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乙女のゲームのススメ Vol.44 カルドセプト セカンド#3

さあ!いよいよ、発売日が迫ってきました!

このソフトは、
今、あたが一番プッシュしていソフトです。

このゲームは遊ばないと、確実に人生の中で
体験できる楽しい時間の何分の一かは
損しちゃいます!!(←デカくでました)

DCネットゲームの中で、最高峰の中毒性と
戦略性を持っているとも言えるかも知れません

ただ・・・残念ながら
この作品の知名度が低い(T-T)

SS、PSとリリースされてきて
そのどのバージョンも、とても高い評価を
ゲーム雑誌のレビュアーの方に頂き、
購入ユーザーを満足させつづけてきたこの作品

今回の『セカンド』も各雑誌で、
物凄く高い評価を受けています。

勿論、雑誌等の評価がゲームの良し悪しの
判断基準の全てではありませんが・・・

このソフトに限っては、雑誌、
ゲーム業界関連者、ユーザー等、
プレイした人達が、口を揃えて賛辞を捧げています。

なのに・・・売れない・・・。

これが歯痒いんです。

ジェンルがボードゲームだからでしょうか?
対戦者がいないとボードゲームは楽しみが
半減してしまうのでは?って事で
今までのシリーズは回避されてしまったのかな

それなら、大丈夫!

カルドセプトは、対CPUでも抜群の
面白さを提供してくれます。

そして、勿論、相手が人なら楽しさも増します

で、『セカンド』ではネット対戦が可能です。

これにより、
いつでも、どんなに離れてる相手とでも
熱い戦いが行なえます。


あと、カードゲームってなんか複雑そう?
って印象が、二の足を踏ませてしまうのでしょうか・・・

でも、これも、皆さんが思うほど、
難しくありません。いや、本当ですよ。

トランプゲームとジャンケンが出来る方なら
必ず容易に理解出来るのが、カードゲームの
特徴とも言えます。

今、世間では、トレーディングカードが
凄く流行していますが、その要因として
ルールが簡単なのに、そのルールの中で
数々の応用がプレイヤーの思考次第で
作れる所が、その魅力の源だと思います。

この『カルドセプト』は、世界で一番の
プレイヤー人口を誇る「モノポリー」を
ベースにしたボードゲームのシステムに、
これまた、世界で凄まじい数のユーザーを
虜にしているトレーディングカードバトルの
要素を、見事なまでに融合した、近年稀に見る
傑作ゲームソフトです。

決して、確実な勝利の方程式が無い
トレーディングカードモノポリーですから
プレイヤーの数だけ、戦略が存在し
その戦略の交わりの数だけドラマが生まれます

退屈とは無縁の、非常にエキサイティングな
この『カルドセプト セカンド』
一人でも多くの方にプレーして頂きたいです。


ということで、今日は、このソフトが
DCで発売されると公式リリースが報じられた
当時に書いた「カルドセプト」の解説を
そのまま、転記し、更に文末に、今回新たな
解説文を加え、発売日直前の布教活動の
総決算という形でお送りします。

過去、2回分の解説文をこれから挟みこむので
かなりの長文になると思いますが・・・

少しでも『カルドセプト』に興味をお持ちの方

お願いです。お願いします。
最後まで呼んで下さい。

是非、貴方にも、この『カルド』の世界に
足を踏み入れて欲しいのです。

やらず嫌いで放置するのは、
この作品に限っては「愚か」であるとさえ
言いきれるくらいの作品ですので・・・

では、解説スタートです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
乙女のゲームのススメ Vol.26
カルドセプトセカンド

原文作成日時 2000 10/07 00:46
(一部改訂有り)



以前から
「DCでネット対応のカルドセプトを」という
ファンからの熱い声がありました。

そして、ようやく正式発表されたのです。

以前から、出るものとの前提での
噂がありましたが、やっとその時が
来たぞって感じです。

「ん?カルドセプトって何?」って人も
おられますね(^^;

いや、大半の人がそんな感じでしょう。

簡単なジャンル分けで言うと
ボードゲームです。

あ!そこっ!
「な~んだ!ボードゲームかよ」って
思った人!

