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乙女日記 Vol.1550 つぶやき

最近、っていうか、前々からなんですけど、ここのサイトをどうに
かしたいなって思うようになってきてます。

多段インラインフレームでコンテンツを表示してるから、ロボット
型検索エンジンが各ページを拾わないように作ってあるんですが、
ちょっとそれも虚しいかなっとw

基本的に日記しか更新してないんだがら、ブログにしちゃえば良い
んだろうけど、どうもブログは好きになれない。

そして、ここにブログツールでブログ化したとしても、過去ログを
コンパイルするのが面倒そうでねぇ…

あとPHPは殆ど勉強してなかったし、cssも随分忘れちゃってるから
、ブログツールをインストしたとしても管理に自信がないw

まぁ、携帯からの観覧も考慮するなら、ブログという選択肢は有用
なんでしょうけどね・・・。

ただ、cocさんって思い付きの見切り発車で時折何かやろうとした
りするじゃないですか。そういうのを考えるとブログ化というのは
ちょっとね…

普通にHTMLのTABLEでブログっぽくテンプレートを作成して、そこ
に各ページを埋め込むのが使い勝手良さそうだけど、管理にかなり
の手間がかかりそうで…

どうしたものか…。

つーかさ、HTMLだって、基本的なもの以外は殆ど忘れちゃってるん
だよねw

指定した箇所に指定したドキュメントを呼び出すのっ(現行のイン
ラインフレームみたいなように)インラインフレーム以外に手段あ
りましったけ?w

もう自棄っぱちで、dengekiの頃みたいなシンプルフレームにしち
ゃいましょうか?w

別にデザインに凝るつもりないんだし。それならすぐに取りかかれ
るし、管理も全然楽だし。

ほら、いわゆる"原点回帰"ってやつ?w

ほんと、日本語ってその時々に合わせて都合の良い言葉が用意され
てるね。感心しちゃいますワン。

まぁ、ネットの楽しみの幅が拡大しきって飽和してる現状で、個人
のテキストサイトなんて、コンビニ弁当のお漬物化してるし、あれ
これ考えて何かを変えようとしても、徒労に終わるだけってのが関
の山なんでしょうけどね…^^;

とりあえず、もう少し無駄にアレコレ考えて結論だすとしますわ。

なんか、すいませんね。ただのボヤキでw

それじゃ、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #11

今回で11回目となるプレイレポートの手記ですが、これって読む
人が読めば、どの作家に影響を受けてるのかモロ判りなんだろうな
ぁっと思うと、途端に恥ずかしさが込み上げてきます。

本人的には全然意識してるつもりはなかったのですが、今日、某作
家さんの本を読み出したら「あ…」ってw

そうか、あたしはこの人の影響を受けてたんだって、理解しちゃい
ました。そんで理解しちゃったらしたで、凄く書きにくくなっちゃ
っいまして…。

2~3行書いては、こういう言い回しは似てるよなぁって削除。う
ーん、ここで倒置法使うと、モロそっくりになるしなぁっと削除。

参っちゃいました…。続きが書けなくなりました^^;

で、ノーパソの前で唸ること20分。結論出しました。

"知ったこちゃねぇー!"

だって、別にパクってるわけじゃないもん。文法の崩し方や、描写
の段階手順など、つまり技法の一部を無意識にオマージュしてるだ
けなんだし、別にこれでお金取るなんて考えてるバカ野郎でもない
わけですから、いいじゃんね。ね?

あ、それとね。その似てしまってる人とは別に、セリフでガンダム
節というか、富野節が覗いちゃうのはスルーしてください。これも
勝手に出てきちゃうんで^^;

ま、セリフとかはなるべくそうならないように気を使ってますが、
文章の全体を当して漂う某氏の雰囲気を感じ取れてしまった方は、
気付かない振りをしてやって下さいませ。

っという言い訳をダラダラ書き終えたところで、それでは、ロール
プレイ手記の第11回目。展開開始です。時間の有る人は読んでやっ
て下さいな。

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【第一章 出自と運命 #11】

正直に言ってしまえば、どこかに自分の行動が徒労に終わってしま
うのが嫌だったという気持ちもあった。あの狡猾なジョフリーにそ
のまま会わせるにしては、あまりにも民衆然としたマーティンの気
構えの貧しさが気になっていたのだ。

しかも性格があの陽気では…。

せめて朴訥した佇まいを絵に描いたような神父だったら世継ぎ人と
しての格好もつくのだが、あのままジョフリーに会わせると、黙殺
されそうな危惧さえ感じたことで、あのように了見違い承知のでし
ゃばった物言いで立場の理解を促したのだ。

しかし、そんな簡単に呑気者の素養が変わるわけでなく、草原で腰
を降ろし休んでる隙に目を離すと姿がなく、慌てて探し回ると「こ
の草を磨り潰して塗ると消炎効果があるんですよ。」などと、茂み
の奥から薬草を集めてきては"ひょうひょう"と言い放つ有様で…。

こちらとしては、皇帝の世継ぎ人の情報が漏れてる可能性も十分考
えて行動してる都合上、刺客などの輩の接近に神経を張り巡らせて
るわけなのだが、この男はそのような事はお構いなしに、果物だ、
薬草だ、木の実だと…、子供たちを集めて行う教会主宰の青空教室
の雰囲気をそのまま引きずってるのだから、呆れもする。

焚き木を炎の溜まりに投げ入れ、野営支度をしていれば、唐突に聖
書などを開き「世界の理についてお話いたしましょう」などと言い
出す始末で…。「その必要はない!」っと睨みつけると「いけませ
ん。貴女は少し世界と粗雑に関わりすぎてる。尊む心持ちは必要で
す」と、神父面で人差し指を立てて偉そうに説教を始めようとする
…。

「所詮は出が盗賊なんで、尊むことより盗むことが私の世の理だ!
」などと言ったところで「盗みはいけません。いいですか?人の物
を盗むということは、そもそも…」長い話が始まる…。

当然、私は聞いてる振りをしつつ、背中を向けて眠りの世界に身体
を預ける。するといきなり尻を叩かれ起されたりするもんだから「
てめぇ!気安く触ってんじゃ!」と掴みかかろうとするのだが、「
いいえ。触ったのではありません。お仕置きです」っと平然と言っ
てのけるようなでは、まるで私が朴念仁のようにも思えて、情けな
くなる。

そんな夜を数度跨いだ昼過ぎ、ようやく視界の先に【ウェノン修道
院】を捉えることが出来た。

これで…やっと解放される。皇族の宝の【王者のアミュレット】か
ら始まり、この呑気な御世継ぎ様の捜索と護衛。やっとこれで自由
の身に戻れる。そう思うと足取りも軽くなるのだから、人の身体と
いうのは便利に出来てるものだ。

駆け足をマーティンに促し、視界に現れた【ウェノン修道院】が徐
々に大きくなり、目前ともいえる距離に近づいた時、唐突に異様な
気配に感覚が襲われた。

突然腕を掴まれ、その足を止められたマーティンが理由を問う前に
視線で異常の気配を伝えた私にマーティンは察し、、流石にここま
での道のりで多くの山賊に襲われた経験が生きた格好となって、マ
ーティンの足を岩陰に運ばせた。

マーティンの身が岩陰に消えるのを見届けた後、前方の修道院から
感じられる異質な気配に神経を集中した。

昼日中というのに異様なほど静寂に包まれ、硬質な空気があたり一
面を支配している。自然と私の腰は沈み、己の気配を消すように体
勢を低くした。

半歩づつ、すり足で前に進む私の視界に、先ほどまでは大木の陰で
確認できなった角度に狼の骸が横たわっていた。修道院の側には似
つかわしくない光景だ…。

嫌な感じだ…、この感じは以前にも覚えがある。そうだ、あの日…
、ユリエル暗殺が起った地下道で感じた悪意と殺意の思念が一帯を
圧迫するかのうような殺気地味た空気のそれと同じだと気付いた瞬
間、書斎奥の方から何かが壊されたような打削音が一帯の静寂を切
り裂いた。

「ジョフリー!」っと口の中でその名が零れた時には、既に私の右
手は腰の剣を抜き、静めた腰の重心を前方に流しながら地を這う様
相で駆け出していた。

修道院の入り口付近に駆け寄った時、書斎奥から続く通路から修道
僧が飛び出してきた。その僧は私を見るなり「ジョフリー様が!!
」っと叫んだ。その後に続く言葉が何か発せられたようだが、その
時は既に僧の横をすり抜け、書斎に意識を集中していた為に僧が続
けた言葉が何だったのかは覚えていない。大方敵襲云々についてだ
ったんだろう。

そんなことは聞くに及ばない。既に修道院の敷地内は殺気に満ちて
いた。

書斎のある建物の入り口のドアに手を掛け、中に突進した勢いで階
段を駆け上がった時、2度目の大きな音が耳を叩いた。「ジョフリ
ー!」っと叫びながら書斎のドアを蹴破った時には、全ての決着が
付いたあとだった。

足元に転がる、赤いローブとフードを纏った刺客達の屍越しに「遅
かったな…」っと私を見るなり、納めた剣の柄を撫でながらジョフ
リーは静かに私を出迎えた。

一瞬、ジョフリーが"おや?"っという表情で目を少し躍らせた時、
私は"しまった!"と背中に冷たい汗が吹き出るのを感じた。とっさ
に反転し、部屋から飛び出ようとした時、階段を息絶え絶えに駆け
上りきったマーティンの姿があった。

引いた血の気が一気に戻り、安堵の溜息を漏らす私を見て、まだ膝
に手を被せ、肩で息をしてるマーティンが半分だけ顔を上げ「私に
だって、貴女の背中を追うのが一番の安全な事くらいは学んでます
よ…」っと小憎らしく言ってのけたのだから、"長旅"も無駄ではな
かったなっと納得させられた。

そんなマーティンの得意げな顔を眺めてる私の背に、ジョフリーが
「彼か?」っと投げかけてきたと同時、再び大きな物音が耳に届い
た。ジェフリーの目が動揺に染まったのを見て、次に彼の口を突く
言葉はある程度予測できた。

勘の良さも考え物である…。ジョフリーが「アミュレットを確かめ
にいく」っと言い、私の横を足早に通り抜けた時、思わず私から舌
打ちが一つ零れた。その苛立ちを聞き取ったジョフリーが振り返り
、返す言葉も無いといった所在無さげな表情を私に見せたのは、狡
猾をそのオーラとしていた彼にも逃れられない"老い"というものの
宿命を感じさせた。

急ぎ、物音のした住居宅に突入するも、そこは既に荒らし終えられ
てしまった後で、ジョフリーの溜息と落ちた肩が事態を物語ってい
た。

「すまない…。隠しておいた王者のアミュレットが何者かに強奪さ
れてしまった…」重い口調で表情を暗く落とすジョフリーに「まぁ
、盗られてしまったものは仕方ない。でもこっちには切り札の"御
世継ぎ様"がいるんだ。そう悲観する状況じゃないよ」っと言った
あとで、ガラにもない慰めなどが口から出てしまったことに赤面し
そうになったが「なんなら盗り返せばいいだけだろ?盗みは本職な
んでね」っとおどけてみせることで、慰めという似つかわしくない
言葉を吐いた失態をそれで打ち消した。

