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乙女のモンスターハンター探険記 Vol.130


今回は前回のMHテキストで予告したとおり、大剣以外のマイセット装備を披露することにします。

ですが、その前に前回同様、検索などで飛んで来た方のMHビギナーさんに向けての注釈を先に置いておきます。


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【スキル】

防具や装飾品、お守りといった物に添付されてる数値を概算していき、+10に届いて始めてスキルが発動します。防具は最大5パーツ、そしてお守り。それらにデフォルトで付いてるスキル値に装飾品をスロットに嵌め込だり、同様に武器のスロットに装飾品を嵌め込んでスキル数値を調整していきます。

スキルは基本的に+10で発動。効果がより強まるグレードアップが可能なスキルの場合は+15、+20と最大三段階まで発動可能。逆にマイナススキルというのも存在し、それも-10で発動。プラスのスキル同様、グレードアップしてしまうマイナススキルも存在し、それらもプラス同様-15、-20という三段階まで存在するスキルもある。

【スロット】

武器、防具、お守りに備わってる装飾品をはめ込む穴のことを意味します。任意でスロットを空けたりすることは出来ず、各装備品にデフォルトで数が設定されています。

【装飾品】

主に武具屋で製造して入手することになるスキル値が添付されてるアイテムで、石やジェムのようなもの。これをスロットに嵌め込むことでスキル値を増やしたり、減らしたり(マイナススキルを打ち消す場合など)します。尚、添付されてるスキル数値が高ければ高いほど、嵌め込む際に必要なスロットが多くなる傾向にあります。最小要求スロット数は1、最大の物では3が存在します。

【お守り】

主に採掘で入手するアイテムで、防御力は一切ないが、スキル値が添付されているアクセサリーのような存在。基本的に最大2種類のスキルと最大で3スロットを備え、添付されるスキル種類は乱数で決定し、スロット数も乱数で決まる。(スロットが付く場合は添付されてるスキルの数値が減算されるという一定の法則はありますが)

尚、スキル数値にはスキル毎に上限が決まっており、更にプライマリスキル、セカンダリスキルという添付位置によってそのスキル数値の上限も変化します。

つまり、プライマリスキル+10が最大で付く可能性のあるスキルが複数存在したとして、それらが+10のまま二種類添付されることはありません。あくまで例え話ですが、プライマリで+10が可能なスキルでも、セカンダリに付いた場合、最大が+5といったように調整されます。

攻撃力アップ+10のお守りは存在し、防御力+10のお守りも存在したとしても、攻撃力+10、防御力+10がついたお守りは存在せず、攻撃力+10&防御力+5が最大数値となるという意味です。(無論、防御がプライマリに入れば+10になり、攻撃がセカンダリに入れば+5となる)


【切れ味】

MHの武器には切れ味という概念があり、それが高いほど攻撃力が増します。更に一定の切れ味数値を超えると、堅い表皮のモンスターに足して攻撃しても弾かれなくなります。

ただし、切れ味はゲージとしてシステムに組み込まれているので、最大の切れ味時が例え高性能でも、その最高の切れ味を維持できるゲージが短ければ実用的はないといった解釈になります。尚、切れ味は攻撃をヒットさせる毎に消費されていき、砥石というアイテムを使うことで回復することが可能です。
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では、今回の本文を開始するとします。

ちなみに前回、前々回のテキストの大剣その1大剣その2を併せて読んでくださると、cocのスキル選びの傾向が明瞭になるかと思いますです。


それでは、本日1つ目のマイセット装備です。武器種は太刀です。




防御力 [234→366]/空きスロ [0]/武器スロ[0]
頭装備:剣聖のピアス [0]
胴装備:ファルメルSペット [3]
腕装備:エスカドラアムズ [2]
腰装備:レックスUフォールド [3]
足装備:エスカドラスケル [3]
お守り:龍の護石(属性攻撃+5,研ぎ師+7) [0]
装飾品:研磨珠【1】×2、防音珠【3】×3
耐性値:火[-3] 水[-4] 氷[-1] 雷[3] 龍[-8] 計[-13]

【発動スキル】
砥石使用高速化
心眼
属性攻撃強化
高級耳栓
-悪霊の加護



装備品名の後ろに[3]といった具合表記されてるのは空いてるスロット数で、装飾品の行で【3】といった具合に表記されてるのは、その装飾品をはめ込むのに必要なスロット数です。


こちらの装備のコンセプトは太刀の汎用装備です。

狩猟対象の弱点属性に武器の属性を合わせ、その属性ダメージを手数の多さでガンガン放り込んでいくというのが太刀の大前提であるので、担いだ武器の属性値を10%アップしてくれる【属性攻撃強化】を主軸に、手数を稼ぐ上で障害となる弾かれモーションをキャンセルする為に【心眼】。

そして、その手数の多さから生じる激しい切れ味の消費を【砥石使用高速化】で補い。更にその手数を稼ぐ上で邪魔になるモンスターの咆哮を完全に無効にする為に【高級耳栓】をつけています。

ただ、残念な点が1つあります。それは【悪霊の加護】というマイナススキルが発動してしまってるという点です。この【悪霊の加護】というスキルは被ダメージの際、1/4の確率で被ダメージが130%になってしまうという、なんとも恐ろしいスキルです。ただし一応救済措置も仕込んであります。

装備詳細では武器スロットが[0]になっています。ですので、スロットが1つでも空いてる武器を背負えば、その武器のスロットに【神護珠】という加護スキル+2の装飾品を嵌め込むことで【悪霊の加護】は消せます。消せる仕組みは、装備詳細の組み合わせ時点で加護スキルは-10になっており、そこに【神護珠】を付ければ加護スキル+2が加算され、トータルで加護スキルの数値が-8になるからです(スキルは+にしろ-にしろ、10になった時点で発動する)

しかし、どうしようもない部分も少し残ってます。太刀の各属性の最上級武器の中で氷属性の太刀だけがスロット0なのです。(他の火、水、雷、龍の属性太刀は1以上のスロットを有してる)

なので、氷を担ぐ時は【悪霊の加護】をつけたままの出撃となってしまいます。

ですが、太刀にとって属性というのは非常に重要な意味をもっています。大剣やハンマーと違い、太刀は一撃の物理ダメージが低く設定されています。しかし武器に添付される属性値が高めで、更に連続攻撃のモーションが攻撃の軸になっているので、大剣やハンマーに一撃では劣るが、手数でそのビハインドパワーを埋めつつ、属性ダメージで余剰ダメージを稼ぐというのが太刀という武器の性質です。

そういった意味では、汎用性(武器スロ縛りが無いことで武器のチェンジが容易い)と武器の特性を更に高めることに一定の水準で成功してる装備なのではないかと思っています。

ちなみに、武器の切れ味ゲージを一段階上げてくれる【匠】スキルを組み込む案も考慮しましたが、太刀の場合は手数を叩き込むという行動が、得意であると同時に必須行動なんです。その理由は太刀に存在する錬気ゲージという物が存在し、簡単に説明すれば、攻撃を加えていけば錬気ゲージが上昇し、一定の数値分を溜めれば基本攻撃力がアップするのですが、攻撃を与えないと、その錬気ゲージは減っていってしまうのです。

錬気ゲージを溜める為に攻撃を与えていき、いざ錬気ゲージが貯まったという時に、切れ味が消費してしまっていて攻撃が弾かれてしまう状態だと、砥石で研いでからの攻撃となってしまいます。それはちょっと…っとcocは感じたので、いつでも弾かれない状態を維持できる【心眼】の方を組み込んだのです。

尚、武器の性質が近しい、片手剣の装備としても流用も可能だと思います。ただし、片手剣は純粋なアタッカーとしてのポジションに立つと、武器の特性をそれなにり損なってしまうことにもなるので、あくまで"流用"も可能という程度であり、純粋に片手剣向きの装備というわけではありません。

そういった云々を踏まえて、この装備の満足度は100点満点中、65点といった感じですね。

【属性攻撃強化】以外にも、攻撃力に直結するウリとなるスキルが組み込めれば、もっと高い満足度だったんですが、残念ながらこのコンセプトでは【属性攻撃強化】のスキルのみが、ダメージソースに直結する唯一のスキルとなり、火力という意味では少し物足りなさを覚えてしまうというのも正直なところです。

しかし、汎用性という意味では、十分にその役目を果たしてくれるのではないかと考えています。


それでは次の装備です。




防御力 [216→356]/空きスロ [0]/武器スロ[1]
頭装備:剣聖のピアス [0]
胴装備:ルドロスUメイル [3]
腕装備:アカムトサクンペ [3]
腰装備:ユニクロリングベルト [2]
足装備:レックスUグリーヴ [3]
お守り:王の護石(特殊攻撃+6) [1]
装飾品:特攻珠【1】×2、防音珠【3】×2、防音珠【1】、特攻珠【2】×2
耐性値:火[-1] 水[-1] 氷[6] 雷[-7] 龍[-5] 計[-8]

【発動スキル】
心眼
状態異常攻撃+2
高級耳栓



こちらも太刀のマイセット装備です。

この装備のコンセプトは至極明快で、骨縛刀【カゲヌイ】という麻痺属性を有した太刀を運用する為だけに作りました。

MHには麻痺、睡眠、毒という3種類の状態異常属性があり、その中でも麻痺はPTプレイでは非常に有益な効果をもたらしてくれます。

状態異常属性にはモンスター側にも耐性が存在し、実際に状態異常を発生させるには、各モンスターに固有に割り当てられている、状態異常耐性値を削っていくことで麻痺や毒といった効果を発動させることが出来るという仕組みです。

例えばAというモンスターの持つ麻痺耐性が100で、担いでいく武器が麻痺10という数値が付いていた場合、10回以上の麻痺属性効果を攻撃時に発動させなければ、Aというモンスターは麻痺ってくれません。

単純に100÷10=10で10回の攻撃と断定的に表現しないのは、状態異常属性のついた武器で攻撃を加えれば、必ずその属性効果が発生するわけではない(攻撃HIT時ランダムで発生する)という点と、モンスターの状態異常耐性値は時間経過で回復するという点を考慮した上で書いている為です。

更に付け加えると、状態異常耐性値が100のモンスターの、その耐性値を0にして状態異常を発生させた場合、その効果が終了次第、モンスターの状態異常耐性値はリセットされた上に、更に数値が上方修正されます。つまり初期値では100だったモンスターの状態異常耐性値は一度0にされると、次は150になるといった仕組みです。(計算式は仕組みを理解してもらう為の、例えであり、正確な数値ではありません)