駄目駄目。そこいら辺のボードゲームと
一緒にしちゃ。

人生ゲームなんてものを
想像した人、、、、

桃鉄を想像した人、、、

駄目ですよ。そんなスゴロクチックな
ゲームとカルドセプトを混同しちゃ。

「じゃ~そのカルドセプトって何?」
ってことですが、、、。

これが、意外と説明が難しい、、、(^^;

敢えて、例えるなら、、、、
モノポリー+トレーディングカードバトル
って感じです。

コンシュマーゲームのタイトルを
例にした場合は、、、

いただきストリート+遊戯王
もしくは+ポケモンカードGBって
感じですね。

なんとなく、伝わったでしょうか?

上記の例を見て貰うと
判ってもらえる部分として
モノポリーもトレーディングCBも
非常に戦略性に長けたゲームでして
それらを融合したカルドセプトの
面白さと言ったら、、、、
ヤバイの一言に尽きます!

そのヤバイ原因として上げるなら
弱点の削除だと思うのです。

モノポリーの弱点として上げれるのが
ゲーム中盤から終盤にかけての
展開がどうしても単調になりがち
なのです。

全ての土地が埋まって、あとは
いかに増資資金を貯めるかって
事だけになってしまいがちです。

そして、カードゲームの弱点は
立体的な思考を必要としない、、、
つまり、カード対カードの戦略性は
抜群なのですが、動きの攻防が
無いので、ある意味カード同士の
パターン化されてしまう戦いに
なってしまいがちなのです。

そして、カルドセプトはそれらを
融合することにより、双方の弱点を
消し去り、戦略性に富んだボードゲームを
完成させたのです。

しかし、残念ながら、、、
カードゲームという要素を含んで
いるためか、、、

カルドセプトは、その面白さと
反比例するかのように、、、
セールスは芳しくありませんでした。

どうしても、カードゲームは
ルールが難しそうっていう
イメージが先行してしまっているようで
なかなか、一般に浸透しにくいのです。

しかし、しか~し!!
埋もれさせとくには、、、、
勿体無いソフトなんです。

何か。。。熱くなってきてますね(笑)

取り敢えず、今日だけでは
説明&紹介をしきれないので
今後数回に渡って、カルドセプト2を
この「ゲームのススメ」で取り上げて
いく予定です。

少しでも多くの人にカルドセプトに
興味を持ってもらえたらうれしいです。


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乙女のゲームのススメ Vol.27 
カルドセプトのススメ#2

原文作成日時 2000 10/08 00:31


さて昨日の予告通り
今日も「カルドセプトセカンド」のご紹介です。

昨日は簡潔でしたが、カルドセプトとは
どんなゲームか?っていう話しを
させて頂きました。

そして今日は、先頃発表された
「セカンド」の新システムの話しで
進めていきますです。

まず、なんと言っても、「セカンド」の
目玉は「ネット対戦」機能を搭載して
いるところです。

やはりこの手のゲームは
人と対戦してこそ面白さが
爆発するってものですしね。

この「ネット対応」には大歓迎です。

しかし、、、両手離しで
喜べるか?って言うと、、、
実は、、、懸念もあるんです、、、。

この手のゲーム特有の
プレイ時間の長さが、、、
ちと、、、心配なのです、、、。

ただ、この点を考慮した上での
新システムも搭載されているのです。

そのシステムとは
「AIカスタマイズ機能」とでも
仮に言っておきますが
この機能がとてもナイスな機能なんです。

将棋や麻雀のように
カルドセプトもプレイヤーによって
打ち筋にかなりの個人差が出ます。

その自分の打ち筋をAIに入力
つまり「カスタマイズ」出来るんですよ。

そして、そのAIデータと一緒に
自分が集めたカードの中から
チョイスして規定の枚数に
おさめたカードファイルを
キャラ登録サイトのような所に
データを転送しておくんです。

すると、誰でも自由にそのデータを
ダウンロード出来るんです。

意味が判って貰えてるでしょうか?

