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乙女のアニメ独り言 Vol.20 サイボーグ009

タイトルの「アニメ独り言」からも判るように、
あたしはアニメを好みます。

そして、漫画も好みます。

ですが、最近は全く漫画を読まなくなってしまい
ました。

理由は・・・時間ですね(^^;

漫画を読んでる時って、それだけに集中したい
タイプなので、一日の時間が睡眠時間を2時間に
削っていても足りないくらいですので・・・
到底、漫画まで時間が裂けません(^^;

ですが、学生の頃は沢山の漫画を読んでいました

その数は、結構多い方だと思います。

今でも実家に行けば保管してあるのですが、
数えるのが面倒なくらいの単行本があります。
(数百冊の域は、余裕で越えてます)

それだけ、漫画を読んでいたにも関わらず、
あたしは一度も、故人、石ノ森章太郎氏の作品は
読んだことがありませんでした・・・。

無論、サイボーグ009も見てません。

ただ、記憶は定かでは無いのですが、漫画か、
アニメか、どちらかのメディアでチラっとだけは
見た覚えがあります。

でも、見たと言うより「見かけた」って感じです

ですから、この『サイボーグ009』については
かなり無知です。

実は以前に読んで見ようかと思った時期はあるの
ですが・・・。

昔の漫画って、今の漫画みたく、掲載紙が特定で
一貫したストーリの流れのなかで発刊が繰り返さ
れるって感じは少ないんですよね。

連載掲載紙が転々とするのも珍しいことでは無い
ですし、こと『009』に限って言えば、話しの
流れも、●●編といった感じの長編読み切り形式
みたいな感じで、どういう順番で読めば、順序的
にベストなのか判り辛いっていう印象がありまし
て・・・。

なので「読む」に至っていませんでした。

そんな折、ある雑誌で以下のような見出しを見か
けたのです。

「009、初の完全アニメ化!」

その見出しに惹かれて記事を見ると、
なんでも、今回のアニメは原作を忠実に再現し、
故人が病床の中で膨大なプロジェクトとして
プランを練っていた、原作での未完部分の
「天使編」「神々との戦い編」を初の完全映像化
といった紹介記事が書かれていたのです。

その紹介記事を見たのち、あたしなりに調べてみ
たのですが、過去にTV版として2回、映画2本
と映像化されていますが、設定等が原作と違って
いたり、ストーリーも原作の順序を機軸とした構
成ではなかったようなんです。

そういった意味での今回のアニメ化においての
「初の完全アニメ化!」という表現になるもの
思われます。

原作を読みそびれ、イマイチ順序や構成が理解で
きてないあたしにとっては、好都合なアニメ化だ
と思い、見ることを決めました。

しかし、あまり期待はしていませんでした。

なにせ、もう、40年近く前の作品ですし、
内容が空想科学ですから、時代的にこの現代の
視点から見てしまうと「興醒め」感が出るだろう
と思っていたのです。

ですから、ビデオに録画しつつも、第1話は見な
いまま、今日の第2話の録画をし「見てみるかな
」っていう軽い気持ちで見始めたのですが・・・

FANの方すいませんでしたm(_ _)m
録画しておきながら放置なんぞしてしまい・・・
誠に申し訳無いですm(_ _)m

なんですか!この作品!
なんですか!このワクワク感!
なんですか!この理屈抜きの楽しさ!

むっちゃくちゃ面白いじゃないですか!!

とても40年前に描かれた作品とは思えない、
スケールの大きさと展開力・・・。

凄く、失礼な言い分ですが、故人に脱帽です。

昔からのFANの方には、納得が出来ない部分も
有るのでしょうが・・・

初体験のあたしとしては、十分すぎる出来です。

1話は、これから始まる壮大な物語の序章として
非常に魅力的な作りをしてるな~って感じました

タイトルバックも無く、クレジットも無く
怒涛のように進む第1話。

気が付けばあっと言う間の30分でした。

その第1話が終了した瞬間に、あたしの中で
かなり熱い何かが沸きあがってきました。

その「熱い何かが」何なのか分かりませんが、
今まで数度、これと同じ感覚に陥ったことがあり
ます。

はっきり言います。ハマリました。

音楽も良いです。

今回「globe」を起用されているのですが、
この「globe」の楽曲が、またマニアックな音を
出してるんですよ(笑)

さすが、音オタクの小室さん(笑)

マニアックな音をバックに大きなスケール感が
漂う、KEIKOさんの声が40年前の作品と現代を
リンクさせる大きな接点のように感じました。

いや、ホントこの作品は必見ものです。

確かに最近のアニメの必須条件になりつつある、
萌え系の少女は出ませんけど(笑)

そんなの関係ありません。

作品自体に萌えれるハズです。

作品自体に物凄い惹きつける力があるか、
空想科学的に「おい!」って突っ込みたくなる
場面とかも、気にならず、どっちかというと
そういう感覚が吹き飛んでしまいます。

ま、手塚一派特有の「鼻」の大きさに多少違和感
はありますが(笑)

ま、それは、手塚流派の目印なので(笑)
ま、いいんじゃないでしょうか?

さて、今後は「009」のACT感想を
度々、いや、毎回書いていこうと思っています。

では、今日はこの辺で。
また明日お会い致しましょう。

追記:

原作を猛烈に読みたくなっていますが・・・
アニメの楽しみが減るので、我慢してます。
アニメが終わったら、一気に書籍は全部揃える
つもりでいます。

にしても、氏が生前の頃に、読んでおきたかった
です・・・。

3年経った今において愚論ですが、氏の偉大さに
今更ながら、脱帽しています。

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