しかし、顎に手をやったジョフリーの目がキリっと焦点をすぼめた
のを見て、墓穴を掘ってしまっと後悔した。

「いや、ほら…、例えば…だよ。例えば。殺されてしまった者は生
き返らせられないけど、盗られた"物"なら盗り返すチャンスはある
だろって話だよ」っと体裁を繕っても、ジョフリーの耳にはもう届
かない。

顎に持っていってた右手を額に移し、数度その指で額を扱きあげた
ジョフリーはこちらの繕うとした体裁など無かったかのように「確
かにアミュレットは奪還すれば良いか…、しかしマーティン様の身
は危うい…。曇王の神殿…、あそこならば…」っと言ったところで
、私を見つめた。

「ちょ!ちょっとまってよ。冗談じゃないよ。そのなんとかの神殿
ってのが何だっていうのさ。勘弁してよ。この次期皇帝陛下様をこ
こに連れてくるだけでも結構大変だったんだ。なのにまた護衛なん
て…ないない!それはさすがにないよ!」っと畳み掛けるようにそ
の場の空気を自分の色に染め、場の主導権を握ろうとした私の思惑
など関係無しにジョフリーは「ブルーマの更に北。そこにブレイズ
の拠点、曇王の神殿がある。そこまでの道のりは遠く険しいゆえ、
老体1人での護衛では心許ないなのだ」っと続ける。

目一杯に呆れたという意思表示を込めて腰に手をやり大きく溜息を
付き、その頼み事を突っぱねようとした瞬間、脇からマーティンが
「あなたは信用できる。私の命を狙う人が私を叱ったりしないでし
ょうから、その点では一番の適任者だ」っと悪戯な笑顔で割って入
ってきた。

このお調子者!っとマーティンを睨みつけたのと同時に、ギロリと
ジョフリーの視線が私を睨みつける。

「いや、別にあたしはさ…。違うのよ!だってほら、まだこの人は
皇帝じゃないわけでしょ。あくまで"次期"なわけだし。だったら神
父崩れの平和ボケはマズイだろうと、ちょっと現実的なお話をして
みせただけでさ」っとジョフリーに言い訳する自分に一体何をして
るんだ…っと死にたくなった。

「ま、それも仕えてくれる者の仕事の内と心得てるので私は気にし
てはいないですが」っと芝居掛かった表情で言い捨てたマーティン
に「誰がアンタに仕えるって言った!成り行きで護衛をしただけだ
!勘違いするな!」っと怒鳴ってしまえば、ジョフリーの怒気を目
一杯に含んだ咳払いが飛ぶのも無理はなく…。「帯同してくれるな
?」というジョフリーの声には既に問い掛けの色は一切なく、それ
を拒否させない圧力のみが込められていた。

>>続く

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◆あとがき(解説や注釈等など)

実プレイでは、ほんの寄り道のつもりで関わったマーティン神父ら
との一件。修道院に送り届ければそれで事が住み、本来のあたしの
目的だったクロウヘイブンへの旅を再開するつもりだったのに、い
きなり北の果てまでいくぞっということになって、手記そのままっ
て感じで翻弄されまくってました。

しかし、思うようにいかないもんだぁっというストレスが手記とい
う形に姿を変えて活かされたので、結果オーライってことかな。

本来、この出来事は、メインクエストを軸に物語を進めた人なら序
盤の中の序盤、あの皇帝暗殺が起きた地下道から抜け出たあと、真
っ先に向ったはずなのが、この修道院ですから、cocの進め方がい
かにメインクエストを無視してるのかの参考になる展開です。

さぁ、次回は彼らと共に北方への旅が始まります。

そして12回目になってようやく、とある事が判明します。

何で12回目までハッキリさせなかったのだっとお叱りを受けそう
でもありますが…

そして、第一章は順調にその回数が肥大しております。現在進行形
で。

今のところ17話まで書き終えました。確実に断言します。20話で収
まりませんw

なんか、時期を見て、どっかのレンタルブログにでも手記部分だけ
を移送して、まとめた方がよさそうですね^^;

っといった今後の展望もチラリと覗かせたところで、今回は終了。

それではまた次回。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1549 脇役ラブ

最近TVを見てると、パチンコだか、パチスロだか良く知らないけど
、仮面ライダーの台のCMが良く流れてるじゃないですか。

で、ふと思ったんですけど、仮面ライダーって殆どまともに見た覚
えがないんです。

1号のは何度か見た覚えはあるんですけど、V3は全く見た事ないし
、ストロンガーやアマゾン、エックスなども全然。

関西では、あまり再放送やってなかった気がするんです。
やってたのを知らなかっただけかもしれませんが^^;

だから、まともに視聴した記憶が定かなのは、スーパー1でしたっ
け?手袋にボタンが付いていて、ライダー史上初のハイテク仮面だ
ったやつ。あれくらいかなぁ。

子供の時、兄が持ってた今でいうムック本みたいなので、ライダー
達の種類は知ってて、見たいなぁっとは思ってたんですけど、結局
見ないまま大人になってしまいました。

そのムック本とか見て、ライダーマンの存在を知ったし、あとスト
ロンガーに妹?みたいなの居ませんでした?

たぶん、テントウ虫をモチーフにしたやつ。

そういった脇役のヒーローに凄く惹かれてたのを思い出します。

cocさんって、昔から脇役が好きなんですよ。

余り目立ってない存在ってのが気になるんでしょうね。

ヤッターマンとかでも、80%くらいの確率でヤッターワンが出動
になるじゃないですか。「えー!また今回もワンなのーTT」って
TVの前でガッカリしてたし。

ガンダムだって、最初に好きになったモビルスーツはガンキャノン
、そいでガンタンク。ガンダム自体は最後まで好きでも何でもなか
ったですね。

だからって、アムロがガンキャノンに乗っちゃダメなんです。やっ
ぱりカイじゃないとイヤ。

【セイラ出撃】の回でアムロがガンキャノンで出撃して、ザクをボ
コっちゃうじゃないですか。子供の時それを見て嫌な気分になって
ました。アムロ!でしゃばんな!ってw

かと思えば「鉱山攻撃にはガンダムよりガンタンクだ」っとかなん
とか偉そうにいって、ガンタンクにアムロが乗って出撃した時も、
なんでアンタがガンタンクに乗ってんだよ!出たがりめ!っとプン
スカしつつ、途中でランバラルのグフが援軍で出てきたりすると「
動いてる相手にはガンタンクでは不利だ」とかいって、勝手に後退
して、ガンダムに乗り換えて出て行くじゃないですか。

好き勝手やってんじゃねー!っとw

アンタ主役なんだから、白いのに乗ってビームライフル撃ってりゃ
いいでしょうが、カイやハヤトの見せ場まで取るじゃないよ!バカ
!ってTVの前でアムロを睨み付けてましたw

そうそう、特撮の話に戻りますけど、ウルトラマンシリーズも関西
ではあんまり放送してなかった気がするんです。

一応、一通りのシリーズの再放送は運良く見れたんですけど、レオ
だけは殆ど見れなかったです。保育園から帰ってきた時には既に放
送時間過ぎてるって感じだったような気が・・・

ただ、そこらへん曖昧なんです。理由は2つ。幼少過ぎて記憶が定
かで無いのと、5歳くらいまで時計が読めない子供だったもので…

ネタでなく、本当に時計が読めなかったんですよ。
8時って言われても判らなくて、8と12だよって言われると理解
するという奇特な少女でしたw

短針の数字を最初に、長身の数字を後にという(4時半なら、4と
6って感じw)表現でしか時間を理解出来なかったから、レオの放
送時間がどうのこうのはあまり記憶に自信がないのです。

一応書いておきますが、別に可哀想な少女とかそういうんじゃない
んで、御心配なくw

いや、待てよ…、右と左の理解も遅かったし、時計回りという概念
が理解出来ないから、時計が読めなかったわけだし…、【あ】と【
お】の書き分けも苦手だったし…。

なんか、可哀想な少女だったのかも…^^;

いや、まぁ…そんなことはどうでもいい!

話はそういうことじゃなく、脇役よ、脇役。

で、レオの放送は2~3回しか見れなかったんですけど、たまたま
見れた回でアストロが敵に捕まってて、それをレオが助けるみたい
な回だったんですよ。

で、これまた兄の持ってたムック本でアストロの存在は知ってたか
ら、見てみたいなぁって思ってたのを偶然見る事が出来て、TVの
前でメッチャ喜んでたのを覚えてます。

そういえば、特撮で思い出したけど、子供って嘘付く子が居るじゃ
ないですか。虚言癖みたいな感じで。

で、保育園当時、男の子がゴレンジャーにはもう1人居て、それは
シロレンジャーなんだぜって言い出したんです。

脇役フェチのcocさんとしては、その話にガッツリ食いついちゃっ
たんですよw

ゴレンジャーはこちらでも何度も再放送されていて、何回も見てい
たんですけど、シロレンジャーなんて1度も見た事ないもんだから
、あたしの知らないレンジャーが実は居たのか!!っと大興奮。そ
れからゴレンジャーの放送を必死で見続けることになったなったの
ですw

あの子、何て名前だったかなぁ…。純真無垢な少女を騙した罪で、
復讐してやりたいもんだわw

あ!思い出した。トミイ君だ!

やい!トミイ!あんたのせいで、バカみたいゴレンジャーにかぶり
付きで見るハメになってたんだぞ!