つまり、自分の打ち筋と
自信のあるカードファイルを
備えた、自分の分身を
知り合いにダウンロードしてもらったり
すると、いつでもオフラインで
擬似対戦が出来るって寸法です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここで、チト解説。

上記に記載した「カードファイル」を
カードゲーム等では「デッキ」と表現します。

このデッキのシステムとは
たとえば。20枚ルールの場合
デッキの中に様々な戦略を
思案してカードをチョイスして
組上げるのです。

このデッキの内容次第で
戦局は有利にも不利にも
展開します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このAI登録システムのおかげで
テレホタイムに活動しにくい人とも
交流が持てるってことです。

それに、大会などが開催された場合
その大会優勝者のデータを
ダウンロードして、腕試しって感じで
オフラインで対戦してみることも
出来るわけです。

勿論、オフラインでの
リアルタイム対戦も出来ますです。

とにかく、このゲームだけは
やらず嫌いをせずに、一人でも多くの
新規セプターが誕生することを
切に願いたいです。

ルールに関しては
大して難しいものではないんです。

説明を聞いてると
難しそうなイメージを持たれる方も
おられるでしょうが、、、

実際は簡単なものです。

あのデッキを組上げるときの
思考錯誤が堪らないんですよ。

自分の得意なコンボを
行うためのデッキ構成だとか
レア物中心のビジュアル系デッキとか
組み合わせ方で、色んな戦略を
立てれるのです。

さて、今回はここまでってことで
また、今後もカルドセプトに関して
色んな角度から、書いていく予定です。

まだ発売は先の話しなので
SS版やPS版で練習しておくのも
いいかもね♪

今なら、結構、安価で入手できますし。

にしても、ドリームキャスト
充実してきましたね。

今後も更に期待って感じですにゃ。

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さて、如何でしたしょう?

自分で読み返して思いましたが
まだまだ、説明不足かな?って感じる部分が
多々ありました(^^;


ということで、ここからは、
今回新たに追加する解説文です。


まず、根本的な部分からです。

モノポリーとは何ぞや?という疑問に
答えるべく、いっちょ始めてみます。

モノポリーとは、サイコロを使い
遊ぶゲームですが、そのサイコロで出た目を
進み、ゴールのマスを目指すといった
スゴロク的なゲームではありません。

では、非常にシンプルなモノポリーの仕組みを
簡潔な疑似マップを使って解説していきます。

□□□□□□□□□□□□□□□□
        □        
◆        ■        ◆
        □        
□□□□□□□□□□□□□□□□
  
上の図形の集りをマップと思って見てください。

まずは色で別れているマスがありますね。
その色毎が1つのエリアと考えてください。

■がスタートポイント
◆がイベントポイントという形で話しを
進めていきます。

各色のマスは空き地です。
空き地の状態のマスにプレイヤーが止まると
その土地を所有する権利が発生します。
勿論、あえて所有しないのも、戦法としては
有りです。

そして、土地を所有すると、そこは自分のマス
となり、そのマスには、通行料というものが、
設定されます。

ただ、通行料と記述してしまうと、
混同が起き易いので、このテキスト内では
滞在費用とこれから記述していきます。

この滞在費用は、自分以外のプレイヤ-が、
そのマスに止まった時に徴収できるものです。

極端な話しですが、そういう滞在費を
マップ毎に設定されてる金額まで一番早く
貯めた人がモノポリーでは勝者となります。
(ほんと、あらゆる駆け引きに側面を省いて大雑把に言えばですけどね・・・)

この土地獲得で重要なのが、
出来るだけ、同じエリアの土地を所有することです。

なぜ、同エリアに土地を所有するのが有効かと
いいますと、同じエリアに同じオーナーの
土地があると、そのエリア内での同オーナー
所有の土地がランクアップするのです。

解説用マップでは、1エリアが4つの土地で
構成されてるので、最高4ランクまで
土地のランクが上がると考えてください。

土地がランクアップすれば、その分だけ
滞在費の金額も上昇します。
(土地が高騰し物価が上がるって感じです)