ですので、モンスターを状態異常にするには、そして1回のクエで複数回の状態異常を発生させたいのであれば、少しでも状態異常の属性値を上げるべきなのです。

そういった理由から+22.5%、状態異常属性値を上昇してくれる【状態異常攻撃+2】がこの装備の核なのです。

ちなみに+22.50%という効果がどういう意味かといいますと、武器に最初から付いてる状態異常属性値が39だった場合、【状態異常攻撃+2】を付けると47になります。MHでは各種数値の最終値、つまり武器なら各属性のボーナスを加えた際の最終的な合計数値から小数点以下は切り落とされます。合計値を出す前の段階の加算時においては小数点も計上され、それを込みで合計値を出しますが、合計値において発生する小数点は切り捨てです。

なので上述の例において、小数点込みで合計値を表示すると47.775と成りますが、その0.775は切り捨てられているので、モンスターへのダメージは計上されません。

で、こういった細かい解説まで挟み込んだ意図というのは、これらの計算の仕組みを知ってもらうことで、より明確に"状態異常には手数が必要"と感じて欲しかったのです。

しかし、この装備についてるのは【状態異常攻撃+2】以外では【心眼】と【高級耳栓】だけです。(心眼、耳栓についての解説は前回、全々回のテキストを参照ください)

なんとも心許ない感じです。状態異常を発生させる上で重要なのは手数。ならばその手数の多さを支えるスキルというのがもっとあって然るべきです。手数が多くなればその分だけ切れ味が落ちていく速度は速まります。なのに切れ味を回復させる【砥石使用高速化】も切れ味ゲージを1段階アップさせる【匠】も組み込んでいません。

っていうか、組み込めなかったのです。【状態異常攻撃+2】と【高級耳栓】で手一杯になってしまった感じです。【高級耳栓】を【耳栓】にグレードダウンさせれば【砥石使用高速化】は付けられたんですが、やはり麻痺を叩き込むのが目的ですから、常に手数を稼げるように、モンスターの近くに位置取りをする性質上、咆哮・大を無効化できないのは私的に煩わしく思えたので、切れ味維持といった方面は捨てることにしたんです。

つまり、切れ味の維持を諦めるということは、火力としての期待値は捨てるという意味で、切れ味ゲージが落ちても関係なしに、とにかく手数を叩き込んで麻痺の属性値を削るのが仕事の装備です。ですから、切れ味が落ちても弾かれない【心眼】を入れてるわけです。

元々骨縛刀【カゲヌイ】という武器の切れ味は緑ゲージ(切れ味ゲージは高い順で白、青、緑、黄、橙、赤となっています)が最高ですから、元々攻撃力は期待できませんし、ならばPTでの麻痺入れサポートとして、一番有効である、状態異常の属性値を上げるのと、弾かれず、咆哮にも怯まずに手数を稼げるというスキル構成でまとめた次第です。

そういった云々を踏まえて、この装備の満足度は100点満点中、45点といった感じですね。

尚、こちらも片手剣の麻痺入れ装備に流用できなくもないですが、片手剣の場合は盾があるので、それで咆哮を防ぐ事が出来ますので、この装備だと片手剣の特性を少々損なってしまいます。



っとまぁ、そんな訳で今回は太刀向けの装備を2セット書いてみました。しかし最後にこういうことを書くのは順序的にどうかとは思いますが、大事なことなので書いておかなければなりません。

そもそもcocさんは太刀の扱いに関しては熟練と言えるほどの経験がありません。なので、太刀の個性を実戦豊富な歴戦の剣士さんほど理解していないというのもありますので、今回掲載した装備、そしてチョイスしたスキルに関しては大剣の時とは違って、その有用性に関しての煮詰まり具合は甘いです。その点を十分に留意下さいませ。


それでは今回はこれにて。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女のモンスターハンター探険記 Vol.129


今回は前回のMHテキストの流れで、MHP3のマイセット披露の第二弾です。(第一弾"大剣その1"コチラ)

MHに詳しくない人にも読んでいただけるように書いてますが、一応、最初に大前提の注釈を幾つか書いてから本文を始めます。

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【スキル】

防具や装飾品、お守りといった物に添付されてる数値を概算していき、+10に届いて始めてスキルが発動します。防具は最大5パーツ、そしてお守り。それらにデフォルトで付いてるスキル値に装飾品をスロットに嵌め込だり、同様に武器のスロットに装飾品を嵌め込んでスキル数値を調整していきます。

スキルは基本的に+10で発動。効果がより強まるグレードアップが可能なスキルの場合は+15、+20と最大三段階まで発動可能。逆にマイナススキルというのも存在し、それも-10で発動。プラスのスキル同様、グレードアップしてしまうマイナススキルも存在し、それらもプラス同様-15、-20という三段階まで存在するスキルもある。

【スロット】

武器、防具、お守りに備わってる装飾品をはめ込む穴のことを意味します。任意でスロットを空けたりすることは出来ず、各装備品にデフォルトで数が設定されています。

【装飾品】

主に武具屋で製造して入手することになるスキル値が添付されてるアイテムで、石やジェムのようなもの。これをスロットに嵌め込むことでスキル値を増やしたり、減らしたり(マイナススキルを打ち消す場合など)します。尚、添付されてるスキル数値が高ければ高いほど、嵌め込む際に必要なスロットが多くなる傾向にあります。最小要求スロット数は1、最大の物では3が存在します。

【お守り】

主に採掘で入手するアイテムで、防御力は一切ないが、スキル値が添付されているアクセサリーのような存在。基本的に最大2種類のスキルと最大で3スロットを備え、添付されるスキル種類は乱数で決定し、スロット数も乱数で決まる。(スロットが付く場合は添付されてるスキルの数値が減算されるという一定の法則はありますが)

尚、スキル数値にはスキル毎に上限が決まっており、更にプライマリスキル、セカンダリスキルという添付位置によってそのスキル数値の上限も変化します。

つまり、プライマリスキル+10が最大で付く可能性のあるスキルが複数存在したとして、それらが+10のまま二種類添付されることはない。あくまで例え話ですが、プライマリで+10が可能なスキルでも、セカンダリに付いた場合、最大が+5といったように調整されます。

攻撃力アップ+10のお守りは存在し、防御力+10のお守りも存在したとしても、攻撃力+10、防御力+10がついたお守りは存在せず、攻撃力+10&防御力+5が最大数値となるという意味です。(無論、防御がプライマリに入れば+10になり、攻撃がセカンダリに入れば+5となる)


【切れ味】

MHの武器には切れ味という概念があり、それが高いほど攻撃力が増します。更に一定の切れ味数値を超えると、堅い表皮のモンスターに足して攻撃しても弾かれなくなります。

ただし、切れ味はゲージとしてシステムに組み込まれているので、最大の切れ味時が例え高性能でも、その最高の切れ味を維持できるゲージが短ければ実用的はないといった解釈になります。尚、切れ味は攻撃をヒットさせる毎に消費されていき、砥石というアイテムを使うことで回復することが可能です。
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さて、検索でやってきてくれたMH初心者さんなど向けに注釈を書いたら、結構長くなってしまい、少々焦ってたりしてますが、ここからが本文です。

前回では、大剣の汎用装備を3つ披露しましたが、今回も前回同様に大剣の装備を書くのですが、今回は特定のモンスターに特化させたマイセット装備を3つ提案致します。


では、まずはコチラから。




防御力 [246→376]/空きスロ [0]/武器スロ[3]
頭装備:剣聖のピアス [0]
胴装備:ゴールドルナメイル [3]
腕装備:アカムトサクンペ [3]
腰装備:アカムトイッケク [0]
足装備:レックスUグリーヴ [3]
お守り:城塞の護石(耐泥耐雪+6) [1]
装飾品:重撃珠【3】、防音珠【1】、抗粘珠【1】×2、抜刀珠【1】、抜刀珠【2】×3
耐性値:火[12] 水[-6] 氷[4] 雷[-12] 龍[-8] 計[-10]

【発動スキル】
抜刀術【技】
心眼
破壊王
泥&雪無効
耳栓



装備品名の後ろに[3]といった具合表記されてるのは空いてるスロット数で、装飾品の行で【3】といった具合に表記されてるのは、その装飾品をはめ込むのに必要なスロット数です。


さて、こちらはボルボロス原種、亜種用に作った大剣向け装備です。武器が3スロ縛りなので、3スロ武器で火力上位を考えると無属性ヴォルガンツァー縛りということになります。

本来、大剣やハンマーの属性ダメージはあまり気にしなくてもよく、基本攻撃力が高く、切れ味ゲージも優秀なら無属性のほうが強かったりするのも事実ではあるんですが、このセット装備に関しては、そういう意味で無属性武器を担ぐのではなく、あくまで特定のモンスターに特化したスキル構成の装備を作るというコンセプトで作成し、更に原種と亜種、つまり弱点属性の違う二種類のモンスター相手に兼用で使えるようにしておくという意味での無属性武器チョイスだったりします。

ウリは破壊王と泥&雪無効を付けつつ、抜刀会心に心眼、そして耳栓と、ボルボロスに対して有効なスキルを付けきってまとめたところではないかと思っています。

特に近接で部位破壊をしようとすると、泥攻撃で泥ダルマにされてしまうのが、かなりウザイので、それを無効にしつつ、破壊耐久値が高い頭を破壊し易いように破壊王と心眼を付けてるので安定感抜群です。

破壊王のスキルに関しては、部位破壊攻撃にボーナスダメージが付くという効果は逆を言えば、部位破壊を完了してしまえば死にスキルと化してしまうという人も多いのですが、それは確かに正解ではあるんですが、要点はもう少し実戦面に置くべきで、そのポイントは部位破壊が終わるタイミングです。

極論、全ての部位破壊が終わった後など、相手は死にかけ寸前みたいな状況に近いし、そこからの戦闘時間なんてたかが知れてるので、さっさと部位破壊を済ませるのに役立つ破壊王はそれほど無駄ではないとcocは考えているのです。

特に破壊耐久値の高い部位を持つモンスターには有効度は高いかなっとね。

身内の中でのマルチならともかく、野良マルチなんかでは部位破壊終わってないのに、倒してしまうような場合もありますしw

あと、単純に部位破壊を進めれば、イコールで弱体化が進むわけだし、結果的にそのスキルが死ぬ時間帯があっても、有用性は失われてないという解釈です。

無論、これはあくまでcocの考え方ですけどね。


といった風に破壊王スキルへの考察を含めた流れのまま、次の装備です。




防御力 [262→390]/空きスロ [0]/武器スロ[1]
頭装備:ゴールドルナキャップ [3]
胴装備:ファルメルSペット [3]
腕装備:アカムトサクンペ [3]
腰装備:アカムトイッケク [0]
足装備:アカムトケマル [1]
お守り:【お守り】(耐泥耐雪+7,耐寒+9) [0]
装飾品:耐粘珠【1】、重撃珠【1】、抗粘珠【1】、抜刀珠【1】、抜刀珠【2】×3、耐寒珠【1】
耐性値:火[11] 水[-1] 氷[5] 雷[-9] 龍[-10] 計[-4]