謝罪と保障を要求するニダ!w

つーことで、今回何を言いたかったかをまとめますとですね…

仮面ライダーのV3とアマゾンとストロンガーとXのDVDが見たい。
全巻フルセットで誰かくれ!っという寝言なのでしたw

ついでにウルトラマンレオもw

なんならシロレンジャー登場の回もw

そして、トミイの連絡先も宜しく(何する気だw

オマケで拷問器具フルセットもあれば完璧ですよ?(あ、あんた…

え?全然正気ですが、何か?w


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #10

ここの前置きは、手記の前にあれこれとオブリビオンについて書く
ことを目的としてるんですが、肝心の実プレイが手記製作の遅れか
ら止まっているため、書く事がありませんw

正確には手記が遅れてるのではなく、肥大しまくりなのです。第一
章をどのエピソードで閉じるかは決まっていて、そこに至るまでの
物語のプロットは出来てるのですが、実プレイの記憶をベースに順
序立てたプロット故に、実際こういった形で物語へと変換する際に
問題が生じることが多々あります。

そういった整合性を調整する過程で、急遽差し込む新しいエピソー
ドなどの必要が生まれたりして、当初の予定を上回って長編化して
るわけです。

はやく続きがプレイしたいから、急いで手記を書いてるのですが、
そんなに都合よくホイホイと書き上がらないわけで^^;

っとま、そんな感じで苦労はしておりますという報告でした。

それでは、ロールプレイ手記の第10回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #10】

クヴァッチ野営キャンプを出て、既に半日。【ウェノン修道院】ま
での道のりの半分はまだ遠い彼方である。

やはりというか、仕方ないというか、"元"神父を引き連れての旅な
ど急げるわけはない。2時間程度の間隔で休憩を入れなければなら
ないのだから、【ウェノン修道院】に着くまで何日掛かることか…

しかし、必要に迫られての休憩であるから仕方なく、まさか"御世
継ぎ様"を置き去りにして進むわけにはいかない。「すいません…
。もっと鍛えておくべきでした。御恥ずかしい…」と息も絶え絶え
に詫びるマーティンは不思議と神父然とした生真面目さと融通の範
疇の狭さを持ち合わせていない。牧師というより、教師。それも出
世の出来ないタイプだ。

度々足を止めてマーティンの息が整うまでの休憩は、私にも有り難
かった。今朝目覚めた時に脳裏に焼きついた"夢"がずっと私の中で
しこりになって気になっていたからだ。

詳しいことは判らないが、とにかく"知っている"という思いが私を
焦らしていた。腰を置いた木陰の岩の上、整ってはいないが、自然
に出来上がった小さな花畑。休息で足を止めた先々で私は脳裏から
焼きついて離れない夢に思いを巡らせてはみたが、明確な答えを得
るには至らなかった。

時折、私の横顔を見てマーティンが気遣う言葉を投げ掛けてはいた
が、自分が立ち入って良いものかどうかの察しくらいは"元"神父で
ある為、話す言葉を持たない私にそれ以上しつこく探りを入れてく
ることはなかった。

ただ、わざとそう振舞っているのか、生来持って生まれたものなの
かは判らないが、陽気を放つ彼の言葉の温もりや仕草に随分心が休
まったのは事実だが、それを認めたくないとする勝気な自分と、そ
うではない自分との間で意見が割れ、接する態度に困惑したのも別
の事実として確かにあった。

道中、自身が皇帝の世継ぎなどというのは晴天の霹靂で…っと語る
マーティンが見せる自信の無さげは、私も同感できるものだった。
こんな軟弱そうな男が次期皇帝…とは、シロデールの命運もここま
でかっと図らずも思ってしまう。

幾里か進み、幾度目かの休憩で木陰に腰を下ろしたマーティンを背
に、斜面の向うの安全を確かめようと丘を登ったときだった、今さ
っき私がこの斜面を登る際に通り過ぎた茂みから唐突に人の気配が
した瞬間、その影は木陰の涼しさに身を委ねてくつろぐマーティン
へ向けて突進を仕掛けた。

気配に気付かなかった自分の失態を悔いるより先、数刻まえに襲っ
てきた山賊の亡骸から奪った弓を引いた私は、突然の強襲に身がす
くみ動けないでいるマーティンを私の視界から消した野党の背中に
向けて鉄の矢を打ち込んだ。

右肩甲骨の斜め上から下へと突き立った矢は、その傷が肺まで達し
てることは容易に伺いしれ、振り上げた斧の重さを支えきれなくな
った腕が落ちる勢いのまま前のめりに倒れた野党は、マーティンの
僅か2メートルほど先の地べたで死に向かいもがいてる。

それをただ怯えるだけで逃げようとも叫ぼうともしないマーティン
を見て、私はイラ立った。

斜面を降り、這いつくばりもがく野党に近づきながら、私は腰の剣
を鞘から抜くと、マーティンと野党の間に突き立つように、その抜
き身の剣を投げ込んだ。

ドスっと鈍い音と共に地に突き刺さった剣に小さい悲鳴を思わず漏
らしたマーティンに「楽にしてやんなよ」っと冷たく言い放つと、
ようやくといった感じでマーティンの顔に冷静の色が戻った。

「私は神父です。人を殺めることなど…」と真っ直ぐな目でこちら
を見やるマーティンの姿に益々腹が立った。

「神父様ね…。正し"元"でしょ。今は次期皇帝陛下様。向けられた
刃に身をすくめてるだけでは済まされない」結んだ視線を外さぬま
ま、彼を促すと「確かに貴女の言う事もわかる。しかし私には無理
だ。あのクヴァッチで何があったか…、それは貴女も知ってるはず
だ!」珍しく声を荒げたマーティンの両の手は拳に握られ小刻みに
震えていた。

「幼い…、ただただ幼いだけの子供たちまで…、私の目の前で幾人
も殺されました。逃げ惑う人に何の躊躇いも無く襲い掛かる魔物を
前に私は自らの死の恐怖に包まれ絶望した…。腹の肉を引きちぎら
れ、最期の力で神父様…っと呟いたあの少年を私は救えなかった!
余りにも大勢、大勢の人が私の眼下で命を奪われていったのです。
なのに私に人を殺めろなんて…」その声は確かに彼の真実の心底か
ら絞り出された声で、そこに偽りはなかった。

しかし、私はそのような声で引き下がりはしない。ザクザクと靴底
で土を踏み鳴らし、虫の息とは云えまだ生を閉じてはいない野党の
傍らまで近寄ると、脇腹につま先をこじ入れ、足を跳ね上げる勢い
で野党のうずくまる身体をひっくり返した瞬間、間髪入れずに傍ら
に突き刺さってる剣を地面から抜き、その切っ先で生と死の狭間で
苦しむ野党の喉を撫でるように裂いた。

「無慈悲な…」っと、つぶやき睨みつけるマーティンの視線に私は
本気の視線で威圧し返した「無慈悲?では"元"神父様。その慈悲で
人は救えたのか?」

黙るマーティンが次に発した言葉が核心を誘った「それでも…私は
神に仕える身!」

その言葉の尻に被せるかの勢いで私は捲くし立てる「だが、今は違
う!苦行を積み、人の業を全て捨て去った後にようやくその悟りの
一旦を分け与えるようなケチな神様に仕えてたのは昨日までのアン
タで、これからのアンタは真に弱き者には手を差し伸べない神とは
名ばかりの虚像に仕えるのではなく、民に仕える身となるんだ!」

口を固く結んではいるが、視線を外そうとはしないマーティンに向
かって続ける「民に仕え、民の声を聞き、民を守るからこそ、民は
その者に忠誠を示す。そこには飾りだけの剣では片付けられない薄
汚い現実も山ほど詰まってるんだ。己の手を汚さず人民を掌握など
出来るか!」

「野党が弱き者から略奪を行う。それも今の世界の真実だ。それが
嫌なら変えてみせろ。皇帝として、その力で世界を変えてみせるん
だ。だけど理屈だけじゃ人は動かない。変えたいなら、変え無けれ
ばいけない理由、悪を悪と見定め、それを自らの手で跳ね除けてか
ら"否"と叫べ!」っとここまで言い放って、少し後悔があったのは
否定できない。

まだ生の痕跡がハッキリと残る野党の首から流れ出すドス黒い血を
見つめ「甘い…ということか」と呟いたマーティンに「叫ぶ時に叫
び、奮う時に奮い、その思いが躊躇いに蝕まれなければ、アンタだ
から出来ることが自ずと見えてくるはずさ」と吐き捨て、切っ先に
付いたままだった鮮血を振り払い鞘に刃を仕舞いこんだ私は「先を
急ぐよ」っと一言残し歩き出した。その私の背中の向うから聞こえ
てくる足音が数刻前とは明らかに違ってきてるのを感じつつ、何を
そんなに熱くなってるのだ…っと自分の立場に対しての料簡違いに
下唇を噛んだ。

>>続く

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さて、今回から登場頻度が高くなるマーティン神父ですが、この人
も手記の都合上、呑気者なキャラに脚色してます。

こうすることによって、彼女との関係図も描きやすくなりますし、
世界が動き出す渦中において、彼女だけが翻弄されているわけでは
ないという世界観も表現出来ますしね。

さて、ゲーム上では一度訪れた場所や既に知識として"知っている"
場所はクイックジャンプといって、地図画面から移動先を指定すれ
ば瞬間移動できるんですが、cocさんはその機能を使わないでプレ
イしてます。

行き来の道中もロールプレイの一環ですし、何かの発見や出来事の
遭遇などが発生するかもしれませんしね。

なので、手記中で歩いてる所は、プレイでも実際に歩いて移動して
おりまする。

今回書いた部分でもマーティンを山賊らに殺されないように護衛し
ながらの移動だったので、結構緊張してましたね。

なのに、マーティンは悠長にウロウロするもんだから、イライラw

そんなところから、今回のような設定が生まれ、脚色に至ったのか
もしれません。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #9

少し前に、Elder Scrollsシリーズの製作会社が【Elder Scrolls
Online】といったドメインを購入したらしいというニュースを拾い
読みしました。

この事実によって、Elder ScrollsがMMORPGへと発展するのではっ
てという話になってたりするんですが、個人的にそれには反対です

このゲームの産みの親の方は(名前失念)この作品をオンライン化す
るつもりはないと発売前のイベントでコメントを出されていまして
、目指すべきは究極のスタンドアロン・ロール・プレイング・ゲー
ムだと仰ってました。

その志にこそ大賛成です。

何故なら、MMOにしてしまうと、どうしても商業的な兼ね合いから
、プレイヤーに目的意識(アカウント継続の餌として)を持たせる為
に、シナリオの押し付けや、アイテム至上主義となって、本来のコ
ンセプトから大きく逸脱していくのが予想されるからです。

その顕著な例がウルティマオンラインです。コンセプトという意味
では、2002年頃までのウルティマオンラインとElder Scrollsは同
質な作品であると言っても差し支えないでしょう。

ウルティマオンラインは当初は正にロール・プレイニング・ゲーム
というゴッコ遊びの良質な土壌でした。しかし、強き物が君臨し、
弱き物が怯えて暮らさなければならない状況を不公平と叫び、その
見等違いのユーザーの不満をケアする為に対人関係のシステムが大
幅に変更されていきました。他人にあらゆる行為を行うことの出来
る世界と、他人にネガティブな結果をもたらす行為が出来ない世界
という二つの世界を鏡面世界として提供すると、ほとんどのプレイ
ヤーが安全な世界の方に集まり、馴れ合いの世界がスタンダードと
なりました。

やがて馴れ合いは他者との差をもっと埋めて欲しいという要求を生
み出し、習得しずらいスキルの上昇が容易になるように修正されま
した。それまではグランドマスターという各スキルのマスタークラ
スまで鍛錬を終えたキャラはその途方も無い修練過程を突破したと
いうだけで尊敬の念が送られ、生産スキルのグランドマスターとな
れば、街を歩くだけで注目の的でした。

しかし、それでは生産スキルで作られる武具が一般プレイヤーには
高額過ぎて手が出せない。先駆者ズルイ!っという点から、スキル
修練の難度が下げられ、生産スキルで作られるグランドマスター制
の武具の性能を上回る武具がモンスターからドロップするようにな
り、生産スキルは実益を兼ねたロール・プレイが不可能となりまし
た。