すると、他のプレイヤーから多額の滞在費を
徴収するチャンスに繋がるわけです。

それと、もし、1エリアを独占した場合
解説用マップでは1エリアが4つですから
他のプレイヤーが、そのエリアを無傷で
通り越えるには、サイコロで5か6を
出さないと、飛び越えれません。

それすなわち、収入の機会増大ってことです。

そして、このようなモノポリー系のゲームでは
進行方向を、いつでも自由に変えることが
出来ないのです。

前方に多額のエリアがあるから戻ろう!
なんてことは、出来ません。

□□□□□□□□□□□□□□□□
        □        
◆        ■        ◆
        □        
□□□□□□□□□□□□□□□□

このMAPの場合でしたら、■がスタートで
まず上に進むか下に進むかを選択し、
次に右回りか左回りかを選択します。

この進行方向を変えるポイントは3つしか
ありません。

スタートポイントに止まれば、上と下を選べ
真中の縦マスに差し掛かったときに、
そのまま、直進するか、それとも真中の縦マス
エリアに進入して、その先の左右分岐点で
どちらかを選択するかの3つです。

いかに高額のエリアに近づかないか
これも、重要な要素です。

◆のイベントポイントは、
ま、なにか、良いことが起こるマスとでも
思ってください。

サイコロをもう1度触れるとか。
臨時ボーナスが貰えたりとか。


以上が、非常にシンプルな解説ですが
モノポリー系ゲームの基本概念です。

そして、カルドセプトは、
このモノポリーシステムのどこに
トレーディングカードのシステムを
組みこんだかと言いますと。

土地を所有するのにモノポリーでは、
お金を使っていましたが、カルドではそこに
カードを組みこみました。

土地を所有する際に、
その土地にクリーチャーカードを配置するのです。

この場合は、所有というより占有ですね。

ここがカルドの面白いところでもあります。

まず、プレイ前に事前にデッキという
カードをライブラリしておくファイルのような
ものを、自分で構成します。

枚数が20枚までと決まってる場合は
その20枚制限の中でカードを選んで
デッキの中にいれておきます。

ゲームが開始されると、
貴方の用意したデッキがシャッフルされ
貴方専用の山札になるわけです。

その山札からカードを引いて、必要な土地を
占有していくわけです。

そして、他の人が占有している土地に止まれば
そこで、通行料をおとなしく払うか
カードバトルを行ない勝利して土地を奪うか
その駆け引きが行なえるわけです。

このカードバトルは、様々な種類のカードが
用意されていますし、(400種以上)
そのカードの使い方次第では、
俗にレアと呼ばれる強いカードに
基本的なカードで勝利することも、可能です。

つまり、絶対的な勝利の法則などありません。

モノポリーの戦略性
サイコロの運命的な展開
そして、場面々々で戦況が大きく変化する
トレーディングカードの奥深さ。

さらに、勝率を求める向上心。
カードを集めたいという所有欲。

それらが、一斉に混在するのが
カルドセプトの世界なのです。

このゲームの為だけに
ドリームキャストを購入しても
決して損はしないでしょう。


さて、長々と書いてきましたが、
どうでしょう?カルドセプトについて
少しは判って頂けましたでしょうか・・・?

出来るだけ、判りやすく書いたつもりですが
それでも、不親切な表現が途中にあったやも
しれません・・・。

ただ、この解説で少しでもカルドの雰囲気を
感じ取られた方は、その胸の中に有る迷いは
取り敢えず、別のとこに置いておいて
実際に購入して遊んで見てください。

どんなに詳しく解説したとしても
カルドを実際にプレーしてるときの
あのゾクゾクする感覚と高揚感までは
テキストで現せません(^^;

もし、どうしても金銭的に怖いな~って
感じられてる方は、PSでベスト版として
『カルドセプト』が出ていますので
そちらで試してみて下さい。

ま、恐らく、DC版(ネット対戦)を
プレーしたくなり、2度買いになってしまうでしょうけど(^^;


それでは、今日はこの辺で終わりとさせて頂きます。

また明日お会い致しましょう。

(一部修正しました)

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