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乙女日記 Vol.1545 ハリウッドの質の低下が止まらない件

なんで今更…って感じが満載だったダイハード4.0のDVDを見ました
。やっぱりか…っという予感的中にガッカリでした。

このシリーズって、回を重ねるごとに1作目の面白さの核である【
閉鎖的舞台の中でのサバイバル】が薄れて行き、3に至って完全に
【ダイハード】である理由を完全に消失してしまったじゃないです
か。

だから、その失敗を吹き消すような原点回帰を期待したんですけど
、4作目は3以上に【ダイハード】である必然性が皆無でしたw

スケールアップを捉え違いして、本末転倒していった典型ですね。

単にアクション映画として見れば、それなりな並以上の作品なんで
すけど、【ダイハード4.0】なんてタイトルにして、ブルースウィ
ルス使っちゃってるから…、

それで内容がハリウッドの教科書どおりみたい内容にされては、や
っぱ納得行かないかなっと。

俳優変えて、内容はそのままで、タイトルをビバリーヒルズコップ
やリーサルウエポンの新作と言われても違和感ないしw

それじゃダメでしょってことですわ。

ま、今更ハリウッド映画に期待なんかしてないし、リメイク、過去
シリーズの掘り下げとかで醜態晒しまくりなんだし、その中で【ダ
イハード4.0】だけが傑作とかになるわけないしね。

で、今度はグーニーズだっけ?掘り返してやるんでしょw

13日の金曜日もまた作るらしいし…

なんなら、グレムリンとかスピードとか、ホームアローンなんかも
やりそうな気配してきますねw

まぁ、持ち玉が多いから幾らでも捏ね繰り回せるわけですw

そうそう、続編とは違うけど、ハリウッド版のドラゴンボール、あ
れ企画だけで消えていくかと思ったら(ハリウッドは企画が先に発
表されるケースが多く、クランクインせず消滅していくものは珍し
くない)本当に撮っちゃうそうですねw

なんでも、悟空対べジータをフィーチャーした内容だとか。
結局、冒険活劇なドラゴンボールではなく、彫りの深い白人が超人
技でドカドカ暴れるだけの映画のようですw

ドラゴンボールの面白さの核はそこじゃないだろ!っと言ったとこ
ろで、何かにつけては暴力、戦争を肯定する野蛮人種達が喜ぶのは
そういう映画ってことなんでしょうから、言うだけ無駄ってやつで
すねw

バイオハザードにしても然りでしょ。ドアの向こうの見えない世界
の恐ろしさと極限なサバイバルが面白さの核なのに、それはそれは
逞しいお姉さんがズキュン!ドキュン!のついでにボッ!キュ!ボ
ン!でアハ~ンなお色気も交えてのスーパーヒロインアクション映
画にしちゃうんだもんw

つまり、強い主人公がハチャメチャなトラブルをメチャクチャな御
都合展開で突破していくも、窮地に追い詰められて、ラブロマンス
でアハ~ン、うほ!っとリチャージしつつ、そこそこな感じで黒人
を活躍させて、黒もイカスぜブラザー!っというクッションを挟ん
で、最後はやっぱ白人サイキョー!で畳み掛け、悪役ぶっ殺してイ
ッヤホォー!でエンドロール。ってなアクション映画作っておけば
、大コエはしねぇんじゃね?っというのを繰り返してるわけだから
、期待するだけアホらしいって感じです。

あ、そうそう、ここ10年位でやたらと増えた気がするんですが、
役者に喋らすセリフにスラングが多くなったと思いません?

当然のことながら、字幕には訳されてないないけど、かなり汚い言
葉が字幕の裏で飛び交ってる^^;

芝居にリアリティを出すという意図もあるんでしょうけど、30~
40代の登場人物がスラング連発してるのを見ると、アメリカのリ
アルって、そういう風なのかと思っちゃう。

汚く、攻撃的な言葉を使うのがクールってことなんでしょうかね?

日本人の感覚からすると、なんか幼稚園児が言い争ってる風に聞こ
えるんですが、それって私だけ?

ま、ともかくです。サイバーテロを銃で蹴散らすという発想が、い
かにもヤンキーな感じで、ダイハード4.0はシリーズ名を背負った
という前提で評価するなら、論外な作品でしたっという結論なので
した。

それでは、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #6

散々拙い文章を恥ずかしげもなくアップしておいて言う事ではない
のですが、もう少し私に文才が有れば…と悔やんでいます。

そして、恥を承知で言いますが、ここで書き綴ってる物語を非常に
気に入ってたりします。書くのが楽しくて貯まりません。

物語の展開という意味では面白いとは思ってるんです。ですが、そ
の面白さを書き現しきれてないだろうなっということくらいは自覚
してます。だから悔しいのです。

もっと面白くできるはずなのになぁって…ね。

書き続けていけば、それも少しは解消できるかと期待もしてるので
が、果たしてどうなることやら^^;

そして、相変わらずゲームの方は中断したままで、まだ手記の方が
ゲーム進行の方に追いついてません^^;

なので、ゲームを終えるまでを書き綴った場合、どれだけの長編に
なるのか、今から戦々恐々としてます。技術がないと長編は厳しい
ですしね^^;

短編なら勢いで押し切ってしまうこともできるだろうけど、長編は
そんな小手先の騙しはは通用しないですし、既に所々に出てきてい
るボロが今度更なる醜態へと発展しないかと、かなり焦ってたりし
ます^^;

でも、書いてて楽しいんですから始末悪いわけでw
なので、稚拙丸出しですが、まだまだこの物語は続いていくのであ
ります。

それでは、ロールプレイ手記の第6回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #6】

自棄になっていた…、そう表現するのが一番適切だろう。私には背
負い込む過去はなく、望む未来の確固たる道標もない。そんな薄っ
ぺらい自分が世界の異変の序章の渦中に居ると思うと、なぜか面白
い。

すでに痛みという感覚を通り越して、ただ前に進む道具として使っ
てるだけの腫れ上がった足も、その面白さの前では注視する存在で
はなくなっていた。

寝る間も惜しんで分け入って進んできた山野を再びその足で戻る様
には呆れもしたが、マーティンが生きていると啖呵を切った軽率さ
に私は焦っていた。

なぜ、あのような無根拠なことを平然と言って退けたのか自分でも
わからない…。しかし感じたのだ。これが偶然でなく必然であると
。ならばその必然の持つ意味を知らねば気が済まないし。それに期
待したいとも思ったのだ。

「拠り所ということか…」3つ目の丘を下る時に漏れた自分の言葉
に苦笑した束の間、私の頬はギュッと引き締り、クヴァッチが在る
その方角を睨み続けて走りつづけた。

まだ真新しい記憶に刷り込まれた山道の入り口を見つけたのは、【
ウェノン修道院】を発ってから丸一日ほど経ったころだった。

往路と比べ半日以上早く辿り着いてみせた自分の脚力に、盗賊とし
ての身軽さは天賦のものなのかと思ったりもしたが、そんな辻褄合
わせを楽しんでる暇はなかった。

一度足を止め、深く深呼吸をしたあとクヴァッチに続き、今はその
生存者達が集まってる野営地に至る【べレトール鉱山】の登り坂を
一気に駆け上がった。

程なくして、生存者達が自炊し炊き出してるスープの臭いが鼻腔を
刺激し、オブリビオンの門を閉じた英雄を出迎える生存者たちの歓
迎の声を耳にした私は、それらの喜々とした声を遮るように「マー
ティン!マーティン神父は御存命か!!」と叫んでいた。

雑巾のように汚れた、"救世主様"に息を呑んだ民衆は静まり返り、
その静寂を裂くように搾り出した3度目のマーティン名に1人の男が
「私に御用でしょうか?」っと声をあげた。

生きていた…。ほらみろ。っとマーティンを名乗る男を視界の中心
に据え置いた私は、あの達観しきったジョフリーのえも言われぬ威
圧感に勝利した気分になった。

畳み掛けるように事の経緯と子細を話す私をマーティン神父は狼狽
しながら制止し、「私が…皇帝陛下の世継ぎ人などと…」っと顔を
曇らせたが、そんな戸惑いに付き合ってる暇はない。私がそのよう
な嘘を伝えに戻る意味がどこにある。事は性急を有するのだ。

しかし…っと、まだ戸惑い続けるマーティンに「付いてくれば判る
。ウェノン修道院にさえ行き着き、そこでジョフリー成るブレイズ
の長と会えば全てに合点が付く、いや、付けてやる!」と捲くし立
て、彼の腕を傍らに引き寄せた私は、自分の吐き捨てた言葉に愕然
とした。

「行き着きだと…、戻るのか…。そう、戻るんだ。その為にここま
できたんだからな…」っとガックリ肩を落とした私に「どうされま
した?」っと様子を伺うマーティンの声は余りに呑気に聞こえ勘気
を刺激した。

「どうもしない!どうかしてるのはこの世界だ!」っと怒鳴った刹
那、私の意識は目前の神父ではなく、少し彼方の先に居るであろう
別の者に向いた。

「いいかい。ここで待ってるんだ。アンタを修道院に届ける前にや
っておかなきゃならないことがある」っと横顔を向けたまま、マー
ティンを威圧すると、私の足は野営キャンプの先にあるバリケード
の方に向かって進み出した。

背中に「私はどうすればー?」っと投げ掛けるマーティンの声に振
り向きもせず「身の安全だけを考えて待機していろ!」と恫喝し、
バリケードの先【サブリアン】が待つ聖堂に向かって走り出した。

聖堂の扉を走ってきた勢いのまま開けると、あの惨劇を生き残った
クヴァッチ衛兵隊と軍議の真っ最中だったサブリアンがこちらを見
てニヤリと笑ってみせた。

「早かったな。英雄(ヒロイン)」っと出迎えたサブリアンに「勘違
いしないで欲しい。私は降り掛かる火の粉を払ったまでのこと。そ
して中途半端が嫌いなだけだ」と言い放てば「まぁいい。それより
もユリエル陛下の御意志は?」っと尋ねてきたサブリアンに「その
意思がこの惨劇と関係があることは確かなようだ。これ以上は話せ
ない。話せる立場にないんだ」とだけ伝えると、サブリアンもそれ
以上の質問は飲み込むしかなかった。

その面構えからして、経験という名の武装でいくつもの修羅場を潜
ってきた自信が漲り、それゆえの役人としての察しも早いこの男は
、いかにも軍人という空気を纏っている。この場には最も必要で最
も似合ってるのが、サブリアンという男だった。