やがて、一部の強いモンスターからしか入手できない武具は一般プ
レイヤーに入手しずらい!戦闘スキルが高い先駆者ズルイ!っとい
う流れになり、大量の武具系アイテムが新実装され、アイテムゲー
ムと化していきました。こうなってはロールプレイも何もあったも
んじゃありません。

まだ、ロールプレイの魅力が溢れていたころのウルティマオンライ
ンと雰囲気がにてるElder ScrollsがMMOになったばあい、おそらく
似たような流れで改悪の一途を辿ることでしょう。

ならば、このままスタンドアロンとして、更に作り込んだ箱庭世界
の追求にその情熱を注ぎ混んでほしいなっとcocは思う次第なので
す。

さて…、今回は前置きが長くなってしまいましたが、このプレイレ
ポートの本文と言える手記が今回は手抜きだから、前置きで誤魔化
そうというわけではありません。

本文をキチンと書いておりますです。

それでは、ロールプレイ手記の第9回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #9】

酷く冷静だった…。メランディルの死が私に静寂をもたらした。

そして自ら発した"また奪うのか"っという言葉の意味がどこにある
のか判らず、ただただ呆然とベリックとメランディルの亡骸を見つ
めていた。

「ここは…我らの勢力下となった…」っとサヴリアンが近づき、私
の肩に手を置いた。

どうしたらいい?私はどうしたらいいんだ?ベリック…、メランデ
ィル…、だから死ぬなと言っただろう。何が"だから女が居る"だよ
。おまえ達が生きてこその不問律だったんじゃないのか。そう心の
中で問い掛けても、虚しさだけしか生まれてこなかった。

「サヴリアン…、伯爵は?」
先ほどの激昂が嘘のように引いた私に驚いた様子をみせつつも、サ
ヴリアンは目で城内の奥に続く通路を目配せで伝えた。

「この有様では落命は確かであろう…」と言うサヴリアンの声を無
視し、奥の通路を進みだした私はあらゆる景色から色が抜け落ちて
るのに気が付いた。

色が無いだけでこれほど陳腐な世界に代わるのかっと静かになった
城内と同じような平坦な心が乾いた。

領主がその腰を下ろし、その威光を示す為に儲けられた玉座も無残
に破壊され、その脇を抜けて奥えと続くドアを私は開けた。

領主官邸といったところだろうか、エントランスのように作られた
その部屋は奥に長く、破壊されるまでは威風堂々とした佇まいで謁
見者達の背筋を伸ばさせてきたのだろう。

しかし今はあちこちに火が掛けられ、職人から生み出された至高の
家具や、品のある美術品の数々が無残にも引き倒され散乱している

焦げ付いた赤絨毯を2~3歩進むと、倒れ掛かった家具の裏から魔
物が突然襲いかかってきた。しかし、その魔物が私に触れる事はな
い。無謀に飛びかかったその身体は、即座に私の剣によって斬り裂
かれていたからだ。

幾体かの隠れ潜んでいた魔物の臓物で官邸内を無遠慮に汚してしま
ったが、それを詫びる必要はないようだった。エントランスから続
く一番奥の部屋のドアを開いた時、身形からして、伯爵であろう人
物が床に倒れ、その首、脇腹、足、いたる所から血が流れ、部位も
破損していた。

その血は既に乾いており、死斑と腐敗が始まりつつあるその様子か
ら死後4~5日といったところだろう。私がクヴァッチに最初に足
を踏み入れた時には既に"食われた後"だった可能性が高いことを知
ると、身体中のあちこちからの痛みと意識を吸い取りそうなほどの
疲労感に襲われた。

一段とおもくなった足を引きずりながら、城内入り口付近まで戻る
と、サヴリアンがその腰の剣で裁断したと思われる赤絨毯でベリッ
ク達の亡骸をくるんで弔っていた。

「サヴリアン…」その声の階調で全てを察したかのように、サヴリ
アンが振り向き笑ってみせた。

「全て…、瓦礫と化した。しかし私にはクヴァッチ再建という大仕
事が託されたことになる。前しか進めなくなった以上、今を悲観す
るのはやめておくさ…」っと言ったサヴリアンに歩み寄り、その胸
で僅かばかりのの時間、泣いた…。

ベリック達の亡骸に別れを告げた私は、サヴリアンの「手を貸そう
」という申し出を丁重に断り、クヴァッチ城内を出た。これで終わ
ったわけではない。まだ私にはあの"神父"を【ウェノン修道院】に
、そう【ジョフリー】の元に送り届けなければならないという仕事
が残されている。

数日前に私が閉じたオブリビオンの門が在ったとされる、クヴァッ
チ城門を抜け、野営キャンプがある下り坂を痛む足を引き摺りなが
ら進んだ。、野営キャンプよりも先に見えてくるはずのバリケード
の姿がこんなに遠く感じるものなのかという思いが、私を焦らせて
いた。これからすぐに出立だというのに何を腑抜けた事をっと自分
自身を怒鳴りつけることに繋がった。

バリケードを抜け、更にきつくなる下り坂に眉をしかめながら辿り
着いた野営キャンプで私が見たものは、あの神父が目隠しをして子
供達と"鬼ごっこ"をしてる様子だった…。

奪還作戦で滾るだけ滾りきった私の血が、再び沸騰した。身の安全
を確保して待機してろと私は言った。なのに何だあれは…!安全を
確保しろと促されたということは危険が迫っているというのを暗に
伝えたことになる。それを伝えられた男が目隠しウロウロしてるな
ど!!

「貴様!何をしている!」っと叫んだ私は、身体の痛みを忘れ駆け
出した。その間に指で目隠しをずらして片方の目だけ覗かせ、怒鳴
り主を探すバカ面のマーティンに益々腹を立てた私は近づくなり胸
倉を鷲づかみにして「何のつもりだ!」っと怒鳴り声を上げた瞬間
、泳ぐマーティンの片方の目に吸いこまれるように突然視界が揺ら
いだかと思うと、全ての意識が闇に消えた。

私は剣を握っていた…。切っ先はベットリと赤いもので染められ鈍
く光っていた…。

弓兵が憑かれたように、その矢を射る。まだ足りない。更に射掛け
よと命じる私が居る…。

そこは暗く狭い通路。一切の光との契約を絶った暗黒の場所。追っ
ている。そして追われてる。怒声と悲鳴が木霊し、甲高い金属音が
弾け飛び、笑っている。私が…。

少女?私か?違う…。でも知っている。その少女の黒髪を結いだの
は…私だ。でもその少女は動かない。揺すり起こそうとしても起き
ない。抱きかかえようとしたら、少女の頭が首から離れゴロリと床
を転がった。

その少女の目が私を見つめている。何故だと問い見つめられ、その
目から逃れられない。

少女は笑っていた。一番赤いリンゴをザルの山から取り当てて、そ
の頬に摺り寄せて笑っている。駆け寄る少女が足に纏わりつき、赤
いリンゴを私に差し出す。

蝋燭の薄明かりな中、少女の美しいブロンドの髪を梳かす私。鏡越
しにうつらうつらと目を泳がせる少女。

喚き叫ぶ女の声、怒鳴り散らす男の声、泣き散らす赤子の声、炎が
全てを包み、そこに痕跡だけを残す。

剣を握っていた。切っ先はカタカタと震え、震えに当てられた柄が
鳴く。少女が問う。どうして?

振り返った少女の胸には、手斧が突き刺さり、少女の膝を真っ赤に
染めていた。あのリンゴの様に…。

遠くでパチパチと火が弾ける音がし、耳に冷たいものが流れ込むの
を感じて目を空けた。視界は見慣れない麻の生地を捉えた。

天井らしいその麻から顔を背け、周囲を確認しようとした最中、真
っ白い光が突然視界を奪い、瞼を顰めた私に「お気付きになられま
したか」っと男の声が投げ込まれた。

とっさに私は横たわってた身体を跳ね上げ、腰に手を伸ばしたが、
ある筈の物がそこになかった。「御無礼は承知の上で、御腰の物は
そちらに立て置かさして頂きました。」っと柔らかい男の声が続け
た。

「何を怯えてらっしゃるのです?」っと問い掛けてきた男が、目に
視界が戻り、ようやくマーティン神父だとわかった瞬間に私は「こ
こはどこだ!!」っと神父に掴みかかっていた。

「クヴァッチ野営キャンプですよ」と答えたマーティンを睨みつづ
ける私に頬を緩め「丸3日、御眠り成られていました」と聞いた私
は初めてそこで事態を理解した…。気絶…。いくら幾日も眠ってな
かったとはいえ、このような事態の最中に3日も眠り扱けていたと
いうのか…。目の前に居るこの呑気そうな皇帝の"御世継ぎ様"を蔑
視する資格は私にはもうないなっと、自分の呑気さを飲み込んだ私
は、ふと目尻に残る湿り気を感じ、今更だったが、マーティンから
顔を逸らして拭った。

涙…?なんだ?
夢?夢を見ていた?しかし、なんだあれは?

マーティンに向けた背中で動揺を隠し、謎の夢に神経を集中しよう
とした時、マーティンの柔らかい声がそれを遮った。「3日寝てら
っしゃったのは幸いでした。私にとって考える時間はそれくらい必
要でしたから…」と彼には珍しく芯のある口調で私の背中を射抜い
た。

「決断に3日必要だった?御世継ぎ様としては頼りない限りね」っ
と皮肉った私に、全くそのとおりですっと言った感じで肩をすくめ
て笑って見せたマーティンをみて、唐突に何か懐かしいものに触れ
た気がした。

芯はまだ残っているが、随分と軽くなった身体を起こし、テントの
奥に立て掛けられていた剣を腰に戻すと「では、急ぎましょう」っ
とマーティンの声で出立を促された。

「急ぎましょうって!それはアンタのセリフじゃないわよ!それと
も何?寝坊助の粗雑な女のせいで3日も出発が遅れたとでも?」力
を込めた指先で、御世継ぎ様を小突きながら怒鳴った私に「い、い
え、滅相もない。他意はありません」と腰をすくめて詫びるマーテ
ィン。

「ふん!どうだか。まぁいいわ。行くんでしょ。遅れないで付いて
きてよ」っと吐き捨てながらテントの入り口に垂れた麻布を払い除
けると、雲一つない高く蒼い空が一面に広がっていた。

「吉兆ってやつね」「えぇ…」珍しく意見が噛み合った彼を横目に
見ながら「足。自信ある?これでも"元"盗賊なんでね。身軽さだけ
は折り紙突きよ」っとマーティンに投げかけると「私は…神父です
。元…」っと愚にも付かない冗談で返してきた。

元か…、確かにもう戻れないかもしれない。この晴れ渡った空の下
、この足を一歩踏み出した途端、もう"元"には戻れないかもしれな
いんだっと思った時、アグロナックの事が思い出された。

