記事一覧

乙女から見る21世紀のコンシュマー産業の行方Vol.39 特別編『夏休み特別企画 私的、MMORPGの理想系』#4

好き勝手言わせて頂いてます。

でも、まだ半分ほどなのです。

ってことで、とっとと本編を開始しましょう。

======================
不満、其の5

・魔法使いによるマッチポンプシステム

スタンドアローンのRPGで、魔法使いの能力と
は?と言われると、どういった表現をすべきでし
ょう?

cocは悲しいけど『便利屋さん』と捕らえていま
す。

特に、回復魔法、そして蘇生魔法において、あま
りにお手軽にその能力が発揮され過ぎてると思う
のです。

ですから、当然のことですが、cocが思い描く、
理想のMMORPGでは、MP回復薬は存在してはな
りません。

回復魔法の乱用と、財産さえ整っていればMP回
復薬で事実上無限に魔法を使いつづけられるよう
なシステムは一番劣悪です。

そして、もっとも最悪なマッチポンプが『蘇生』
魔法を用いたマッチポンプです。

つまり、死んでも蘇生魔法でお手軽に蘇生が出来
るというのが、嫌でしかたありません。

ですから、cocとしては、『蘇生』は不可能とい
う環境を強く望みます。

そうです。死んだらそれまで(笑)

どんなにレベルが高くても死んだらキャラロスト

・・・・嫌って人多いでしょうね。

『蘇生』と言う名のリセット機能は忌むべき存在
だと思うんですよ。

ただ、そこまで厳しくするとなんなんで・・・

『蘇生』システムが有っても良いです。
ただし、死亡者、蘇生者双方に多大なリスクが発
生するという仕様で有るという条件の元ですが。

やはり『蘇生』というのは、お手軽に出来るよう
な位置に置いては駄目です。

例とするなら、死亡者は、死亡時、冥界に転送さ
れるとしましょう。

そこで、待機するか、成仏するかを選択するよう
にします。

待機場所、それは、死者しか存在しないという性
質のもとで用意された世界で、基本的に何も特別
な施設や仕掛けはありません。

そこで『待機』するというのは、蘇生を待つとい
う意味です。

この待機状態は、定められた期間しか出来ないも
のとします。

まあ、言うなればキャラが死亡して蘇生措置が出
来るまでの期間内しかそこに留まれないという意
味です。

そして『成仏』

これは冥界に飛ばされた時に、プレイヤーに『待
機』か『成仏』を選択させ、『成仏』を選択した
場合は永久にそのキャラは蘇生出来なくなります

そうです。完全なキャラロストです。

待機期限を過ぎたプレイヤーも自動的に『成仏』
となります。

しかも、『待機』を選択した場合、そのキャラ以
外のキャラを作成したり、既に作成されている別
キャラでのログインも不可能とします。

そうです。待機中は、ログアウト可能ですが、次
にログインした時、まだ待機期間内で有るならば
自動的に冥界に待機してるキャラでゲームが立ち
上がります。

蘇生が行われた場合でも、死亡したキャラは、大
幅なステータスダウンが発生するのがベターです。

そして、肝心の『蘇生』する側のリスクですが、
これを最も重いものとしたいですね。

例えば、現在のレベルの半分に落ちるとかです。

もしくは、世界に数少ない定められた場所に死者
を運んで、尚且つ蘇生するには、付き添いのキャ
ラのステータスの50%を献上しなければ無理と
かです。

数少ない施設ですから、死者を運ぶ側は、死者が
冥界に待機できる制限期間内に、特定の施設に運
ばなければならないリスクが有り、その運ぶとい
う行為も、前述した『現実世界と等比』で作られ
た世界ですから、死者が出た場所から特定の施設
まで運ぶのにも苦労します。(死者が出た場所に
よっては、距離的に蘇生不可能な状態も勿論有り
ます)そして、苦労して運ぶ事に成功しても、運
び込んだキャラが、自分のステータスの%を犠牲
にしなければ蘇生不可能。

どうです、厳しいでしょう(笑)

つまり、『蘇生』は非常に特別な行為であり、誰
もがどこかしこで気軽に行える行為で有るべきで
は無いというスタンスなのです。

このように『蘇生』に多大なリスクを背負わせる
ことにより、パーティーの重要性、キャラバンの
戦力維持とのジレンマ、それに、死と言うものが
偶発的なイベントとして最も刺激的な存在で有る
という状況を作る出す事に狙いがあります。

そして、回復魔法にしろ、蘇生魔法にしろ、それ
は急場凌ぎにしか過ぎないという性質を持たせた
いですね。

そう。つまり、魔法使いは魔法使いであって、医
師では無いという意味合いです。
======================

さて、今日はここまでです。

これで、ようやく半分消化です。

そう、まだ半分です。

長いですね(笑)

でも、書いちゃったものは、知ったこっちゃない
です(笑)

それでは、次回の更新でお会いしましょう。

プロフィール

リンク集

過去ログ