「突入の準備は整っているのか?」っと集まった衛兵達に目を向け
ると、「既に幾度か斥候を派遣し、クヴァッチ内部の様子を確認し
てあります。」と1人が言うと、別の1人が続くように「当初生存
者の可能性も示唆されていましたが、その可能性は極めて低いこと
が判明…」と言って、最期は俯いてしまった。

その場に一瞬の沈黙が流れる。「しかし、まだ可能性はある。城内
にまでは斥候を忍ばせるに至ってない。領主様のゴールドワイン伯
爵の安否は定かではない」そう言ってサブリアンが沈黙を破ってみ
せた。

「しかし、その望みは薄いがな…」っと漏れたサブリアンの本音を
掻き消す勢いで衛兵の1人がイスから立ち上がり、その場にいる全
員の視線と結んでみせた表情は鬼気迫るものがあった。

「目的は決まったようね。一気に城中心部を奪還し、その支配権を
奪う。城内各方面の調査はそのあとで徹底してやればいい」っと全
員に目配せながら言い放ち終えると、全員の目に決意が漲るのを見
て取れたが、疲労の限界に達している自分の身体が、この作戦でど
れほど役に立てるかという不安が痛む足に更なる痛みを運んだ。

「まずは城門を突破せねばなるまい。先に忍ばせた斥候によると、
城門付近の魔物の数はやはりと言ったところで、容易い数ではない
。こちらに力押しを行えるほどの兵力が無い以上、別のルートから
の城内アプローチを考えるのが得策だろう」っと言い、更に何かを
付け足そうとするサブリアンを制止した私は「ならば、そこを突破
すれば大方の敵勢力は排除できることになるな」っと言うと、当然
のことながら「しかし…」という異がサブリアンから返ってきた。

「長期戦になれば、敗北は決定的だぞ」っと足の痛みを隠す為、テ
ーブルに腰掛けてサブリアンを見ると、迷ってる様子が伺えた。

そんなサブリアンに決断させる為に私は続けた「攻めるのはアンタ
達の城だ。その城に城門以外に容易く内部にアプローチできる弱点
のような経路があるのか?」っと言うと、ようやくサブリアンの表
情に歴戦の兵士の顔が戻った。

「確かに…そんなものはないか…。正攻法。それが一番だな。暴れ
るにしてもな」っと強気のサブリアンが戻ってくれば、衛兵の士気
も自ずと上がる。

「城門前は瓦礫も少なく足場も安定してます」「突破の最短距離は
やはり城門です」「手傷を負わぬ戦いが出来る相手ではありません
」っと衛兵が次々とその高まった士気の元で席を立つ。

「よし、決まったな。ではヒロイン。そなたに中央突破を任す。我
々はその援護に回り、そなたの城門突破の邪魔をする奴らを徹底的
に排除する」っと叫んだサブリアンに続いて衛兵達が一斉に号令の
雄叫びを上げる。

「では、出発だ」っと城内側に続く聖堂の扉前に立ったサブリアン
に「その"ヒロイン"ってのはやめてくれないか」っと言えば、「ア
マゾネスと言わないだけ紳士的だと思え」っとニヤリとされれば腹
も立つ。

「好き勝手なことを!」っと睨み返した時、突然サブリアンの頭が
私の耳を霞めた。

「足が限界のようだな。御所望どおり短期決戦で決着を付けてやる
から、もう少しの間だけその足に我慢をきかせとけ。そうすりゃヒ
ロイン伝説の完成だ」っと耳打ちした後、笑いながら扉を開けて走
り出したサブリアンの背中を追った私は「っとか言いながら走らせ
るのか、気に入らないオヤジだ」っと心の中で悪態を付いたりもし
た。

しかし、そんな余裕がまだ残ってるのなら、まだこの足は動いてく
れるだろうと戦場の只中にしては、不釣合いなほど冷静な自分に気
付き苦笑した。

>>続く

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◆あとがき(解説や注釈等など)

実は、この回は既に書き上げた状態のものに、半分以上を加筆修正
してたります。

後半部分は丸々差し替えました。

実プレイでは、クヴァッチ奪還作戦参加はもう少し後回しにしてる
んです。しかし物語にする上で、その順序をそのままトレースする
と不自然な点が生まれてしまうので、思案の結果、体験したイベン
トの順序を少し差し替えました。

そういった意味では捏造ですw

ゲーム上ではクエストを途中で放置したとしても、その時点でクエ
ストの進行はとまっており、別のクエストを進行させることができ
てしまうのですが、物語にする上ではどうしても時間軸の摩擦とい
うのが生じてしまう場合がね…。

今回書いた【クヴァッチ奪還作戦】を放置して別のイベントを進め
てたのをそのまま書いちゃうと、惨劇の戦場を放置して、別の場所
で違うことに関わってる薄情なやつという状態になってしまうし、
それを設定に組み込んで活かそうにも、別の出来事に関与しまくっ
てからクヴァッチに戻ると、現場はそのままってのも不自然でしょ
^^;

なので、先にクヴァッチを書ききっちゃおうと決断して加筆修正し
た次第です。

つーことで、次回はクバッチ奪還作戦の顛末へと物語りは進みます

ただ、文章に自信がありませんから、今回のように土壇場で急遽加
筆修正が入り、予告とは違う内容になる可能性もあります^^;

一応、次回分は書き上がってるんですけどね、すんなりそれを決定
稿とするのかどうかは、cocさんの気分次第ですw

それでは今回はこれにて。また次回です。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #5

実はプレイが中断しています…。

理由はこのテキストの進行とゲームのにおいて、大きな開きが生じ
るのを懸念しての中断です^^;

あまりゲームを進行させすぎると、テキストに興す際に記憶の失念
から辻褄があわなくなったりすると困りますしね^^;

まぁ、本末転倒な感じでのプレイ中断ですが、こうして手記として
変換してロールプレイの行間を埋めるのは実プレイのスパイスにも
なるし、何より書いていて楽しいので、こういった関わり方でゲー
ムと接していくのもアリかなっと思ってます。

それでは、ロールプレイ手記の第5回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #5】

他人より随分少ない記憶から、ユリエル暗殺の日の記憶を引っ張り
だし、またそれを仕舞いこんだ私は、ジョフリーが居ると案内され
た書斎のドアをノックした。

静かに、しかしその声には芯が感じられるジョフリーと思われる低
い声で招かれ部屋に入った私を見るその目は確かな存在感を秘めて
いた。「あなたがジョフリー…様?」礼節を恥じることはない。だ
がこの時の私は生まれた敬意からでなく、その存在の静かな威圧感
で思わず奉るようなフリをしてしまったことに動揺した。

この老体には、あのボーラスのような隆々とした輝きはないが、愚
直さも伺えない…。クヴァッチのオブリビオンの門にて戦った際の
汚れもそのままに休み無く足を進めてきた私の風体はさぞ下郎地味
た姿だったであろう。

しかし、そんな私の薄汚れた姿などには目を奪われず、私すらも知
らない私の核を探るような鋭い視線を一瞬見せたジョフリーは私が
懐から【王者のアミュレット】を差し出すと、何かを察知したかの
ように更にまた一瞬視線が厳しくなった。

自分がここを訪れた理由、皇帝即位の証である【王者のアミュレッ
ト】を手にしてる経緯、つまりユリエルの死を伝えると、ジョフリ
ーの顔には"やはりな"という合点のいった表情が浮かんだのだが、
その事実を驚愕してみせた様相に私は自分が主導権を握ってないこ
とを思い知ることとなった。

彼が真からうろたえたのは、次に私がクヴァッチにおいて遭遇した
惨劇とオブリビオンの門の一件を伝えた時だった。明らかに彼の表
情のうろたえは内心と合致しており、あの事件がやはり見過ごせな
い必然であるということを核心した。

だが、彼のうろたえの全てがオブリビオンの門の出現だけではなか
ったことが、次の彼の言葉で私は知ることになり、そして酷く動揺
することになった。

「クヴァッチにはユリエル様の御子息がいらっしゃる。名はマーテ
ィン…。その名の者の安否は判る…まいな…」

鈍器で後頭部を殴られたかのよう衝撃が私を貫いた。なんという事
だ…、よりにもよってあの場所に次期皇帝となるべき人物が居たな
どと…。そんな巡り合わせの偶然など…っと考えた瞬間、勝手気ま
まを身上として行動してきた自分の程度の小ささに下唇を噛んだ。

無言でマーティンの所在不明を伝える格好となってしまった私を黙
って伺うジョフリー。そこである種の諦めが心を衝いた。

「次期皇帝はきっと御存命でしょう」そう言い切った私を興味深く
伺い見るジョフリーに私は続けた。「ユリエル皇帝陛下の最期に立
会い、皇族の宝である王者のアミュレットを託され、旅の途中でク
ヴァッチに立ち寄りオブリビオンの門と遭遇した。そしてそこには
ユリエル皇帝陛下の御子息がいらっしゃった。もはやこれは偶然と
片付けられる問題ではありません。私が何者であるかは別として、
ユリエル陛下の魂の導きか、神の御意志のどちらかによって私が使
わされてることは明白。この期に及んで次期皇帝陛下が落命されて
るような事は有り得ません」

一気に喋り終えた私を見た後、、ジョフリーは目線から私を外し小
さく一度頷いてみせ、その口を開いた。「先ほど、貴公が伝えたユ
リエル陛下の最期の言葉の中に出てきた悪しき力を秘めた者の名【
メエルーンズ・デイゴン】とはこの世と隔たれた世界の一つ、魔界
なるオブリビオンの王の1人で、破壊王の異名を持つ魔族のことだ
…」と吐露した。

私が発しようとした驚きの言葉を飲み込ませる形でジョフリーは続
けた「王者のアミュレットが即位者から離れることで、その本来の
力を失いつつある今、魔の力からこの世界を守っていた力も同時に
弱まっている。それに乗じて魔界の王が隔たったコチラの世界を侵
略する好機とみて動き出したに違いない」っと。