【発動スキル】
抜刀術【技】
破壊王
火属性攻撃強化+1
泥&雪無効
耳栓
寒さ無効



こちらは、1スロ武器縛りの対ベリオロス装備です。

大剣向けですので、ベリオロスの弱点属性は火ですから、武器は火属性の輝剣リオレウスという選択になります。ちょうどスロット1ですしね。

で、こちらも対ベリオロスに特化した攻防のバランスを考えた装備です。

先ほどの破壊王の話の流れのまま、こちらにも破壊王を付けている理由は、やはり部位破壊イコールで弱体化という意味合いが強いです。

特にベリオロスは両翼の破壊を完了してしまえば、かなり弱体化するので、部位破壊後に死にスキルとなるというデメリットは殆ど相殺されるといっても過言ではないでしょう。

更に、攻撃面では火属性強化と抜刀会心を加えてるので、更に部位破壊が早く行えます。

そして、戦うフィールドが凍土という環境なので、寒さ無効も付けてあり、万事抜かりなしなスキル構成です。個人的に結構気に入ってる出来栄えです。


では、本日最後の装備です。



防御力 [204→352]/空きスロ [0]/武器スロ[2]
頭装備:剣聖のピアス [0]
胴装備:ファルメルSペット [3]
腕装備:ユニクログローブ [2]
腰装備:ユニクロリングベルト [2]
足装備:レックスUグリーヴ [3]
お守り:【お守り】(気絶+8,毒+7) [0]
装飾品:防音珠【3】×2、耐毒珠【2】、制絶珠【1】、耐寒珠【1】×3
耐性値:火[-9] 水[-2] 氷[7] 雷[1] 龍[0] 計[-3]

【発動スキル】
心眼
毒無効
気絶確率半減
高級耳栓
寒さ無効



ベリオロス同様、凍土限定モンスターでもある(特殊クエスト除く)ギギネブラ用の装備セットです。

ギギネブラといえば、やはり一番ウザったいのが毒攻撃なので、その毒を無効にするのをコンセプトの中心におき、堅い表皮を考慮し、心眼もつけてあります。

ただ、武器が2スロ縛りで、切れ味を考慮し準弱点属性(本弱点属性は火)の龍の煌黒大剣アルレボ推奨のセットとなっています。

白物(切れ味ゲージが最高領域の白ゲージ)のアルレボを担ぐのに、心眼は必要ないんじゃっという突っ込みどころがあるのですが、白から青へと切れ味が消費した時に砥石を使えるタイミングを作れない場合も考慮しての心眼です。いうなれば横着ですねw

ただ、全体として、対ベリオロス装備と比べると完成度は低いです。

本当は風圧無効と破壊王も組み込みたかったんですが、どういう組み合わせでも無理でした。破壊王は付けようと思えば付けられたんですが、すると1/4の確率で被ダメージが130%になる【悪霊の加護】というマイナススキルがどうしても発動してしまうので、断念しました。

ちなみに気絶確率半減というスキルは意図したものではなく、それ以外の4スキルが固まった後に、何かあと1つくらい付けれないかと考え、拾い上げたスキルです。

なので、この装備は満足度でいうと、100点満点中、40点といったところですね。


さて、今回取り上げた装備の中、そしてスキルの中で特筆すべきはやはり【破壊王】でしょう。

上述したように、部位破壊が完了してしまえば死にスキルになってしまうというのは全くの正論で、大正解なのですが、それは局地的な観点のみで語った場合において、死にスキルになっているというだけであり、部位破壊を少しでも早く完了することで生じるモンスターのモーション劣化(弱体化)が1回のクエストの全体を通して考えた場合、どれほどのメリットがあるかということまでは言及していません。

少しでも早く弱体化させることで、討伐時間はもとより、被ダメージ量を減らすことにも繋がるだろうし、単純にいえば戦い易くなるのだから、総合的に考えれば有用性は低くないという考え方をcocはしています。

ですので、単純に部位破壊後は破壊王というスキルがダメージソースに一切乗らなくなる死にスキルだという結論の置きかたは、正しくとも机上の空論に近い正論かなっと思ってたりするわけです。

特に今回取り上げたベリオロスなんてのはその顕著な例で。部位破壊することで、プレイヤーに圧倒的有利な流れになるのですから、その有利を引き寄せる餌として破壊王のスキルポイント10は決して高い買い物じゃないぞっと思う次第なのであります。

ま、これも1つの考え方、それも1つの考え方。それが個性でこれが自由度ということです。

それでは、マイセット披露第二弾はこれにて。次回は勿論第三弾として、今度は大剣以外の装備を取り上げてみようと考えてます。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女のモンスターハンター探険記 Vol.128

久しぶりのMHP3テキストです。テキストは久しぶりですがプレイに関してはほぼ毎日プレイしています。

プレイ時間は780時間となり、自分史上モンハンプレイ時間の最長記録を絶賛更新中です。

現状のプレイ段階は、色々な武器を楽しんでるといった感じですね。

今のところ、大剣、ライトボウガンが主力で、それ以外にハンマー、ガンランスがサブ的な位置で、それ以外にも太刀、双剣、ランスも使い出しました。

大剣でのプレイには流石に飽きがきてますが、モンハンの良いところって、武器を替えると別のゲームのように楽しめたりするところがあるんで、新鮮な気分で遊べてたりしてます。

あと、各武器に合わせた防具一式を作るのも楽しいですね。

MHP3には装備にマイセットという機能がありまして(WinのFやWiiの3にもあったやつです)装備一式をそこに登録しとけば、1ボタンで全て着替えることが出来るんです。

このマイセット、MHP3ではさらに便利になってて(現状のFはどのようにアップデートされてるのか知らないのでFの初期の頃としか比較できません)、MHの装備品にはPS2のドスから導入された装飾品というのが嵌め込めるようになっているのです。

つまり、RPGではおなじみのソケット武具に石をはめ込むという感じです。(MHではソケットをスロットと呼称します)

武器、防具には固有のスロットが1~3個開いてまして、そこに装飾品を嵌め込んでいくのです。で、この装飾品には、例えば攻撃+2という効果ついていたとしますと、5個嵌め込めば攻撃+10となり、攻撃力アップのスキルが発動するという仕組みです(MHのスキルは+にしろ-にしろ1段階目は10で発動し、スキルによっては15、20で効果が上がっていくものがあります)

なので、武器は火や水といった属性、攻撃力に大きく影響する切れ味、そしてスロット数を考慮し、防具は、防具そのもににデフォルトで設定されているスキル種、スロット数などを考慮し、発動させたいスキルを調整していくといった装備作りを楽しめる要素もあるわけです。

で、スキルの有用性は、武器がが変れば勿論のこと、プレイスタイルによっても変化します。

ちなみに、cocさんのメイン武器である大剣を使用する場合、【聴覚保護】と【心眼】【風圧無効】という3スキルを軸にします。

cocさんのプレイスタイルの核は"攻撃の機会を増やす事がクエストを通しての総火力を上げる"というものと、それと同時に"部位破壊出来る武器を背負うなら、部位破壊を優先する"という2つです。

【聴覚保護】というのはモンスターが咆哮を放った時に、耳を両手で塞ぐという無防備な硬直時間を無くす事ができるスキルで、【風圧無効】は羽ばたきなどの動作で生じる風圧を受けた際に怯んでしまう硬直時間を無くす事ができます。

大剣で部位破壊といえば、やはり尻尾切断が花形的な行動だと思ってますので、モンスターが咆哮を放ってる間に動けるということは、逆にいえばモンスターが動きを止めてる時に動けるという意味になり、尻尾に攻撃を加え易くなりますし、羽ばたきを頻繁に行うモンスターを相手にした場合、風圧を無効にできれば、モンスターの着地にあわせて、好ポジションを取りやすくなるのです。

そして、それらは部位破壊を狙う時だけでなく、常にそれらの行動を妨げる効果から逃れ、攻撃機会を増やすことになります。

【心眼】も、その効果は硬直時間を無くすのが一番の目的です。【心眼】というスキルは堅い表皮を持つモンスターを切りつけた際、刃が弾かれてしまうのを防ぐスキルです。この弾かれるか、弾かれないかというのは近接武器をやる上でかなり重要で、弾かれモーションはかなり大きな隙が生じてしまうのです。

斬り付けてにいって、弾かれ、うわ!っとって感じで、仰け反ったりしてる弾かれモーション中に反撃を食らうというのはとても痛いのです。ですが心眼を付ければ、それを100%防ぐ事が出来ますので、モンスターのすぐ近くで無防備な硬直時間を晒すことなく、攻撃が出来ます。

尚、弾かれると、与えるダメージにマイナス補正が掛かる仕組みになっているのですが、心眼スキルでその弾かれモーションをキャンセルしてたとしても、切り付けた場所が弾かれる場所なら、モーションこそ通常ですが、与えるダメージにかかるマイナス補正はそのままです。あくまで弾かれモーションという硬直時間を無くすのみに作用するスキルが心眼スキルなのです。

この3つのスキルを軸にするのがcocさんのスタイルなのですが、これが正解だ!とかは言いません。プレイスタイルによって導き出される正解はいくつもありますからね。逆に言えば局地的且つ瞬間的火力に拘るプレイスタイルの人からすれば、上述の3スキルは全く無用でしょう。

咆哮も風圧もスキル以外に防ぐ手立てはありますし(簡単ではありませんが)心眼も弾かれないところだけを終始狙って攻撃すればいいわけですから、そんなのをつけるくらいなら、純粋な攻撃力に還元されるスキルを優先すべきだという考え方もあります。

それが個性であり、自由度というものです。なので、あくまで上述の理由でcocはこの3スキルを軸にしているというだけです。

では、ここでcocさんがマイセットに登録している装備一式を記載しておきます。



防御力 [280→424]/空きスロ [0]/武器スロ[2]
頭装備:日向・覇【鉢金】 [3]
胴装備:ザ・ボススーツ [2]
腕装備:日向・覇【篭手】 [2]
腰装備:レックスUフォールド [3]
足装備:日向・覇【袴】 [3]
お守り:龍の護石(聴覚保護+4) [3]
装飾品:剣豪珠【3】、防音珠【3】×2、防音珠【1】、防風珠【1】、短縮珠【1】、防風珠【2】×3
耐性値:火[12] 水[-3] 氷[-8] 雷[-1] 龍[-9] 計[-9]