そうか、アグロナックだったね。すまない…アグロナック。【クロ
ウヘイブン】は思った以上に遠く、いつ辿り付けるかわからないよ
。もし待てるなら、そして私が生き延びれたのなら、必ず最初に【
クロウヘイブン】に寄って、あんたの出自とやらを確かめるからさ
。だからそれまで無敵のグランドチャンピオンのままで居てよね。

澄んだ空に憂いを飛ばす私に、マーティンは「心残りでも?」と伺
いを入れてきた。
「あぁ、男がね。待ってるんだよね」と溢した私に「想い人…です
か?」と返す。

「いや、違うね。約束があるんだ。頼み事だよ。その頼み事を片付
けた後、私はその男を殺さなきゃいけないんだ」っと続けると、マ
ーティンは黙って同じ空を見上げ「不安と期待と恐れが今を作り、
そしてその答えが未来なのです。」

「答えは知るまで存在していない。だから人は確かめたがるのです
」同じく黙ったまま、マーティンの横顔に視線を動かすと「故に人
は生きる。恐れの中でも」と私の視線に視線を交差させて微笑むマ
ーティンは確かに非凡なオーラを纏ってるように見えた。

しかし、同時に腹が立つ。何を知った風な…と。

「悟ってる暇はないよ。ほら!いくよ!」っと、つま先で軽くマー
ティンのふくらはぎを小突くと、大袈裟によろめき肩をすくめたて
見せたマーティンを見て、つくづくこんな男が皇帝なんか成って良
いものなのかと…、おそらく帝都のどこかの酒場で苛立ちをグラス
にぶつけてるであろうボーラスに伺いを立てたくもなった。

>>続く

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◆あとがき(解説や注釈等など)

長引いたクヴァッチ編がようやく終了。しかし帝都から西を出発し
た彼女の目的はまたもや後回しに…w

これは実プレイでもそうだったんです。

闘技場でグランドチャンピオンになる為に旅立ったのに、全く別の
流れに飲み込まれて翻弄されいていく様は、決められた順序でシナ
リオを消化して来て無い分、振り回されてる感じが満載で、プレイ
してて非常に楽しかったのを覚えてます。

ここらへんで、その偶発的な出来事に翻弄される様を手記にしてみ
たいなっと思ったんです。

まぁ、その時はこんなに長丁場になるとは思ってませんでしたが…

一章は何時終わるんでしょうねw

ところで、今回完了したクヴァッチ編ですが、以前書いたように実
プレイでは順序が少し違います。

クヴァッチのオブリビオンの門を開放し、修道院に向い、クヴァッ
チにマーティンを探しに戻り、その足で修道院に戻ってます。

ただ、物語にする上で一度戻ってきてるのに、奪還作戦を無視して
、シレっと再びクヴァッチを後にするというのは、そこに動機付け
して手記に興すのがキツかったので、順序を入れ替えました。

っていうか、全て暴露しますと、その実プレイの順序どおり書こう
と思えば書けたんですが、伯爵が死んじゃってるでしょ。それがね
…どうしてもキツくて。

だって、実プレイの順序で書いた上で伯爵死んじゃってると、お前
がモタモタしてるからだって感じになるでしょw

そういう展開になると、その後の展開が難しくなるので、弄ったわ
けです。

手記の中にワザとらしく死後4~5日と書いてるのも、そこらへん
の予防線なわけですねw

ゲーム中の各クエストはそれ一つで時間軸が個別に動くから、複数
のクエストと1つの線で結ぶ場合に整合性を調整する必要が生じて
しまうのです。

さて、次回からはまた長旅w
つーかね、彼女歩きっぱなしですよね。可哀想ですw
足の裏、豆だらけでかなり痛いはずです。でも彼女はそんなことに
は負けません。まだまだ歩き続けます。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1548 悪意味で予測どおりだったDQ4

プレイしてみての感想ですが、予想してたとはいえ、驚くほどのPS
版ベタ移植^^;

追加されたコンテンツもあるのかもしれないけど(クリア後など)基
本的にPS版がそのままと考えても良いと思われます。

個人的にPS版の4は好きじゃないので、ガッカリかな…。

別に視点をグルグル回さなくていいじゃんって思うわけですよ。そ
ういう主旨でオリジナルが作られてるなら(7や8)構わないんですが
、オリジナルは言わずもがなのFC版ですから、視点変更から生じる
ギミックが売りの作品じゃなかったわけなので、リメイクの売りの
一つの視点回転は煩わしいと感じてしまう派なのです。

まぁ、製作がアルテピアッツァ(SFC版3、PS版4、7、PS2版5の
製作を担当)っと判明してから、覚悟はしてたんでショックは少な
いですけどね。

でもショックが少なくなったと同時にプレーする気分も大幅に減少

よって積みゲーム行きに…^^;

ま、通勤や手隙の時にちょこちょこ遊ぶにはいいかもね。

それよりも気になってるのが、DSのダンジョンエクスプローラーで
す。

年寄りゲーマーのアンテナにはどうしても引っかかってしまうその
タイトルに気がどうしてもいってしまいまする。

ただ、ガントレッドもダンエクも好きなことは好きなんだけど、展
開が早くて、プレイ人数が多くなればなるほどゴチャ付くでしょ。
そういうのがちょっと好きじゃなかったりもするんだよね。

手応え的に軽い印象もあるから、そういうところもね…

システム的な根本は全く違うコンセプトの作品なんだけど、絵面的
にダンジョン形式のアクションRPGだと、ガントレッド系、ディア
ブロ系、ローグ系の3つでテンポが分かれると思うんです。

ガントレッド系はハイテンポで勢い任せでオラァオラァーー!的な
感じ?

ディアブロ系は、ミディアムテンポでアクションゲームの要素を損
なわない程度に腰を据えて遊べる。

ローグ系はアクション要素は殆どなく、ジックリと遊ぶ思考型のス
ローテンポ。

どれも好きではあるのですが、3つの中で一番好きくないのは?っ
て聞かれた場合はガントレッド系と答えるかな^^;

そういった好みの問題もあって、気にはなってるんですがプレイに
まで至らないのがDSのダンエクなのでした。

それでは、ドラクエ4にガッカリして、テキストもショボーンっと
トーンダウンしてしまいましたが、それをリカバリーせずにそのま
ま上げてしまうcocさんなのでした。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1547 あくまで噂です

帰宅後、珍しく早々にPCのメーラーを起動して、メールチェックを
したら、知り合いから昨日のテキストが不可解な改行になってるぞ
という連絡が来てました。

大慌てでサイトチェック!

確かに奇怪な改行のズレが全体を通して…

しかーし!なんでこうなったのよ!おかしいじゃないっと、元デー
タのhtmファイルをチェックしたら、そちらも同じ様に…。

ならばっと、そのhtmの原版となるtxtファイルをチェックしてみた
んですが、そこでも…

で、原因が分からないと気持ち悪いじゃないですか?再発予防も出
来ないし。

最初は文章整形ソフトの設定ファイルが壊れたのかなって思ったん
ですが、正常に機能してました。

うーん?っと悩んだ結果、すんげぇ~バカらしい原因に行き付きま
した。

オブリビオンの手記は、USBCFMに保存してるんですけど、上書き保
存する際にメモ帳の【右端で折り返す】を解除しないで保存してま
した…。

で、それをコピペして、日記ファイルの方に移して、さらにそこに
整形ソフトで改行コード入れちゃったもんだから、あんなガッタガ
タに…

お前はアップする前にチェックはしないのか?っと言われれば返す
言葉は有りませんが、まぁ、その…、あれですよ。

寒いっすねぇーw

お昼になっても気温上がらず、一日中寒いまま。北国かよ!ToT

でも、まだ11月だし、真冬本番待った無しのウルトラ超特急な格
好をするのもどうかなって思って、ここ3~4日、初冬風味な格好
で出掛けてるんですが、やっぱ厳しいです。限界よろしくな感じで
挫折寸前です。

でも、この時期から12月以降の服を着だしてしまうと、弾数的に
厳しくなるわけですよ。

仕事柄、服装には気を使わねばならないので、普段着で「うぃ~す
!」な感じではいけないので、その時期毎のローテーションを考え
て服を用意するんですが、こうも唐突に真冬がくると、そのローテ
ーションがね…。

仕事のスケジュール、入る現場、接する顧客。そういったのも配慮
して、基本的に1シーズンでダブらないように。

ダブるとしても1アイテムを全然違うアレンジで組み合わせるとか
、そう言う風にしてるわけですよ。そうです。大変なのです。

なので、今から12月からの服を着てしまうと、1月とか2月が苦
しくなる。だからといって今から新たに服を買い揃えるのも気温以
上に寒いcocの懐事情では厳しい。

でも、さむーいTT

っという葛藤の毎日なのです。

あと10日余りを気合で寒さに対抗して乗り切るか、12月に再び服
を買い揃えて、超貧乏突入覚悟で、早々に真冬装備に切り返るか…

はぁ~~っと今夜も溜息です。明日着る予定の服だって、どう考え
てもこれじゃ寒いだろうなぁって思うし…

ところで、DSの新型は更に薄く、より大画面になり(現行スクリー
ンとの互換性は有るものの、新機能搭載らしい)、GBAスロット撤廃
というモデルになるという噂が飛び交ってますね。

まぁ、新型の開発は100%行ってることなんで、その存在の有無につ
いて語る必要はないんだけど、今回噂で出回ってる大画面とGBAス
ロット撤廃はどうなんでしょうね。

個人的にGBが動かないという点も不満に思ってたりするcocとして
は、GBA撤廃は避けてほしい選択ですね。名作多いですし。

もしくはさ、二種類出してくれないかな。

GBAスロット撤廃の新型スクリーン搭載で旧DSソフト&新スクリー
ン対応DSソフトのDSソフトオンリーな新型として1つ。

GB、GBC、GBA、DS、NewDS(新型スクリーン専用タイプ)の任天堂の
歴代携帯ゲーム機のソフトが全部動く豪華版。名前はそうだなぁ、
DSエリート?

どっかで聞いた名前だけど、まぁそんな感じのコンセプト機が欲し
いかなぁって思うわけです。

もしくは!DS版のヴァーチャルコンソールのサービス開始で公式エ
ミュレート作戦スタート!ってのも状況の逆手な感じで良いかも。

ま、どういった機能を追加して出るかはわかりませんし、そして何
時頃出るのかもわからないですが、Liteが好調を維持してる現状で
の早期投入はないでしょうね。なのでじっくり開発してくださいし
。GBAは捨てない方向でねw

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #8

Xbox360を使ってる方は、縦置き派と横置き派のどちらが主流なの
でしょう?