正直、私は話しが理解出来なかった。いや理解はしようと努めた。
しかし余りにもその話は大きく、闘技場上がりの下卑た盗賊無勢が
関われる範疇を越えていたのだ。

「急ぎ、クヴァッチに戻り、マーティン様をお探しするのだ!」急
に発せられたジョフリーの毅然たる声に思わず「はっ!」っと答え
てしまった自分を私は瞬時に呪った。

冗談じゃない…、皇帝だ、魔族だ、王だ、子息だなどと…、どこか
の物書きが創作した戯れ事のような現実を私に受け入れろと言うの
か…。それにそんな大事に関われるような存在でない自分を良く知
ってるだけに、発令に即答した自分の正気を疑った。

だが、このジョフリーという男は不思議な男だ。ボーラスのように
善人然として鼻に付く空気を纏っていない。

皇帝守護の任に付いてる騎士団のブレイズの長と言うからには、さ
も奇麗事を理屈で着飾り、その理屈に染まることを清らかなことだ
と信じて疑わないようなケチな男だと想像していたのだが、目の前
にいるジョフリーはどうだろう。忠誠と使命心に殉じる装いがある
にも関わらず、その実は決して純白を身上とするほど透き通ってい
ない。

そう…、どこか罪人然とした図太さも備えてるように感じられる。
ブレイズの長ほどになる男だ。ボーラスのように実直愚鈍だけを取
り得として伸し上れる地位ではないかと思えば納得もいくと感じた
私は、他意も含みもなく、この男は好きになれそうだと…とも感じ
た。

ジョフリーは私の手に握られてる【王者のアミレット】に目配せし
たあと、「クヴァッチでマーティン様を見つけ次第、この修道院に
お連れしてほしい。それまでそのアミュレットはここで厳重に保管
しておく」っと言った彼を疑う余地は無かった。盗賊の私にはわか
るのだ。その目が私利私欲に犯されてるか否かということが。

【王者のアミュレット】をジョフリーに渡した後「少し休ませて欲
しい」と口から出掛かったが、とてもそんな空気ではないことは先
刻から嫌と言うほど感じていた。もう足の痛みがどうかなどと溢し
てる事態ではないのだ…。全くこれほど厄介なことがこの世にある
のか…っと胸の中で毒吐いた私を見てジョフリーが少し頬を片方だ
け少し緩め、軽く鼻息を漏らした。こちらの素性の程度はお見通し
ということか…、先ほど"好きになれそうだ"と考えた自分に唾を吐
きかけ、体裁だけは騎士然とした振る舞いで書斎を後にした。

>>続く

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◆あとがき(解説や注釈等など)

今回、初登場となる【ジョフリー】ですが、この人物にも物語の便
宜上、その人物像に脚色を加えてます。

ボーラスの上官というわけですから、それ相応の人物として設定し
直したほうが展開しやすいですしね。

ただし、そういった人物であると想像してゲーム内でも対峙してる
ので、脚色の程度はロールプレイの範疇で留まってます。

さて、今回訪れた【ウェノン修道院】と、そこに在居する【ジョフ
リー】ですが、本来メインクエストの進行を大前提とするプレイヤ
ーなら、前回の手記で時間を遡って書いたように、皇帝暗殺が発生
した折りに【ウェノン修道院】へ行くという目的が提示されるわけ
ですから、その地下道から下水道を経て外に出た後、【ウェノン修
道院】に真っ先に向うという流れになるのです。

そうなると、皇帝暗殺→皇族の宝預かる→【ウェノン修道院】に届
ける→【クヴァッチ】にユリエムの落し子捜索に向う→オブリビオ
ンの門に遭遇。っといった流れになり、いかにもな英雄譚の導入口
となるのですが、cocの場合はそういう順序ではなく、その流れは
今までの手記で記したとおりで、そうした違う流れを経たことで、
ある意味で仕組まれた英雄譚の上を善人ぶって進行して行く勧善懲
悪な物語にはならず、世界の異変に偶然巻き込まれ、翻弄されてい
くという世界観の差というのが生まれたわけです。

これが、自由度の高いロール・プレイング・ゲームの醍醐味とも言
え、プレイした人によって眼前の物語の様相が大きく変化する特徴
を裏付けてます。

そういった意味で、最初に闘技場に行ったことがこの物語のキーポ
イントでしたね。そして、最初に関わるサブクエストが闘技場でな
かった場合を考えると、それもまた全く別の物語となっていたこと
でしょう。

ゲーム序盤なのに、既に2周目プレイが楽しみになってきたりする
次第ですw

それでは今回はこれにて。

次回は主人公の設定の一端が垣間みえ、その後の主人公に恐らく大
きな影響を与える人物との出会いと、その関係の距離感について一
つの定義付けを行う内容となってます。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1544 時代の流れが感覚を狂わす

最近、つくづく思うんだけど、データの単位の感覚が随分変わって
きたなぁって…。

100MBなんて、量としてはゴミに等しくなってるし…。

感覚的に1GBが5年前の100MBな感じがするw

勿論、取り扱うデータの種類に左右されることなのは当然で、テキ
ストデータとかなら、1Gなんて膨大な量に感じるけど、グラフィッ
クデータ混在なものなら、数百MBなんて殆ど意味を成さない時代に
なってきてますよね。

うちで使ってる端末のHDDだって、内蔵型、外付け型らを全部合わ
せると容量は1TBを越えてるし。

まぁ、扱うデータの量が跳ね上がると、それに伴いバックアップ領
域も拡大させていかないと対応できないという悪循環でローカルド
ライブの容量は増えてしまうから仕方ないんですが…。

個人的にはHDDの大容量化よりも、フラッシュメモリの大容量化と
低価格がもっと加速してくれると嬉しいです。

現状のUSBフラッシュメモリの主流は1G~2Gじゃないですか。4GBや
8GBになると一気に価格が跳ね上がってコストパフォーマンスがガ
タ落ちになるわけですが、もっと技術面でも価格面でも頑張っても
らって、40GBが1万円くらいで買えるようになると実用性と有用性
はかなりあがって、使い勝手も良いと思うんですよ。

外部記録メディアの好みは人それぞれでしょうけど、個人的にUSB
フラッシュメモリが一番手軽に扱える媒体と感じてるので、それが
大容量化してくれると凄く嬉しいです。

40GBくらいになれば、それこそHDDの変わりとしても使えますしね

まぁ、フラッシュメモリの容量がそれほどまでになり、低価格で入
手できるようになるころには、取り扱うデータの単一容量もかなり
上がってるでしょうから、現時点で感じる容量の安心感は随分薄く
なるんでしょうけどね…

つーかさ、ふと思ったんだけど、ケータイにUSBコネクタ付けて、
フラッシュメモリみたいに使えるようにして欲しいよ。

ケーブルでUSB接続は出来るけど、ケーブルも一緒に持ち歩くのは
面倒だし、必要な時に「あれどこしまったっけ?」とか、肝心な時
に持ってくるの忘れたなんてことあるじゃない。

それに、全てのケータイがそうであるかはしらないけど、基本的に
ドライバが必要な機種が殆どだから、出先で不特定端末に気軽に使
えるかっというと現状そうじゃないし。

だから、USBコネクタが直付けされてて、スライドなり開閉展開な
りしてコネクタを突出させれば、あとはPCにシュコっと挿すだけで
フラッシュメモリのようにドライバ要らずで認識してくれて、デー
タの取り出しがすぐはじめられるようにしてくれると嬉しいです。
(勿論相手のOSがコンパクトフラッシュメモリのドライバを標準装
備してる必要がありますけど)

そうなれば、私的にケータイの活用頻度高くなるんだけどなぁ。

ケータイのPC化は基本的にもっと進めて欲しい。だけど、持ち運べ
るPCという観点と特性を意識した方面で特化していってほしいです
ね。先に書いたように外部記録端末としてや、デスクトップリモー
ト、FTP操作などなど。

フルブラウザなんて意味不明な方向に特化するんじゃなく、プライ
ベートPCとパブリックPCのキーアクチャーとしての成長路線をもっ
と積極的にやってほしいものです。

ところで、今使ってるケータイ、分厚いんです…、そして重いので
す。
薄型の雄でもある京セラの【W53K】に替えたいなぁなんて思ってる
今日頃なのです。

tu-ka時代に同じく京セラの【TK41】を使っていて、その薄さと軽
さはとても気に入ってたんで、今使ってる【W43SA】は非常にボッ
テリと重く使いづらくて…ToT

でも、まぁ…、そんなお金ないんですけどね…

いかん、いかん…。今はお金の話すると暗くなるんだった。

つーことで、頑張ろう!
何を頑張るのかわからないけど、頑張りましょう。頑張っておけば
どうにかなる。そんなもんです。世の中なんて。(達観に見せかけ
た責任放棄w)

それでは40GBのCFMが安価で出るのを夢みつつ、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #4

NPCウオッチングも面白い今作。ぼーっと眺めてるだけも色々な行
動をこっそり行ってるNPCに笑ってしまうことも。

例えば、宿屋の椅子で座っていたとき、1人のNPCがおもむろに隠
密行動の体勢(膝を曲げ、腰を深く沈めノソリと歩く感じ)をとって
、宿屋のエントランスの奥から客室に続く階段を登っていったんで
す。(何の前触れなく)

お!あいつ盗みでもやるのかっと、こちらも隠密体勢で彼が登った
階段の先が視認できる角度まで移動。すると部屋に入っていったで
はないですか!

こ、これは!NPCの泥棒!すげぇ場面に遭遇した!っと興奮した瞬
間、私の横を突然通り過ぎる影が、しかも隠密体勢で。

??っと事態が把握できずに、新たに現れた隠密男の動きを注視し
てると、先ほどの男のように、階段を隠密体勢で登っていくじゃな
いですか!

むむ!盗賊仲間か?それとも単独犯が偶然の鉢合わせか?っとも思
ったんですが、なんと同じ部屋に後からきた隠密男も入っていった
のです。

宿屋。個室。人目もはばかるように男二人。

………Σ!!

