga」「SIDO」と合流。

総勢4人で「kagrin」の案内の元
ブリティン地下坑道に分け入った。

かなり、カビ臭い空気と、湿った空気が
私の足を一旦、止めかけたが・・・
そのような、贅沢は言ってられない。

ハシゴをつたい、地下入口に降下
階段を下って、さらに、奥に進んだ。

辺りは、かなり薄暗い・・・。

まだ、目が馴染んでない。
暗さに少しの恐怖がよぎった・・・

その次の瞬間。暗闇の先から、甲高い鳴き声が
坑道の湿った空気を裂くかの様に飛んできた。

すると、その鳴き声を合図にしたかのように
あちこちから、無数の鳴き声が!

まだ暗さに目が慣れない・・・

どうにか、
坑道の壁が見分けられるか、どうかとなった時
私の足に何かが、ぶつかった。

即座に足元に目を運ぶ。

しかし、まだ、視界の順応が出来てない。

ようやく、ぼんやりと視界が定まってきた
私の足元には、4~5匹のラットが
チョコマカと、動きまわり、
時折、私のブーツに噛じりついてきていた。

その、不気味に光る、鋭利な目付き
鼻先を槍のように突き上げ、威嚇する姿。

相手がラットとはいえ、、、
その、姿に僅かなりの恐怖を覚えた。

そこからは、まるで、沸きつづける泡を
すくいつづけるかのように、無数のラットを
退治しては、現れ、退治しては現れ・・・
「切りが無いとは、まさにこのことだ・・」

だが、今の私にとって、この情況は
歓迎すべき情況だ。

僅か10ゴールド足らずの金貨とはいえ
散りも積もればなんとやら・・・である。

気が付いた頃には、
手元に1000ゴールド近い金貨が貯まっていた。

いくら、相手がラットとはいえ
さすがに、疲労が私の動きを鈍らせてきていた

一先ず、私は坑道を出た。

この坑道に最初に侵入した時、共にやってきた
「kagrin」「nobunaga」「SIDO」は途中で
ブリティン郊外の北に位置する「墓場」へと
戦いの場を移していた。

カビ臭くなった、マントを気にしつつ
彼らの様子を見に行くことにした。

彼らと合流し、しばらく、戦果を報告し
談笑に花を咲かせた。

途中、かなり、このブリタニアに関して
精通してる、旅の戦士から、
様々な話しを聞かせてもらった。

話しは、どんどん膨らみ、気が付いた頃には
もう、ヘイブンに帰る時刻が迫ってきた。

旅のアドバイスをくれた戦士に礼を言い
私は一路、ヘイブンへと向かった。

勿論、宿屋の主人への土産のワインを抱えて。

ヘイブンに到着し、私は時間的な都合で
この世界での行動を、即座に終了せなば
ならなくった。

宿屋の主人の顔をが浮かび、
申し訳なく思ったが、また明日に立ち寄れば
良いだろうと、このブリタニアを
立ち去ることにした。

しかし・・・
そのワインを宿屋の主人に届けることが
叶わぬ事になるとは・・・・

その時の私には知るよしなかった・・・。

あの事件に巻き込まれるまでは・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はい。「次回に続く」です(笑)

まっ。続ける程、
たいした話しでもありませんけどね(笑)

とっいうことで、今日はここで、お終いです。

それでは、明日、またお会い致しましょう。

御機嫌よう。

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