あたしはディスクに擦り傷が付きやすいという評判を加味して横置
きで使ってます。

とは言っても、それだけの理由じゃなく、ゲーム機の配置の都合上
というのもあります。

現在Xbox360を一番下に、PS2を横置きで上に乗せて、その上にWii
を縦置きにして、Wiiの横にDCという積みハードスタイルで置いて
たりします。

こうして横置きで積み上げる方がスペース的に助かるんですよね。
DCだけはフロントローディングじゃないので、上に積んでいくこと
ができないけど、まぁ常に一番上をキープしてやれば問題ないです
し。

こういう置き方をしてると、縦置きの方が場所とるんですよ。

っとまぁ、どうでもいい話はこれくらいにしておいて…。

それでは、ロールプレイ手記の第8回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #8】

門番小屋に入った私たちに、懐から城門内部に続く扉の鍵を出し見
せ「ここからは一気に城門内側に突入するぞ。地下道の中には魔物
は居ないはずだ。向こう岸の区間まで行けばハシゴがある。それを
登って落とし戸を抜けた先が城門内部だ」っと緊張した面持ちで乾
いた唇を動かすベリック。

城の周りには堀が張り巡らされており、この門番小屋は掘りのこち
ら側にあり、ここから地下道を通じ、堀の下を通って向こう側に潜
入しようという作戦だ。

「問題は落とし戸を抜けた瞬間だ。そこは一気に敵の最前線。自ら
敵に四方を囲まれにいくようなもんだ…」っと続けたベリックに「
肝心の城門を開く装置はどこに?」っと彼の緊張に気付いてない振
りで話し掛ける私の声も少し上擦っていた…。

「城門は中央に位置し、その左端に開門装置、右端に落とし戸だ」
っと答えたベリックに帝都兵が「それでは、城門を横切って反対側
まで突っ切らねば開けないということか!!」っと声を荒げた。

"そうだ"っと頷いてみせたベリックの表情は益々緊張の色を浮かび
上がらせていた。

「敵は城門の格子、つまり通路中央に一番戦力を置いているだろう
。次に城門を支える支柱の上の城壁。そこに魔術を使う魔物が配置
され、正面から近づく者を狙い打つ布陣が引かれてるはずだ」と言
ったところで、ベリックは私を見る。

「あぁ、確かにそんな感じの布陣だった。ってことは、どれだけサ
ヴリアン達が頑張ってくれてるか次第ということになる」っと唯一
城門付近の戦闘を行った者としてベリックが欲しがってる情報を私
が伝えると、帝都兵が「数はどれほどだったのだ」っと詰め寄る。

「わからん」っと即答を返せば「わからんでは困る!」っと押し返
してくる。

その間をベリックが割って入り「数の把握は無理だろう。相手は城
門を抑えてる。っということは城内もその勢力化にしてるわけだか
ら、どれほどの戦力かは外からでは確認しようがない…」っと落胆
してみせたが、そこで沈んでられないのが現実だ。

「とにかく道は一つしかないんだ、誰かが突っ切って開門装置に辿
り付く、残りの二人は一気に城門の格子付近の敵を切り倒す。これ
しかない。もっともその格子付近は既に陣取ってる魔物と城内から
出てくる魔物。そしてサヴリアンが支柱の上の奴らを射掛けて落と
してなければ、前後と頭上という三方からの攻撃をまともに受ける
ことになるけどな」っと現実を突きつける私を二人は睨むわけでも
なく、深く頷いた後に私を見た。

「なんだよ」っと尖ってみせると、二人は一度だけ顔を見合わせ「
開門装置はアンタだな」っと二人して私の肩を叩く。

「なんでだ!何でそうやって死に急ぐ!」っと私が怒鳴ると、ベリ
ックが私の腕を取り「言っただろ。本懐を遂げたいと」などと強が
ってみせる。しかし、その強がりが勘に触った。

「男ってどうしてそうなんだ。見栄とか面目とか本懐?そんな下ら
ない物にどうして命なんか掛ける!」私の手はベリックの胸倉へと
伸びていた。

「だから女がいる。くだらないと呆れ果てる女が居て、呆れさせる
男がいる。」そういったベリックの聡明さに、私は押し黙るしかな
かった。

「決まったな。私とて女を矢面に立たせるなど死んでも承知できぬ
ことだ」っと帝都兵がベリックの胸倉を掴んだまま固まった私の腕
を解きながら男の声で囁いた。

ったく!っと吐いた私の溜息が余りに少女地味た色をしていたため
、二人はどちらともなく大声で笑い出し、その笑い声が懐かしく感
じた私は、この二人が死ぬことが無いように祈った。

開門に至る算段を終えた私たちは、ベリックの掛け声と共に、地下
道へ飛び込んだ。息付く間など考えもせず走り、一気に堀の向うの
出口下まで進み、正に決戦の火蓋ともいえる落とし戸の蓋の底を下
から見上げた。

「さぁ、いくぞ」っと最初に声を発したのは帝都兵だった。

彼は私の腕を掴み私の背中を抱くような体制でハシゴに近づいた。

首を少し後ろに向けた私に帝都兵はニヤっと笑ってみせながら「私
が一番身体が大きい。力もある。アンタを懐に抱えてこのままハシ
ゴを登り、一気に落とし戸を跳ね上がるから、そのタイミングに合
わせてアンタは一気に飛び出せ、その後に私がベリック殿を引き上
げ、この穴から通路中央目掛けてベリック殿を投げ入れる。アンタ
は投げ入れられるベリック殿の脇をすり抜けて一気に開門装置まで
走れ」っと破天荒な作戦を言って退けた。

「おいおい、俺は敵のど真ん中に文字どうり放り込まれるってわけ
か」っと笑いながらベリックが言えば「奇襲は奇抜なほどその成功
率も上がるものだ」っとジョークのように言ってのける彼だったが
、確かにその戦法は面白い。異論は無かった。勿論、"放り込まれ
る"ベリックも覚悟は出来ていたようである。

彼の作戦に皆が納得した空気を読み取った矢先、私は我慢出来ずに
口を開いた。「その作戦、乗ってもいいが条件がある」っと突然言
い出した私を驚いた表情で二人が顔を見合わせる。「なんだ、条件
とは?」っと帝都兵が答えたのを待って、一つニヤリと笑みを落と
してから「あんたの名前、まだ聞いてなかった。教えておいてくれ
」と聞けば、また二人して顔を見合わせ笑い出した。

「なぜ笑う!」っと剣幕を立てれば「そんなことを気にするタイプ
でもないだろうに」っと更に笑いつづける二人に怒る気もなくした
私が黙って背中を向けると、少しの沈黙のあと「メランディル」だ
と野太い声で気恥ずかしそうに言った彼は振り返る私の視線から自
分の視線を逃がして咳払いで何かを誤魔化した。

メランディルの男臭い胸に抱えられてハシゴを登る。下からは、密
着する距離でベリックが追随してくる。やがて、戦場の音が遠くか
ら聞こえるようになり、上を見上げれば落とし戸まであと僅か。い
よいよだ。奇襲、盗賊には似合いの仕事だっなどと考えた刹那、メ
ランディルの「いくぞ!!」っという声が地下道の中で反響し、私
の心臓はその音が倍以上に聞こえるかのようだった。

メランディルの腕が暗闇の中、猛烈な疾風を作り出すほど振り上げ
られた瞬間、落とし戸が甲高い鉄の反響音と共に宙を舞い、地下道
に光が一気に流れ込んできた。「いけ!!」というメランディルの
声とほぼ同時に私は落とし戸から飛び出た。

目の前に魔物が1、2、3、…わからない。ざっとみただけで10
体以上は居た。抜けられるか!?っと思った瞬間、背後から野太いメ
ランディルの雄叫びが響き、一拍を置いて私の遥か頭上をベリック
が飛んでいた。

「ほんとに放り投げられてる」っと呟いた瞬間、魔物の注意が上空
と通路の二つに気を取られ隙が出来た。その瞬間を見逃すはずなく
、飛んでるベリックをよそに心の中で「メランディル!あんたサイ
コーだよ!」っと叫びながら、魔物の密集してる通路を駆け抜けた

真横でベリックの雄叫びが聞こえたのと同時に魔物の潰れるような
奇声も漏れ聞こえた。どうやら着地に成功し、間髪いれず魔物を仕
留めたようだ。そして、その後方ではメランディルの雄叫びが聞こ
える。振るかえる余裕もなく通路を横切る私の視界に格子越しの向
うで弓を絞るサヴリアンの姿が一瞬入った。

良かった。間に合ったっと思うのと同時に通路を横断しきった私は
開門装置に取り付き、そのバブルを一気に回した。

バブルを回しきった時、魔物の牙が私の右腕に食らいついた。しか
し痛みはなかった。痛みよりも怒り、そして奇襲を成功させた喜び
の方が勝っていた。

腕に食らいついた魔物をそのまま壁に押し付け左手で剣を抜き、魔
物の股下から一気に胸までを突き裂いたあと、これ以上出ないとい
う大声で「サヴリアン!突撃しろ!!」っと叫んだのだが、その声
の余りの大きさに一瞬血の気が引き、目の前から光が消えかけた。

腰から崩れそうになった私を救ったのは、サヴリアン達の雄叫びで
、彼らが開いた城門目掛け一気に押し入ってくる気配で正気に戻さ
れた。彼らが城門に押し寄せるのがもう少し遅ければ、魔物の注意
が私から逸れることなく、無防備に倒れかかった私を魔物が食らっ
ていたのは確実だ。

しかし、それでも少しグラ付く視線の煩わしさを頭を振って掃おう
とした時、城内から新手の魔物が一気に流れ出てきた。

格子が開いた城門通路の中央付近は正に激戦区となり、サヴリアン
、ベリック、メランディル達が鬼気迫る形相で押し寄せてくる魔物
を食い止めていたのだが、私の身体は思うように動いてくれない。

2度、3度、飛び掛ってくる魔物を斬り捨てることはできたが、遂
には膝を落として剣を床に突き立てる格好っとなっってしまった。

視界が歪み、次の牙が襲い掛かればそれまでだった…。そんな消え
そうな光の中、城内から押し寄せる魔物を斬り倒していたベリック
と偶然視線が交わった。

ベリック…、無意識に呟いた私の声が聞こえる筈はなかった。が、
しかし次の瞬間ベリックは私の方を向いて笑ってみせた。

ハっと息を呑んだ。その笑みが私の視界を正気に戻した。駄目だ!
ベリック!!そう予感して動こうとしたが、身体の正気までは取り
戻せないままだった私の視界の先で、ベリックは一層大きい雄叫び
を上げた直後、城内に突撃を仕掛け私の視界から消えた。

ベリックの叫び声が城内の中に移ったのをキッカケに、主戦場も城
門前から城内に移った。

城門周辺に居た魔物も一斉に彼らを追随して城内に殺到する結果と
なったことで私の周りには魔物はもういなくなっていた。

突如として襲った貧血と眩暈で動かなくなった身体を城壁にもたれ
掛けさせ、城内から漏れるベリックの叫び声を聞いていた。その声
が雄叫びから絶叫に変わり、勢いが失われていき、とうとう途絶え
た…。