ちょ!え?
いやいや…。そんなねぇ。でも、ほら…。っと1人パニくるcocさ
ん。

気になってどうしようもないcocさんは、その男たちが入っていっ
た客室に近づき、ドアに手を掛けようとした瞬間です。中から男の
声で「それ以上俺に近づくとタダじゃすまさねぇぞ!」っと怒鳴ら
れたんですw

後を付けたのがバレたから怒られたのか、ドアを開けられたらマズ
イため怒られたのか判りませんが、とにかく…近寄ってはいけない
ようなので、退散しましたw

これ、嘘のようで本当に起こった事です。

数点を種明かししますと、怒鳴ったNPCは主人公の私と相性数値が
悪い状態だったようで、一定範囲に近づくと拒絶反応がでてしまう
状態でした。

で、部屋の中はどうなっていたか?ですが、一応再度確かめにいっ
たときドアを開けたんです。そしたら、二人とも隠密体勢のまま止
まっていて、何もしていませんでした(何をしていて欲しかったん
だ?w)

この隠密体勢に入った理由は分かりません。たぶんNPCに盗賊属性
でもあったのかもしれません。そして同じ属性持つNPCがたまたま
宿屋で一緒になり、ルーチン発動で、同様の行動パターンが実行さ
れたって感じかもしれません。

でも、そういう風に考えると興醒めなんで、あの二人はデキていた
んだと解釈していますw

さて、この私を怒鳴ったNPCですが、実は綴ってる手記の物語上、
あたしを偶然にもとある行動に導くトリガーとなる人物です。

ま、彼が手記に登場するのはもう少し先のことになるのですが…。

とりあえず、今日アップする手記は偶然に立ち寄ったクヴァッチに
おいて遭遇したオブリビオンの門を閉じた後の物語です。

それでは、ロールプレイ手記の第4回目。展開開始です。時間の有
る人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #4】

惨劇の只中のクヴァッチを背にして1日半、寝る間も惜しみ進めた
足は既に棒の様に固く、その足から発する痛みが一心不乱に歩きつ
づける私に理由を問いてるようでもあった。しかし、その問いに明
快な答えは無かった。なぜそうまでして私は急ぐ?今頃になって亡
きユリエル皇帝に対しての良心の呵責にでも目覚めたとでもいうの
だろうか?

いや、そうではない。この時ハッキリと見出せる答えは"そうでは
ない"という酷く曖昧な思いだけだったが、その時の私の足の痛み
にはそれだけの理由で十分だった。

急ぐ理由を知るために急ぐ。そんな矛盾の中、私はひたすら山野を
分け入り歩きつづけた。もうどれだけの山賊や追い剥ぎを斬り倒し
たか定かではない。驚きも戸惑いも無く、それがそういったもので
あるという自然な流れのように幾人も葬ってきた。

あのオブリビオンの門とやらの中で見た地獄や恐怖に比べれば、物
陰から突然現れては有無を言わさず振り下ろされてくる山賊達の刃
など、物憂げに散り落ち、目先をかすめる晩秋の枯葉を払いのける
それと同じようなものだった。

闘技場で対峙した相手を殺すことだけが全てだった少し前の自分が
息を切らせ歩きつづける私を嘲る声が気に障り、その不愉快さに辟
易としはじめた頃に、ようやく【ウェノン修道院】と思しき影が、
暮れかかる陽に照らされて現れると、足の痛みが今まで以上に実感
として襲ってきた。

重い鈍痛に眉をしかめながら、修道院の入り口付近に姿を見せた若
い男に声を掛け、ジョフリー神父の所在を確かめる。すると男は「
ジョフリー様なら奥の書斎に居られます」と愛想良く応じてくれた
。これで亡き皇帝の頼み事を済ませられると考えれば、今頃あのボ
ーラスは苦虫を噛んだような顔で毎日を憤りの色で染めて暮らして
いるだろうなと思い、私の頬は少し緩んだ。その緩んだ頬を自覚し
た途端、あの皇帝ユリエル暗殺の日に記憶が鮮明に逆流した。

あの日、私は目覚めた。そこは牢獄で、私は囚われていた。なぜ囚
われているのか、なぜ眠っていたのか私には判らなかった。そう…
、私はあの牢屋に投獄される以前の記憶が無いのだ。自分の名前、
そして住まう世界、つまり大陸シロデールの一部であるという事く
らいは覚えていたが、今までどのような毎日の中で生きてきたのか
は思い出せない…。

ポッカリと隙間が出来た頭の中の奇妙な感覚に戸惑ってる最中、看
守らしい男の声や女の声が聞こえ、私が入れられてる牢の前まで着
て「何故この牢に囚人が居るのだ!」っと激しい剣幕で声を荒げた
のだ。

それは私の方が知りたいのだがな…っと口の中で言葉を飲み込みつ
つ、男達の声が反響するのは、この石作りの牢獄のせいなのか、私
の頭の中が隙間だらけになってしまったからなのか…とボンヤリし
ていると、格子から離れて窓の近くに行けと男は私に命令した。

その声が私の頭に痛みを走らせたことで、その男は私の好みではな
いことを知った。その男こそ皇帝守護の任に付くブレイズの隊員"
ボーラス"だった。

ボーラスを先頭に幾人かの騎士たちと皇帝ユリエルらは私が収監さ
れてる牢の格子を開け、ドシドシと威圧しながら私に近づき一瞥し
た後、壁に仕掛けられる装置を作動させ、抜け道の入り口を開いた
ところから、私の今日は始まったのだ。

ユリエルは初対面の私に何故か好感を興味を示していたが、その真
意が何であったのかを確かめる術は今はもうない。そして私は皇帝
達が身を投じた抜け道に後を追う形で入っていってしまったのだ。

全ての過ちはそこだ。あの時に後を追わなければ…。しかし私は入
ってしまった。抜け道という名の運命の闇に。

抜け道を進んで暫く、突如赤いローブとフードを身に纏った襲撃者
達に皇帝達は奇襲を受け、その暗殺者と思しき手勢から逃れるのか
追われるのか判らない勢いで、抜け道の奥に更に進んだのだが、途
中で道が栓錠されたドアに先を塞がれ、別のルートを迂回する算段
の最中に暗殺者達の追っ手に詰め寄られ、そこでユリエルは討たれ
、幾人か居たブレイズも暗殺者の刃に葬られたのだ。そして、60
余年ものあいだシロデールを治めてきたとされる絶対君主の最期を
看取ったのがボーラスと私の二人のみという因縁がそこに端を発し
た。

ボーラスはユリエルの遺言とも言える、王者のアミュレットを【ウ
ェノン修道院】にいる【ジョフリー】に届けてほしいという任を私
に行えと指示すると同時に、ジョフリーこそがブレイズの長なのだ
という私にとって興味の欠片も湧かない真実を加えて私を追い立て
た。

皇帝を目の前で失い呆然自失としてるわりに、皇族守護の騎士と
してのプライドと威圧感だけは堅持するその立ち居振舞いが"勘に
触った"。

何を偉そうに…。権威を傘にするしか能が無い哀れな男…。そう心
の中で罵りつつ、私はその任を引き受けるそぶりで話を合わせ、抜
け道の脇にある下水道から外界に出ることに成功したのである。

暗い下水道から出た瞬間、眩しい陽射しに脳幹まで貫かれるような
衝撃を受けた私は、暫しの間、何を考える風でもなく憑かれたよう
にその空に見入ってボンヤリと未来を憂いだ。

そこからは先の件のとおり、闘技場へと足を運び闘士と成る生き方
を選んだのである。今思えば、記憶というものを失い、守る者もな
い身の上で在るが故の選択だったのかもしれない。

観衆の視線の焦点の中で無残に刃の洗礼を受け、全ての意識が闇に
吸い込まれ様とも、そこに恐怖など生まれはしないだろう。

振り返る物語の全てが私にはない。

未来しか私には残されていなかったのだ。しかし過去のない未来ほ
ど実感視出来ないものはない。明日も今日も同じ。そこに生の現実
味などなく、なぜかそこに居る自分と毎朝目覚めた時に対面しなけ
ればいけない苦痛は言葉に出来ないほど残酷なものだ…。

だから私は剣を振り上げた。明日を求めてないから剣を振り、対峙
する闘士たちを殺し続けた。殺すごとに観衆の視線は私に集まり、
それがやがて賞賛に変わるのにはそれほど時間は必要なかった。

捨てるものも守るものも、そして求めるものもない私に他の闘士達
が勝てるわけがないのだ。一気にチャンピオンまで駆け上がった時
には、ユリエムの遺言はおろか、ボーラスを謀ってやったこともす
っかり忘れていた。

そもそも盗賊を志願していたのも、深い理由など無い。過去が無い
のなら、どこからか盗んでやれっという冗談のような比喩をそのま
ま身上にしたまでで、そこに哲学も信念も存在していなかった。

そんな僅かばかり以前の出来事を思い出し、私の遅すぎる帰還にボ
ーラスは苛立ち、あの憮然とした顔付きに更に皺を深く刻んで臍を
噛んでるのだろうと考えれば笑いたくもなる。

>>続く

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◆あとがき(解説や注釈等など)

今回は主人公がこの物語を紡ぐ起点となった出来事に話を遡ったわ
けですが、ここで改めて補足させていただくと、この手記は基本的
にゲームプレイで起こった事を主人公目線の一人称で捉え、手記と
いう形で展開していますが、物語として成立させる為に実際にはゲ
ーム画面で展開されてない描写も少し混じってます。

ただ、それはロールプレイ、成りきるという観点と同義な想像力の
範囲で個人的解釈によるものです。

主人公に成りきることで、遭遇した出来事をどう感じたかという点
も含めての手記ということです。

ま、その"行間を想像力で埋める"割合はそんなに多くは含んではい
ません。殆どが実プレイをベースにしてます。

あと、物語の都合上、一部の登場人物の人物像に脚色や演出を加え
ています。

今回登場したボーラスはその顕著な例で、決して彼は過度に高圧的
で愚直の極みのようなキャラクターではないのですが、物語の中で
行動に必然性と整合性を補完する為に、敢えてボーラスの第一印象
がそうであったという風な異解釈を施してます。後に主人公とボー
ラスの関係に変化を与えることで、本来のボーラスの姿に近づいて
いくよう構想しています。(この後にも幾人か同じように脚色を施
して登場させていきます)

そして、突如として登場した【記憶がない】という設定。勿論これ
はオリジナル設定です。この設定をどう料理していくかは、現時点
でいくつかのパターンの構想はありますが、それのどれに落ち着く
かは、ゲームプレイにおいて、今後の彼女がどういった事態と関わ
り展開していくかで決めていきたいと考えてます。

ただし、その【記憶がない】という設定の整合性が崩れるような感
じにはならないように心掛けます。物語終盤でキッチリとこの設定
を活かせるように重要なキーワードとして今後も手記の中で取り扱
っていくつもりです。

それでは、今回はこれにて。

数日歩きどうしの疲弊しきった彼女の前に、次回は重要人物ジョフ
リーが現れます。そして物語はまた彼女の思惑とは別の流れで動き
出すのです。それではまた次回。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.1543 レポートの谷間のブレイク?