/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/

【発動スキル】
集中
心眼
風圧無効
高級耳栓

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装備品名の後ろに[3]といった具合表記されてるのは空いてるスロット数で、装飾品の行で【3】といった具合に表記されてるのは、その装飾品をはめ込むのに必要なスロット数です。

尚、お守りというのは、RPGで言うところのアクセサリーで、採掘で入手できるアイテムです。

この装備のコンセプトは正に上述のとおり、心眼、高級耳栓、風圧無効を組み込むという汎用性がテーマです。

武器が2スロット縛りなので、2スロット空いてない武器は担げませんが、大剣の白物(切れ味ゲージが最高の白ゲージを有してる武器)は2スロなので、汎用性という意味ではそれほど縛りはキツくないと思います。

心眼と白物を混ぜる意味がないという突っ込みどころがあるのですが(白ゲージでは殆ど弾かれなくなる為)、白ゲージでも弾かれるモンスター、または部位が存在するのも事実で、それらも考慮して、着替えなくても全部のモンスターを相手に出来ますよっという物臭な裏コンセプトがあったりするのですw

では、次。



防御力 [222→357]/空きスロ [0]/武器スロ[2]
頭装備:剣聖のピアス [0]
胴装備:ファルメルSペット [3]
腕装備:アカムトサクンペ [3]
腰装備:ガンキンSフォールド [3]
足装備:ディアブロUグリーヴ [3]
お守り:龍の護石(聴覚保護+4) [3]
装飾品:防音珠【3】×2、抜打珠【1】×2、抜刀珠【2】×3、抜打珠【3】
耐性値:火[3] 水[-6] 氷[-4] 雷[0] 龍[-8] 計[-15]

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【発動スキル】
抜刀術【力】
抜刀術【技】
心眼
高級耳栓

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こちらも、上記同様、白物大剣縛りですが、風圧無効が必要のないモンスターを相手にする時用の汎用装備です。

ウリは抜刀術【力】抜刀術【技】という大剣の定石戦法である抜刀斬り時にその攻撃が必ず会心攻撃になる抜刀術【技】と、本来は打撃武器でしかスタミナを削れないところ、切断武器である大剣でも抜刀攻撃時にスタミナが削れるようにになる抜刀術【力】のダブル抜刀スキルを付けているところですね。

では最後にもう一つ。



防御力 [242→373]/空きスロ [0]/武器スロ[0]
頭装備:アカムトサクイマキ [2]
胴装備:ファルメルSペット [3]
腕装備:ドボルSアーム [2]
腰装備:アカムトイッケク [0]
足装備:インゴットSグリーヴ [2]
お守り:城塞の護石(風圧+2) [2]
装飾品:抜刀珠【1】、抜刀珠【2】×3、防風珠【2】×2
耐性値:火[-1] 水[-2] 氷[1] 雷[-3] 龍[-8] 計[-13]

/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/

【発動スキル】
抜刀術【技】
破壊王
風圧無効
耳栓

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これは心眼を抜いて、高級耳栓から耳栓へとスキルのグレードを下げ、更に武器の縛りを無くしたタイプのものです。咆哮には大と小があり、大は高級耳栓でないと防げませんが、小なら耳栓で防げます。高級耳栓を発動させるには+15のスキルポイントが必要ですが、耳栓なら+10で発動します。そうして節約したスキルポイントを破壊王という、部位破壊可能部位に攻撃を加えた際、与ダメージにボーナスが付くスキルを付けてあります。

武器縛りも無いので、対象の弱点属性に合わせた武器を担いでいく時の汎用装備です。

こういったように、使う武器、プレイスタイル、活用用途などにあわせて、スキルを調整して、自分なりの至高の装備一式を考え製作していくというのもモンハンの楽しみ方の1つです。

で、冒頭に書いたように、使う武器を変えれば、必要なスキルはガラっと変ってきますし、その武器の特性を活かす為の装備作りの思案で、また楽しみが増えていくというw

ま、そんなわけで、何で急にこういうことを書き出したかと言いますと、45種類まで登録できるMHP3のマイセットが全て埋まったんですよ。なので、折角それだけ作ったんだから、そこから抜粋しつつ、テキストにネタに還元していこうじゃないという企みなのですw

つーことで、これからもちょくちょくこういった主旨のテキストを放り込みますので、興味ない方には先に謝っておきますね。ごめんさいさい♪

じゃ、まぁそういうわけで、今夜もまったり狩りに出かけるcocさんなのでした


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女の掌にPSP Vol.40

3月の24日にPSPで発売されてた【ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション】を何気に遊び始めていたんです。

携帯電話向けにリリースされた本編のその後を描いた【ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還】の全シナリオも収録され、さらに今回PSP版に移植するにあたって、【本編】と【THE AFTER 月の帰還】を繋ぐ部分の新シナリオも追加されてるとのことだったの、その本編以降の部分を遊んでみようという目的の為に遊び始めたんです。

しかし、いざプレイしようという壇になったときに、そういえば本編も随分前に遊んだきりで忘れてる箇所が多いし、ならば折角だし本編を最初から遊んでいきますかって感じでプレイを開始したんですが…

ラストダンジョン突入時点で、何故か急激にプレイ意欲が薄れ放置w

で、6月下旬くらいに知り合いが、たまたまSFC版の4を遊び出したので、その時に放置していたのを思い出し、それでもすぐには再開の意欲は湧かず、なんとか今日、そのプレイ再開へ重い腰を上げたという状況だったのです。

ですが、どうもLVが足りない臭い…。ってかHPが足りない臭いのです。

意図的に低レベル進行とか早解きをしてたわけじゃないんですが、結果的に少し急ぎ足だったようで、ラスボスに辿り着いたものの、明らかにHP不足で…、攻略云々以前の状態な感じだったのです。

たしか、ラスボスってHP勝負だった覚えあるんですよ。

魔法や召還にはカウンターが発動しますから、リフレクの反射を使う手も有るんで、そのリフレク作戦をしようと思ったのですが、準備する間も絶えれず全滅w

特にビックバーンっていう攻撃に耐え切れませんでした。

シェル固めとリフレクの二重反射でいけば、いけなくもないかなっと思ってはいるんですけど、シェル固めする前に終わってしまいますw

ちなみに現状のPTステータスは以下です。

セシル:LV:58/HP:4056/MP:238
ローザ:LV:57/HP:2978/MP:478
エッジ:LV:56/HP:3300/MP:184
リディ:LV:54/HP:1927/MP:480
カイン:LV:58/HP:3871/MP:0

GBA版以降から、最終決戦の前にPTメンバーのチェンジができるようになったそうなで、このPSP版も同様にキャラチェンジ可能ですが、敢えてオリジナルメンバーで挑みました。(ギルを連れて行くいう無謀への誘惑に散々悩みましたがw)

上述したようにあれこれと戦法を調整していけば、勝てなくもなさそうではあるんですが、いかんせんHP的に序盤のターンであれこれと動けないという状態ですから、やはり素直にLV上げをしに戻るのが得策のような気がします。

しかし、ラスダン…。道程が長いんですよねぇ。

戻って、また最深部までいくのが…激しく面倒^^;

うーん、折角再開したのに、これでまたプレイ意欲が…w

つーか、プレイの目的だった翌日譚部分は何時になったらプレイできるのだw(ちなみに本編をクリアしなくても【THE AFTER 月の帰還】はプレイ可能です)

とりあえず、一旦戻るなら、中ボスは全て撃破したんだし、対ラスボスでは全く不要なリディアをヤンに交換してこようかな(HP目的で)

でも、5人生存してたら、ケアルガの回復量が目減りするし、やはりリディアは死亡要員として連れて行ったほうがいいかなぁ。

ってか、同じ死なせるなら、いっそギルを!?とかなんとか考えたりもしてるんですが、やはりどんどんプレイ意欲が薄れていくw

そもそもLV上げするにしても、どこが適当なのか検討がつかないんだよね。(ラスダン直前で放置してしまったことでモンスター分布に関して忘れてる)

ラスダンは出入りが面倒だから、回復に戻るのも邪魔くさいし。

ま、そんな感じでドンドン再放置へのフラグが完成していくのでしたw

果たして【THE AFTER 月の帰還】を始めるのはいつになることやら…っていう感じの、なんともしまりの悪い状況なcocさんなのでした。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2187 梅雨は明けても、モヤモヤは晴れないまま…

今回は、前回のレコーダーのトラブルについて顛末となります。

結論からいえば、一先ず正常に動作するようになりました。

しかし、原因の特定はできていません。

大体の予想。つまりネットで拾い上げた情報を加味して考えた原因の特定は3つくらいにまで絞り込めてはいます。

・通常起動でなく、高速起動にしていた為に不具合が出た。

・なんらかの影響で番組表データが正常ではなくなった。

・フォームウェアの更新後、初期化してなかった。

大体この3つの内のどれかかなって考えてます。

【通常起動でなく、高速起動にしていた為に不具合が出た】

これに関しては多数、不具合発生の報告が各所に上がっており、どうも、高速起動時ではなく、高速起動時から、高速シャットダウンに入る際に、問題が出易いようです。つまり予約録画の為に高速で起動し、録画が終わったあと、電源が落ちるわけですが、その電源を落す時に、高速起動モードだと正常な電源の落とし方にミスをしてしまい、それが原因で多様な動作不良を巻き起こす…らしい。とか。

けど、これは罠過ぎるなぁ。だって通常起動モードだと、電源押してから動かせるまで1分くらい掛かるんですよ。みなさんのところのレコーダーもそんなに鈍臭いの?これが当たり前なの?