ベリック…、そう呟いた私は城壁に後頭部を打ち付け、肝心な時に
動かなくなった身体を呪った。

突き立てた剣を杖代わりに体を這い上がらすことができた頃は遅す
ぎた。

フラ付く私の足が城内の赤い絨毯を踏んだ時、その視界には無残に
"食い散らかされた"ベリックだったらしい"物"が転がってるのを捉
えた。

「また奪うのか!奪い尽くしても尚…奪うのかぁー!」っと激昂す
る私の声を聞いて、メランディルが駆け寄ってきたが、その時の私
は修羅と化していた。

抱き寄せようとするメランディルを跳ね除け、サヴリアン達が随分
始末した魔物の生き残り達を片っ端から斬り裂いた。裂いても尚突
き、突いては裂いた。

レディ・ラック!!そう叫んだメランディルの声に振り向いた瞬間
、倒れて虫の息だった魔物がメランディルに向かって掌をかざして
いたのが目に入り、避けろ!っと叫ぶ間もなく、メランディルに向
かって放たれた魔物の火球は彼の頭を吹き飛ばした。

ドサリっと倒れたメランディルの首から、本来彼の頭部に送られる
はずだった血液が溢れ出し、その勢いからゴボっと残酷で無慈悲な
音が零れていた…。

>>続く

============================================================

◆あとがき(解説や注釈等など)

文中で、時折登場する残酷な描写、これは敢えてそうしています。

主人公が女性であるという性質上、その柔らかい存在と、居合わせ
てる現場のギャップを表現したいなっという意図からです。

でも、あまりにキツイ表現は流石にマズイだろうという節度は持ち
合わせてるので、実際に書いた表現をマイルドに訂正しては前節、
次節とのバランスを考えて、再度調整したりとかしてます。

稚拙な文章ですが、稚拙は稚拙なりに一応考えて書いてるのです。

あまり、そういった部分に固執して細かく描写してしまうと、そっ
ち系の人なのかという疑いを持たれてしまう恐れもありますし、そ
ういった残酷な表現が主題と成り代わってしまう危険性もあります
しね。

なので、●●を斬り裂いたっとアッサリした表現で通り過ぎてると
ころも、当初は物凄く緻密且つエグく表現してたりする箇所もあっ
たりしたのです。

基本的にそういうのが好きというわけではないのですが、漏らす事
で現実感が損なわれるなっと思ったシーンでは、在り得るだろうと
思う現象を過度に残酷になりすぎず描くことで嘘が嘘っぽく見えな
いようになればっと考えてる次第です。

とりあえず、そういった自制の元でエスカレートしていかないよう
心積りはしていきますが、ブレーキが壊れないという保障は今後に
おいてありませんw

さて、クヴァッチ奪還作戦も今回で終了。次回はその余韻と新たな
展開の導入部分となります。

個人的に、メランディルは書いてる途中で明確にキャラが立ってき
たので、存命させておいて、後々にも登場させたかったのですが、
キャラという意味においては次回から多いに絡む事となる人物がそ
の穴を存分に埋めてくれることになるので、今回は潔くメランディ
ルには死んで頂きました。

事実、ゲーム内でも死んでますしね^^;(1人の帝都兵としての参入
だったので、生死はそのどちらになるとは決まってない)

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #7

Xbox360にはデフィルトでワイヤレスコントローラーが付属してる
わけですが、cocさんは、昔からワイヤレスパッドが好きになれま
せん。

理由は3つ。1つ目は滅多にありませんが、応答のミスから生じる
操作不良です。滅多にないとはいえ、100%無いわけではありま
せん。そう言う意味で信用性が低いと言わざる終えません。

2つ目は、バッテリー残量を気にしなければならない点です。有線
なら全く気にする必要のない問題を気に掛けねばならない煩わしさ
と、バッテリー交換及び充電での不経済さが嫌です。

3つ目は、バッテリーを搭載することによる重量の増加ですね。

これらの理由によって、ワイヤレスパッドは好きくないのです。つ
ーか、無線にする意味なんて無いとおもうわけですよ。プレイ環境
なんて、TVの近くなわけだし。端末の接続ケーブルの都合上、本
体もTVの近くに置くわけだから、わざわざ無線を飛ばす距離でもな
いっしょってのがcocさんの言い分。

今は金欠なので、まだ購入してませんが、近々有線に切り替えます

まぁ、アメリカ産ハードってことで、アメリカは家が広い+ハイデ
フ環境でのプレイを推奨ということは大画面前提=離れて遊びまし
ょうっということなんでしょうけどね…。

日本人への嫌味かっとひねくれて皮肉を言いたくなっつぃまう、そ
んな今日この頃です。

それでは、ロールプレイ手記の第7回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #7】

飛び交う怒号、放たれる矢の空気を裂く音、耳障りな魔物の奇声。
魔物の魔術の炎に焼かれる倒壊した家屋の木材の焦げた臭い。

正しくそこは戦場だった。再び私は戦場に戻ってきたのだ。

時には正面から、時には物陰から現れ、その爪を突き立てる魔物に
剣を奮い、オブリビオンの門の中で経験した返り血の洗礼に幾たび
もまた晒された。

「城門の周りの敵を排除しろー!」っというサブリアンの声がした
のは、最初に衛兵の断末魔を一つ聞いてから暫くしてのことだった

死んだことはわかった。2体の魔物に挟み撃ちされ、応戦虚しく飛
び掛けられ"食われた"のだ。残念な事に私は彼の名すら知らない。
ただ勇敢なクヴァッチの英雄であることは確かで、それ以上に必要
な名などなかった。

1人の英雄が倒れても、残りの英雄の士気が下がることはなかった
。そこには振り向くような軟弱さはなく、自らの命を厭わぬ英雄達
の死力を尽くした戦いが場を支配していた。

城門に取り付いた1人が叫ぶ「格子に鍵が掛かってる!ここからで
は開けられないぞ!」

一瞬、私の中に動揺が走った。足を止め、城門を視界の真中に捉え
て呆けてしまった。その視界に影が入り込んだ時は遅かった。既に
魔物が左横から私に向かって飛び掛ったあとで、振り払う剣が間に
合う猶予はなかった。

しくじった…。そう観念した刹那、飛び掛ってる魔物の喉に背後か
ら弓が突き刺さり、魔物の体勢が崩れた。その一瞬の隙を見逃さず
、右膝を軸にして身体を右側に回転させ、その勢いを利用して地面
を這うように切っ先を滑らせ、一気に振り上げた剣で飛び掛ってき
たその魔物を切り裂いた。

頭上から、シャワーのように鮮血を浴びた時「迂闊だぞ!」っと弓
を引くサブリアンは私を一喝すると同時に、こっちだ!っと城門と
は離れた脇の方に私を誘導した。

サブリアンに近寄ると、腕を掴まれ引きずられるように物陰に押し
込められた。「どうするんだ!?」っと問う私の声の倍はある怒鳴
り声で「聖堂の地下墓所から地下道に入れる。その地下道から門番
小屋の中に通る道を辿れば、内側から城門を開くことの出来る装置
が有る城門内部に出られる!」っとサブリアンは城壁の壁の向うを
指差しながら喚く。

魔物の放つ魔法の炎の炸裂音がけたたましい戦場でとはいえ、耳が
痛くなるほどの大声で叫ばれた私は、そのお返しとばかり「地下は
好きじゃないんだ!!」っと叫び返すと「まだ余裕あるじゃないか
」っとサブリアンは眉を動かし笑ってみせた。

「その門番小屋に入るには鍵が必要だ。その鍵は聖堂に待機させて
るベリック・イニアンに持たせてある。」っと続けたサブリアンの
言葉を疑った。「そいつは鍵をすんなり渡してくれるのか!」っと
睨みつければ「それはお前さん次第だ!ここは俺たちで奴らの注意
を惹きつけつつ食い止める」っと再び怒鳴るサブリアン。

「判った!任せておけ!」っと物陰から聖堂に向けて走りだした私
だったが「何がヒロインだ。良いように使いやがって!」っという
悪態を振り返りながらサブリアンにぶつけるのは忘れなかった。

駆け出した私の視界は赤く濁っていた。魔物の鮮血を頭上から浴び
たことで止め処なく伝わり落ちてくるその血が目を曇らせていたか
らだ。しかし、その赤い透かしから見える光景は、果たして血を拭
っても色は変わらないのではないかという思いに怯えながら、一心
不乱に聖堂への道を急いだ。

血みどろの姿のまま、聖堂に駆け込んだ私を、ベリック・イニアン
は抜刀という物騒な反応で出迎えた。

「アンタか…」っと安堵したベリックの目には、何故戻ってきたん
だっという色も浮き上がっていた。

門番小屋の鍵について途切れる息の中で怒鳴り散らかして伝えると
、ベリックの表情に若干の曇りが浮かび上がる。

「サブリアン隊長が貴女を信頼しているとはいえ、どこからやって
きたかもわからない貴女にこの鍵は渡せない」っと言い放ったベリ
ックの態度に苦笑した私は「貴公の言い分は最もだ」と額に落ちて
くる血を拭いながらベリックの次の言葉を私は待った。

「しかし、貴女があの門を閉じてくれたのは事実だ…。なら俺も真
っ当したい。クヴァッチの兵士としての本懐を!」っと真っ直ぐな
男の目で懐から鍵を差し出し、その鍵を握り締めて見せるベリック
に私は黙って頷いた。

そのやり取りの脇から「一体どうしたというのだ」っと興奮した様
子で割って入る見慣れない兵士が二人、野営キャンプ方面に続くド
アがある影から歩み寄ってきた。身形からして、帝都の警護兵。お
そらく巡回任務の兵士だろう。

近寄った帝都兵の1人が私を見て目を見開く「アンタ…、たしか闘
技場の青軍のチャンピオンだろ、そうだ、レディ・ラックだ!」っ
と言えば、ベリックが首を傾げて「レディ…ラック?」っと私の顔
を覗き込む。

「そうさ、帝都の闘技場に彗星の如く現れ、デビューから僅か3日
で青軍のチャンピオンまで登っちまったラッキーガールだよ。あの
無敵のアグナロックを倒せるんじゃないかって、闘技場界隈は彼女
の話題で持ちきりだ」っと帝都兵は大袈裟な身振り手振りを交えて
得意げにベリックに聞かせる。

「ラッキーガール…、故に強運の持ち主(レディ・ラック)か」っと
帝都兵に移っていた視線を再び私の方に向けたベリックは皮肉交じ
りの笑みを溢した。

「運が味方してるんじゃ勝ったようなものか」っと今度は皮肉の色
を消した眼差しで私を見たベリックは「しかし、周りの者を不幸に
するという意味もその言葉に含まれているのを知っているか?」っ
と続けた。

「だからだよ…。そう名付けたトレーナーは流石ってところだ」っ
と視線を外して呟く私を横目で覗き見たベリックは「よし!判った
。この作戦では誰か1人でも生き残って伯爵の安否を確かめればい
い。俺の運を吸い取るなら、くれてやる。あんたら二人も付いてき
てくれ。帝都の領国クヴァッチの大事なんだ、給料分は働いていっ
てくれよ」っと帝都兵の肩を叩き、次に私の背中を叩いた。