本域で冷え込んできましたね…。いよいよ真冬到来でしょうか。

夏のナントカ現象(フェーンでもなくエルニーニョでもテジニャー
ニャでもないやつ)ってやつが発生した年の冬は凄まじく冷え込む
とデータ的に判明しており…とかなんとかと真夏のニュース番組で
見た記憶があるのですが、例年より暖かい日が続く10~11月を身の
前にして、一体どうなんだ?って思ってるんですけど、実際どうな
んでしょう?

大寒波みたいなのが遅れてやってくるんでしょうか?都市部に大雪
振りまくりのクルクルドーンな感じで都市機能は麻痺りまくるんで
しょうか?

ま、知ったこっちゃないですけどねw

ところで、XPSP1機(汎用デスクトップ)に繋いでるUSBルートHUBが
ひらけポンキッキ、いや、イカれてポンコツになってしまいました

ポートに挿した機器を正常に認識しなくなったのです。

それ自身はPCで認識できてるんだけど、ポート側が認識してくれな
い理由は土天海冥…ではなく到底解明できません。

ルートHUBのドライバを入れなおしたり、接続機器のドライバを入
れなおしたりしたんですが、効果無し。

このXPSP1機(汎用デスクトップ)の端末装備のUSBポートは二つで、
両方ともリア側にしか付いてないんですよ。

なので、差し替えがルートハブ無しでは非常に面倒。
なので、セルパワーとバスパワー兼用のルートハブをセルパワー状
態で使ってたわけなんですが、それがおかしくなったおかげで、非
常に面倒なことになってます。

Xbox360とか掃除機とか、オブリビオンとか、SDカードとか勢い任
せで散財したお陰で、今はかな~り貧乏さんなので、USBルートHUB
を買う余裕すらありませぬ^^;

情けないこったです。

情けないといえば、今日は職場の人からポルノ依存症ってのがある
と聞かされました。なんでもエッチなサイトを観覧することに固執
し過ぎて、それが依存症にまで発展して病んでる人が居るそうです

その人は海外発信のニュース記事で少し前にそういうのを読んだっ
て言ってたんですが、ちょっと興味深い話です。

なにせ、その記事では一日8時間とかをポルノサイト鑑賞に割いて
る人が居るらしいと書いてあったらしく…

8時間もの間、延々ポルノサイトを見てる人って、どういう状態な
んでしょう?

ずっと性的に興奮してアドレナリンで脳内タプタプな状態を8時間
続けてるんでしょうか?

それって、ある意味凄いと思いません?

依存症とかっていうけど、事がこういった生物的な本能に直結して
るばあい、それは依存というより、特化めいた何かを感じます。

つーか、そのバイタリティを他に転化できれば、凄いことが出来そ
うな気もしますね。

ま、どうでも良いことではあるのですが…w

さて、今回はオブリビオンレポートはお休みとしました。
毎回、あのレポートを続けても、興味のない人には申し訳ないです
しね。

まぁ、こういったくだらない独り言チックな駄文を上げる方がもっ
と申し訳ないかなっとも思いますが…w

とりあえず、レポートに関しては、あと4~5回分は書き上がって
ます。今のところまだレポートが実プレイに追いついてない状態な
ので、暫く書き上げることに専念したほうが良いかなっと思ったり
もしてます。

ゲームプレイも楽しいけど、レポート書きあげるのも楽しいんです
よ。ゲームでロープレして、テキストでもロープレして二つの味が
楽しめる二色パンみたいな状態を満喫してたりします。

ところで、二色パンって、カスタードとなんでしたっけ?
久しく食べて無いので忘れちゃった^^;

個人的には二色というより、二分の一パンって感じで、サイズの小
さいやつのほうが好きです。

はい、知ったこっちゃないですよね。わかります。
では、無駄話しゅーりょっ。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #3

昨夜は用事が多く、プレイする時間を殆どつくれず、ちょろっと起
動させただけでした。

すると、早くも禁断症状w

仕事中もオブリビオンの事がちらつき、脳内ロープレとかしちゃう
しw

あそこの場面ではこういった解釈も出来るかな。あの一連の流れは
キャラ設定上不可欠だったな等と思い返し、手記にする際の文脈の
流れまで考えたりしてましたw

なんか、最高の玩具というか遊び場を提供されて、テンション上が
りっぱなしというのが現在のcocさんです。

それでは、今夜もフリーズは当然の前提としてプレイに興じる事と
します。

では、ロールプレイ手記の第3回目を置いていきます。時間の有る
人は読んでやって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #3】

一つの舌打ち。とりあえずその時はそれで全ての後悔を清算するし
か術はなかったのだ。そして、私はバリケードの警備兵の横で腰の
剣を抜いた。何も義勇心に駆られたわけではない。関わってしまっ
た以上、知ってしまった以上、素通りするにはあまりにもその惨劇
の存在感は大きすぎた。それに、あの禍禍しいゲート。街を壊滅さ
せた源。あんなものを放っておいては、私の"仕事"がやりづらくな
るじゃないか。

警備兵にゲートの中への進入と調査を託され、彼らの援護を背に私
はその禍禍しい"目"に飛び込んだ。

そこは…、地獄だった…。この世界に地獄が存在するのであれば、
ここがその地獄に違いない。いや、ここが"こちらの世界"なのか"
そちらの世界"なのかは判らないが…。

しかし、思う事は一つ"気に入らない"。つまり勘に触ったのだ。

あちこちから現れる魔物を斬り倒し、不気味な隆起で足場も悪いそ
の地獄には2つの塔が仰々しい炎のオーラを纏いそびえ建っていた
。親玉が居るのか居ないのか知らないが、目指すべきはその塔の最
上階。そんなことを暗に悟った私は、魔物の群れをなぎ倒し、一気
に塔内部へと突入した。

塔の内部に足を踏み入れた瞬間、この件に関わったことが正しかっ
たと納得した。目を逸らしたくなるような拷問器具、そしてかつて
は人であったであろう肉塊が幾つも吊るされ、腐った血の臭気に溺
れそうになるほど凄惨なその塔の内部は、快楽の色をした悪意に満
ち満ちていた。

気に入らない…。徹底的に気に入らない…。神の加護にすがり、そ
の意思の元に殉じる聖者を気取るわけではない。ただ、この光景は
私が手に入れたいという世界の姿ではない。

駆け出しとはいえ、私は盗賊だ。人々の富の裏に潜み、その富を糧
にこの世界を牛耳ってみたいという野望くらい持ち合わせてる。そ
れが身の丈に合ってるか否かは別としてだ。そして、私が手にしよ
うと思う世界にはこのような拷問器具は必要ない。腐った肉塊もだ

人の未来の庭で好き勝手やってもらっちゃ困るんだよ!っと叫んだ
私の駆け出す足に一切の迷いも、そして恐れも消えていた。

幾層も登り、幾多の魔物を斬り殺した先には、今から拷問によって
その命を奪われようと捕らえられてる衛兵も発見。側にいた異形の
魔物を葬り、【印石の鍵】なるものを手に入れる。衛兵の話では、
それをもって塔の最上階へ迎えと。

やるべきことは定まった。この鍵で、いちいち勘に触るこのオブリ
ビオンの門とやらの世界を閉じれば、ひとまず私の気も休まるとい
うことだ。容易いことだ。未来の大盗賊様の仕事にしては軽過ぎる
っとウソぶき、少し自分を落ち着かせてから最上階への道を探った

おおかたの魔物は道中で倒したことで、最上階での抵抗は思ったよ
り少なかった。無敵と呼ばれるアグロナックに挑戦する前の腕試し
としては丁度良かった。そんな冗談を思いつく自分の余裕と、腰の
剣の鞘から溢れ出ているおびただしい量の魔物の血との対比が、己
を己と感じる以前にこいつの行き先はどっちに向いてるのか…気に
なったりもした。

無数の返り血に染まった手足、そして恐らく汚れていたであろう顔
を袖口で拭ったあと、いよいよ塔の最上階に取り付けられてる"印
石"と呼ばれる異形の物体を排除することになった。

印石の排除と共に、クヴァッチの入り口に開いていたオブリビオン
の門とやらは消失し、野営陣に戻った私を警備兵のリーダー然とし
たサヴリアンは素直にその興奮を私に見せ、この勢いで街の奪還を
図りたい、是非引き続き手を貸して欲しいと申し出てきたが、私は
その興奮したサヴリアンを制した。

一つ気になることがあったのだ。このオブリビオンの門、そして魔
物。何かが動き出している。そしてこれは今回限りで終わるような
ことではないとも感じていた。

懐に仕舞って久しい【王者のアミレット】。皇帝【ユリエル・セプ
ティム】の最期に図らずも関わってしまった私に、最期の息で皇帝
が私に託した【王者のアミュレット】。

コロールの町の近く【ウェノン修道院】に居るとされている【ジョ
フリー】なる人物が皇帝の世継ぎに関して重要な情報を守っている
と、故にそのジョフリーに王者のアミュレットを…というのが皇帝
ユリエルの最期の言葉だった。

盗品を買い取ってくれる闇商人の所在を突き止めたら、真っ先に売
って大金をせしめてやろうと思っていたアミュレットだったが…、
皇帝の死、継承儀式の鍵であるアミュレットと同時に空位となって
る"力"、そこに乗じるように起ったクヴァッチの惨劇…。決して無
関係ではなさそうだ…

虚空にぶつけた舌打ちの音を怪訝そうに見るサヴリアンに、街の奪
還作戦に関して暫くの猶予を進言する。何故だと食い下がるサブリ
アンにユリエルの名とアミュレットの存在を伝えれば、王族に使え
る身のサブリアンには返す言葉は見付からなかったようだ。

厄介なことに首を突っ込んでしまったものだと自分の身に毒尽きつ
つ、私は一路反転し、帝都から北西、クヴァッチから遠北に位置す
るコロール地方に向かうことにした。アグロナックへの挑戦…、そ
ういった事が子供じみたことに思えてしまってはいたが、彼との約
束は果たさなければならない。

少し回り道になるが、今回の旅の最終目的地は【クロウヘイブン】
に変わりは無い。そこを覆し反故しては、悪党の筋が通らなくなる
。そう自分に言い聞かせることで、面倒な厄介ごとに首を突っ込ん
でしまった境遇を笑ってみせる。そういうやり方が私のやり方で、
似合ってるとも思ってる。

ただ、寄り道をするだけだ。私の今の目的と仕事はアグロナックを
倒すこと。この時はまだそう思って疑っていなかった…。既に運命
の渦はうねりを伴い動き出していたのにだ。

>>続く

============================================================

◆あとがき(解説や注釈等など)

これが、純ロール・プレイング・ゲームの面白いところと言える、
偶発との遭遇がいよいよ始まりました。

引き受けたサブクエスト(アグロナックの出自の謎)を調べようと出
向いた先で、図らずも大きな事件に巻き込まれ、盗賊見習いが金銭
目的で闘技場の闘士として参加という、陳腐で安い展開が一気に厚
みのある物語に発展していく予兆を感じさせる出来事と関わったわ
けです。

このクヴァッチに関しては、街道の作りとして、わざわざクヴァッ
チ方面への別れ道に足を踏みいれ、鉱山道を登って行かなければ関
わる事もなかったイベントです。

なぜ、わざわざそっちに足を向けたかは、前回の手記で書いた通り
で、こういった自分の自由な選択や判断で、物語がガラっと変わっ
ていくところが、純ロール・プレイング・ゲームの流石なところ。

いったい、いつになれば【クロウヘイブン】に辿り着くのか、そし
て盗賊としての身は立つのか?