まぁ、でも今回の不具合の原因だったかもしれないので、今後は通常起動モードオンリーで使っていくことにしましたので、あの鈍臭さには慣れるしかありませんが…。

【なんらかの影響で番組表データが正常ではなくなった】

これもネットで情報を集めてた際に、頻繁に目にしたものなんですが、何でも番組表データの取得にミスることがあるらしく(個人的にはアンテナレベルの低い地域での問題じゃないのかなっと思ってたりもしますが)一度受信したデータがミスで、その時点の番組表で録画予約を入れてしまうと、正常な番組データが受信した際に、予約録画はしてあるのに、番組表にも予約録画のタスクが表示されてるのに、録画されないという現象もあるようです。

この場合、受信した番組データが後に変更されたらアウトということでなく、あくまで内部的に正常か否かという違いらしく、見た目(番組表の記載データ)のデータの差異が原因になるものではないそうです。

で、cocさんは一週間分、まとめて予約を入れてたんで、その予約した時点で、特定の日時以降の番組表のデータが内部的に正常なものではなかった為に、予約録画が不完全になってしまった(予約時間に電源は入るものの、録画はされず、録画時間が終わっても電源が落ちないという現象)可能性があるかもしれません。

これが原因だったと仮定した場合としての対処方法として、1~2日後程度の録画予約しか入れないようにするということにしました。(それくらいしか被害を減らせる方法がないと思われるので)

【フォームウェアの更新後、初期化してなかった】

どのレコーダーでも同じだと思うのですが、最初にセッティングする際に、初期設定をしてから、フォームウェアやソフトウェアの更新データを取りにいきますよね。

で、そのあとはどうしてますか?

もしかしたら、メーカー、機種によっては、それらの更新でーたを正常に反映させる為に、再起動なり、なにかしらの動作を要求されてたりするのかな?

で、RD-BZ700では、それらの更新データを取りにいったあとは、何も指示が出なかったんです。出なかったんだから、それで良いんだろうと思ってましたが、どうもネットの情報の中では、更新データを取りにいったあと、つまりフォームウェアを更新する度ごとに、工場出荷時の設定に一旦リセットして、再度初期設定をしたほうが良いといった情報が幾つかありました。

………初期設定からやり直しかよ!w

なんか、激しく面倒な端末じゃん。

けど、これが原因だった場合のことも考え、今後は更新データを受け取る度に、工場出荷時にまでリセットし、初期設定からやり直すようにしようと考えてます。石橋を叩いて云々という意味でね…。

そんなわけで、今回はこの3つの内のどれかが原因であっただろうと推測し、高速起動モードだったのを通常起動モードにして、本体の設定を初期化して、再度初期設定を行った結果、正常に動作するようになりました。

しかし、更に深刻な場合、つまりこの症状が再発し、上記の3つの対処方法でも改善しない場合は、HDDの初期化という行程も視野に入れておかないといけません。
工場出荷時にまでリセットするという場合は各種設定がリセットされるだけで、HDDの中身は関係ありません。しかし、それでもダメならHDDに手を加えることになりますから、そういった最悪の事態を考慮して、HDD内に置いておいた、視聴前のデータはほぼ全てDBD-RWにコピーしてPCに移動させました。(PC側のHDDの容量確保に大苦戦しましたが…)

今後もなるべくHDDに貯めない様に、視聴が間に合わないデータは録ってすぐくらいの勢いでPCに移して、今回よりも酷い具合で症状が再発した場合に備えていくしかなさそうです。

尚、今回の不具合の原因で一番可能性の高いものだと思ってるものは【高速起動モード】ですね。

ただ、トラブル発生を認め、テストしてた時に、直近の短時間ニュース番組の予約してみたら、正常に予約できて、それでは問題ないねっと思ったその日の深夜の予約が動いてなかったというのもあったので、番組表データの所得ミスというのも可能性は高いかなっと。

つまり直近の短時間ニュース番組が予約録画できたということは、番組表が正常だったという意味になり、しかしその数時間後の深夜番組の予約が録れてなかったというのは、それを予約したのが数日前ですから、その時点で、その日番組データの所得にミスってた、だから、直近のニュース番組が取れたのは、その時には既に正常な番組表データになっていた為であり、数時間後に録画されるはずだった深夜番組が予約されたときとは正常じゃなかった。っという推論が出来たりするのです。

前回のテキストで書いたように7月5日火曜日の23:00以降の録画予約は全くもって全滅だったのです。この全滅だった予約というのは7月1日金曜日の23時頃に翌週の金曜日までの予約を全部入力したのです。

で、7月5日火曜日の23:00までは全て録画出来ていた、それ以降は(7月1日金曜日に予約した物は)全滅だった。このハッキリした症状が番組表データの異常を匂わせてるような気もするのです。

ちなみに直近のニュース番組の予約録画が出来たというのは、7月7日木曜日の22時頃です。で、ニュース番組は録画に成功した、しかしその数時間後に予約してた予約は失敗し、翌日の7月8日金曜日の予約も全滅だったのです。

つまり、7月7日木曜日の22時頃の番組表から予約した7月7日木曜日のニュース番組は録画実行され、7月1日金曜日時点の番組表から予約した番組は7月5日火曜日の23:00~7月8日金曜日の22時までの予約は全て失敗ということなわけです。

これらの事象材料を並べると、番組表データ取得ミスが濃厚ではありますけど、録画が入らない、録画終了時刻以降も電源が落ちないという、メカニカルな動作不良も同時に発生しているわけですから、高速起動が原因という線も消しがたいわけです。

ってかさ、何月何日の何時以降からとか、何日の何時ごろは大丈夫だったとかを連続で書いてると、まるで時刻表サスペンスを書いてるようですねw

けど、残念なお知らせですよ。十津川警部はいくらまっても登場しませんからw

まっ。とにかく原因の特定は出来てないけど、正常に動作するようになりましたし、HDD初期化の憂き目になっても対応できるように下準備も完了しましたので、あまり釈然とはしませんが、ひとまず一件落着といった感じでしょうか。

ってか、こんな落着なんて、ふざけんな!って感じでは大いにあるんですが…。

それでは、ま…、そんなわけで、おつかれさまなcocさんなのでした。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2186 どういう心情か詳細に理解も解説も出来ないけど、生々しく泣きそうな自分とそれを堪えようとする自分とのせめぎ合いな夜。

先日、とうとうTVが死にました。

見ている最中に突然電源を落ちて、それ以降、完全に沈黙。

通電ランプが点灯しないし、キャビネットに耳を引っ付けて耳を澄ませてみても、通電している際に聞こえる、微かな"ジー"っという音もしなくなっていましたので、電源周りが永眠のトリガーになったようです。

まぁ、10年超で使ってた物なので、天寿を全うしたということになるんでしょうね。

その後、知り合いからTVを頂き…、ほんとすいませんっという気持ちで一杯ですが、その方のお陰で無事にTV環境は復活を遂げました。

ってか、ブラウン管のアナログTVから液晶のデジタルになったわけですから復活というより、進化ですね。

しかし、そんな束の間…、五月の末にどうにかこうにか無理をして買ったレコーダー。東芝のRD-BZ700というレグザレコーダーに問題が発生しました…

そして、その問題はこのテキストを書いてる段階で全く改善されていません。

その問題というは"予約録画したものが録画されない"という現象です。

録画予約を入れ、録画予約リストにも反映されていた物が予約されません。

予約録画開始時刻になると、電源が入ることは入るのですがREC状態になりません。ただ電源が入るだけ。そして予約録画した番組は1分を録画されないまま、更にその予約録画の予約リストが一覧に残ってるのです(削除はできます)

この症状が発生したのが7月5日火曜日の23:00以降です。その時間までの予約録画は正常に行われているのですが、それ以降は、つまりこのテキストを書いてるのが3:55 2011/07/08ですから、それまでの間に入れてた録画予約は全て取れてません。

異変に気付いたのが、7月6日の22:00頃です。中途半端な時間にレコーダーの電源が入ったままになっていたので、それで調べたら、前日からの予約録画が行われてないという事が判明。

しかし、初めてのトラブルなので、単純に何かミスでもしたのかと…、深く考えずにリモコンで本体の電源を落とすことしかしてませんでした。このとき、予約一覧をチャックはしてたのですが、火曜日、水曜日の録画予約がリストに残っているという事実は見落としてしまい、その時点(水曜の22:00頃)で本来録画中である番組の予約がキチンと入ってるということだけ確認しただけだったのです。

ちゃんとセットしてあるのに、なんでかなぁ?って程度で深く追求はしませんでした。

しかし、木曜日で事態は深刻な状態になってるということに気付きます。またもや録画出来てない。予約一覧を見ると、火曜日の23:00以降の予約が尽く録画されてないという現実に、ソレが深刻な状態であるということを呑気なcocさんに告げていました。

で、散々首を捻りつつ、レコーダーを予約設定周りを見直しても、異常の原因となるような項目は発見できず、仕方ないので実験だ!ということで、直近の6分ニュースを予約してみたんです(54分から始まるニュース番組あるっしょ)

すると、正常に予約録画できたんです…。

あれれ?

それじゃこの2日間の異常は?

でも、目の前で予約録画成功しちゃってるし…(目の前という表現が通常録画を連想させるかもしれませんが、あくまで予約録画としてテストしてます)

こうなると、やはりたまたま不調だったのかなっと、治ったのかなっと、ちょうど眠くて眠くて思考するのも面倒なくらい眠かったので、治ったということにしておいて、コテンっと寝ちゃったのです。

で、深夜2時頃に目が覚めて、レコーダーをチェックしてみたら、また録画出来てない…。

ふざけんな!東芝。購入して一ヶ月で予約録画が出来なくなるようなレコーダーって意味無いじゃん!なんなの!?どういこと!?醤油こと?

それから、急いでネットでRD-BZ700の情報を捜索。すると、どうやら予約録画に失敗する問題が多発するレコーダーのようで…。

そんな情報の多さに愕然としつつも、落ち込むだけの状態に陥るのはまだ早いです。かといって、確実な解決方法は見付かってませんが、これからHDDに録画してある番組を全てDVDに焼いて(正常にダビングできるかどうかは現時点でまだ未確認)HDDを初期化してみようと考えてます。

ただ、厄介なのが、手持ちのDVD-RWが2倍速なんですよ。なので焼くのも時間がかなり掛かってしまいます…。おそらく30時間分のデータをダビングしないといけないので…。

そして、手持ちのDVD-RWは10枚しかありませんので、ダビングしたものは、PCの方に移さないといけません。

かなりの時間をとられることになります。

そんな苦労の果てにHDDの初期化をしても治らなければ、東芝のサポートに電凸です。ゴルァ!ってな勢いで叱り付けてやる予定です。

にしても…、いまから確証のない復旧作業に入っていくわけではあるのpですが、やっぱ気分的に後悔というのがどうしても浮かんできますね。けどレコーダーを買い直す予算なんてありませんから、どれほど後悔しても無駄ではあるんですが…。

ま、とりあえず作業に入ることにしまする…。

ではまた…


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2185 自分の中の封印が解かれたかのような勢いです。

既に各所で落胆、悲観、激昂。そして色々な揶揄で弄られまくってるガンダムの新作TVシリーズ【ガンダムAGE】の様々な残念さが一気に消し飛ぶニュースが飛び込んできました。