「さぁ、いくぞ。俺に付いてきてくれ」っと言い放ったベリックの
背中を帝都兵と共に追随する。

ベリックの背を捕らえる視界に地下墓所へと続く扉がその姿を割り
込ませてきた時、この旅、帝都を西に向け旅立ってすぐ遭遇した【
フィナカセクル】遺跡の亡霊が思い出され、あんな薄気味悪いもの
は出てこないだろうなっと願う自分のズレた臆病加減に呆れたりも
した。

地下墓所は外の騒ぎとは別次元に佇むような静けさで私たちを出迎
え、ひやりと肌を撫でる空気と独特の薄気味悪さに、忘れていた足
の痛みがその存在を訴える。

「グズグズするな!」っというべリックの怒鳴り声に肩がビクンと
動いてしまった様を後ろの帝都兵に勘付かれたのではないかという
下らないことを気にしつつ、地下墓所を一気に走りぬけた。

地下墓所を抜けた先は、瓦礫で寸断されていたクヴァッチ城下の広
場一角で、その奥に目指す門番小屋があるとべリックが大声で指示
を吐いたと同時に魔物の群れが眼前に現れた。

帝都兵の怯えた声に「恐れるな!考えるな!目の前の人成らずもの
を片っ端から殺れ!それが生き延びる唯一の術だ!」っと叫び、帝
都兵の目に軍人として使命感が浮かび上がったのをキッカケとして
、ベリックの背後に回りこみ次々と迫り来る魔物たちを私は無我夢
中で切り裂いた。

四方八方から現れる魔物の勢いに最初に飲まれたのは、聖堂で私を
レディ・ラックだと言い当てた帝都兵だった。4人が背中をつき合
わせ、少しずつ広場の奥に進んでいた最中、その帝都兵は魔物の群
れの勢いに我を失い、1人で魔物の群れに突撃をするという愚を冒
した。

「あのバカ!」思わず口から零れた。ベリックともう一人の帝都兵
に「二人で固まって応戦してろ」っと言い放ったあと、突撃した帝
都兵の後を私は追った。

「落ち着け!戻るんだ!無茶をするな!!」っと叫ぶ私の声は届か
ず、次々と現れる魔物に剣を振り回し応戦するも、背後から飛び掛
ってきた魔物の腕が胸をえぐった。痛みからか、その恐怖からか…
、更に無茶苦茶に剣を振り回す彼の元へあと5メートルといった所
まで迫った時、その帝都兵の喉が魔物によって切り裂かれ、その兵
士の全てがそこで途切れた。

間に合わなかった…。「だから戻れと言っただろ!!」っという絶
叫が私の口から放たれたあとの数分後には、その帝都兵と混じって
無数の魔物の亡骸と、流れ出た血の溜まりが私のブーツの踵を全て
飲み込んでいた。

背中を合わせ、一歩、また一歩と慎重に進んできた二人が私の背後
まで近づいてきた時には、門番小屋周辺に巣くっていた魔物は全て
行き途絶えていた。

「あいつは!」っともう1人の帝都兵が声を上げる。私は無言で幾
体も折り重なる魔物の死体の山を指し「そこに埋もれてしまってる
よ…」っと吐き捨てれば「バカ野郎!」っと帝都兵は涙声で搾り出
した自分の声の勢いのまま、膝を落とした。

「弔ってやる暇はない…。変わりにその血を授かろう」っとベリッ
クが魔物の死体を払い除け、もう何も写すことのない瞳がガラス玉
のように無機質に開かれたままの彼の胸に、一度切っ先を上着で拭
ったあと、その剣を突き刺し、それをゆっくり引き抜いた。

切っ先を高く持ち上げれば、柄に彼の血が伝って落ちてくる。ベリ
ックが私を見た。趣味ではなかったが、これも戦場の、そして男達
の慣わしならば、背を向けるほどの無礼は出来ない。

柄に落ちて堪る彼の血を指ですくい取り、その指を口に運んだ。ベ
リックも帝都兵も同じように指を口に運び目を見合わせた。

「英雄の血はこれで我らと共に!」ベリックが吠える。正直に言え
ばバカバカしい。こんなことをしても死者は報われたりしない。死
は無を運び、生を一瞬にして否定し去っていく。残されるのは、さ
っきまでその者であったとされる肉の塊だけだ。放っておけばやが
て腐り、腸の中の排泄物が発酵しガスを作る。そのガスが腐敗の進
行を早め、ウジが湧き、鳥に啄ばまれ朽ちていくだけだ。そこに人
であった尊厳など微塵も残らない。

死など、生物が無生物になるだけで、そこに意味などない。魚を食
らい、豚を食らい、馬を食らい、牛を食らい、その死骸を摂取する
ことで生きてる人間だけに特別な死が有るわけが無い。

肉屋で解体される家畜と同じだ。しかし、ベリックの行った儀式を
私は否定しない。

そうだと判っていても人の命は家畜のそれとは違うと思いたいとい
う傲慢さはまだ私にも残っているからだ。しかし、それに酔うほど
信心深くもなければ、臆病でもない。

帝都兵の血の鉄臭さを喉の奥に感じながら、この苦さが私を守って
くれるとでもいうのか…っと心の中で呟けば、それが瞬く間に怒へ
と変わり膨れ上がった。「ならば生きた姿で守って欲しいものだ…
」と溢した私をベリックが覗き見て何かを言おうとしたが、その言
葉を待つ前に私は無言で門番小屋の入り口へと身体を向け歩き出し
た。その唇には帝都兵のものでない、血を滲ませて…。

>>続く

============================================================

◆あとがき(解説や注釈等など)

前回のあとがきで書いたように、物語の都合上、体験クエストの順
序を変更して手記としてる真っ最中のクバッチ奪還作戦を今回もお
送りしました。

こういった戦闘を主にした回では、通常よりも脚色の量は多くなり
ます、どうしても"戦い"に魅力を持たせる為にあれこれと脚色する
ことになってしまいます。

そして…、第一章はいつまで続くんでしょうか?w
予定では7回で終わるはずだったんですが、先に書いたクエストの
昇順入れ替えで随分と加筆したことで。、章全体が肥大してしまっ
てます。今のところ12回で終りそうなんですけど、また加筆修正
するかもしれないので、もしかしたら15回くらい伸びる…かもで
す。

つーか、さっさと書き上げて実プレイを再開せねば…ね。(いまの
所11の途中まで書きあがってます)

ところで、劇中では、サブリアンが結構場数を踏んだベテラン兵士
風に書いてますが、実際はそうではありませんw

でも、ここでは彼にそういうキャラになってもらうことで、非常に
展開が組み易くなったので、変換効果的には成功です。

そんな風にして、今後も捏造…は続いていくのでしたw

それでは、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1546 1人で大騒ぎな夜

さむい!寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い
さぁぁぁぁむいぃぃぃぃぃぃぃ!!

形を潜めてた冬の奴が、本気出してきやがりまくられましたでござ
る。

しかも、風!なんだあの風。殺意アリアリな強風が遠慮の欠片もな
くビュービュー。

そんな日に限って、スカートな罠…。死ぬは!ボケッ!w

帰宅早々、ダッシュでお風呂のスイッチ入れて、蛇口最大な緊急湯
張り。それこそ脱ぎ捨てる勢いで服を剥いで、一気に湯の中へ突撃
しましたです。その間ずっと寒いの連呼。

しかし、一つミスをしていたcocさん…。

十分身体を温めてお風呂から出たのですが、暖房を付けるのを忘れ
てましたToT

お風呂から出た直後に「寒い!」の連呼^^;

エアコンを付けて、再度お風呂にw

うちのエアコン、なかなか温まらないんですよ^^;
買い換えたいなぁっとは思ってるんだけど、ついつい放置しちゃっ
て…

で、部屋が暖まるまで再びお湯の中で待機していて、30分くらい
経ってから出たのですが、今度はエアコンの温度設定ミスで…

暑い!ここは砂漠か!灼熱か!幾ら何でも暑すぎだろ!っと慌てて
窓を開けたら、寒風が猛烈な勢いで入ってきて「寒い!!」っピシ
ャっとすぐさま窓を閉めました。

でも、締めたら暑い!!

部屋の真ん中で「う~~ん」っと暫く考えたcocさんは、結局窓を
開けて、エアコンの温度を再調整して、少し暑いくらいの程度にし
て、寒風と温風とで中和する作戦をひらめいたのです。天才ですな

で、その天才は、部屋が中和するまでっと3度目のお風呂へw

それから更に30分、そろそろ良い感じな室温になってるだろうと
湯船から出ようとしたら、視界がグラグラ~っと揺れて、倒れそう
に…。

完全な湯当たり…、逆上せまくりw

脱衣所に出た後は、身体を拭く事も出来ず…(何かに手を置いてナ
イト倒れこんでしまいそうな為)そのままヨタヨタと壁伝いに移動
し、濡れたまんまでベットにダイブ。

そんなダイブの勢いで貧血発生、意識途絶w

暫くして目が覚めたcocさんの第一声はまたもや「さむい!!」w

ボーっとした頭のまま、ヨロヨロと歩きだしたcocさんの向った先
はお風呂w

一体何回入るんだ…。肌の油分なくなりすぎてカッピカピになるや
ないけ!!っと自分のバカさ加減に突っ込んでみたものの、虚しい
だけ…w

これもそれも、急に本気をだしやがった冬がいけないのです!

ようやく四回目のお風呂から出たあと、スキンケアにどれだけ時間
かかったことか…、ヘヤケアも然り。髪の芯までふやけてしまって
、バカみたいに手入れに時間取られたし!!

帰宅してからの方がヘトヘトやないけ!っとプンスカきまくりだっ
たcocさんは、一先ず肌と髪の手入れを追えた時は、ここのテキス
トのアップなんて眼中にない感じの逆切れ風味でして、もう寝る!
っとベットにバフ~ンっとダイビング。

……………、冷たいやないけ!!

自業自得なのかもしれませんが、そんなこと言おうものなら、喉元
掻っ切ってやる!w

お風呂から上がったあとの濡れた身体のまま倒れ込んだベットの湿
り気を布団乾燥機で乾かすハメになってしまったことで、それが終
わるまでの時間潰しにコレを書いてるという真相。

ふぅ~。散々な目にあったもんだわ…。
なんか、半分以上は過失のような気がしないまでもないけど、たぶ
んそれは気のせいw

そして、今夜は布団乾燥機でホッカホカに仕上がったヌクヌクのお
布団で眠れるので結果オーライです。

つーか、こうなることは予測済みっていうか、想定内なわけよ。
なにせ、天才らしいですからw

そんじゃ、そろそろ乾燥も終りそうだし、今回はこれにて。

ではでは、お休みなさいませ^^


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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