そして、世界に偲び寄る脅威とどう関わっていくのか?

いまからゲームの中のもう1人の自分が何をどう選択し行動してい
くのか、そしてその行動によって関わる偶発がどのようなものにな
るのかは書いてるcoc自身も予想がつきません。

事実、既にこの後の続きも既に書きあがってるんだけど、もう少し
したら、非常に興味深い偶発に遭遇し、それがまた思わぬ展開を産
むキッカケになってたりするんです。

ところで、この手記を書くにあたって、凄く重宝してるのが、キャ
ラの正確設定ですね。

盗賊見習いですから、基本的にズル賢いわけです。そして自分自身
の法律があって、その基準が"気に入るか否か" "勘に触るか触らな
いか"で自分の行動を決定付けたりする気風です。

善とも悪とも区別しにくく、あくまで自分の世界で物事を判断し行
動する彼女は、時に直情的にもなるし、眉をしかめたくなるほどズ
ルく狡猾に行動したりする掴み所のない性格です。

そういう設定でキャラを動かしてるんですが、既にそのキャラは1
人歩きしはじめてますw

こちらが、設定を考慮して行動を選択する前に、動いちゃってるw

こうなると、とても楽チンです。そしてとても面白くなってきます

だからといって彼女の行く末までは判りません。

大盗賊なのか、それとも世界の恐怖の源なのか、世界を救う英雄な
のか…。それこそ神のみぞ知るって感じです。

さて、次回からの彼女はクヴァッチの惨劇に関わってしまったこと
で、大きく振り回されていきます。そんな翻弄具合を手記で綴りま
す。

それでは今回はこれにて。また次回。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #2

時間を忘れて遊んでしまう。ちょっとでも手隙になれば起動させて
しまう…。まさに中毒状態に陥ってます^^;

宿屋や酒場でNPCウォッチングをしてるだけで楽しいんだから、始
末が悪いソフトですw

ところで、Xbox360特有の問題なんでしょうが、かれこれ3回ほど
フリーズしてます^^;

HDD付きなのに、なんでインストールして遊べないのか…。
まぁ、HDD無しのコアシステムが出ちゃってるから仕方なにのかも
しれないけど、それならそれでインストールしてプレイするかディ
スクアクセスでプレイするか任意で選択できるようにすれば良いジ
ャマイカ?

なので、システム的にかなり頻繁にオートセーブが入るのですが、
それでも恐いので頻繁に任意セーブが欠かせない状況です^^;

それではロールプレイ手記の第2回目です。時間の有る人は読んで
やって下さいな。

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【第一章 出自と運命 #2】

簡単な旅支度を整え、私は帝都を西へと抜けた。道中は気が遠くな
るほどの距離だ。ひとまず西に向かう街道を進むことにしたわけだ
が、この選択は今から思えば間違っていた。闘技場のNo.1を目指す
という目的のみを身の前に置いていた私としては…だが。

最初の宿場に付くまでに、3度山賊に遭遇し、剣を交えた。日付が
変わろうかという時間にベットが空いてると聞き、ホッと宿屋の主
人の前で溜息を付いた私なのだから、その山賊達がどうなったかは
言うまでも無い。

道中【フィナカセクル】という遺跡に立ち寄ったが、そこは人成ら
ず者が住み着いており、私の剣では何も解決できなかった。機を見
て再び訪れ"仕事"をせねば…っという思いの中で眠りについた。

しかし、その心地よい眠りは早々に絶たれた。突然、全身黒尽くめ
の男に起こされたのだ。気付かなかった!っという後悔と、これか
ら起るであろう最悪の光景を想像の端に留め置きながら、まだ腰の
剣に手を伸ばす間は残されてるのを確かめ、その男と目を交えた。

腰の剣に手を伸ばそうと隙を伺ってる私に向かって、その男は突然
「同士よ」と口を動かした。

その面妖な佇まいの男は、私の帝都=商業区での倉庫管理人殺害の
件を持ち出し、私を勧誘しにきたと言う。暗殺者ギルドの者だとも
続けた。暗殺者ギルド…、殺害を仕事とし闇に生きる集団。

加入への返答はその場では避けた。確かに悪党である自分にとって
暗殺者という生き方には惹かれる。しかし勘に触ったのだ。勧誘者
と名乗るその男のこちらを値踏みするような饐えた目付きに反吐が
出そうだった。

その気になったらいつでも来いと、連絡場所を教えてきたその男は
、魔術使いの様でその場から溶けるように姿を消した。その姿の消
しかたといい、芝居じみた男の立ち居振舞い…、気に入らない。ギ
ルドへの参加の答えは別として、あの男は…いつか始末しなければ
…っと悪党が悪党を否定する自分に、同族嫌悪か…っと暗がりの部
屋の天井に向けて溢したあと、すぐに私は深い眠りに戻った。

翌朝、昨晩の出来事を反芻しながら出発の支度をし、ひとまず今は
アグロナックの出自の謎が残されてるとされる【クロウヘイブン】
に辿り付くことだけを行動の核とし、その後のことはこの一件が終
えてからだ自分に言い聞かせた。現にこうやってアグロナックから
、その出自の謎に迫る際に必要となるであろうと、謎の鍵も預かっ
てる。この鍵の先に何があるのか、それを知ることが一番の関心事
じゃないかと自分に問いつつ、その鍵を懐に仕舞い直し宿を出た。

幾日か経て、スキングラード城とその城下、ファットランプ野営陣
、ラサヴァ野営陣といった各地が遠く後方に遠退いた日。まだ目的
の【クロウヘイブン】までは半分も来てないと知ると、散策したい
衝動に駆られながらも素通りしたスキングラードに戻りたくもなっ
た。あそこでもう少しゆっくりしても良かったのに…っと何度も現
れる山賊、追い剥ぎの類を始末するのに飽き飽きしてきた頃故に、
そんな後悔が過ぎってしまうのも仕方ない。しかし時既に遅し。戻
るにしても相当な距離だ。ならば進んだ方が良い。

だが、その判断は間違っていた。戻るべきだったのだ。丸二日ほど
歩き、一向に宿場が見えてこないことにウンザリしていた頃、鉱山
らしい一帯に辿り着いた。地図によるとそこは【べレトール鉱山】
、大都市【クヴァッチ】の御膝元にある鉱脈らしい。【クロウヘイ
ブン】まではあと一息。スキングラードを素通りしたことを後悔し
た私は、この都市で一息付くことにした。

鉱山の入り口から山道を登り、一路クヴァッチを目指す。

だが、足を進める毎に嫌な予感が走る。なんだ?何か様子がおかし
い…。

ほどなく野営陣の様相をした集落にたどり着いた私は、クヴァッチ
に謎のゲートが突然出現し、そこから無数の魔物が押し寄せ、クヴ
ァッチは壊滅したという信じられない話を聞かされた。

街と野営陣を繋ぐ街道にはバリケードが築かれ、警備兵がそこで野
営陣に近づこうとする魔物を食い止めてると、そして街にはまだ何
人かの生存者が取り残されてるとも聞かされる。

冗談ではない…。そんな理解の範疇を超えた面倒に関わる義理など
…。しかし、あれはなんだ?禍禍しい炎を纏い、異世界からこの世
を睨みつける"目"のようなゲート…。そこから魔物が這い出てくる
など…。

バリケードを死守する警備兵に声を掛けると、街で起った惨事に気
が狂いそうな自分を必死で繋ぎとめ、生存者救出にその命を掛けよ
うとしてる男の神すら恨み倒すほどの迫力に私は圧倒された。

なぜ、バカ正直に街道を選んで進んできたのだ。山野を分け入って
進む方が最短距離は取れたはずだった。そしてなぜスキングラード
を素通りした。そこで素通りしなければ、このクヴァッチに立ち寄
ることもなかっただろう…

何もかもが間違っていた。そもそもアグロナックの願いなどに耳を
貸さずに、さっさと挑戦して闘技場No.1の地位であるグランドチャ
ンピオンの座を射止めておけばよかった…。未練を抱えた男を相手
にするより、全ての答えを知り、憂いを無くした男のほうが弱いと
考えた自分の悪党根性を呪った。

>>続く

============================================================

◆あとがき(解説や注釈等など)

さて、今回はいよいよ帝都を離れることになったわけです。
しかし、その離れる理由になった"アグロナックの出自"に関しての
クエストですが、これは勿論任意で受けたクエストで、受けなくて
も問題はないクエストです。

そんなサブクエストの一つに関わったのをキッカケとし帝都を離れ
ることになったわけですが、その道中に思いも寄らない事件に遭遇
し、一気に物語りは密度を増して行きます。

帝都を離れる理由がアグロナックのクエストでなければ、西には向
わなかった。西に向わなければクヴァッチに立ち寄ることもなかっ
たわけです。

しかし、そういった関わり方を自然と選び、その結果が物語と成っ
ていく様は、正にロール・プレイング・ゲームの真骨頂と言ったと
ころでしょう。

自由度が高いという言葉だけでは、こういった作品の楽しさと可能
性は伝えきれません。自由とは何か?何がどうで自由なのか、そし
てその自由がどういった効果を生み出すのか。そういった点を伝え
て良ければよいなというのが手記のテーマです。