それは、なんと!【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】のアニメ化プロジェクトが公式にアナウンスされたのです。

それは…願望として、それは強く望んでいたものの…、恐らく無理だろうと勝手に色々と理由を付けて諦めていた夢でした。

30余年前に、ガンダムというアニメは世に生まれ、以来数々の続編、派生作品が製作され、今日をもってして、産業にまで発展したガンダムの勢いは目を見張るものがあります。

しかし、時の流れは残酷で。いかに名作であると、別格であると、神格化されてはいるものの、初代ガンダムのアニメ映像は流石に古臭く、近年のアニメ技術に目が慣れてしまってる中で見直せば、やはり粗が目立ちます。

そして、そもそも【機動戦士ガンダム】という作品は未完成というか、志半ばで製作を終えてしまってる作品でもあるところが、ファンにとって残念な部分でもありました。

この"志半ばに…"というのは、低視聴率で打ち切りになっていたとか、スポンサーが倒産したから云々というデマとは関係ありません。

特に低視聴率での打ち切りというのは完全にデマであり、放映当時のメインスポンサーであったクローバーという会社が倒産したことは事実ではありますが、それが作品の未完成さに直接影響してるわけではありません。

要は良くある話なのです、時間、お金、人が足りない。加えて絡んでくる大人の事情ってやつです。

なので、初作は製作側が納得できる形で終わった仕事ではありませんでした。

無論、世に存在する映像コンテンツの中で心底納得しきってから世に出された作品など有るのか?という、そもそもの根源的な疑問を無視してるわけではありません。

殆どの作品が納得しきれないまま、大人の事情で世に出てしまってのが大半です。ですから、ガンダムが特別不遇であったというわけではないでしょう。

しかし、特別に不遇ではなかったにしろ、ガンダムは望む望まないとは別の次元でファンの手によって特別な作品へと押し上げられました。

特別な作品になってしまったガンダムにとっては、その特別ではない不遇は特別な不遇へと置き換わり、長年ファンに嘆かれてきました。

しかし、ガンダムというアニメ作品の流れは、その不遇に手を入れることなく、寧ろタブー視される向きもあり、結局後に多方面で発表された初代ガンダムのスピンオフ企画のような媒体で(漫画、プラモデル、アニメ雑誌、プラモ雑誌など)その多くの未完部分を補完してきました。

ルウム戦役然り、一年戦争前夜然り、ザビ家の真相然り。

それらのついでといっては何なんですが、初代ガンダムの世界観をベースに作られた各設定の中から新たなキャラクター、新たなモビルスーツ、新たな戦線とその戦史などが生まれ、MSV(モビルスーツヴァリエーションの略)として、プラモ媒体で大成功を収めました。

このMSVの成功が、後に初代ガンダム及びその続編にあたるZやZZの世界観をベースにOVAが作られる下地となり【0080】【0083】【MS小隊】といった傑作が生まれることにも繋がりました。

こういったように、ファンの熱量に後押しされる形で、初代ガンダムと正当な続編と称されるZやZZ、逆襲のシャアなどに代表されるUCシリーズ(宇宙世紀という同一の世界観で描かれる長編サーガという意味合いも持つ)は、初代の残した未完成な箇所を穴埋めしてきたわけですけど、その決定版とも言える作品が、雑誌を新創刊させてまでという無茶なやり口でスタートしました。

それが【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】です。

初代ガンダムのキャラクターデザインやメカなどもデザインした安彦良和氏自ら、初代ガンダムを描きなおすという仕事に首を縦に振ってくれたことに加え、自身のキャリアの最後になるかもしれない仕事としてガンダムを選んだという氏の決断に、角川書店はその安彦さんの為だけに、今から10年前に【ガンダムA】というコミック月刊誌を創刊しました。

俗にいうところの"安彦エース"の誕生です。

で、その誌面で連載された【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】は、正に真のオリジナルと呼べるような出来栄えで、アニメの初代ガンダムで出来なかったこと、後に抱えることになった矛盾、そして未だかつて掘り起こされてなかったエピソードの追加など、テンコ盛りな内容です。

その【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】が今月号のガンダムA誌上でようやく最終回を迎えたのです。当初では5年で最終話までいくと予定されていたのですが、丸々倍の時間が掛かってしまいました。しかし、それだけ内容の濃い作品になったということです。

正直言いまして、【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】が連載されて以降、私の中では【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】が正史であり、アニメ版初代ガンダムは、禿げドM富野の悪ふざけという位置付けに変りました。変わり果てました。

まぁ、正史か否かという考えに固執するのはどうかとおもいますけどね。

現にUCシリーズ以外はガンダムじゃないというスタンスの人もまだまだ多いみたいですし。ちなみに私も以前はそっち派でしたが、今はそういう固執は消えました。ガンダムという素材を使って描くアニメ作品という枠組みを楽しめばいいじゃないかっというスタンスになってます。

しかし、それはUCシリーズの長編大河ドラマ的な要素を否定したり、ガンダムという素材さえ使ってれば何でも楽しめてしまう大らかさを有するようになったいうわけではありません。

やはりガンダムという素材を使う限りに於いて、それがガンダムでなければならない、ならなかったという必然を感じれる作品に仕上がってないものには拒絶反応が出ます。(そういう観点から、未だにGガンダムだけは眼中から外してます)

そして、UCシリーズは好む好まざるに関係なく、長編大河なのです。

この長編大河というスタイルは非常にしんどいものです。設定を構築、分解、再構築を繰り返し、総合的に作品を管理監督していかなければならない手間が生じます。

ですが、ガンダムはUCシリーズを続けることで、自ら長編大河の道を歩みました。ならば再構築は必要です。

ところで、若干話は逸れますが、この長編大河路線を自ら歩んだ富野監督は、その管理、監督を放棄する為なのかどうかは知りませんが、【∀ガンダム】と【劇場版Zガンダム】を使って、2度までも長編大河としてのUCシリーズのガンダム史を破壊しにかかりました。

個人的に、この行為は禿げがどのような理屈を並べて、それを正論だと主張しようとも、許される行為だったとは思いません。

ファンに支えられて30年。産業にまで発展し、多くの人が金銭的にも潤ったはずです。現に富野氏の完全な独り善がりで支離滅裂、脈絡乱脈な原作小説も、ファンに支えてもらったからこそ、内容の完成度とは余りにも不釣合いなほどの部数が売れてきたわけですし。

そういった今までのファンの支持に感謝どころか、ファンが支えてきたものを破壊するという行為に出たわけです。しかも二度もね。まるで1度目の【∀ガンダム】に対して受けた批判の快楽が忘れられずに、とうとう我慢できずに同じ批判を受けたくて【劇場版Zガンダム】を作ったのではないかと思うほどです。ドMなだけにね(彼の場合、真性のドMだそうですが)

尚、この2度の破壊行為というのはUCシリーズというガンダム戦史のそもそもの根幹を破壊し、戦史の繋がりをめちゃくちゃにしてしまう行為でした。

で、更に話が逸れますが、こういった長編大河とは逆の姿勢を取りつつ、長年シリーズを重ねてきた作品があります。マクロスです。

マクロスの河森正治監督曰く、マクロスというのはマクロス世界で起こった史実を元に作られた劇中劇、劇中作品であるという設定で、長編大河の構築、分解、再構築、管理監督という手間を回避しています。TV版のマクロスは史実を元に作られたTVドラマという設定で、劇場版はその史実から20周年を記念して作られた劇中作品という位置付けです。

まぁ、このスタンスは当時、上手く屁理屈を並べたものだなっと。だから大人ってやつは…なんて風に思ったりもしましたが、数ある手段の中の1つしてはありでしょう。ただし、その手段が好きか嫌いかというなら、個人的に嫌いではあるんですが。

けど、だからといって、そんなことが劇場版マクロスの素晴らしい出来栄えに水を差すようものではありません。それはそれ、これはこれというわけです。

さて、少しづつ話を戻していきましょう。

上述のようにマクロスのような屁理屈で長編大河路線を回避するという手段も1つの好例として存在するわけですが、30年余年も経ってから、いきなりそんな大河なんて存在しません。そんなの嘘です。宇宙世紀暦?アフターコロニー暦?なんですかそれ?ガンダムZZ?そんなのありましたっけ?なんてことを言い出すのは、あまりにもやり口が姑息で卑劣で破廉恥というものです。

30年支持してきたファンに舌を出し、中指立てて、ヨダレ巻き散らかして高笑いしてるかのようでもあります。

まぁ、それがあの禿げの性癖ならどうしようもありません。老いれば理性のタガが緩み、退行現象も起きると言いますから、そういう異常者みたいな掌返しが彼の本質だったのでしょう。

方や、もう一人のガンダムの産みの親である安彦良和さんは、正々堂々とガンダムと向き合い、長編大河としてのガンダムの原点を描きなおす決断をしたわけですから、そりゃ安彦さんの方が正史としてみるのが当然の成り行きです。

で、実際に【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】が連載され、読んでみたら完全に虜です。本当に真剣に書いてくださってるのです。どこかの異常者みたいな悪ふざけでまた一儲けという感じは微塵もありません。真摯に正攻法。辛辣に分解、巧みに再構築。ここまで本気で描いて頂けるとは…っと連載開始当初は大変驚いたものです。

ですから、【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】のアニメ化はずっと待望し熱望し、渇望してきたのです。

しかし、相次いで届く初代ガンダムに出演されていた名優の方々の訃報。余りにもキャラが立ち過ぎて、その方の声でしか、そのキャラは成立しないだろうと思ってしまってるが故に、ORIGINのアニメ化への思いは絶望の色合いに染まっていきました。

けれど、サンライズは動きました。ここまで巨大な産業に発展したガンダムに関して、新作シリーズの製作やOVAの製作には精力的に動いてきたにも関わらず、初代ガンダムに関しては殆ど手を加えることはなかったサンライズが、確実に当時のファンから出るであろう批判を覚悟してサンライズが初代ガンダムのリメイクとして【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】のアニメプロジェクトを公式に発表したのです。

出るであろう批判というもに関しては、仕方ないと思ってます。初代とストーリーの繋がりが変化している。声優が違うなどなど、初代との違い問いただせば幾つも突っかかる箇所はみつかるでしょう。そのアニメを見る方の全てが、初代ガンダムとストーリの繋がりかたに若干の違いがあり、時系列が少し違うといったことになった経緯、事情。そもそもORIGINが目指す、新たなオリジナルの完成というコンセプト、つまりは構築、分解、再構築という過程を経て生まれた作品であるという理解はしていないでしょう。だから単純に昔のと違う!っと拒絶反応する方も居るでしょう。