用意された一本道のシナリオでは起こり得ない偶発から形作られて
いく物語は、先が全くよめないという点においても非常に魅力的で
す。

こうなってしまった理由を自分の足跡から理由付けしていき、あそ
この判断や行動が分起点だったなぁ、あそこで別の行動をしていた
ら、全く違った展開になっただろうなぁっと感慨に耽るのも楽しみ
かたの一つして面白みに満ちてます。

さて、次回はいよいよクヴァッチにおいて、大きな世界の流れに巻
き込まれてしまいます。

今後、彼女はあっちの世界でどういう人生を送るのか、そして何か
を成すのか?それはcocさんにも判りません。

そして、効率、攻略といったものとは無縁な世界というのは本当に
居心地が良いものです^^

それでは、今回はこれにて。続きはまた次回。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

Elder ScrollsIV:オブリビオン プレイレポート #1

現在15時間ほどプレイしましたが、かなりヤバくなってきました。

こんなに好き勝手やらしてくれるRPGは海外産でも珍しいです。
ある程度自由にやらせてくれるRPGが海外産には多いのですが、脇
道の作りこみが浅く、結果メインとなるシナリオを進めざる負えな
いという状況に早々と対面することになりやすいのですが、今作は
そこらへんの作りこみがしっかりしており、自分のしたいように好
き勝手した後のお楽しみも用意してくれてるのには驚きです。

そして、ロールプレイを促す作り方にも好感が持てます。

善も悪も世界の一部にしか過ぎず、そしてその一部であり、それ以
上となるか否かもプレイヤーの意思に委ねてくれるのですから、あ
る意味では放りっぱなしですw

さて、cocさんのプレイの流れ、ファーストインプレッションで書
いた内容ををここでおさらいしておきます。(手記形式で)

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【第一章 出自と運命】

まず、皇帝陛下の最期に立居ってしまった故に、王家伝来の継承物
をある人物に届けるという役目を拝命した私は、その世界のの一部
として降り立った後、最寄の都市"帝都"に立ち寄ることにした。王
家のお膝元である帝都は流石の規模。多くの人々で賑わってる大都
市だった。

盗賊を志に持つ私は、まずその筋の技術を磨く術を探すものの、何
故か闘技場の闘士として剣と盾を奮うことに…。しかし、その理由
は勝者賞金。盗賊志願故に嗅ぎ付けた金銭の臭い故と今にして振り
返れば合点がいくもの。

順調に闘技場の戦いで勝利を重ねた私は無敵の闘士グランドチャン
ピオン、通称グレイ・プリンス【アグロナック・グロ=マログ】へ
の挑戦権を得る地位、闘士No.2のチャンピオンにまで駆け上がるこ
とに成功。しかし、その半人・半オークの姿を有してるアグロナッ
クに自分の出自の謎を調べてもらえないかと頼まれる。

その異形な姿故に迫害を受け続けてきたアグロナックにとって、闘
士グランドチャンピオンになることで得られた賞賛は何物にも変え
難い。しかし迫害の手から逃れた今、一番望むのはその自分を苦し
めてきた真実を知りたいという渇望。倒すべき相手に情けを掛ける
つもりではなかったが、彼にも快く戦い…死んで貰わなければこち
らとしても後味が悪い。よって彼の依頼を引き受けることにした。

しかし、彼から渡された手がかりが在るであろう場所の地図を見て
驚く。そこは余りにも遠く、西の果てとも言える【クロウヘイブン
】と記されてる土地。盗賊志願の身としては簡単に出向ける距離で
はないと思えたが、引き受けた以上は反故にしないというのも盗賊
として必要な気風。

アグロナックの出自を確かめるまで、闘技場に出向く理由が無くな
った私は、帝都の商業区を散策することにした。後の自分の職場の
下見である。

獲物を探し散策を続けていた途中で立ち寄った倉庫で、有ろうこと
か軽率にも倉庫管理人を殺害してしまう。余りにもその態度が勘に
触ったのだ。警備兵に取り押さえられ、監獄区に連行されたのだが
、闘技場で連戦全勝をしていた身としては無料に近い額の保釈金を
支払うことで即時開放された。罪を反省する暇は無かったが、前科
という有り難くない記録が残ってしまった事に関しては悔いた。盗
賊として生きようとする者にとって、前科は何よりもの足枷だから
だ。

瞬く間に自由の身となった私は、再び商業区に戻り散策を開始した
。街を往来する人々が私の行いを噂してる気配はない。大都市故の
"無関心"さがそうさせているのだろうか?

何件目かの商店散策を経て、私は"商工会議所"に足を踏み入れた。
そこで商店らを取り仕切る女主人から帝都の波止場地区に家が一軒
売りに出されてることを伝えられ、あばら家でも良いのであれば
2000ゴールドで構わないと持ち掛けられる。幸いなことに所持金は
その倍以上はある。大都市に拠点を置く、盗賊の私が。灯台下暗し
…悪くは無い選択だと考えた私はその主人に即金で2000ゴールドを
支払って、あばら家の"拠点"を入手した。

早速、そのあばら家を確かめに"波止場地区"へ出向いたのだが、港
に着くなり、停泊してる船から海賊が駆け出しながら、剣を振り下
ろしてきた。私が何をした?なぜ斬り掛かられてる?

そんな疑問で頭が一杯になってはいたが、相手の海賊は問答無用の
様子。黙って切られるほど私は臆病でも諦めの良い方ではない。闘
技場で幾人の闘士の命を奪ってきた腰の剣に手を伸ばし、思慮足ら
ずな刃の空波を避け一の太刀で深手を負わせ、恐怖を認知する間も
与えず二の太刀でこの世から葬った。

切っ先にベットリついた血に心地悪さを感じ、鞘に収めるのを躊躇
った少しの間、その隙を尽き、背後から二人の海賊が新手として斬
りかかってきた。

体勢を翻し、応戦の構えをする私の視界に飛び込んできたのは、騒
動を聞きつけた警備兵の興奮した抜刀姿だった。邪魔なやつ…、そ
う感じたのは悪党足る所以か。

むやみやたらに剣を振り回す警備兵を疎ましく感じながら、新手の
海賊二人を葬った私からは既に血塗られた刃を鞘に収める躊躇いは
消えていた。

周りを見渡せば、明らかに物乞いと思える身なりの浮浪者や、暴力
を生業とした者であるとすぐに伺い知れる風体のゴロツキなどが闊
歩しており、商工会議所の女主人が言葉の端々に隠していた含みが
何であったか理解に至った。

いかにも淀んだ空気で充満してる波止場地区の奥に、その"あばら
家"は在った。しかし…あばら家とは良く言ったものだ。訳有りな
連中が寄り添うスラム街の朽ちた小屋。あの女主人め…っと軽く舌
打ちで恨み言を打ち消し、木を隠すには森…、所詮は自分も悪党無
勢。この濁った吹き溜まりに拠点を置くというのも面白い。

拠点を手に入れた私は、手荷物の中から、"旅"に必要なもの以外を
チェストにしまい込み、ベットで一休みすることもなく部屋を出て
、ドアに鍵を掛けた。はたしてこの鍵に意味はあるのだろうか?っ
と心許ない感じはしたが、今はそんなことを心配してる時ではない
。闘技場のNo.1に一刻も早く付く為、そしてその名声を利用して人
々に油断させ"仕事"をしやすい状況にするのが当面の最優先課題だ

アグロナックの出自…、そんなものに興味はない。しかしその真実
を手に入れなければ、彼とは戦えない。何故そう感じていたのか、
この時の私は知る由はなかった。

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◆あとがき(解説や注釈等など)

まず今回は手記形式でプレイレポートをスタートさせるということ
で、カテゴライズ分けした手前、仕切り直しという感じで、ファー
ストインプレッションで記した範囲の書き起こしをしました。

ファーストインプレッションにも書いた様に、この作品はシナリオ
の順序は決まっていません。メインクエストが1本と無数のサブク
エストで構成されてるゲームで、メインとサブが内容的に直接関わ
ってる場合もあれば、関わってない場合もあります。

そして関わってない部類のサブクエストとメインクエストの繋がり
は、いわゆる"行間の想像"で埋めていくのがオススメな遊び方では
ないかと思います。

メインクエストを進めなくても楽しめるゲーム、それゆえにプレイ
ヤー1人1人がメインクエストに関わっていく理由などを、引き受
けたサブクエストなどを媒介にしてオリジナルの物語を作って遊ん
でいくと、ロールプレイの面白さが際立ってくると思います。

この後に続く手記の中で、主人公である盗賊志願の私がとある出来
事でメインクエストと称される事柄に関わっていくことになるんで
すが、その関わり合いの起点と動機も恐らく、cocのオリジナルで
す。

盗賊志願→場違いな闘技場出場→チャンピンという流れが今にして
思えば、とてもよいスタートだったと感じてます。

ロールプレイの軸として、その最初の流れが以後のキャラの行動選
択の基準になってるし、それが私だけの物語を作る大きな助けにな
ってます。

今回書いた手記にしても、闘技場でチャンピオンになってから、海
賊と遭遇、そして葬り去るという流れは、悪党をその出としてるロ
ールプレイ上、非常にナイスな展開だったと思います。そんな海賊
が襲ってくるような地域に拠点を構える。闘技場のスターの実態は
貧民街のあばら家に住む駆け出しの盗賊という設定が出来上がって
くれましたしね。

こうしてキャラが立つと、あとは楽です。そのキャラになりきって
世界に関わっていくだけでオリジナルの物語は綴られていくんです
から。関わるクエストの選択基準も、そういった背景のあるキャラ
なら引き受けるか否かという感じで。

そして、作り込まれて箱庭のスケールは巨大過ぎて、全ての事柄に
端から端まで総ざらいで関わりをもったりするのは無理だったりす
るんです。

あらゆる接触に関わっていくと、何を成すべきなのか見失ってしま
いますし。時には選択で一方を切り捨てなければならない場合もあ
ります。

なので、そういった関わりの選択の基準にロールプレイが非常に役
立つのです。

例えば、助けてくれ!っと頼まれても、助ける相手や内容によって
、盗賊の自分が関わることじゃないと思えば断れるし、断ったこと
で生じる展開も盗賊の身をなぞって物語りに仕立てあげていくこと
もできますしね。

事実、システム側から要求していく選択以外に自然と生じる選択が
自身の物語を作る上で大きな要因になってたりする場合があります

簡単な例をあげれば、二手に分かれる街道のどちらを進むかで、遭
遇するクエストは違うでしょうし、立ち寄る、立ち寄らないの無意
識の選択が後の自分の別の無意識の選択に影響を出していたりして
、その結果で関わるクエストに違いもでるでしょうし。

ま、そこらはリアルと一緒ですよ。自分の行動に理由付けをしてい
けば、あの時の選択が今に繋がってるなって思うことあるじゃない
ですか。それと同じようにゲームとプレイヤーの距離感が設定され
てるわけです。

今回の手記にしたって、最初に戦士見習いのキャラでスタートした
ら、全く同じ行動と順序で行動したとしても今後に続く結果は随分
と変わったと思います。

闘技場は戦士なわけですから、腕試しですね。
民間人殺害で投獄、社会復帰。家を購入。ごろつきに襲われ、街の
治安を守ることで過去の罪を償おうと戦士ギルドに加入。っていっ
た感じの物語になったと思います。

尚、これらの物語はシステム側から示されるわけじゃなく、自分で
作っていくものです。それがロールプレイですから。

まぁ、TRPGに疎遠な方には伝わり難い例えでしょうけど^^;

とにかく用意された場所で自由に遊べる。遊び方の強制も指示もし
ない。そこでどんな行動を取ってどんな遊びを作り上げるかも自由
。何をしたらいいかわからないというのはオカト違い。何をしたい
?だったらすればいい。やったら次はどうする?自分で決めればい
い。気付けば後ろに物語が出来上がってる。それがロール・プレイ
ング・ゲームの醍醐味ってもので、プレイした人の数だけ違う物語
が作られるというのも魅力の一つです。

それでは、今後もこうした手記をベースにオブリビオンの魅力の一
端を伝えていきたいと思います。尚、手記中には敢えて事の子細を
語らず表現してる部分が多々あります。その理由は勿論ネタバレに
配慮してのものですが、手記と言う性質上、完全にネタバレ防止は
出来ないので、その点は御容赦願います。

それではまた次回。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女のゲームのススメ Vol.101 The Elder ScrollsIV:オブリビオン ファーストインプレッション 後編

そんなわけで、まずcocさんは、チュートリアルの最後に託された
アミレットの届け先を地図で確認し、途中に有る大きな都市に足を
向けました。初期設定で選んだスキルは盗賊ベースで剣術と魔術に
も対応できるカスタマイズタイプでキャラをスタートさせました。

いろんなことが出来るというRPGの中で、盗賊技術はその世界の自
由度を更に広げる助けにもなるので、選んでおいて損はないと考え
てます。盗むか盗まないかは別として"盗める"という選択肢を手に
入れておくことが重要という意味です。

さて、その大きな都市"帝都"に到着後、盗賊見習いのcocさんは、
一体なにを最初にしたかですが、何故かロングソードと盾を装備し
、闘技場でチャンピオンになるまで戦い続けてしまいましたw

いやね、出場して勝てば結構なお金が貰えるんですよ。やはり何を
するにしても資金があるに越したことはないだろうとっとね。

でも、まさかチャンピンまで行くとは思ってなかった^^;

最後の相手である、グランドチャンピオンに挑めることになったの
ですが、その人から頼みごとを聞いてたので、その人を倒すにして
も、その人の気掛かりごとを解決してから戦おうかなっと思って対
戦は保留中です。盗賊見習いですが、剣を持つ者としての武士道っ
てやつですw

そんな武士道風を吹かせた盗賊見習いのcocは闘技場から一端離れ
、帝都の商業区へ。ここがやたらと広い。あちこち探索してると倉
庫を発見。手荷物が重たく、荷物を預けられる場所を探してたcoc
は淡い期待を抱きつつ、その倉庫の建物の扉を開けたわけですが、
中には倉庫の管理人のような男が"あんただれ?"みたいな顔で出迎
えてくれまして…

荷物預かってくれるか聞こうとしても、そんな話は一切してくれな
い。仕方ないので、その倉庫内にある預かりものを見て回ることに
したのです。見る分にはOKなのですが、それを取り出してしまう
と盗んだと見なされて通報されてしまうのがこの世界のルール。

なので、手に取ることはしないで、慎重に保管されてる荷物を見て
回ってたんですが、その倉庫の管理人らしき男が、金魚の糞よろし
くな感じで、cocが動くたびに一定距離を保つ感じで付いてくるん
です。

ウザイ奴だ。ま、倉庫の管理人なんてやってるくらいだから、愛想
が良いわけないかっと思いつつ、振り返って別の預け荷を見ようと
したら、その管理人がすれ違いざまに「何だね?」とか言って、ガ
ン見してくるんですよ。

"あぁーん!!何だよ!なんか文句あるのか!こちとら闘技場の
No.2のチャンピンだぞ!相手みて物言えよな!雑魚坊主!"なーん
て思ったりしたわけですよw

ま、そういうウザイ妨害を無視しつづけ、倉庫の中の物を物色し続
けてわけですが、何度も何度もガン見…。「何か?」「もう閉めま
すんで早く出て行ってくれ」などという言葉を投げ続けられ、屋内
の行き止まりの棚にあった荷物を見たあとに振り返ったときです。

小生意気なガン見の顔がアップで映りこんできたのです。

なんでしょうね。唐突に嫌悪から殺意に転じた怒りがすぐさま腰の
剣に伸び、あろう事か無慈悲にもその管理人を惨殺してしまったの
ですw

殺っちゃった…っと立ち尽くすと、監視兵がすぐに駈け付けてきて
逮捕されてしました^^;

システム上、殺害は謎の組織に見られてる為にすぐに発覚するとい
う設定です。恐らく思念波のようなもので監視されてるという感じ
なんでしょう。

で、その逮捕の際、抵抗する、牢獄に入る、お金を支払う(罰金)の
選択があり、幾らなのか判らないけど、お金を払うにしたんです。
そしたら監獄区までは連れていかれたけど、なんか付いた途端に釈
放みたいな感じで、所持金を見たら、20ゴールドくらい減ってま
した…。

管理人の命は20ゴールドですか…w

ちなみに物価基準の参考例を出しますと、一番安い武器が20ゴール
ドぐらいです。つまり小銭ですw(ちなみにそのときの所持金は
5000位あった)

思わず、殺したい放題かよ!っと盗賊見習いの悪意が全面に押し出
てきそうになったけど、さきほど目覚めた武士道精神で押さえ込み
はしましたが、目覚めた途端に殺人を犯すんだから、安っぽい武士
道精神ですw

そんな似非武士道を傘にしつつ、再び商業区に戻って散策を再開す
ると、商工会議所なる所で、家を売ってくる人と遭遇。

港の治安の悪い一角のあばら家でよければ2000ゴールドで売るよっ
と。即断即決で家を購入し、早速港のほうに移動したcocさん。

我が家はどこかなぁ♪。小さくても住めば都♪これで荷物の保管が
できますね♪っとウキウキ気分で港を散策してたら、停泊してる船
から海賊が出てきて襲われたw

有無を言わさず斬りかかってこられて、少々テンパったものの、な
んたって闘技場のNo.2のチャンピオンですから、そこは落ち着いて
返り討ちにしてやったわけです。

ふぅ~。なんなんだよ…一体っとため息を付いてたら、後ろから更
に新手の海賊。しかも今度は二人。

物騒過ぎだろ!w

途中、警備兵の乱入などがあり、"あんた邪魔!あんたに間違えて
斬り付けたら、また捕まるんだろ?"っと文句を言いつつ、海賊2人
を惨殺w

すぐさま身包み剥いで金目の物を奪うcoc。武士道が呆れる…w

その後、その近所で我が家を発見♪。でもこんな物騒なところに家
を持っても大丈夫なんだろうか^^;

家の中でくつろいでる時に、強盗とかが攻めてこないか心配です。

ま、とにかくこれで拠点は出来たわけです。なので、今度は闘技場
のグランドチャンピオンに頼まれた事を確かめに、遥か西の彼方、
まるで天竺を目指すかの勢いの遠出となりうる目的地に向かって出
発するとしますかね。

……はて?最初に王様から何かを託されて、どこかに持っていって
くれと頼まれた気が…?(おそらくメインクエスト)

ま、いっかw
別に王様に義理はないし。後回し決定♪

っといった感じでゲームは進行してます。

そんなわけで、安っぽい武士道を仮面にして、実は大盗賊を夢見る
というのが今回cocさんがロールしてるキャラなわけです。

ゲーム開始直後といえ、今回書いたような流れで進行してる人が全
てで無いのは当然で、世界の中で感じたまま、向いたまま、好き勝
手行動して遊べる、それが本来のロール・プレイング・ゲームであ
り、そういった当たり前の事が当たり前に出来るようになってるの
がオブリビオンという作品です。

だからといって、万人に進められる作品かといえば、答えは否。
本物だからと、全ての人を魅了するとは限らないものです。

発酵菌と香料でそれらしく作られたライトワインと昔ながらの熟成
製法で作られたワイン。

乳化剤や固定剤などの添加物で作られた安価なプロセスチーズと、
添加物を一切加えず、徹底した温度管理で最適な環境を整えられた
貯蔵庫で数年寝かされたチーズ。

どちらが本物かは言わずもかな。しかし、その本物が全ての人の口
に合うとは限りません。しかし本物が本物である理由は純然たる事
実として揺ぎ無く存在し、そこに在り続けてます。本物を味わえる
ようになったという自覚が芽生えたら、是非ともその本物に触れて
欲しい。在り続ける理由は来る物を拒みはせず、ずっと待ってくれ
てますから。

本物のRPGで遊んでみたいなって思った人には、偽り無く進められ
る作品です。

ただし、自分から積極にこのゲームをどう楽しもうという好奇心か
ら発生する創造性をもって挑まないと、このゲームの面白さは顔を
出してくれませんので、御注意下さいませ。

和製偽RPGのようにゲーム側からプレイヤーの行動に干渉と制限を
行い、次に進ませたい展開を促すというタイプが好きなら、それは
まだ本物を味合う段階では無いと言えるでしょう。そういった手法
に飽き飽きしてきたと感じたら、それが本物を味わってみる機会が
やってきたサインと言えるでしょう。

それでは、長くなりましたが、以上がcoc的【オブリビオン】ファ
ーストインプレッションでした。

また追々、プレイ日記のような形で追筆していきます。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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