ちなみに故人となられている声優さんの問題については、個人的に見る側の作品に対しての評価の照準をキチンとリセットする必要があると考えてます。声優の違いというだけで評価を分けてしまぅて良い作品なのか否かの判断基準を誤らないようにしないとなりません。

で、サンライズは初代ガンダムに関してはそういった問題に絡みたくないという部分もあったと思うんです。だから今まで極力触ってこなかった。

けど、ガンダムシリーズの根幹であり、ガンダム産業を支える土台ともいうべきUCシリーズに関して、肝心な要だった"はず"の富野氏があんな風で、安彦さんがあそこまで真剣に初代ガンダムを10年掛けて再構築したのを見せられては、傍観者では居られないでしょう。っというか、そんなの仁義が通りませんよ。(産みの親のもう片方の片割れの禿げは仁義も何もあったもんじゃありませんが)

ですので、【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】がアニメ化された後に、アレだとZや逆襲のシャアとの繋がりがおかしくなるよ。とか、モビルスーツのテクノロジー設定的に、開発年代が食い違ってくるよ。とか。初代ガンダムの時と、戦線の推移や時系列が入れ替わっていたり、あの人の初登場は、あの戦線の物語が終わってからだったはずでしょ。とか、そういう疑問が生じたら、全て【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】が正史であると理解し飲み込んでください。

じゃ、初代ガンダムの位置付けはどういうこと?って思った場合には、マクロスの河森正治監督よろしくといった感じで、あれは史実を元にドM禿げが描いた独り善がりで支離滅裂、脈絡乱脈な原作本を多くの人が手直しをして、どうにかこうにか見れるような物語に仕上げた結果に生まれた富野訳ガンダムであると理解し飲み込んでください。遠慮は要りません。禿げは自ら自分の作ってきた長編大河は嘘っぱちでしたと、テロを決行済みなので、そんな身勝手な独善者に義理を立てて通す仁義なんて無いでしょう。

っとまぁ、まだアニメ化が決定しただけで、それが何時私たちの目に届くようになるのか、そして媒体は映画なのか、TVシリーズなのか、それともOVAなのか、はたまたWEB配信専用なのかは一切明かされてないというこの段階で、これだけの文章を書いてしまうのですから、古くからのガンダムファンの熱量の奇異さというのは気色の悪いものですね。

けれど、本当に嬉しいのです。夢中になって愛して、信じてきたのに、「今までのは全部嘘でしたー。」っとヘラヘラとにやけた禿げに辻斬りをされた傷の深さというのはどれほどのものだったか…。けれど、果報は寝て待てと言ったように、その傷の痛みを内に閉じ込めてやり過ごしてきた今になって、これ以上ないという吉報が舞い込んできたのですから…、主人公アムロ・レイの言葉を借りるとすれば、正にこれこそ「こんなに嬉しい事はない」ってやつです。

∀のテロから始まった古参ファンの忍従の旅は、その時から10余年経ってようやく報われるのです。

大袈裟を承知言うならば、生きてて良かった…っと、そんな風に思ってしまえるほどです。

これもひとえに、最終回までキチンと描ききってくださった安彦先生のお陰、【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】の為だけにガンダムAを創刊し、刊行し続けてくれた角川書店のお陰、そしてその安彦先生の意思に賛同してくれたサンライズの方々のお陰です。言葉足らずはどうしても否めませんが、けれどやはり、どうしてもこの言葉しかありません。

「ありがとう」

さて、古参ファンの気色の悪い熱量の気味の悪さ一色に染まってしまったテキストですが、ここまで読んで下さった方も十分気味の悪い方だと思うのです。言うなれば同類でしょう。いや、この場合は同士でしょうね。ならば同士さん、【機動戦士ガンダム THE ORIGIN】のアニメの完成度が向こう30年先にも通用するような出来栄えになるように一緒に祈ってくださいまし。そういう熱量が今日のガンダムを支えてきたとも言えるのですから。

それでは、そのアニメ化が実際となる日が来るのを心待ちにしつつ、今回はこれにて終わる事にします。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2184 相変わらずです


また半月ほど更新が止まってしまいました^^;

意地にならずに、書ける時に書いたら良いじゃないかっというスタンスに切り替えると、こうも自堕落な更新ペースになるのかと自分でも呆れ返ってます。

つーことで恒例の近況報告です。

この二週間の間、何をしていたかと言いますと、主にDVDを見てましたw

放送当時、確か5話目くらいでビデオ録画をミスってしまい、一気に追いかけるモチベーションが消えてしまって、追々DVDでまとめて観ようと思いつつも、観ようという衝動にスイッチが入るキッカケがなく、長々と鑑賞をスルーしていた【機動戦士ガンダム00】と、存在はずっと意識してはいたけど、やはり鑑賞のキッカケがないまま放置していた【創聖のアクエリオン】をようやく制覇しました。

で、ここで感想を長々と書きたかったのですが、良くも悪くも、それほど語るべきほどの作品ではありませんでした。勿論、個人的な見解としての評価です。

【00】は【SEEDシリーズ】がUCシリーズの美味しいところを掻い摘んだリメイクなら、【00】はXやWをベースにしたリメイク作品のような感じがしました。

なので、そんなに酷くもなく、普通に楽しめるアニメでした。そして劇場版も見たのですが、そのガンダムらしくない内容に賛否が激しいそうですが、ここでも私見としては「まぁ、別にこういう展開でもいいんじゃね?」という感じです。

先頃発表されたガンダムの新シリーズ【ガンダムage】の酷さと比べれば…、00なんて、全然ガンダムとして成立してますよw(無論、劇場版も含め)

【age】はもう…、語ることすら、批判することすらどうでもよくなってしまうくらいの…ねw

で、【アクエリオン】です。結構期待してたんです。でも期待する方向性が全く違ってました^^;

もっと、シリアスな感じの神話偶像的SF長編活劇みたいなものだと勝手に思い込んでたんですw

そしたら、いわゆる"マジメに真顔でバカみたいなことを真剣にやってみる"系だったから、かなり肩透かしを食らってしまいました。

まぁ、ソレ系も嫌いではないんだけど、ちょうどそういうのを見る気分じゃなかったんですよね。なので、あのユルイ展開を自分の中で消化するのは苦労しましたw

なんでもOVA版の方はTV版の緒設定を踏襲しつつ、シリアスな展開で再構築したパラレルなアクエリオンらしいのですが、そっちは、また機会があれば…。


さて、近況その2。cocさんの主食でもあるゲームについてです。

MHP3は知り合いのログイン率も急激に落ちてきて(大体400時間前後で主だった部分を遊び尽くす頃ですしね)、cocも残すところは、モンスターの体長記録の更新、つまり最小金冠、最大金冠の更新だけとなってますので、それほど熱心に時間を割いて遊んではいません。

っても、初作、ドス、トライ、フロンティア、MHP2、MHP2Gとシリーズは6タイトル遊んできましたけど、MHP3のプレイ時間が最長となっています。

現時点で703時間になりました。今まで遊んできたシリーズでは、先ほども書きましたけど、主だった部分を遊びきる頃が大体400時間前後ですので、それくらいのプレイ時間で引退という感じでした。

正直なところ、自分でも700時間はビックリですし、まだ継続して遊んでるんですから、更に延びていきそうですw

MHP3では、今まで遊んできたシリーズよりも多くの武器に手を出してるので、飽きがまだきてないんです。メインが大剣で、そっちは出撃回数800を超えてますから、流石に飽きたというか、面白みを薄まってますが、それ以外にもライトボウガン、ハンマー、ガンランス、狩猟笛を積極的に使ってるので、色々と違った刺激を楽しめるのです。

特に今作はライトボウガンがかなり強くなってるので(ヘビィの存在が空気になるくらいw)、サポートにまわって良し、火力重視でいっても良しと、かなり使い勝手が良いです。

ですが、流石にソロプレイは楽しくなくなってきてますので、知り合いがログインしてないときは、【信長の野望 天道】で遊んでたりもしてました。つい昨日、もう何度目か判らないですが、天下統一を果たしたところです。

次はオリジナル武将で一家作って、それらをどこかの大名家に仕官登録してからゲームを始めて、大名に隠居を選ばせ、家督をその作成した一家に継がせて、大名家を乗っ取って遊んでみようかなw

ま、つまりのところ、ゲーム的には空白期間なんです。今週末と来週末に1~2日程度行われるWizardryOnlineの単発的クローズβテスト後、継続して長期間遊べる(それがオープンβか正式サービスなのかは今のところわかりません)状態になれば、ヘビーローテンションタイトルはWizardryOnlineに確定しますので、それまでの繋ぎみたいな時期なのです。

っとまぁ、ダラダラとDVDを見て、ダビングして、モンハンやりつつ、天道で国盗り物語に興じてたりしてたら二週間経っておりました…いう感じです。

そして、WizardryOnlineが始まれば、またかなりの期間、更新が滞ると思います^^;

だって、内容がめちゃくちゃ好みなんですもん。トレハン重視で良くか、PKKのギルドに参加して正義ごっこしようか、真逆にPKギルドに入ってみようか?などと、ワクワクしまくりの日々なのです。

そんなわけで、相変わらず、相変わらずなままのcocさんなのでしたw

それでは今回はこれにて。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2183 WizardryOnlineを遊ぼうと思ってます





さて、今日の話題は表題のとおり【WizardryOnline】です。



6月中旬からクローズドβテストが行われ、その参加申し込みをしてあったんです。で、参加権の当選(っていうほど競争率は高くないと思うけどw)をしたんで、β開始後に遊んで見ようと思ってます。



で、なんで食指が動いたかっていうと、そりゃまぁ…wizだからってってのが大きいのですが、作ってる人らのwiz愛ってのが、ちょっと強く感じれたので、期待していいかなっと。



だって、キャラロストに即死トラップなども盛り込むって言うんですもんw



オンラインゲームでキャラが死亡したら、キャラロストっていうのは珍しいっしょ。ディアブロ2のハードコアルールのサーバーくらいしか思い当たらないし(cocが知らないだけで、他にも色々あるかもしれません)



勿論、死亡したら、即時キャラロストではありませんよ。そこはwizのルールどおりに蘇生も出来ます。そして、wizルールどおり、蘇生に失敗したら、ロストです♪



その仕様を盛り込んだのに、更に倍率ドン!って感じ硬派な要素が加わってます。



なんとPK有りですw



キャラロストがあるのに、PKありなんですw



やっべぇぇー!殺伐としまくりじゃんw



まぁ、まだPKのルール。つまりPK可の状況、PK不可の状況などの細かい仕様はわかりませんし、そこらへんはβでユーザーのレポートなどを参考に調整していくでしょう。



なんでも、5/28、5/29に負荷テストを行ったそうなんですが、その時点では街の中でもPKが可能とかどうとかw



まぁ、あくまでそれは負荷テストの為に容易されたサーバーで、厳密に正式版ルールに準じた仕様で動かしていたかは大いに謎ですので、街でもPK可というのが仕様なのかどうかはまだ分かりません。



そういった部分も含めて、6月中旬から行われるβテストで煮詰めていくんでしょう。



それと、ゲームシステムですが、既存のwizの様な完全なるコマンド選択式のRPGではなく、多少のアクション要素が加わってます。まぁ公式サイトを見る限りでは、そんなに本格的なアクション化ではなく、あくまで簡易的なものでしょうね。



基本的にFPS視点のリアルタイム操作でダンジョンを探索していくゲームですね。あとは基本的にwizを踏襲するでしょう。



とりあえず、PKとキャラロストの二つの大きな軸がこのゲームの大きな魅力になるでしょうね。PKといっても、単純に喧嘩をしかけても意味ありませんから、狙う場合はどこで、どのタイミングで仕掛けるかが肝でしょう。



ダンジョンの中で待ち伏せて、ヘロヘロに弱ってるPCを待ち構えたり、宝箱の近くに潜んだりとw



まぁ、そこらへんは初期のUOみたいな感じになって面白そうです。



あと、キャラロストは脊髄反射で拒絶反応が出る人も居るでしょうけど、裏を返せば長期プレイヤーの優位性は一瞬で消しさることも可能なわけですから、ベテランプレイヤーと新規プレイヤーの財力の差が埋まらないというジレンマは随分と変化すると思います。



ま、UOのフェルッカルールでのプレイや、ディアブロのハードコアルールなどで遊んだ事のない人には、PK容認、キャラロストの可能性有りというルールはデメリットばかり思い浮かぶでしょうけど、実際遊んで見ると、物凄く緊張感あって、やばいくらいにアドレナリン出まくって面白いですよw



あと、PK容認、しかもキャラロスト有りという環境ともなれば、案外死なないもんです。注意深く行動しますからね。



リスクが無ければ、死ぬという結果に重要性がさほどないので、無茶な行動をしたりして、一種の賭けみたいなことを繰り返しやってしまいがちですけど、ハイリスクともなれば早々軽はずみな行動はしないもんです。



まぁ、まだβも始まってないタイトルですから、あれこれと細かいことはこれ以上書けませんし、どうなるかもわかりません。



けど、結構期待しているcocさんなのでした。



それでは、また次回です。






*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

乙女日記 Vol.2182 ったく、もう…

あら、珍しくの連日更新?いよいよ本格的に更新ペース復活?

否。いや…、ここで"否"というのもおかしいけど、まぁそんな前向きな理由での連日更新となったわけでなく、昨日のテキストの続きというか、性懲りも無く増えた新しい溜息について書いておこうという次第です。

さて、昨日のテキストで出てきたAVCRECという障壁について、現状の環境において結論がハッキリでました。

レグザで録画したフルハイビジョン画質のデータをAVCRECという方式でDVD-RWにダビングしたあと、それをPCで見ることは基本的に不可能ということになりました(厳密には可能にする方法はありますが)

ここで、おさらいをしておきますね。

まず、地デジ放送には、コピーワンスやダビング10といったコピーを制限する信号が混ぜられています。コピーワンスは1回のみ。ダビング10というのは9回までコピーをすることが出来ます(元データも10の内の1と見なされる)

これらのコピー制限の信号を総じて【CPRM】といいます。厳密に論理分解すれば、それをCPRMと総称するのは間違いだよという技術的な突込みが飛んできそうですが、一般レベルの日常レベルでの理解の範囲という意味においては、それらの総称がCPRMであると考えても、問題ないでしょう。

なので、コピーワンスやダビング10の信号が含まれている録画データをDVDやBDのディスクにコピーするには、そのブランクディスクがCPRMに対応してるディスクでないとコピーできません。

そして、そのコピーしたディスクを再生するにはCPRMの信号を読み取る事が可能な、つまりCPRMに対応しているドライブでないと読めませんし、CPRMに対応した再生ソフトがインストールされてないと見ることは出来ません。

ちなに、CPRMに対応したフリーの再生ソフトは恐らく無いと思われます。有料の再生ソフト、例えば【POWERDVD】うや【WinDVD】といった有名どころの最新版なら対応しているでしょう。

なので、CPRM対応のディスクとドライブとプレイヤー、そのどれが欠けていては通常の状態では再生できません。

再生するには、最低でもディスクとドライブ側がCPRMに対応してなければなりません(後述しますが、ドライブがダメでもやりようはあります)

で、ドライブで読めさえすれば、あとはフリーのCPRM解除ソフトなどを使って、CPRMの信号を除去した状態のデータをPCのHDDに取り込み、あとはその取り込んだデータを再生することで視聴が可能になります。

CPRMだけのことで、これだけ面倒なんです。

そして、今回の本題はAVCRECです。

そもそもAVCRECというのは何なのか?っという事から軽く書いていきますが、それはパナソニックや東芝のレコーダー(その他にもある)等に搭載されてる記録方式の一つで、本来ハイビジョン画質、つまりフルハイビジョンやHD解像度など色々な言い方をしますが、そういった1920×1080というフルハイビジョン画質の動画はBDにしかコピーできません。

通常のDVDのビデオソフトは720×480という解像度で収録されています。この解像度の違いがDVDとBDの一番の差でしょう。

しかし、AVCRECという規格を用いることで、本来はBD画質とも言えるフルハイビジョン画質(解像度)をDVDに収録してしまうという裏技的な手法だったりするのです。

勿論、厳密なところで、BD画質をそっくりそのままというわけではありません。けど技術的に講釈はcocにも上手く立ち回れそうにもないので、ここでは割愛します。割愛しますが、とにかくDVDにもフルハイビジョン画質がコピーできるというのがAVCRECだと理解してください。

そして、このAVRECには地デジにCPRMという著作権保護を目的とした信号が含まれてるのと同様にAACSと称される信号が含まれています。

つまり、地デジ放送をHD画質で録画した場合、そのデータにはCPRMとAACSという二つの制御信号が混入していることになります。

ですので、そのデータをDVDにコピーした場合、そのディスクを再生するにはCPRMとAACSの両方に対応したドライブが必要となってくるわけです。(プレイヤーも勿論ですが、読めさえすればそれらの信号を解除することは可能ですので、プレイヤー側の対応の有無は必須要項ではありません)

で、ようやく今回の結論ですが、cocさんの使ってるPCの光学ドライブはCPRMに対応はしていますがAACSには対応していません。

なので、せっかくAVCRECでフルハイビジョン画質で録画したとして、それをDVDにコピーしてもPCで見ることは出来ないのです。

唯一、フルハイビジョンの解像度を表示できるモニターがPCで使ってる液晶モニターなのですが、肝心のPCの光学ドライブでそのディスクが読めないとなると、レコーダーで録画したフルハイビジョン画質のデータはその解像度を存分に発揮して再生される機会がゼロということになるわけですw

解決方法は3つ。レコーダーに繋ぐTVをHDTVに買い換える。PC用の光学ドライブをCPRM、AACSに対応したBDドライブに買い換える。現状のPCの光学ドライプのドライバを自力で弄って、強引にAACSを読める風にしてしまう。の3つです。

前2つは出費が伴うことなので、自動的というか強制的に廃案となってしまいますので、残されてる道は3つ目に挙げた【光学ドライプのドライバを自力で弄って、強引にAACSを読める風にしてしまう】しかありません。

しかし、ハッキリいって、cocさんのレベルではちょっとリスク高すぎる…。(CPRM非対応のドライブもこの方法でクリアすることは可能)

ドライバを弄るという事は変な弄り方をしてしまえば、現状の機能さえ失われ、まともに動かなくなるというオチが待っています。

当然のように想定外のリスクが発生する可能性も高いです。

なので、それを"しない"という結論にした場合、レグザで録画した番組はSD画質でしか再生出来ないという着地になってしまいます。

やれやれ…ですねw

CPRMだとかAACSだとか、なんでそんなものに左右されなきゃいけないんでしょうね…。

家庭内視聴に著作権法の圧政が関わってくるなんて、何か明らかに間違ってる気がします。

そうそう、コピーワンスの酷さって凄いらしいですね。

コピーワンスって1回のコピー(厳密にはコピーは許されずムーブのみ何ですが)だけしか出来ないんですが、ディスクにコピーしてる段階でエラーが発生した場合(光学メディアへのオーサリングでは珍しい現象ではない)、普通ならコピーしなおしでしょ。

でもコピーワンスはそれがエラーになろうが、関係無しに1回とみなして、元データも自動的にデリートされるそうですねwww

つまり、コピーワンスコンテンツをコピーする際に、エラーが出たら、手元に一片の欠片も残らないという…。そのデータがまだ見てない番組だったとするなら…w

にも関わらず、HDDレコーダーの説明書にはどのメーカーのにも【HDDへの記録は一時的な物とし、恒久的な保存場所とは考えないでください。大事なデータはなるべく早くDVDやBDディスクにコピーして保管してください】的な文言がしつこいくらいに書かれてるという…w

端末メーカーは早くコピーしろという。で、放送局はコピーに制限をかけまくるwww

あんたら、一体何がしたいのよ?w

で、使い勝手の悪さ、取り回しの悪さというデメリットは全部ユーザーに丸投げw

著作権を守るのも良いことですが、購入者の権利というかね、そういうの蔑ろにしすぎっしょ。

そもそも今回書いてることだって、そんなに得意なことを書いていませんよ?

レコーダーで録画した番組を別の再生機で見たいのですが?ってだけですw

たったそれだけのことに、これだけややこしいことになる。

一体、こんな風にして誰が得してるんですかね?

つーことで、表題の通り「ったく、もう…」っと新たな溜息を溢すことになったわけです。

なんかさ、こんなんなら、アナログ地上波とブラウン管TVとビデオデッキの時代のままでよかったよ^^;

そもそもさ、ブラウン管TV舐めちゃいけません。解像度が低いことが低画質であるということではありませんしね。ブラウン管TVでDVD再生してみてください。かなり綺麗ですよ。

綺麗な画質というのは、微細である必要性はなく、微細であることが汚さを浮き立たせてしまうこともあるわけですし。

ま、そんなわけで、レグザを買って嬉しいのは確かではあるんだけど、その嬉しさを実感するには色々と環境が追いついてないcocさんなのでした。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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